去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。指揮を執る署長・竜崎伸也は的確な指示を出し、謎を解明してゆく。だが、ノンキャリアの弓削(ゆげ)方面本部長が何かと横槍を入れてくる。やがて竜崎のある命令が警視庁内で問われる事態に。捜査と組織を描き切る、警察小説の最高峰。(解説・川上弘美)
※本作品は 2019年5月16日まで販売しておりました単行本版『去就―隠蔽捜査6―』の文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。

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隠蔽捜査 のシリーズ作品

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1~13件目 / 13件
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)
    660円 (税込)
    竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。保身に走る上層部、上からの命令に苦慮する現場指揮官、混乱する捜査本部。孤立無援の男は、組織の威信を守ることができるのか? 吉川英治文学新人賞受賞の新・警察小説。
  • 果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)
    660円 (税込)
    長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。容疑者は拳銃を所持。事態の打開策をめぐり、現場に派遣されたSITとSATが対立する。異例ながら、彼は自ら指揮を執った。そして、この事案は解決したはずだったが――。警視庁第二方面大森署署長・竜崎の新たな闘いが始まる。山本周五郎賞・日本推理作家協会賞に輝く、本格警察小説。
  • 疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)
    704円 (税込)
    アメリカ大統領の訪日が決定。大森署署長・竜崎伸也警視長は、羽田空港を含む第二方面警備本部本部長に抜擢された。やがて日本人がテロを企図しているという情報が入り、その双肩にさらなる重責がのしかかる。米シークレットサービスとの摩擦。そして、臨時に補佐を務める美しい女性キャリア・畠山美奈子へ抱いてしまった狂おしい恋心。竜崎は、この難局をいかにして乗り切るのか?
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)
    649円 (税込)
    警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。 この作品は『初陣ー隠蔽捜査3・5ー』文庫版を底本とした電子版となります。重複購入とならないようご確認下さい。
  • 転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)
    737円 (税込)
    大森署署長・竜崎伸也の身辺は、にわかに慌しくなった。外務省職員の他殺体が近隣署管内で見つかり、担当区域では悪質なひき逃げ事件が発生したのだ。さらには海外で娘の恋人の安否が気遣われる航空事故が起き、覚醒剤捜査をめぐって、厚労省の麻薬取締官が怒鳴り込んでくる。次々と襲いかかる難題と試練――闘う警察官僚(キャリア)竜崎は持ち前の頭脳と決断力を武器に、敢然と立ち向かう。 この作品は『転迷―隠蔽捜査4―』文庫版を底本とした電子版となります。重複購入とならないようご確認下さい。
  • 宰領―隠蔽捜査5―(新潮文庫)
    737円 (税込)
    衆議院議員が行方不明になっている。伊丹刑事部長にそう告げられた。牛丸真造は与党の実力者である。やがて、大森署管内で運転手の他殺体が発見され、牛丸を誘拐したと警察に入電が。発信地が神奈川県内という理由で、警視庁・神奈川県警の合同捜査が決定。指揮を命じられたのは一介の署長に過ぎぬ竜崎伸也だった。反目する二組織、難航する筋読み。解決の成否は竜崎に委ねられた! この作品は『宰領―隠蔽捜査5―』文庫版を底本とした電子版となります。重複購入とならないようご確認下さい。
  • 自覚―隠蔽捜査5.5―(新潮文庫)
    605円 (税込)
    畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚(キャリア)、大森署署長竜崎伸也だった――。七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。 ※本作品は 2017年10月19日まで販売しておりました単行本版『自覚―隠蔽捜査5.5―』の文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
  • 去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫)
    737円 (税込)
    大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。指揮を執る署長・竜崎伸也は的確な指示を出し、謎を解明してゆく。だが、ノンキャリアの弓削(ゆげ)方面本部長が何かと横槍を入れてくる。やがて竜崎のある命令が警視庁内で問われる事態に。捜査と組織を描き切る、警察小説の最高峰。(解説・川上弘美) ※本作品は 2019年5月16日まで販売しておりました単行本版『去就―隠蔽捜査6―』の文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。社会インフラを揺るがす事態に事件の影を感じた竜崎は、独断で署員を動かした。続いて、非行少年の暴行殺害事件が発生する。二件の解決のために指揮を執る中、同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂があると聞いた彼の心は揺れ動く。見え隠れする謎めいた“敵”。組織内部の軋轢。警視庁第二方面大森署署長、竜崎伸也、最後の事件。(解説・増田俊也) ※本作品は、2018年発売の単行本版「棲月―隠蔽捜査7」を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。
  • 清明―隠蔽捜査8―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    ※本作品は、2020年発売の単行本版「清明―隠蔽捜査8―」を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 大森署署長として功績を挙げた竜崎伸也は、神奈川県警に刑事部長として招かれた。着任後まもなく、東京都との境で他殺体が発見され、警視庁との合同捜査に。被害者が中国人で、公安が関心を寄せたため、事案は複雑な様相を呈してゆく。指揮を執りつつ、解決の鍵を求めて横浜中華街に赴く竜崎。彼は大規模県警本部で新たな重責を担うことができるのか――。隠蔽捜査シリーズ第二章、ここに開幕。(解説・吉田大助)
  • 探花―隠蔽捜査9―
    1,815円 (税込)
    神奈川県警刑事部長となった竜崎のもとに現れた、同期入庁試験トップの八島という男。福岡県警から赴任してきた彼には、黒い噂がつきまとっていた。さらに横須賀で殺人事件が発生、米海軍の犯罪捜査局から特別捜査官が派遣されることに――。次々と降りかかる外圧に、竜崎は警察官僚としての信念を貫けるのか。
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―
    1,760円 (税込)
    米軍から特別捜査官を迎えた件で、警察庁に呼び出された竜崎伸也。審議官からの追及に、竜崎が取った行動とは――(表題作)。竜崎の周囲で日々まき起こる、本編では描かれなかった9つの物語。家族や大森署、神奈川県警の面々など名脇役も活躍する、大人気シリーズ待望のスピンオフ。本書のための特別書き下しも収録!
  • 一夜―隠蔽捜査10―
    1,925円 (税込)
    神奈川県警刑事部長・竜崎伸也のもとに、著名な小説家・北上輝記が小田原で誘拐されたという報が舞い込む。犯人も目的も安否もわからない中、竜崎はミステリ作家・梅林の助言も得ながら捜査に挑むことに。劇場型犯罪の裏に隠された、悲劇の夜の真相とは――。累計330万部突破の大人気シリーズ、記念すべき第10弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

去就―隠蔽捜査6―(新潮文庫) のユーザーレビュー

同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    2018年(発出2016年) 428ページ

    今回も安定の面白さです。もはやおなじみのパターンではありますが、読み始めると一気に読めてしまうんですね。

    今作はストーカーをテーマに事件が繰り広げられます。
    警察庁による指示のもと、ストーカー対策チームを編成した矢先に、管内でストーカーによる殺人、誘拐...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    安定の面白さ。
    文句なしに面白い。
    竜崎サンの采配と行動に間違いはないのだー。
    で、決まりです。

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    Posted by ブクログ 2022年07月10日

    シリーズ6作目。大森署管内でストーカー事案が関係していると思われる殺人事件が発生。主人公の竜崎大森署長の采配で事件は無事解決、からの後日談回収まで。夏の週末の読書。

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    Posted by ブクログ 2021年12月20日

    主人公竜崎がとてもカッコ良い。こうありたいなぁ。と思ってたら、お世辞で、竜崎みたいでしたよと言われた笑笑。お世辞でも嬉しい

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    Posted by ブクログ 2021年06月17日

    先が気になるのでどんどん読み進みたいのにニヤリとする場面ばっかりで途中で何度も読み返しちゃう素晴らしい作品
    周りをどんどん信者にしてしまう竜崎には新たな敵役も必要にそして敵役もどんどんクセが強くなっていく!

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    Posted by ブクログ 2020年11月04日

    毎回ストーリーの凄さと、竜崎の人格と仕事ぶりに感動させられる!
    こんな上司、人間になりたいと思うが、、、確かに、変人扱いされるかも。。

    文句なしの星五つ!

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    Posted by ブクログ 2020年03月01日

    やっぱり一気読みしてしまった。
    今までのシリーズの事件より、ちょっと小さい事件だったけれど、身近な感じがあったのが良かった。
    竜崎と伊丹のやりとりがホント好き。

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    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    隠蔽捜査シリーズ第6弾。
    もったいないくらいあっという間に読み終えてしまいました。
    これはドラマにもなったものなのでドラマとの違いも感じながら読みました。
    相変わらずの竜崎伸也でした。
    ドラマより濃厚でほんとに面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2023年10月01日

    今回はストーカーからの殺人、誘拐、立てこもりです。
    事件の概要がわかった時点での上の者達の思い込みがヤバそうだなぁと出だしから感じる内容。
    案の定バタバタと事件は二転三転し男達のマウントの取り合いですε- (´ー`*) フッ

    また竜崎に恥をかかされたと思う輩が…
    次も懲りずにやってくるのかしら?
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    Posted by ブクログ 2023年08月31日

    【隠蔽捜査シリーズ6】安定の面白さ!

    川上弘美氏の解説もとても面白かった。
    川上弘美氏も今野敏作品にハマりにハマり、本書の『よろしき』ところを書いている。
    そして解説にシリーズの題名を散りばめるサービスまで♡

    さて、本書のテーマはストーカー。
    ストーカー対策を構築しようとしている最中、ストーカ...続きを読む

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