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鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。社会インフラを揺るがす事態に事件の影を感じた竜崎は、独断で署員を動かした。続いて、非行少年の暴行殺害事件が発生する。二件の解決のために指揮を執る中、同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂があると聞いた彼の心は揺れ動く。見え隠れする謎めいた“敵”。組織内部の軋轢。警視庁第二方面大森署署長、竜崎伸也、最後の事件。(解説・増田俊也)
※本作品は、2018年発売の単行本版「棲月―隠蔽捜査7」を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)
Posted by ブクログ 2023年10月01日
事件はコッテリ異動はアッサリ…
大森署のメンバーとのお別れです。
寂しい(꒪⌓︎꒪)
大森署最後の事件って分かってて読んでるけど。
ちょっとだけ感傷的になった朴念仁竜崎ですがやはり竜崎らしく神奈川へ旅立ちました。
お隣りだしライバル心剥き出しの東京×神奈川だから更に面白くなるとは思うけど。
いざ神...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月02日
シリーズもここまで読んでくると、登場人物の性格が読んでいて面白く、
「竜崎は、ぽかんとしてしまった。」
「竜崎は、呆れてしまった。」
という文言を読むたびに、心の中で笑って読んでました。正に竹を割った性格。
最後の移動の時の職員みんなの敬礼は感動しました。実際にこんな警察官がいて欲しいと望んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月09日
相変わらずです。水戸黄門のように最後に正義が勝つと分かっているのに、面白くて仕方ない。
読み進めるのがもったいなくて、なるべく意識してゆっくり読んでみたが、それでもダメで一気に読み進んだ。
竜崎伸也の原理原則には、サラリーマンとして毎回憧れる。だからヒットしてるのでは?とも感じる。
私の中では最高の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月04日
シリーズ7弾は大森署での最後の事件。竜崎に異動の噂が持ち上がり彼自身、ソワソワし始める。そんな所にサイバー攻撃と思われる事件と少年の殺害事件が発生し対応に追われていく、という内容。流石に第1部完、と銘打たれているように展開が面白く尚且つ竜崎自身の成長も伺える。原理原則をモットーに生きる彼だが少しずつ...続きを読む
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