棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)
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棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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作品内容

鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。社会インフラを揺るがす事態に事件の影を感じた竜崎は、独断で署員を動かした。続いて、非行少年の暴行殺害事件が発生する。二件の解決のために指揮を執る中、同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂があると聞いた彼の心は揺れ動く。見え隠れする謎めいた“敵”。組織内部の軋轢。警視庁第二方面大森署署長、竜崎伸也、最後の事件。(解説・増田俊也)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2020年08月07日
紙の本の発売
2020年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

書店員のおすすめ

同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)

棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫) のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年08月15日

    相変わらず気持ちの良いほどの原理原則主義。今回は、異動の内示が出そうな状況で、そこに不安と動揺を覚える竜崎。いかに大森署が居心地がよかったのか、人間関係が築けて安心して働けていたのか、普通の人並みのことを感じるようになっていた。そこに気づいて動揺する竜崎に、奥さんの一言「大森署があなたを成長させた」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月15日

    題材となる犯罪も変わっていく。現実に鉄道の運行管理を狙われたらえらいことなんだが。。
    スピーディーで無駄なく一気読んでしまった。
    今後のシリーズの展開はどうなるんやろー。

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    Posted by ブクログ 2020年08月02日

    今野敏の隠蔽捜査シリーズ第7弾
    私鉄と銀行のシステムダウンをサーバーテロと睨んで捜査し、大森署管内で起きた少年の暴行殺人も同時に捜査本部で指揮するキャリア官僚:竜崎伸也の活躍を描いています。
    今回も痛快無比!これぞ警察小説!!文句なく一気読みでした。
    しかも大森署からの異動辞令も・・・すでに次作が楽...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月30日

    今野敏『棲月 隠蔽捜査7』新潮文庫。

    シリーズ第7弾。安定の面白さ。痛快、爽快。世の中は新型コロナウイルス感染拡大に青ざめているのに、そんな嫌な気分を全て吹き飛ばしてくれる本当に面白い作品だった。

    相変わらず空気を読まずに至極真っ当な正論を振りかざし、大森警察署の署長業務に邁進する竜崎。竜崎のそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月17日

    もはや安定の「隠蔽捜査」シリーズ、9冊目。

    時をほぼ同じくして起きた鉄道と銀行のシステムダウンに事件の匂いを嗅ぎ取り所轄外へ捜査員を送る竜崎。
    それを上層部に咎められても気にすることもなく、自分を“怖いもの”に例えられてもピンとこない。
    ところが、その最中に伊丹との話で出た異動の話には珍しくうろた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月12日

    主人公の竜崎伸也署長の合理的、よけいなプライドに拘泥しない、それでいて部下の意見はしっかり取り入れる爽快な言動に尽きる小説。電車や銀行に対するサイバー攻撃と非行グループのリーダー殺人事件の二つに対するが、手慣れた文章で解決までの話が紡がれる。この「隠蔽捜査シリーズ」はなかなか痛快だ。今野敏の他の小説...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月11日

    棲月ってなんやろ、知らん言葉やな。かぐや姫?と思って読み進めた。どうやら造語で、そのまま月に棲むってことみたい。もはや誰も隠蔽しないので、サブタイトルが効いてくるわけです。竜崎は相変わらず竜崎で、戸高も出てくる上に今回はサイバー担当くんがでてくる!安定の面白さ。

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    Posted by ブクログ 2020年09月04日

    鉄道と銀行でシステムダウンが起こり、同時に18歳のギャングと称される玉井啓太が殺害される.竜崎は素早く捜査体制を整えたが、ハッカーの仕業と予測されるシステムダウンの件で、サイバー犯罪対策課から人材派遣を要求され、田鶴を当てた.玉井の仲間の事情聴取は納得できない点が多く、玉井に苛められていた芦辺雅人か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月02日

    ずっと読み継いでいるので、読むことにストレスが全くない。棲月という題は今までのとは少し違う語感の語なので、?と思っていたが、読んだらわかった。

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    Posted by ブクログ 2020年08月29日

    左遷で警察署長になったキャリア竜崎伸也。類いまれな指揮能力を発揮し、数々の難事件を解決してきた。部下に敬愛され、幹部たちを唸らせた大森署署長として彼が最後に対決するのは、姿の見えぬ知能犯。シリーズ第一部完結編。
    原理原則、そして合理的や効率化。組織が求める正論を組織を構成する人間の感情が邪魔をする。...続きを読む

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