同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)
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Posted by ブクログ 2024年03月02日
2018年(発出2016年) 428ページ
今回も安定の面白さです。もはやおなじみのパターンではありますが、読み始めると一気に読めてしまうんですね。
今作はストーカーをテーマに事件が繰り広げられます。
警察庁による指示のもと、ストーカー対策チームを編成した矢先に、管内でストーカーによる殺人、誘拐...続きを読む事件が発生。犯人は猟銃を所持している可能性がある。しかし、犯人の足取りを追っているといろいろ不可解な点が……
家庭では、美紀が婚約者の忠典がしつこいという。頻繁な電話やメール、待ち伏せなど。それに対して竜崎は、ストーカー規制法の対象になると言うが、果たして⁉︎
事件では弓削方面本部長が主導権を握ろうと、竜崎と真っ向から対立する場面があります。そして、弓削が竜崎のとった行動に対して特別監察を要請するのです。結末は想像がつきますが、そこに至るまでの過程がまた面白いですね。勧善懲悪ではありませんが、竜崎の自分はなんら間違ったことはしていないという信念と、周囲からの援護がスカッとしました。
竜崎が大森署長として活躍するのも残り1冊。寂しいです。
Posted by ブクログ 2023年09月18日
相変わらずの署長。忖度など全くせずに国のために我が道をひた走ってます。
最近は少し人の気持ちもわかるようになってさらに周りをたらし込んでいきますね。
大森署をいつか出る時が来てしまうとなるとさみしいですね。戸高とのやり取りが面白いので異動しないでほしいですね。
事件はストーカーからの殺人事件。思い込...続きを読むみは危険ですね。
あと解説を読んでいたら、今までの題名が散見されててあとどこに書いてあるかを探してしまいました。
Posted by ブクログ 2022年07月10日
シリーズ6作目。大森署管内でストーカー事案が関係していると思われる殺人事件が発生。主人公の竜崎大森署長の采配で事件は無事解決、からの後日談回収まで。夏の週末の読書。
Posted by ブクログ 2021年12月08日
久しぶりに隠蔽捜査、6冊目。大森署署長の変人・竜崎が冷静に事件を取り仕切る。女性が連れ去られ拉致されたとの通報。その女性は過去にDV被害を受け警察に相談に行ったことがある。もしこの女性が殺された場合、警察の失態が浮き彫りになる。さらにこの女性の同僚の相談相手が殺害された。この事件が一気に動く。SIT...続きを読む、機動隊も動く。事件解決後、この事件指揮について、竜崎が特別監察を受ける。竜崎と敵対する力との対峙も楽しめた。竜崎の娘の結婚問題、ストーカー、ストックホルム症候群、そして竜崎の妻・冴子の言動など見どころ満載。⑤
Posted by ブクログ 2021年06月17日
先が気になるのでどんどん読み進みたいのにニヤリとする場面ばっかりで途中で何度も読み返しちゃう素晴らしい作品
周りをどんどん信者にしてしまう竜崎には新たな敵役も必要にそして敵役もどんどんクセが強くなっていく!
Posted by ブクログ 2021年05月26日
今野敏「隠蔽捜査」シリーズ第8作目(2016年7月単行本、2018年12月文庫本)、長編集としては6作目だ。
今回も竜崎の的確な判断で殺人誘拐事件を解決するのだが、竜崎に反感を持つ第二方面本部長、弓削篤郎(ノンキャリア警視正)の姑息な訴えで特別監察を受ける展開になる物語だ。
大森署管内で24歳の服...続きを読む飾メーカーに勤めるOL寺川真智子が行方不明だと言う通報が母親から入る。母親によるとストーカーされていた高校の同級生の下松洋平24歳に会社の先輩の中島繁晴30歳同行で会いに行って行方不明になったという。そしてまもなく中島が刺殺体で発見される。
殺人誘拐事件として大森署に指揮本部が設置された。本部長は伊丹刑事部長、副本部長に竜崎署長がつき、田端捜査1課長が指揮、岩井管理官が殺人事件を、加賀管理官が誘拐事件を担当する。
容疑者下松洋平の父親が猟銃の紛失届を出しており、下松が所持している可能性があった。そして下松の所持する車が発見され、中で血痕が検出される。
そんな中、寺川真智子の携帯から寺川の友人に下松のマンションに拉致監禁されているというメールが届く。
すぐにその近くの場所に前線本部が設けられ、特殊犯捜査(SIT)の葛木係長が前線の指揮を取ることになる。下松が猟銃を所持しているという情報により現場には機動隊が派遣されていた。実は機動隊の指揮権は刑事部にはなく警務部になる。その両方の指揮下に入るのが方面本部で、ここで第二方面本部の弓削本部長が登場するのである。
弓削は伊丹の指揮下にありながら、機動隊の出動の指揮権は警務部の為、ここでは伊丹ではなく弓削にあると主導権を取ろうとする。このことが発端で 後で弓削の策謀による竜崎の特別監察問題となるのである。
時を同じくして警察庁よりストーカー対策チームを作れという通達が各所轄署に出されており、第二方面本部より大森署に催促が来ていた。他の所轄署からはメンバーの報告書が提出されていたが、竜崎は形式だけでは意味がないと大森署各課から選りすぐりの混成チームの作成を課長に指示し、候補の一人である生安課少年係巡査の根岸紅美28歳の課題解決に時間がかかってまだ報告出来ていなかった。
そういう時に殺人誘拐事件が発生したのである。誘拐されたとしている寺川真智子は以前に大森署の交番に下松洋平からのストーカー被害を届けていた。竜崎はストーカー対策チームに選出した根岸紅美にも指揮本部の捜査員として加わるように指示し、強行犯係の戸高刑事とコンビを組ませる。実はこれが事件解決の切り札になるのだ。事件は謎が多かったのだが、見事このコンビの竜崎への進言で一挙に謎が解けるのである。
事件の真相は、寺川がストーカーを受けていたのは下松ではなく中島で、中島を殺害したのは寺川だった。下松をストーカーで殺人犯で誘拐犯に仕立て上げ、下松のマンションで猟銃が暴発したことにして下松も殺害する計画だったと思われる。ところが実は下松の父親宅にあるはずの猟銃は無かった。そのため計画は次々と変わり下松のマンションにも籠城していなかった。このことの真実に気がついたのが戸高、根岸のコンビだった。
竜崎は前線本部で戸高からこの考えを聞き、すぐにSITの葛木に下松の部屋に誰もいないことを確認させ、下松の父親から真相を吐かせ、猟銃も売却したことが確認された。
現場には大勢のマスコミや野次馬がいた。竜崎は弓削に機動隊を引かせるように指示するも拒否されたため、自身の責任において機動隊の棚橋小隊長に撤退を指示する。このことが弓削の警務部長への進言で竜崎が特別監察を受ける要因になるのだ。
この物語は犯人の逮捕や事件の解明が主題ではない。勿論事件ストーリーの展開もまあ面白いのだが、犯人寺川の動機に納得いかない部分もあり、事件そのものの展開もなんか無理があるような感じで読み進めていたところがあった。
そんなことより抜群に痛快な話が折り込まれているのだ。竜崎の特別監察だ。
弓削の警務部長への進言により警視庁警務部長の梶洋太郎(50歳警視監)が竜崎と弓削、両名に言い分を聴き取り、後日監察結果の処分を下すことになる。そしてその日がやって来る。
結果は竜崎に一切処分の必要なしだった。弓削は梶に3つの点の説明を求めた。
(1)竜崎が独断で前線本部へ出向いた点。(2)現場近くで独断で記者会見を行った点。(3)警備指揮権を無視して機動隊と銃器対策レンジャーを撤退させた点。しかし全て藪蛇になるのだ。
前線本部へ竜崎が出向くことは伊丹部長が認めたと梶が伊丹に確認を取っていた。
独断で記者会見をした点については竜崎の何か言う必要があるという状況判断が正しいかどうかと言うことになるが、竜崎は元検察庁長官官房総務課長でマスコミ対応の専門家で判断は間違いないということになる。
問題は3つ目の機動隊の撤退命令の権限の点になるが、梶は棚橋小隊長から状況を聞いていた。小隊長は竜崎署長のおかげで恥をかかずに済んだと。撤収が早かったのでマスコミの攻撃がなかった。あのままマンションの包囲を続けていたら後で何を言われたかわからん。迷いもなく全責任を取ると竜崎署長が言ったことに感激していたと。
この展開がたまらないのだ。竜崎のまっすぐな原理原則の信念の行動が姑息な組織人間を打ち負かす。旧態然とした悪習や考え方に原理原則の考え方が打ち勝つのだ。毎回これがたまらないのだ。そして竜崎シンパがその都度増えていく。そして竜崎が復権することを予感させるラストシーンにますます次回作も見逃せない。
Posted by ブクログ 2020年11月04日
毎回ストーリーの凄さと、竜崎の人格と仕事ぶりに感動させられる!
こんな上司、人間になりたいと思うが、、、確かに、変人扱いされるかも。。
文句なしの星五つ!
Posted by ブクログ 2024年04月13日
今回は、上司であるが職位が下の弓削方面本部長とのトラブル。嫉妬、妬み、プライドからの周囲から見れば醜い争い。ぶれない竜崎署長からは大したことが無いかも知れないが、弓削本部長からは大ごと。最後はいつものように圧勝に終わるが、後味は良く無い。
家庭のトラブルは娘の恋愛。恋愛ごとは唐変木な竜崎署長でも素早...続きを読むく解決できたよう。
これで手持ちの隠蔽捜査シリーズは終了。寂しくなってしまう。
Posted by ブクログ 2024年02月20日
隠蔽捜査シリーズ第6弾。
もったいないくらいあっという間に読み終えてしまいました。
これはドラマにもなったものなのでドラマとの違いも感じながら読みました。
相変わらずの竜崎伸也でした。
ドラマより濃厚でほんとに面白かったです。
Posted by ブクログ 2023年10月01日
今回はストーカーからの殺人、誘拐、立てこもりです。
事件の概要がわかった時点での上の者達の思い込みがヤバそうだなぁと出だしから感じる内容。
案の定バタバタと事件は二転三転し男達のマウントの取り合いですε- (´ー`*) フッ
また竜崎に恥をかかされたと思う輩が…
次も懲りずにやってくるのかしら?
...続きを読む
上司は選べない…
うちの旦那さんも2、3年で異動しては晩酌でブツブツと文句言ってるなぁ笑
Posted by ブクログ 2023年08月31日
【隠蔽捜査シリーズ6】安定の面白さ!
川上弘美氏の解説もとても面白かった。
川上弘美氏も今野敏作品にハマりにハマり、本書の『よろしき』ところを書いている。
そして解説にシリーズの題名を散りばめるサービスまで♡
さて、本書のテーマはストーカー。
ストーカー対策を構築しようとしている最中、ストーカ...続きを読むー殺人事件が起こる。
原理原則主義、本音しか言わないステキな変人:竜崎伸也。そんな竜崎と真反対、面子と出世の鬼、弓削方面本部長がウザいウザい。
新キャラの根岸紅美は今後楽しみだ♡ 事件解決に、戸高と根岸ペアが貢献
竜崎さん、今回も見事でした。警察組織の縦割りとか根回しとか、上下関係、プライド、足の引っ張り合い…そんなものを竜崎さんに叩きつけてる奴らに読んでるこちらが、イライラしたりハラハラしたり。でも、どうやって解決するんだろう?なんて考えていると、あっさりスッキリ解決して行く竜崎さん。快感です
Posted by ブクログ 2023年01月14日
さすが、今野敏と唸らせる作品。まさに男の矜持。誰にも媚びずに、どこまでも論理性を追求するだけでなく、部下を信頼して任せることもできるこの竜崎に惚れ込んでいるのは、私だけではないだろう。
今回は、事件の意外性も楽しめたが、警察の硬直化した組織に行動を咎められたシーンでの、理路整然とした受け答えには、拍...続きを読む手さえしてしまう。誰が発言したかで変わる結論にウンザリしている、そんな私にはスカッとさせる一幕に大満足でした。
Posted by ブクログ 2022年07月29日
シリーズ第六作。スピンオフがニ作あったので、シリーズ第八弾となる。警察モノだが、派手なアクションシーンは無い。持ち前の正義感と合理性で、頭の固い警察幹部をやり込めるのが痛快。もはや隠蔽捜査は無いのだが、隠蔽捜査シリーズとされる。
Posted by ブクログ 2022年07月24日
元エリート警察官僚・大森警察署長・竜崎伸也
続発するストーカー殺傷事件対策チームが新設される。
その矢先、大森署管内で女性連れ去り事件、さらに殺人事件勃発。
ストーカーによる犯行が濃厚になる…
事件は意外な形であっさりと解決するが。
捜査の過程で竜崎は新任の第2方面本部長・弓削から反感をかって...続きを読むしまう。
さすが竜崎。原理原則、現場では担当者に任せて、責任はすべて自分が取るという姿勢をぶれずに貫く。
そんな姿勢に最初は戸惑いながらも、竜崎に心酔していく…
竜崎に反目する弓削は、竜崎への特別監察を申し入れる。
特別監察の担当となった警視庁警備部長・梶は聞き取り調査を進めていくが…
大森署員たちも竜崎の去就に…
竜崎のぶれない姿勢は素晴らしい。
Posted by ブクログ 2022年07月05日
隠蔽捜査シリーズ第六弾。警視庁と警視庁本部からの指示により、各署にストーカー対策チームを発足される。その矢先、女性が姿を消し交際相手と思われる音が殺害される。容疑者はストーカーの可能性が高い。
またまた、竜崎署長にたいし、弓削方面本部長が対立していく。
Posted by ブクログ 2022年04月22日
竜崎シリーズ6作目。そろそろ飽きるかとおもったんですが、そんなこともなく、一気読みでした。
娘の美紀に一芝居うつシーンがお気に入りです。
戸高、野間崎管理官との絡みも良いですね。
Posted by ブクログ 2022年03月03日
「隠蔽捜査」シリーズの第6弾。今回はストーカー殺人がテーマだが、結局ストーカーは誰で、犯人は誰かということで竜崎署長がまたまた現場で活躍する。
正しいことを正しいと言え、警察官僚にありがちな組織主義や忖度を排する小気味よさがスカッとする。現場からも厚い信頼を得て、最後の特別監察もお咎めも転勤もなし。
Posted by ブクログ 2022年02月03日
相変わらずの竜崎署長でした
ストーカーの事件は、違和感が常にあり、いつ解消されるのか楽しみだった。
事件が解決して、残りのページには何が続くのかと思った。
ちゃんと話が着地して、読後感が良かった。
奥さんも素敵。
Posted by ブクログ 2022年01月01日
今回も大森署に厄介な事件が発生します。
その事件が解決をみた後の話が特に面白かったです。
シリーズ全体で竜崎の本気・本音が乗り移っているとしか思えない爽快さを感じてしまいます。
それとぜひ、冴子さんを主役にした話を読みたい。
結婚秘話とか結婚前の冴子さんのこととか。お願いします。
Posted by ブクログ 2021年11月23日
監察の竜崎がさすが。
正しいことをしたという自信が揺るぎないから、発する言葉に説得力と重みがある。
最後は必ずスカッとさせてくれるので安心して読めるのもいい。
Posted by ブクログ 2020年09月26日
ストーカーをテーマに、ちょいとスパイスを効かせた事件にしてあるところが面白い。
まぁ、なんと言っても相変わらず竜崎署長の鋭い感覚と合理的思考であらゆる事が、スッキリ片付く事が、気持ち良く、次作を期待させるのだ。
Posted by ブクログ 2020年09月22日
大森署管内でストーカーによる殺人事件と誘拐事件が発生。時、まさにストーカー対策班を編成しようとしていた矢先の出来事。一方、家庭内では娘の美紀と交際中の忠典の間に秋風が吹き始めて…。しかも忠典の行為がエスカレートしてストーカーっぽい様相を呈してきたとの問題も絡んで物語は進行します。
最終的には誘拐事...続きを読む件は戸高の活躍もあって無事犯人確保へと至ります。事件そのものはやや小粒といいますか、立てこもっているかもしれない場所に実は犯人がいなかった、というまさかの展開はありましたが、犯人に迫る醍醐味がちょっと少なかったので、その分星ひとつマイナス。
とにかく本作は第二方面本部長の弓削がうざいですね。隠蔽捜査5.5「自覚」ではそんなに面倒な人物ではなかったように見えましたが、本作では面子や体裁にこだわる姿が目立ち、典型的なキャリアの悪い見本かと思いましたが、改めて読み返してみるとノンキャリでしたね…。
で、その弓削の策略もあって、竜崎は特別監察の対象になりますが、監察結果が妥当なものでほっと一安心。やはり見ている人は見ているものだと溜飲が下がる思いです。機動隊小隊長の証言もいいですね、「宰領」のSTSのセリフと同じニオイを感じました。
時同じくして竜崎に異動の話しが持ちあがります。大森署での勤務も残りわずかか、という雰囲気を醸し出して物語は終わりを迎えます。こりゃ、急いで7巻「棲月」を読まねば!
Posted by ブクログ 2020年08月18日
ストーカー対策チーム編成で竜崎が苦労している最中に、ストーカー被害の相談に来た寺川真智子と下松洋平が行方不明になり、寺川の同僚が死体で発見される.チーム員の選別が少し遅れることで弓削方面本部長から嫌味を言われた竜崎だが、当面の事案を優先して動く.格好の事案でもあり、目を付けていた根岸紅美巡査と素行に...続きを読むやや問題のある戸高を組ませた竜崎の目論見通り、決定的な捜査結果が出てくる.弓削は竜崎の独断を監察に訴えるが、見苦しい話だ.犯人を誤認していた事例としては、非常に楽しめる展開だった.
Posted by ブクログ 2019年01月23日
☆4.5くらい。竜崎サイコー。
竜崎の真っ直ぐな姿勢、判断力。何事にも動じない芯の強さ。凝り固まった警察組織を変えて欲しーー。
冴子も大好き。家族の心配する時間があるなら国のことを考えろなんて、なかなか言えないよ。いい家庭だなあ。