ミトンとふびん

ミトンとふびん

721円 (税込)

3pt

互いに事情を抱え、母親達の同意を得られぬまま結婚した外山くんとゆき世。新婚旅行先のヘルシンキで、レストランのクロークの男性と見知らぬ老夫婦の言葉が、若いふたりを優しく包み込む(「ミトンとふびん」)。金沢、台北、ローマ、八丈島。いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の6編。第58回谷崎潤一郎賞受賞作。

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ミトンとふびん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美しいのと、きめ細かで、叙情的な文章に胸が打たれた。じわじわと確実に心を支配するそれはなんだ。悲しみなのか、寂しさなのか。切なさなのか。読み終わった後には、吉本ばななさんのあとがきを含めて、波みたいな感情がうまれた。いい本だった。良い文章に出会えた。綺麗だった。素直な言葉だった。元彼に会いたくなった

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい短編集。吉本ばななさんの素敵な言葉の数々がすっと心に染みる、そんな読書体験ができました。
    「生きているだけで息が苦しいくらい幸せなんだ。左足を出す。そして右足を出す。地面を感じる、進んでいく。それだけて嬉しいくらいに。」という一文がとてもお気に入りです。幸せの程度を表すのに苦しいとい

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    初めて短編集を読みました。
    文章も優しい感じでとても読みやすく、
    一つ目を読んだ瞬間に凄く引き込まれました。
    大切な人の死。
    大好きだったはずなのに最近では祖母の事を思い出す事がなかったが昔の事が鮮明に浮かびました。いつ何がおこるかわからない今、残されている人、家族・友人にはもっと会いに行かなきゃ、

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    大切な人を失う悲しみと喪失感の中、時間は止まることなく私たちを未来へ運んでゆく。お正月に数年前に他界した祖父の写真を見て、祖母と「じいちゃんかっこいいねぇ」と話した光景を思い出して、心がぎゅっとなった
    今は悲しいより懐かしくて、それを分かち合えることが嬉しい。どの短編も素敵でした。

    0
    2026年01月27日

    Posted by ブクログ

    2026年の1冊目は吉本ばななさん。

    親、恋人、友人、最も大切な人を失う
    誰にも認められないような結婚

    そんな傷を心に負ったり、
    生きづらさを感じている登場人物達が
    悲しくて苦しい日々の中で、
    自分で前を向くための答えやきっかけに出会い、前を向いていくようなお話。

    どの話も想像するだけで悲しく

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    読んでいると自然と涙が出てくる。
    出版区で朝井リョウさんもコメントしていたが、カバンの中に入れておきたいなと思った。
    温かくて優しい本。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    この本を手に取ってよかった。それが一番の感想。

    何らかの痛みを負っていると、仄暗いものが鈍痛を伴いながら長い時間つきまとうものだが、
    そういったものと折り合いをつけながら、ちょっぴりの希望を持って少しずつ歩む、そんな短編集ばかりだった。

    日常に疲れたときに救いを求めて読むのにも多分良い気がする。

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    何を読むか迷っているとき、積読がたまっている時、読みかけの本を読む時間がなくてぼーっとしてしまう時にいつも思い出すミトンとふびん。
    低カロリーな優しさしか必要ない時によぎります。

    0
    2025年12月15日

    Posted by ブクログ


    6編からなる短編集
    どちらかと言えば、長編の方が好みなのですが!

    短時間乗る電車で読む時よさそう、と思い購入
    ところがところが、あまりの濃さに途中でやめられず、サッと読むなんてもったいなくて!!

    ☆ 大したことは起こらない
      登場人物それぞれ、それなりに傷はある
      しかし彼らはただ人

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    日常の中の些細な出来事や風景に、なんだか意味を感じるようになって、身近な大切な人に連絡しようと思える一冊。

    0
    2025年12月05日

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