【感想・ネタバレ】ミトンとふびんのレビュー

あらすじ

互いに事情を抱え、母親達の同意を得られぬまま結婚した外山くんとゆき世。新婚旅行先のヘルシンキで、レストランのクロークの男性と見知らぬ老夫婦の言葉が、若いふたりを優しく包み込む(「ミトンとふびん」)。金沢、台北、ローマ、八丈島。いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の6編。第58回谷崎潤一郎賞受賞作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

旅と、大切な人の死と

どのお話も温かくて、素敵
とくにSINSIN AND THE MOUSEはべしょべしょ泣いてしまった

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2026年04月06日

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吉本バナナはじめて読んだけど、暖かくて抱きしめたくなる文章で好き!
浅井リョウの「本棚にいて欲しい本」って感想はすごく納得

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2026年03月28日

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今回の本も、出張のお供。大切な人を失った人々が旅に出て、その地であった出会いや気づきをきっかけに再び前を向こうをする幸せな短編集だった。よしもとばななさんの一つ一つの言葉が優しく私たちを包み込んでくれて今手元にある小さな幸せを大切にしようと思わせてくれる。旅先で読んだからこそ、早く家で待ってる人に会いたいなと考えずにはいられなった。
特に表題の「ミトンとふびん」、「カロン手」がお気に入りだった。あらすじにも書いてあったが「ミトンとふびん」の最後で見知らぬ老夫婦が残した言葉はゆき世と外山くんだけじゃなく、読者の心を救ってくれた。

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2026年03月14日

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すごく好きだった。
朝井リョウさんが帯で言っていたことが本当によくわかる。
ずっと本棚にいてほしい本

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2026年04月16日

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よしもとばななさんの本を読むと山にいる気分になる。
悲しみは自然と降ってくる雨みたいに、そして人との繋がりが雲から垣間見える光のように包まれる感じ。
優しくいてくれてありがとう、と言う気持ち

◼︎自分メモ
人と知り合うって、そんなことから始まるだけのことだ。その小さな印象がだんだん絶えない流れになり、少しずつ無視できない水流を作り、そこにまた大きく気持ちが注がれていく。

自分がいい思い出を持っているという幸せを、目に涙を浮かべながら、綿菓子を食べるみたいにふわふわと確認する、少し甘い感じだった。

私の感情はまだ対策しか動かず(大きく動くとついつい悲しいこともたくさん考えてしまうので、省エネルギーモードで動くように、自然となってしまっていたのだ)、小さい感謝はおいしいふりかけのように私の心全体にぱらぱらと散った。

ちょうど鳥の羽みたいに、ふわふわ飛んでいて、完璧な造形で、見とれるようなもの。羽衣のようなオーロラのようなもの。

自由に風に乗る、余裕のあるもの。

上澄のようなそこにこそ母の本質があった。

失うものがないということがなぜか安心につながっていた。もう死は私に追いついてこない。皮肉なことに、母の死によって、夢の中でも逃げられない、ひとりぼっちになる恐怖から私はやっと解放された。

私は私を信頼できない人に渡してはいけない

赤い目でにっこりと微笑んで私に手渡した。私も精一杯の泣き笑いを返した。生きている人間同士の生きた瞬間。人と人が微笑みを交わす意味そのものがそこにはあった。

ただ常に生活の全てが悲しみの重低音に覆われているという程度だった。

なんとかなる。悲観でも楽観でもない。目盛りはいつでもなるべく真ん中に。なるべく光と水にさらされて。情けは決して捨てず。

いつまでもここでだらだらゴロゴロしていたいですが、重い腰を上げ、過去に別れを告げ、ふりかえらず、でも楽しくのんびりと、はるか遠くに見える次の山に向かって歩んでみます。

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2026年02月26日

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凄く好きだった。旅先で感じる非日常感や、一瞬のきらりとした綺麗な瞬間、そしてそういった記憶を手に取った時に感じる、戻らない時間への寂寥感を思い出させる小説だった。
切ないけど暖かいような、そんな気持ちで読み進めた。きっとまた読み返したくなると思う。

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2026年02月19日

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文章が美しい、この作家さんのことば選びが好き。
そういうことを本当にはわかってなかった私。それがわかった。そう思えた。
30代の今に、じっくりしみるなぁと感じられたことをうれしく思う。

人が亡くなり、その残された時で生きる人たちの思いや営みを書いた短編集。あぁ…そうか、大好きな家族も友達もいつか亡くなるんだ。それは仕方ないけど、残された自分は生きていかなくちゃいけないんだ。その時一体何をするだろう。そして私が亡くなったあと、まわりの人たちは何をして生きていくのだろうな…
命が限りあるからこその尊さに思いを馳せる、静かに良い本だった。

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2026年02月16日

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美しいのと、きめ細かで、叙情的な文章に胸が打たれた。じわじわと確実に心を支配するそれはなんだ。悲しみなのか、寂しさなのか。切なさなのか。読み終わった後には、吉本ばななさんのあとがきを含めて、波みたいな感情がうまれた。いい本だった。良い文章に出会えた。綺麗だった。素直な言葉だった。元彼に会いたくなった。もう会えない人とのお別れは、やっぱり辛いものだと。それでも人は、重い腰を上げて前を見るんだと。また読みたい。こんな文章を書ける人だったんだ。初めて吉本ばななさんの本を読んだけど,他の本も読みたくなった。心がざわざわしてる。

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2026年02月15日

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とても読みやすい短編集。吉本ばななさんの素敵な言葉の数々がすっと心に染みる、そんな読書体験ができました。
「生きているだけで息が苦しいくらい幸せなんだ。左足を出す。そして右足を出す。地面を感じる、進んでいく。それだけて嬉しいくらいに。」という一文がとてもお気に入りです。幸せの程度を表すのに苦しいという強い感情を使っているのに、その後が具体的に小さな描写なのがいい。世界が足元に収束している感じが。それだけで嬉しいくらいに。この結びがすごく誠実で、ちょっと切ない。「十分だ」と言い切らず、「くらいに」と余白を残しているから、
読み手の今日の気分がすっと入り込める。
他にも吉本ばななさんの文章は素敵なものが多く読むのが楽しい一冊でした

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2026年02月01日

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吉本ばななさんは生きている人と死んだ人がいる、当たり前の世界を、いつも丁寧に丁寧に書いている。残された(遺された)側の気持ちの機微をこれでもかと丁寧に書いている。薄れていく感情を忘れないように、変な方向にいかないように、生きる限りは生きるしかない、本を通して励ましてくれているように感じる。

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2026年04月11日

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人はいつか死ぬという事実に打ちのめされず大切な人を失った後も人生を歩んでいく各人に胸が熱くなった。
シンシンの話と瑚礁のリングの話が好きだった。

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2026年04月09日

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形容するならば、もう手に入らない輝く宝石を思い出してみたり、それを一旦忘れて次へ進み出そうとする勇気を与えてもらえるような作品だと思いました。

私もともに、人という儚い存在が輝いていた軌跡を確かめるようにして読みました。

小さくて軽い本のはずなのに、とても大きくて重たい大切なものを手に取っている不思議な感覚でした。

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2026年03月17日

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心にぽっかり穴ができてしまって。それをただ寂しいと表して時間が解決することが大半な世の中だと思うけど、この本では寂しくたっていいじゃん寂しいままでいいじゃんってそのままでいることに寄り添ってくれるような小説だった。
”なんでもかんでもここにあるのに、自分枠の狭い目で切り取って見ることしかできないのは私の方だ”
そうだなあ、現世にあるものが全てではないし、枠をとっぱらったら見えてなかった素晴らしいに出会えるのだ

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2026年03月12日

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谷崎潤一郎賞を受賞した短編小説集。何かしら哀しみを抱えた人々が旅先での出来事で、少しずつ歩み出す。

それぞれの小説の中で、皆少しは考えた事のある内容、人と暮らすとは?人生とは?成功とは?について登場人物を通して優しく繊細に、ユーモアを交えながら語られている。

ゆっくり時間をかけて、心の機微を確かめながら歩むことの尊さを語っているように思えた。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

ギュッと抱きしめて大切に包み込んでいたいような、そんな話が詰まった作品だったなぁ。じんわりと広がる優しい温かさと痛み、すごい好き。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

よしもとばななさんの言葉は、こころの模様を繊細な風景画のように描き出してくれる感じで、とても好きだなぁと改めて思った本。全然見たことない風景だなぁとなることもあるし、いつかどこかで見た景色だと感じて急に心に迫ってくることもある。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

大切な人とどう向き合うか、を考えさせられる短編集。特別な輝き(まあ、それがどんなものなのかもわからないけれど)がなくても、大切な人がいる人生を、ああ、なんて幸せなことなんだろう、と認識させてくれる物語。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

人は失うことを経験しながら生きている。そこにはまた新しい出会いが訪れるということの前兆でもある。

人は出会い、別れ、愛し、愛されその一生を終える。出会うことには意味があって、別れることにも意味がある。意味の無いことなんかないよな、と思った。

私はある人に頼りすぎたことがあって、突然居なくなり、準備が出来ていなかったことがある。
当たり前なんてなくて、そばにいてくれることは幸せなことなんだと思う。
離れていかないだろうとタカをくくっていてはいけないのだ。

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2026年03月03日

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谷崎潤一郎賞とのことで勝手にエロ美しい男女モノを想像していたけれど、大切な人の死で傷ついた男女が旅先で静かに再生していくストーリーの短編集だった。王道のばなな節。

私も当時感銘を受けた「デッドエンドの思い出」以来の二度目の最高峰に到達したーーとあとがきにあったものの、納得できるようなピンとこないような。
著者と一緒に成長できず、自分に残念な読後感。

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2026年02月20日

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今の人生は誰から見てもそれなりに幸せと言えるものかもしれないけれど、いつかどこかでこの本がより沁みることがあるんだろうなと思った。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

何か目立った展開があるわけでもないけど、今自分の周りにいてくれる人たちを大切にしながら生きていこうと思わせてくれる作品でした。
吉本ばななさんの作品は初めて読んだのですが、登場人物の内面描写を加工してない分リアルで、でも終始優しさを感じる不思議な文体で、頭には残らないけど心にはしっかり残ってくれる文章だなと感じました。

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2026年02月08日

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1万円で本を買う密着をされていた朝井リョウさんが、本屋で手に取り、ものすごく大切に話されていたのをみて、僕も手に取ってみた。

奇妙な深みとはよく言ったものだが、僕は多分その深さを正確に感受できていない。
ごく身近な人をなくす悲しみには出会っていないし、どんなに想像を巡らせてもその深さは正確には知り得ないと思う。
だから、等身大で感受できてはいないだろうと思う。

ただ、この本がもつ奇妙さの一端には触れることができた気がする。
何か声をかけるわけでも、何かを変えてくれるわけでもないけど、ただ居てくれる。時にそれはものすごく心強いんだろうなと思う。
心が丈夫であれるのかなと。

10年後か20年後、もっとさきにも読んだ時に何を感じるのかが楽しみな小説。

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2026年02月01日

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ずっとこの世界に浸っていたいなあ、とじんわりした人生の幸せをしみじみ感じる短編集だった。登場人物の人生を通じて、読み手である自分の人生も良きものとして愛おしく感じることができた。すごくさりげなくて透明感があって、だけど死や悲しみの匂いがしている。そんなよしもとばななさんの作品がすごく好き。

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2026年02月02日

匿名

購入済み

何も起こらず、それなりに傷を抱えた人が、ただ流れゆく人生を眺めているようなそんな小説を書きたいと大体そんなことを著者あとがきでばななさんが言っていますが、その試みは成功しているように思います。先にある目標を追いかけるのでは無く、日々の移ろいや楽しさあるいは辛さとかマイナスの感情も含めて受け止めて人生を生きていけたらいいんじゃないかと思います。理想としては。
ただ登場人物の男性描写がちょっと苦手、というか女性の妄想チックであまりノれなかった。昔吉本ばななの作品好きだったけどこんな感じだったかなあ?

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

登場人物の気持ちが淡々と書かれていて、でも鮮明にわかるように書かれていて不思議な感覚だった。
「SINSIN AND THE MOUSE」が1番好き。「ミトンとふびん」もディナーで最後夫婦がお似合いだと言ってくれていたことを聞いた場面で2人が報われた気がしてこっちまで嬉しい気持ちになった!

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

毎日寝る前に一編ずつ読みました。そういう場面にぴったりの温かい本でした。みんな大事な人がたくさんいて、その大事な人との時間をとても大切にしていて、なんかちょっと羨ましいなと思ったりして。どれもとても良かったです。

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

短編集です。身近な人を亡くして傷ついた人たちの魂を癒す旅を描いた物語でした。
タイトルが素敵かつとても示唆的だなぁ、と。人生は人から貰った愛情(ミトン)と消えない傷(ふびん)を両方持った旅みたいなものなのかもしれない…と思いました。

『カロンテ』という作品の中で、身近な人が死んだときに自分の一部もいっしょに死ぬ、という文章があって、本当にそうだよなぁと思いました。一部が死んでも他の部分は生き続けて、いつしか死の痛みも小さくなる…そうやって人は生きていくのだなぁと。
死というものの痛みと同時に死を悼む時間の大切さも描かれた優しい物語たちでした。

吉本ばななさんの表現が好きです。
「綿菓子を食べるみたいふわふわと確認する」「小さい感謝はおいしいふりかけのように私の心全体にぱらぱらと散った」とか、素敵な表現が沢山あって読んでて幸せでした。

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

はじめまして、吉本ばななさんの作品
私は、『珊瑚のリング』『夢の中』が心に残りました
過去は走馬灯
自分の周りの大切にしている人たちが亡くなったときのことを想像しても、実際は想像以上に苦しいだろうし、心にぽっかり穴が開くんだろうなって…

人間味を感じる一冊でした

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

(朝井リョウさんオススメというのを聞いて、読んだ)
心の中に悲しみを抱えた登場人物たちが、旅を通してその悲しみと向き合ったり、少し癒されたりする様が描かれた短編集。
私は”SINSIN AND THE MOUSE”は、終始涙を流しながら読んだ。きっと、私は今身近な人と別れるのをすごく恐れてるんだと思う。

柔らかい文体で、サクサク読もうと思っても読めない。文章が時間をかけてゆっくり読ませてくる、自分の心に深呼吸をさせてくれるような本だった。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

2025/11/19 16
病気でなくなった母親と娘の関係性、本で読むと近すぎる距離があとあと辛くなるよ、とわかるけど実際あるだろうな、と感じた。自分と娘の距離感を考えても難しい。距離感って見本がないから失敗しないとわからない。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

「カロンテ」
他の親が亡くなる話よりも、親友が亡くなる話の方が刺さり、読んでいて辛くなった。
文庫版あとがきの正直さがなかなか良い。

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2026年04月20日

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