ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 兇人邸の殺人

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    ネタバレ

    前作よりも展開が分かりやすかった。
    施設での子供は現在の誰なのか、殺人を犯したのは誰なのか、どうやって密室から出るのか、そこにいつ襲われるかという恐怖も加わり、面白かった。
    最後はちょっと悲しかった。

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    2026年01月27日
  • 地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相―

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    太平洋戦争(ニューギニア戦線)の記録。以下悲惨だと思った箇所の列挙。

    ・貧弱かつ重い装備で高層ビルを垂直に登るような理不尽なサラワケット山越え、夏の装備だから高層では凍えるような寒さ
    ・長く続くセピック河の湿地帯、泥の中を歩ける靴ではなくただ奪われる体力
    ・蚊(マラリア)、ヒルによる体力低下
    ・水も無いのに、川の水を飲んだら下痢で衰弱死
    ・自力で移動できなくなると自決を迫られた(武士道というらしい、都合が良すぎる)
    ・軍の秩序が崩壊した地域では物資をめぐっての同士討ちや共食いもあった
    ・食料はすぐに無くなり、蛇、蛙、トカゲ、バッタ、ヒル、カタツムリ、百足、毛虫、蝶、蟻、クモ、ミミズ等も食べて

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    2026年01月27日
  • 死神の精度

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    新装版をふと息子が手に取り、びっくり。(私にはこの新装版のカバーも帯もそんなに刺さらなかったので。)若者の「ピン」に刺さるリメイク、めちゃ大事や。
    息子のおかげで私も再読。一気読み。巻末の著者インタビューも読めてよかった。

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    2026年01月27日
  • 告白

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    ネタバレ

    ラストの恐ろしさ、、、
    「イヤミスの女王」と呼ばれる所以がここに、、、

    実写映画での愛美ちゃん役が芦田愛菜ちゃんだったと知ってから愛菜ちゃんの姿で脳内再生されたんだけどなんかもう余計辛くて辛くて仕方なかった

    学生時代、特に中学時代は外からの影響を受けやすい繊細な時期だからね、、、
    なぜか親目線で色々考えてしまったし、自分の中学時代を思い出したりしてしまった

    先生は先生でめちゃくちゃ計算された復讐をしていてすげぇな(軽く引いた)と思いつつ、どこかスッキリした気持ちにもなってしまった
    それにしてもすごい復讐の仕方だよね(引)

    ウェルテルに関してはどんまいとしか言いようがない

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    2026年01月27日
  • 正体

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    鏑木慶一。まだ高校生だった彼が一家3人を殺した、、、。状況証拠は、鏑木が犯人だと示している。そんな彼が脱獄した。色んな場所で、人と関わりながらも、逃げる。
    そんな彼が、自分はやっていないと言う。信じて欲しいと言う。
    私が、本の中にいたとしたら、彼を信じただろうか。
    マスコミの報道、警察の言動。それとは異なる、彼の行動。
    真実を見ることのできる心の眼をもっているか、自分を問われる本だった。きっと、信じてくれる人が一人でもいれば、人は生きていける。
    そういう意味で鏑木慶一は幸せ者だ。

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    2026年01月27日
  • ライアーハウスの殺人

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    ネタバレ

    とんでもない話でした。
    嘘ばかり。
    嘘ついて無いのは最初に亡くなったショーゴさんとただただ巻き込まれた詩音さんでは。

    お嬢様とメイドの入れ替わり、刑事と霊能者が詐欺師。
    この二つが特に驚いた。

    彩莉さんがお嬢様だと思ってたから、最初の殺人の時、メイドのアカリさんが主の間の寝室に閉じ籠るのとショーゴさんに声掛けるのがお嬢様だったら不審では?と謎だったけどお嬢様がアカリさんでメイドが彩莉さんで納得。

    アオイさんがまったくお嬢様は仕方ないですねって死体移動したのは想像できる。
    死体の移動は何となく想像してたけど主の間は思い付かなかった。
    でも犯人がホスト側で無いのなら納得。

    真犯人の動機には

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    2026年01月27日
  • グラスホッパー

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    死神の制度の新装版からの勢いでこちらも再読。数十年遡ると、こうしたエンタメ小説でも品を感じる。けっして薄くない。(とか言っちゃうのは私が歳を重ねたせいなのだろうなぁ。。

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    2026年01月27日
  • 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

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    序盤は、著者の自叙伝的なものだとは理解しつつも設定が共感できなさすぎてオロオロし。読むのをやめようかと何度か思いましたが、でもだんだん小説として著者らしい世界観になっていって、最終的に夢中で読みました。弘美さんらしい素敵なお話でした。

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    2026年01月27日
  • リバース

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    あっという間に読んでしまった一冊。主人公が自分の正義のもと彼女と分かり合えたかと思ったが最後の最後で大どんでん返しで、まさにイヤミスな作品だった。読者に今後の展開を予想させると同時に読者の人間力みたいなものを試されているような気がした。

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    2026年01月27日
  • 雪のなまえ

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    いじめにあって不登校になった雪乃のために田舎暮らしを始めるが東京で仕事を続けたい母とは別居に。田舎特有の文化に悪戦苦闘しながら成長する雪乃と父。そんな2人に感化される母。同級生の大輝がいてくれ、曾祖父母のおかげで雪乃の心も少しずつほぐれて笑っていられる。幸せな環境といい人たちに恵まれて良かった。

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    2026年01月27日
  • 月収

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    お金の使い方といえば、原田ひ香さんだよね◎

    今回は月収に関わるエピソードが連なった1冊を読みました。
    今の自分にグサグサ刺さるエピソードばっかりで、またいろいろ学ばせていただきました。
    お金の使い方、頑張りたい!

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    2026年01月27日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    別荘がゾンビに囲まれることでクローズドサークルになるという設定の意外性にそんなのアリ⁉︎とちょっと引いたのですが、どんどん面白さにハマっていきました‼︎ いつゾンビ達がバリケードを突破して自分達を襲いに来るかもしれないという緊迫感。そしてその中で行われる犯人はゾンビではなく自分達の中にいると確信出来る証拠のある殺人事件。登場人物の名前が覚えやすかったり、これが証拠になりそうだなということが分かりやすかったり読みやすい作品だったと思います。読者をミステリ沼に落とそうという意欲が感じられる面白い作品でした!

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    2026年01月27日
  • 木曜日にはココアを

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    青山美智子さんの作品を読むの初めてだったんだけど、めちゃめちゃ良かった。
    こんな素敵な連作短編小説に出会えて嬉しい。
    もっと色んな作品を拝読したいと思いました。

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    2026年01月27日
  • Another (下)

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    ホラーだが、そこまで怖い要素はなく、ミステリー要素もあり楽しく読めた。
    ヒロインが魅力的だった。
    最後に伏線も回収され、すっきりした。

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    2026年01月27日
  • すきが いっぱい

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    詩人、谷川俊太郎と作家、西加奈子の詩のやり取り。
    挿絵は西加奈子作。


    詩の感想は難しいです。
    パッと読んだ印象で、谷川俊太郎さんの詩は、あっさり簡潔な言葉でギュッと個人に集約されるイメージ、西加奈子さんの詩は割と普遍的、全体に広がっていくような詩だと感じました。

    谷川俊太郎さんの詩をじっくり見ていて。
    全角スペースを空けている詩はよく分かりますが、よくよく見ると半角スペースを空けている詩があって、その緻密さに感動しました。

    一番最後の「すき」の詩は、分かりやすい全角スペース、最後は改行して「すき」と一言。ずっとジンと心にきているものが最後でギュッと、すき!そう!好き!って心がギューっと

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    2026年01月27日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    誰もが振り向く美貌と"いんらん"で有名な母を持つ1人の少女 七竃を中心に大人達の複雑な心情を描いた一冊。
    桜庭一樹先生特有の面白い文体や表現も魅力的なのですが、男女の恋慕が孕む寂しさや愚かさ、母と女の狭間など決して自分から縁遠いものではない存在が生々しく書かれていて震えました。
    七竃と雪風、そして緒方後輩がとても好きです。
    私は七竃のお母さんの気持ちを理解することができませんでしたが、彼女は田中先生の葬儀で何を感じたのでしょう。
    読み終わって心が少し苦く寒くなって、けれど決して後味が悪い訳ではなく。
    素敵な1冊でした。

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    2026年01月27日
  • 透明な夜の香り

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    □始まり
     目を閉じて
      静かな夜に 香水の
       蓋を開ければ 
        記憶が溢れ
    □結び
     この香り 
      あなたの心に そっと触れ  
       忘れたはずの 
        光に溢れ
    -----------
    1. 登場人物
    • 一香(いちか):
    主人公。元書店員の女性。調香師・朔の住む洋館で家政婦として雇われる。

    • 朔(さく):
    天才的な嗅覚を持つ調香師。依頼主の記憶を再現する香水を作る。あまりに鋭すぎる嗅覚ゆえに、静謐な洋館で浮世離れした生活を送っている。
    -----------
    2.あらすじ
    職を失い、家政婦として雇われた一香(いちか)は、無愛想で謎めいた調香師・朔と出会

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    2026年01月27日
  • 駅から徒歩138億年

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    何となく手にしたのに大傑作だった。
    時間を巡る旅のエッセイ集。それぞれ単体でも面白いんだけど、本というメディアで読む意味のある作りになっている。(紙にもこだわりがあり、物理的にも面白い作りになっている)
    会わなくなった昔の友達が、こういう風に生きていたら、嬉しいなぁ。と思うし、同世代として、「なんて自由なんだ!」と、凄く嫉妬してしまう。
    旅はいつだって始められるよな。僕も旅をしたいと思った。この先5年10年のバイブルになる本に出会えた。

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    2026年01月27日
  • 我が友、スミス

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    めちゃくちゃ面白かった。筋トレ小説。
    とても背中を押されるし、モチベーションが上がる。

    この小説を知った1年前は、「筋トレかぁ興味ないなぁ」って思ってたけど、自分がジムに通い始めてから読むとめちゃくちゃ面白いし、いい教材…!!

    そうなの。ラットプルダウンは、始めたては背中に効かせにくいのよね!!共感!まさに今の私!!笑

    ここまでストイックにできると楽しいやろうなぁ。
    ジェンダーへのもやもや、ルッキズムへのもやもや、なんとも言葉に言い表しにくい(そういうものだと刷り込まれて生きてきちゃったから)ことたちへの不満感がヒシヒシ伝わってきて大共感。
    そしてたまに挟まる力強い言葉たち。

    最初、性

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    2026年01月27日
  • 777 トリプルセブン

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    殺し屋シリーズ大好きです!爽快!相変わらずテンポが良くて一気読み!
    今まで出て来た登場人物の名前がちらほら出て来て、懐かし〜と思いながら読み進めました。天道虫やっぱり不運。でも有能なところがまたいい。かっこいい!読み終わるのが寂しかった〜

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    2026年01月27日