小説・文芸の高評価レビュー
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プロローグ
とてつもない巨神から、鑓(ヤリ)が投げられた
鑓は、七つの雄大な大陸を飛び越え
やがて、水源に突き刺さった!
そして、その水源から鑓水七雄が誕生した
そう、この物語の主人公だ
本章
『天上の葦 上』★5
2つの事件&物語が交差する
正光が渋谷のスクランブル交差点で
逝く前に指差したものとは!?
真相とクライマックスの下巻へ
エピローグ(告知)
本書とは、全く関係ないが、先日コレド室町の
地下にあるタロー書房に赴いた
初めて入店したが、いい本屋だ
国内にとどまらず、海外ミステリーも豊富に
取り揃えている
その中に見つけたんだ
宝石の原石を
私に向かって輝いていた
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Posted by ブクログ
ネタバレ『俺たちの箱根駅伝』を読んで、改めて箱根駅伝という舞台の熱さを思い知った。自分自身も陸上競技をやっていたこともあって、大学生たちがこのレースに全てをかけて挑む姿には胸を打たれるものがあった。
中でも、あまり注目されることのない学生連合が、甲斐監督の卓越したマネジメントによって変わっていく過程が印象的だった。最下位争いをしていたチームが、どう努力を積み重ね、どんな形で結末を迎えていくのか——その行方が気になってページをめくる手が止まらなかった。
登場人物一人ひとりにしっかりとスポットライトが当たっていて、それぞれに魅力やドラマがあるのもこの作品の良さだと思う。走ることに向き合う彼らの姿が丁寧 -
Posted by ブクログ
『正体』以来1年ぶりに手にしました。
この本を買った時は11月頭でしたが、いい夫婦の日前後に絶対読もうと積読してました(笑)
今回の『みずいらず』。家族・夫婦の温かさを描いてて、心地よかったと思います。
今回の短編集で(特に)奥さんが旦那さんに対して「離婚だ!」とか旦那の気持ちが分かりにくい…というような奥さんが秘めている黒い影が見えてくる。
長らく一緒にいると、相手のことがよくわからん!なんてことがあると思う。それぞれの登場人物達の考えてることをみると気づくことがある。
奥さんも旦那さんも、お互いに腹を割って話していないからだろうなって。相手に思い伝えたところで関係がぎこちなくなる恐怖 -
Posted by ブクログ
本編は終わり、こちらは番外編
そしてこれで妖琦庵も最後です
え、、、最後?
あぁ、、、たまらなく寂しいです。゚(゚´Д`゚)゚。
番外編では
伊織がいなくなっていた間の話が綴られています
青目の視点での物語もありました
青目の視点で進むのが珍しく
読んでいて切なくなります
そして驚くべき真実が明かされます
そうか、、、そうきたか、、、
結局人が一番怖いってこと
偏見なんだよ全部、、、
そして事件後の伊織は
相手が妖人かどうかもわからなくなっています
そういうことなんですね
事件の後と前であまりにも変わってしまった自分を受け入れていく伊織の様子が描かれてい -
Posted by ブクログ
満月珈琲店の星詠み シリーズの2作目
今回も心温まる猫のマスターが迷える人々を飛び切りのメニューでおもてなししていく
心温まるお話でありながら、今回は私の心も抉ってくる。
マスターは言う
ーー自分を楽しく知る方法、それは自分の『本当の願い』を知ることです。
『本当の願い』なら、星は叶えてくれるという。でも上辺だけの願いなら叶わないとも。
星は道を照らしてくれるけど、行く先を決めるのはあくまで自分だとも
普段は見えない自分の深いところにある心の声と静かに向き合う自分探しの旅
その果てに見つけた本当の願いとは…
諦めることは認めることでもある。
確かに諦めてしまうことで、それは自