ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    「あと少し、もう少し」で登場した渡部君の経験はこう活きるのかと
    すごく納得しました。
    はたから見たらダメ男の再生物語です。
    音楽で食べていく!絵をかいて食べていく!
    わからなくもないです。そういう時期は私にもありました。
    でもどうその時期を卒業していくのは人それぞれのきっかけがある。
    夢と現実のはざまで難航している人にそっと手渡してあげたい一冊です。

    0
    2026年03月08日
  • 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コミカライズ化するときいて再読。こちらも小学生の時からずっとずっと、何度も何度も読み返している本。大好き!!
    小学生の頃は黒魔術を練習したり魔法陣を練習したりしていました……黒魔女さんになることは叶わなかったけど、今もこうやってギュービッドやチョコを応援できることが嬉しく思います。

    藤田香先生の絵が大好きだ〜……特にエクソノームに許しを乞うギュービッドの顔、何回見ても胸がギュギュギュとなる

    0
    2026年03月08日
  • 2222

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです! 意表を突かれる場面が多くて、考えさせられたりもしました。いちばん好きな作家さんです。

    0
    2026年03月08日
  • 百花

    Posted by ブクログ

    祖母までが認知症になったり、親元を離れて少ししか帰らなかったり、主人公の感じている後ろめたさに自分も共感する部分があった。

    誰にも迷惑をかけず、自分として真っ当に生きられたら。
    これが叶わないのが、一生なのだと思う。

    病気も、恋愛も、それがきっかけで変わってしまう人が多くいる。そして、それを止めることはできない。
    でも、誰も踏み外したくてしているわけではない。幸せになりたい。しかし、ままならない。
    「どうしてこうなっちゃったんだろう?」
    という百合子の言葉に、その恐怖を想像して涙が止まらなくなった。

    0
    2026年03月08日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

    Posted by ブクログ

    言わずと知れた超有名新書、やっと読めました。
    最近は物語系を読むことが多く、久しぶりの新書でしたがすごく面白くて楽しんで読めました。読書史、興味深かった…。
    書店に行きたくなるし本が読みたくなる本でした!
    三宅香帆さんの雑誌連載やSNSを見ていてすっかりファンなので、他の著作も読もうとスタンバイしております。

    0
    2026年03月08日
  • 対馬の海に沈む

    Posted by ブクログ

    どうして、そんな何年もこんな不正ができたんだろう、最初はそう疑問に思うけれど、読み進めていくうちにそのからくりが解き明かされていく。知らず知らずに自分も共犯者になってしまうかもしれない社会の構造が恐ろしい。絶対ならないと思っても、その環境にいるとなってしまうんだろうな。

    0
    2026年03月08日
  • かがみの孤城

    Posted by ブクログ

    感情描写が繊細でリアル 不登校になった女の子がある日突然部屋の鏡がひかって異世界に…という導入をみて都合のいい子供向け小説かと思ったけど、不登校になった理由や、人を信じたいけど信じられない、大人への不信感などの描写がリアルで引き込まれる。
    最後はめちゃくちゃ泣いた。
    今不登校が増えているらしいけど、家と学校以外のつながりがあることは本当に救われると思う。

    0
    2026年03月08日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱり重要なのはキャラだよなあと思わされる。店長の変な人っぷりはあいも変わらずで面白いし、谷原さんの店長に対する態度やその変化もしていく様が楽しいんだよなあ。タイトル「さらば!」だけどまだまだ続けられそうじゃない?

    0
    2026年03月08日
  • AX アックス

    Posted by ブクログ

    私の20代は伊坂幸太郎の空白期間であったため、
    10年以上ぶりの伊坂ワールド。

    空白期間は、反動のようだった。高校の時にあれほど刺さっていたのに。
    きっと"青い"のが嫌だったのかも。

    でも改めて今読むと、果たして"青い"のか?という感覚にある。

    著者も歳を重ねているし、私も同様。
    "書く"ことも、私が"読む"ことも、変わるはず。

    そう考えると、同じ著者の本であろうが、あるいは同じタイトルの本であろうが、
    ・著者/自身の年齢
    ・社会で置かれている立場(仕事、人間関係、受けている影響等)
    ・人生のフ

    0
    2026年03月08日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    名作というのは長くても最初のページを読み終えるまでには分かるもの。
    この作品はそれよりも早く、きっと三行読み終えるまでには名作と確信したと思う。
    六編の短編はそれぞれ毛色が異なっているにも関わらず、その全てに深く感情を預けることができたように思う。
    こんなに没入できる作品は、そう多くはない。
    タイトル作の「月まで三キロ」は言わずもがな素晴らしい短編。
    それと同じくらい「エイリアンの食堂」も素晴らしかった。
    科学が苦手、馴染みがない人にでも楽しめる作品であることは間違いないし、おすすめの作品は?と聞かれたら、迷わずすすめられる作品。

    「月まで三キロ」の標識があるのは浜松市。
    必ず行こうと思った

    0
    2026年03月08日
  • 虚空教典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普通にファンなので贔屓目な感想です。

    初っ端から引き込まれる文章でワクワクした。
    剣持刀也はエンタメコンテンツである。
    エンタメを「楽しませることに主軸を置いた演出を孕んだ娯楽」とした上で、
    「“演出”とは言ってしまえば「嘘」である」

    ほぉ!舞台裏に突っ込みそうな流れでは?
    続きが気になる!引き込まれる!
    とまんまとやられた感。脱帽です。

    全体的に理路整然とした内容で読んでいて痛快、かつそれを底知れない情熱でもって纏めあげている。
    ウィットに富んだ笑いもあり、
    稀代のエンターテイナーとは正にこの人を指すのだと思った。
    剣持刀也の普段見られない“人”の部分が垣間見れて嬉しかった。

    0
    2026年03月08日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間性のかっこよさは晩年に根強く出てくるのだろう。上巻と比べても明らかに魅力的だ。
    この人生の流れを観れるのは貴重である。
    人に好かれるというか恵まれる生意気さ。かわいさであり貴重なんだろう。良いも悪いもプリミティブな信念は人を納得させる。
    ここに"野心のなさ"があるのだからかっこよさしか残らない。推しやすいということだ。

    かっこいい。

    "「ジャパン!」  とアナウンスが入り、吉田首相以下六人の全権委員が登壇した。吉田は調印の際にサイン用として新品のペンを渡されたが、わざわざ胸ポケットから自分のペンを出してサインした。その光景を見た次郎の両目に涙があふれてきた

    0
    2026年03月08日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    面白くてあっという間に読めました!
    小説だけど実際の日常の一コマを切り取ったような、リアリティある感じがとても良かった!
    各章で登場人物が財布を通じて繋がったり離れたり…
    選択の違いでまたそこから違った道に行ったり、あとそのリアリティさで登場人物に感情移入しちゃって辛くなったりすることもあるけど、それも含めて心を鷲掴みされました。
    リボ払いのところは経験はないけど、ヤバいと聞いたことあるので、ほんっとうにハラハラした(笑)

    リーマンショックとか、時代の波に翻弄されて不本意な就職となり、奨学金の返済に困っているところとか、身につまされるなーと。
    現代の問題と日々のお金の話をうまくまとめたお話!

    0
    2026年03月08日
  • 博士の愛した数式

    Posted by ブクログ

    交通事故の後遺症により記憶を80分しか保持できない数学者の「博士」と、彼の家政婦である「私」、その息子「ルート」の交流を通じて、人間関係の温かさと数学の美しさを静かに描いた物語。
    博士がルートを、また私とルートが博士を思いやる姿を通じ、たとえ記憶が失われてもなお積み重なっていく関係性や、人が他者を信頼していくプロセスの尊さが丁寧に表現されている。また博士が語る数学は単なる知識に留まらず、数学の公式と美しい情緒を結びつけた表現がとても印象的だった。
    物語全体を通して、効用よりも「美しさ」を大切にする姿勢が強調される。博士にとって数学は生きる軸であり、その真摯さが周囲の人にも静かに影響を与えていく

    0
    2026年03月08日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

    Posted by ブクログ

    ひーちゃん、桜子さんだけじゃない、みんなそれぞれにちゃんと苦労や辛い事が沢山あって、でもどの問題にもお互いに介入して解決するとかじゃなくて、影から見守るという程大袈裟でもなく、ただ認知してるくらいの関わり方も良かった。
    それぞれが自分の人生の苦楽を経験した上で自分なりに選択して生きていて、凄く自分の人生のバイブルとなる一冊だった!

    0
    2026年03月08日
  • 幼年期の終り

    Posted by ブクログ

    ある日突然、世界中の複数の都市上空に宇宙船が現れる。人類よりはるかに高度な知能と技術を有する"上帝(オーバーロード)"と呼ばれる異星人の介入によって、戦争や貧困は消え去り、人類は一見理想郷のような世界を手にする。果たしてオーバーロードとは何者で、真の目的は何なのか。完全に管理された平和の中で人類の未来はどうなるのかを描いたSF屈指の名作。
    結末はまさしく幼年期の終わり。
    戦争、貧困、果ては動物の虐待に至るまでが完全に排除(犯す人間がいればオーバーロードの圧倒的な力によって即座に抑止される)された一見理想的な世界で、その世界を是としない人間や、発展を生まないという思考は伊藤計

    0
    2026年03月08日
  • アナヅラさま

    Posted by ブクログ

    第24回「このミス」大賞 文庫グランプリ受賞作
    もちろん初めての四島祐之介

    ある地方都市で起きた女性の連続行方不明事件の行方を追う私立探偵が、都市伝説「アナヅラさま」の正体に迫る過程を描いています。
    しっかりミステリですが・・・怖っ!マジで怖いです!
    一級のミステリに散りばめられたサスペンス、アクション、そしてちょっとホラーテイストも・・・
    後半はほぼ一気読みでした(^_^;)
    四島祐之介氏の次作にも期待です。

    0
    2026年03月08日
  • 風のマジム

    Posted by ブクログ

    なんとも爽やかな清々しい沖縄の風に吹かれたような読後感!
    一気に読めてしまった!
    去年映画化されてるようなのであの南大東島のサトウキビ畑観てみたい!
    風を感じたい!
    そして実際に沖縄産ラム酒飲んでみたい!

    0
    2026年03月08日
  • 三体3 死神永生 上

    Posted by ブクログ

    三体シリーズの集大成。三体I, IIではSFに馴染みのない人でも楽しめるようなエンターテイメント性が高い作品である一方で、本作三体IIIはまさにSF好きに捧げる1冊といった仕上がり。正直後半は何言ってるか全然分からなかったが、雰囲気は抜群。(好みが分かれそうな部分でもある。)
    これまで以上に壮大なスケールで、「人間とは」 「文明とは」 「宇宙における存在の意味」が描かれる作品でした。
    累計で3,000ページを超える壮大な1つの物語が完結してしまい、三体ロスを感じる...。(前日譚となる三体0、有志が本編で語られなかった細部を補完した三体Xもあるが、悩み中...。三体ロスは三体ロスで良いような気

    0
    2026年03月08日
  • ガダラの豚 1

    Posted by ブクログ

    1巻: 民俗・呪術学の権威である大生部教授が手品師の仕掛けを暴く奇術師ミスターミラクルの協力のもと、新興宗教にのめり込んだ妻逸美を救出するお話。(トリックに似ているとされてるのは多分この1巻だけ。)
    2巻: TV取材クルーと同行して本場の呪術調査のため物語の舞台がアフリカに広がる。文化的に呪術師には調停者としての高い地位があり、本物の力に触れていく。その中でも別格の力をもつ呪術師と邂逅する。
    3巻: 別格の力を持つ呪術師の力の根源に触れた大生部教授たちはこの呪術師と対決することになる。人知を超えた力を持つこの呪術師に対してどう立ち向かっていくのか。
    笑いや皮肉が聞いていてシリアスな部分もコミカ

    0
    2026年03月08日