小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレこの物語の主要人物は空子、白藤、音の3人。
空っぽな空子と、信念に頑なな白藤の対比が印象的で、面白い。
音は空子をさらに上回る「世界99」の人物で、空子にとっては唯一の理解者なのだろう。物語が進むにつれて、空子や白藤を上から見下ろす「神」のような存在に感じられた。
随所に「わかる!」と思えることが多々あった。感動は娯楽、悲劇も娯楽。差別者じゃない人間はいない。事実は歪曲され、記憶は変わる。感動は視野を狭くし、中毒性もある――そのような「真実」が言語化され、突きつけられる。
後半、空子は自分の「記憶」を差し出し、ピョコルンになる「儀式」に向かう。自殺に近い行為なのに、描かれ方は晴れやかだ。 -
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ネタバレお気に入りTBS Podcast「ペーパードライブ」より。
最近詩歌に興味があり、穂村弘ベストであるということと出演者の和気あいあいとしたベスト3紹介で引き込まれる。
作品とはどこまで作者のリアルを織り込むものなのだろう。和歌って文学作品のなかでは現実を反映するものだという感覚があるけど、穂村弘はリアルとファンタジーの融合がすさまじい。何気ない日常の尊い瞬間を切り抜くとか、もやっとかうふっとかの感情機微を鋭利に言語化ということにとどまらない、どこか遠くの異世界へ飛ばされるような浮遊感。一読ではなんのことだかさっぱりという、ある種の心の中で抵抗が生まれるのが良いよね。では、個人的珠玉編です。
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推しの一冊です。ある人のブログで紹介されており、読んでみたらストライクというかホームランだった。
小林書店は、兵庫県尼崎市に実在する(2024年に閉店)。本書は、その店主の小林由美子さんをモデルにした「ノンフィクション&ノベル」。
大手出版取次の「大販」に入社した新人女性が、小林さんと出会い成長していく様が描かれている。由美子さんとその夫の昌弘さん以外の人物や企業等は、一部の著名人を除きすべてフィクションである。そして、本書で語られる由美子さんと昌弘さんのエピソードは、実際のあった話が元になっている。だから「ノンフィクション&ノベル」。
2020年に単行本として出版されたとき -
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ガクテンソク奥田さんのエッセイ集。noteの連載を見つけた編集者さんが、世のおじさんたちにも響くのでは?と思い「自己啓発本ほど硬くなくそれでもおじさんたちが前向きに頑張れるような本」という話を持ちかけて出版に至ったそうだ。
時期は2020-2024年、M-1のラストイヤーが終わり、上京を決意してからTHESECONDで優勝するまでのことが綴られている。自分に「四十路独身上京漫才師」と言うラベルを貼る奥田さんの、すいもあまいもが詰まった一冊は情熱と哀愁に包まれていた。
一章は奥田さんの人となりが知れる自己紹介や趣味のこと。二章から漫才編に入る。
舞台のこと、ネタ作りのこと、楽屋での過ごし方、 -
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怒涛の終盤!後半から止まらなかったー!
と同時に緊張感と戦慄が走る。。。
<死者>とは誰…? しっかりやられた〜!
気づけないし、この結末は予想できん(笑)
上巻から謎はとても多く、無理のある話には感じつつも、練り込まれた緻密な設定の上に物語は成り立ってると思う。何より伏線回収の鬼すぎる!上巻から下巻にかけて、鮮やかに回収する伏線には流石としか言いようがない…。
謎が多く内容が少し難解なだけに、上巻から下巻までは期間を空けずに一気読みを推奨。
陰惨でダークな雰囲気は、とことん好きなんだと再認識させられた。自分の好きなホラーとミステリーの融合、欲張りセットだな。
連続して綾辻作品だった -
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何年も前からとても話題になっていたのでついに手に取ってみました!
結果、とっても面白かったです。
2人のロマンスに胸がギューとなったり、ハラハラしたり、めちゃくちゃ切なくなったり…
ヘンリーは健気で、アレックスは一途で…
2人を取り巻くたくさんの人たちも、とっても魅力的で愉快で楽しくて、読み応えありです!
ファンタジー感があり、現実はこうも上手くはいかないんだろうけど、こんな未来が来ても良いんじゃないかなと思える作品でした。
また、大統領選の裏模様や、王室の内部事情など、どこまで真実に近いのか分からないけど、知らない世界を知れて良かったです。
特にイギリス王室にはさらに興味が湧きまし -
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とんでもなく美しい小説。
満月、半月、新月。それぞれが私たちに見せる面もあれば見せない裏側の面もある。そこに存在するはずなのに私たちには見えない。それは人の顔にも言え、他者に見せる顔を表の顔とするならば、自分ですらはっきりと見えない裏の顔も存在する。しかし表の顔とは他人を自分の言葉や印象、都合に合わせる時に切り取って被ったり被らせたりする面のようである。表の顔である面は、他者に判断され勝手に被らされる面であり、自らの本当の顔である裏の顔を見る必要がないと判断される為の「顔のパスポート」である。
面に惹かれて移り住んだ三人の女性の二人ーー望とグエットは表の顔によって、他者からアジア人という面を貼 -
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古代中国史が好きな人におすすめ!しません(しないのかよ)
たぶん、真っ二つに分かれると思うので、全く受け入れられない人と、どんどんやれ〜の人と
もちろんわいはどんどんやれ〜の人です
つか星の数見て察しなさいよ!
そういうとこよ!まったく
そして、どう考えても作者のジャオさんは極左思想の持ち主
実際はどうか知らんけど、それはどうでもいい
わいがこの物語を読んでそう思ったのでそれでいい
元左翼の人間としては、共産主義の究極の目標って「みんな仲良くしましょう」だと思うのね
で、この目的を達するための大前提があって、それを踏まえてあらためて言うなら「欲望は捨てて、みんな仲良くしましょう」なんだ
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