ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ページ数もあり、大変かなと思いましたが、読んでいると先が気になりぐんぐん読み進みました。戦後の被害を受けた人と云えば、各々いろいろな形がある。しかしそれは下級国民だけであって、貴族はそうではないのでは?!その不平等さに抗う5人の女史。最初は彼女らの事情もありまとまりがなかったが、徐々にわかりあい、友になる。良い小説でした。
    女性は逞しく、したたかだなとも思わされました。
    最後は切ない、甘酸っぱい終わりで満足です。

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    2026年01月26日
  • see you again

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    いじめのこと全て、読む前よりも輪郭がくっきりしたように思う。
    清人くんがどんな気持ちで、あの異様な遺書を書いたのかも理解して、彼の強がりに胸が苦しくなる。

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    2026年01月26日
  • 蛍たちの祈り

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    「おれは、あのひとよりやさしいひとを知らない。」

    子供は親を選べない。親の罪が子供を苦しめる。世間は許さない。

    生まれながらに差別をされる。子供は被害者でしかない。
    自身も無意識に偏見を持ち、「あの子の親は〜」、「あの家は〜」というような差別を口には出さなくても心のなかで日常的に行っている。

    この物語を読んで、考えることが沢山ありました。
    人の醜さとやさしさがはっきりと表されています。
    この本に出てくるやさしさに少しでも近づけたなぁと思いました。

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    2026年01月26日
  • やなせたかし先生のしっぽ ~やなせ夫妻のとっておき話~

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    やなせたかし先生の秘書から見たご夫婦と、奥さんを亡くしてからのやなせ先生の話。
    奥さんの暢さんの茶道教室の生徒だったという縁から、やなせ先生の会社で働くことになったというが、抜擢した暢さんの目は確かだったのだろう。
    晩年、やなせ先生がこんなにも病気をされていたとは知らなかったし、その介護をずっとするのは、どんなに尊敬できる人であっても、とても大変だったろうと思う。
    朝ドラとは違う、本物のやなせ先生夫婦の顔が少し見れたようでおもしろかった。

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    2026年01月26日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    この物語の主要人物は空子、白藤、音の3人。
    空っぽな空子と、信念に頑なな白藤の対比が印象的で、面白い。

    音は空子をさらに上回る「世界99」の人物で、空子にとっては唯一の理解者なのだろう。物語が進むにつれて、空子や白藤を上から見下ろす「神」のような存在に感じられた。

    随所に「わかる!」と思えることが多々あった。感動は娯楽、悲劇も娯楽。差別者じゃない人間はいない。事実は歪曲され、記憶は変わる。感動は視野を狭くし、中毒性もある――そのような「真実」が言語化され、突きつけられる。

    後半、空子は自分の「記憶」を差し出し、ピョコルンになる「儀式」に向かう。自殺に近い行為なのに、描かれ方は晴れやかだ。

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    2026年01月26日
  • 宇宙のみなしご

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    キラキラとした青春小説でした!!
    屋根に登るという非日常を楽しむ中学生たちが輝いていた
    また中学生ならではの悩みや発想力の豊かさなどとにかく学生時代の良いことも悪いことも思い出させてくれるような作品だった

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    2026年01月26日
  • ラインマーカーズ ~The Best of Homura Hiroshi~

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    ネタバレ

    お気に入りTBS Podcast「ペーパードライブ」より。
    最近詩歌に興味があり、穂村弘ベストであるということと出演者の和気あいあいとしたベスト3紹介で引き込まれる。

    作品とはどこまで作者のリアルを織り込むものなのだろう。和歌って文学作品のなかでは現実を反映するものだという感覚があるけど、穂村弘はリアルとファンタジーの融合がすさまじい。何気ない日常の尊い瞬間を切り抜くとか、もやっとかうふっとかの感情機微を鋭利に言語化ということにとどまらない、どこか遠くの異世界へ飛ばされるような浮遊感。一読ではなんのことだかさっぱりという、ある種の心の中で抵抗が生まれるのが良いよね。では、個人的珠玉編です。

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    2026年01月26日
  • 飛べない雛 横浜ネイバーズ(2)

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    ヒナちゃん、頑張った。
    それにしても、あいつは許しがたい。あらゆるところで報いを受けますように。
    ロンの母親の件も大きく動いた。まだまだ決着とは言えないけれど。
    一息ついたと思ったら、またしてもとんでもない事件の予感。

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    2026年01月26日
  • あの日、小林書店で。

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     推しの一冊です。ある人のブログで紹介されており、読んでみたらストライクというかホームランだった。

     小林書店は、兵庫県尼崎市に実在する(2024年に閉店)。本書は、その店主の小林由美子さんをモデルにした「ノンフィクション&ノベル」。

     大手出版取次の「大販」に入社した新人女性が、小林さんと出会い成長していく様が描かれている。由美子さんとその夫の昌弘さん以外の人物や企業等は、一部の著名人を除きすべてフィクションである。そして、本書で語られる由美子さんと昌弘さんのエピソードは、実際のあった話が元になっている。だから「ノンフィクション&ノベル」。

     2020年に単行本として出版されたとき

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    2026年01月26日
  • 何者かになりたくて

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    ガクテンソク奥田さんのエッセイ集。noteの連載を見つけた編集者さんが、世のおじさんたちにも響くのでは?と思い「自己啓発本ほど硬くなくそれでもおじさんたちが前向きに頑張れるような本」という話を持ちかけて出版に至ったそうだ。

    時期は2020-2024年、M-1のラストイヤーが終わり、上京を決意してからTHESECONDで優勝するまでのことが綴られている。自分に「四十路独身上京漫才師」と言うラベルを貼る奥田さんの、すいもあまいもが詰まった一冊は情熱と哀愁に包まれていた。

    一章は奥田さんの人となりが知れる自己紹介や趣味のこと。二章から漫才編に入る。
    舞台のこと、ネタ作りのこと、楽屋での過ごし方、

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    2026年01月26日
  • 虚空へ(新潮文庫)

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    【虚空へ】谷川俊太郎 新潮社

    目に見えないけどたしかにある何か。
    言葉だけでは掬い取れないそれを、詩の形でなんとか掬い取ろうとする谷川俊太郎の葛藤が感じられた。
    きっと、それは掬い取った瞬間、それ自体ではなくなってしまうことを知っていて、言葉の無力さを誰よりも痛感していて、それでもやろうとしている。それこそ命をかけている。
    読んでいると御神木とか、何か自分より壮大なものに包まれているような感覚になった。
    これは手元に持っていきたいな。

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    2026年01月26日
  • 屋上で縁結び 日曜日のゆうれい

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    ビルの受付で働く苑子、そのビルには地下二階から屋上まで続く階段が参道の神社がある。苑子は昼休みお弁当を持って毎日その参道を登り屋上で食べるのを楽しみにしていた。神主さんが掃除に来ている時は一緒に並んで食べるからなのだが、神主さんはシングルファーザーで小学生の男の子がいると聞きお昼に会えたらうれしいと言うだけで連絡先さえ知らないし2人で出かけたこともなかった。

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    2026年01月26日
  • Another (下)

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    怒涛の終盤!後半から止まらなかったー!
    と同時に緊張感と戦慄が走る。。。

    <死者>とは誰…? しっかりやられた〜!
    気づけないし、この結末は予想できん(笑)
     上巻から謎はとても多く、無理のある話には感じつつも、練り込まれた緻密な設定の上に物語は成り立ってると思う。何より伏線回収の鬼すぎる!上巻から下巻にかけて、鮮やかに回収する伏線には流石としか言いようがない…。
     謎が多く内容が少し難解なだけに、上巻から下巻までは期間を空けずに一気読みを推奨。

    陰惨でダークな雰囲気は、とことん好きなんだと再認識させられた。自分の好きなホラーとミステリーの融合、欲張りセットだな。

    連続して綾辻作品だった

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    2026年01月26日
  • 怪談・骨董

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    小泉八雲の怪談は、皆さん思うように、ただ恐ろしいだけでなく、人間の悲哀や優しさも感じられる。

    また昆虫に関しての愛が感じられ、特に蟻、蚊に関してのお考えがユニークでした。

    日本の色々なことに愛情深い眼差しで深く興味をもっていただき、日本人以上に日本人ですね。

    100年以上経った現代の日本に住む私たちの心に、いまだに残る美しい文章を残してくれて、本当にありがたいです。

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    2026年01月26日
  • 美少年蜥蜴【影編】

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    私の大好きな探偵団の、私の大好きな締め方!!
    笑いあり、感動ありのこの物語が大好きです。
    番外編も楽しみ!

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    2026年01月26日
  • 赤と白とロイヤルブルー

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    何年も前からとても話題になっていたのでついに手に取ってみました!

    結果、とっても面白かったです。
    2人のロマンスに胸がギューとなったり、ハラハラしたり、めちゃくちゃ切なくなったり…

    ヘンリーは健気で、アレックスは一途で…

    2人を取り巻くたくさんの人たちも、とっても魅力的で愉快で楽しくて、読み応えありです!

    ファンタジー感があり、現実はこうも上手くはいかないんだろうけど、こんな未来が来ても良いんじゃないかなと思える作品でした。

    また、大統領選の裏模様や、王室の内部事情など、どこまで真実に近いのか分からないけど、知らない世界を知れて良かったです。
    特にイギリス王室にはさらに興味が湧きまし

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    2026年01月26日
  • 月の三相

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    とんでもなく美しい小説。
    満月、半月、新月。それぞれが私たちに見せる面もあれば見せない裏側の面もある。そこに存在するはずなのに私たちには見えない。それは人の顔にも言え、他者に見せる顔を表の顔とするならば、自分ですらはっきりと見えない裏の顔も存在する。しかし表の顔とは他人を自分の言葉や印象、都合に合わせる時に切り取って被ったり被らせたりする面のようである。表の顔である面は、他者に判断され勝手に被らされる面であり、自らの本当の顔である裏の顔を見る必要がないと判断される為の「顔のパスポート」である。
    面に惹かれて移り住んだ三人の女性の二人ーー望とグエットは表の顔によって、他者からアジア人という面を貼

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    2026年01月26日
  • 君の膵臓をたべたい

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    再び中学生の娘からオススメしてもらって。

    この本のことは知っていて、映画の事も知っていて、でも読んだことも観たことも無かった。
    なんとなく紹介文などで見聞きしていた内容ではあったが、それがこの物語の良い悪いを決定するものではなく、素晴らしいものだったと思う。

    自分では選ぶことのできない未来のこと、だからこそ自分で選ぶ生き方。
    後半は一気に読んだ。
    ラスト少し前まではずっと泣きながら読んだ。

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    2026年01月26日
  • 天空龍機 鋼鉄紅女2 下

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    古代中国史が好きな人におすすめ!しません(しないのかよ)

    たぶん、真っ二つに分かれると思うので、全く受け入れられない人と、どんどんやれ〜の人と

    もちろんわいはどんどんやれ〜の人です
    つか星の数見て察しなさいよ!
    そういうとこよ!まったく

    そして、どう考えても作者のジャオさんは極左思想の持ち主
    実際はどうか知らんけど、それはどうでもいい
    わいがこの物語を読んでそう思ったのでそれでいい

    元左翼の人間としては、共産主義の究極の目標って「みんな仲良くしましょう」だと思うのね
    で、この目的を達するための大前提があって、それを踏まえてあらためて言うなら「欲望は捨てて、みんな仲良くしましょう」なんだ

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    2026年01月26日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    自分が嘘をついていることに気が付かずに、「思いやり」「良い子」と勘違いしたまま過ぎていく日々。
    自身と重なり、深く共感できた。

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    2026年01月26日