小説・文芸の高評価レビュー
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鹿角落とし
足力おでん
藪雨
の3編です。
なんといっても 藪雨ですね!
藪雨は 雨の呼び名かと思ったら 鳥の名前でした。
女が次々に殺されていく。
調べていくと みな深川芸者だった。
そして 同じお座席に出ていた。
大好きなおふう も!
逃げた女房に未練があって 一緒になれなかった勘兵衛
おふうは
斬られたあと 三日三晩は生きていた。
勘兵衛は うちに連れて帰って世話をする。
死ぬ前に おまえさえよければ 一緒になろうな!
と言う。
おふうの葬式の時は おふうに純白の綿帽子を被せ
自分も紋付羽織袴姿で見送った。
もっと早く言っていたらねえ!
でも 出て行った静も見ちゃった後だったしね。
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吉田修一に手を出した。デビュー作から順次読んでいくつもり。
あえて強引に分類すれば、純文学になると思うが、しばらくエンタメ(ライトノベル、直木賞系)を読んでたので、非常に歯ごたえと旨味があった。そして不思議なことに面白くないのに没頭してどんどん読んでしまうのだった。作品世界に引き込まれる。。。まあそれは結局、面白いということなのだろうが。
長崎弁が大変良い。これまでの人生で大学の4年間だけ九州にいたので長崎弁を聞く機会もあり、本作でも読んでてまったく苦も無く理解することができた。リズムと語呂が良い。
また、荻窪に向かう電車の中で読んでいるとき、主人公がモノレールからJRに乗り換えて荻窪に向かう -
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2016年初版。スウェーデン映画で作品を知り、ハリウッド作品も鑑賞しました。面白かったので、原作を読んでみました。主人公は、59歳・最愛の妻を亡くし、仕事も無くして後追い自殺を決意しています。偏屈な人間です。ご近所付き合いもなく。ひとりぼっち。そんな彼が隣に越してきた家族と関わるのちに、変わっていきます。作品の中で最愛の妻との出会い・悲しい出来事・素敵な逸話が出てきます。主人公が、ただただ偏屈な人間ではなく優しくて可愛い男だとわかってきます。タイトルの通り「ひとりぼっち」ではなくて「幸せなひとりぼっち」なんだと感じさせてくれる作品でした。
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第7弾!
今回は3つの話。
「違う世界へ行く方法」
異世界に行く方法とか、都市伝説であるねんな。↓↓↓
エレベーターに一人で乗って、そのまま四階、二階、六階、二階、十階、五階の順に移動する。
五階に着くと、若い女性が乗ってくる。それを確認したら、一階のボタンを押す。するとエレベーターは、一階に下りるのではなく、十階に向かって昇っていく。もしそのまま十階に行くことができ、エレベーターの扉が開いたなら、そこには自分しか人間のいない世界が待っている!
10階のビルを探してやってみる?
話は、現実的でもっと怖いけど(^◇^;)
「沼のヌシ」
良く古い森とか池にヌシがおると言う話があるけど、あ -
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ネタバレ野球を題材にした小説が得意なイメージの強い元スラッガーの朝倉宏景さんの新刊
野球と離れたと思ったらゴツい剛速球を投げ込んできやがった
一応蓋するが、ギリネタバレにはならんのちゃうかと個人的には考えている
旭川に住む四人家族の物語
大工のお父さんは元サッカー小僧で激熱のちょいウザ
お母さんはそんなお父さんをうまくコントロールする元サッカー部のマネージャー
13歳の長女は反抗期真っ只中でお父さんと喧嘩ばかりだけど弟にはいいお姉ちゃん
そして10歳の竜星はサッカー少年で誰にも好かれるよい子
しかし竜星は小児がんに冒され余命半年と告げられてしまうのです
そして家族は竜星に余命を告げる決断をくだ -
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今回もまた沢山の元気をもらいました。
そんな中、30代のチカさんが「最期をどう迎えるか」に対する不安を覚え、そこから思考の道筋をつけていく様子が描かれていたことに少し驚き、そして大袈裟でなく救われるような気持ちになりました。
「最期について考えることで、どんなふうに生きるかを探していたのだと思う」とチカさん自ら綴っていたけれど、自分が30代の頃はそんなことしっかり考えていなかった…漫然とすごしていたと言っても過言ではなかったはず。
いま、人生100年時代の折り返し地点を過ぎたところで自らの最期について漠然とした不安を日々積み重ねていたけれど、今回このくだりを読んで、不安の何層かはごっそり取 -
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ネタバレMOE(2023年4月号)を読んだ時に、この「じゃない」絵本が紹介されていて驚くほどリアルで衝撃を受けた!
絵本の表紙にもなっているきゅうりはきゅうりにしか見えないし(本当はバナナ)、みかんはみかんにしか見えない(本当はトマト)、いちごは口が開いている⁉︎え!アサリ⁉︎というような驚きの連続だった。
MOE(2023年4月号)の裏話でいちごを撮影する際はアサリが開いてしまい、撮影が大変だったとも言っていた。
実際は人の拳と腕で表現したアイスクリーム。
色んな見立てがある。
絵本を見ながら「え!〇〇じゃない!」とそんな想像力の楽しさと大切さがこの本から伝わって来る。 -
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電線に群がる鳥のさえずりを聞いて、きっと何かの情報交換等をしているのではないかと漠然と思っていた。その問いに答えたのが、本書だ。
溢れんばかりの臨場感に釘付けになったこの本の
読後感は、筆者の更なる活躍を心から応援したい
という期待感で満たされている。
本書は、数多くの実験を通じて苦心の末に筆者が
発見したシジュウカラの発声等に係る行動様式に
ついてまとめ上げている。
シジュウカラやコガラ、ヤマガラといった『カラ類』と呼ばれる小鳥は、混群と呼ばれる集団を形成して生活する。
筆者は、混群を成す異種の鳥が、相互に異種の鳥が発する言葉(以下、略して鳥語という。)を解していることを突き止める。
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