ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • お探し物は図書室まで

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    この作者の本は初めて買ったのですが、とても読みやすかったです。

    わたしも小町さんに本を選んでほしい!

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    2025年11月22日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ・プロポーズの心得
    俳優の紙谷ゆずるは想いを寄せる一人の女性がいる。その人は高校時代に親友が亡くなった悲しみを引きずっているという。その女性と亡き友人を引き合わせたいと、使者と連絡を取る。面会の日、眼の前に現れたのは小学生位の少女であった。

    ・歴史研究の心得
    今回の依頼は少し変わっていた。郷土史を研究してきた教師が、歴史上の人物と面会したいというのだ。

    ・母の心得
    二組の依頼が来る。一方は目を離したスキに事故で娘を亡くした夫婦。もう一方は若くして病で亡くした娘に会いたいと願う老婦人。満月の日が最も面会時間が長くなるため二組はそれぞれの想いを抱えながら同じ日に娘との面会をすることとなる。

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    2025年11月22日
  • 男ともだち

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    この環境でわたしは「男ともだち」に何を求めているのだろうか、彼氏でも、愛人でも、女ともだちとも違う。あいつに求めているのはなんなのか。価値観が似てる、何をしても離れていかない、何をされても離れない、そんな安心感という名の愛なのか束縛なのかを互いにし合っているのか。
    ハセオが赤いヒールにふれた時、その人から期待もしていなかったけど、誰かに認められたかった時にあぁやっぱりわたしを認めてくれる、欲しい言葉をくれるのはこいつなんだって思えた時のそれを思い出した。だからといって欲情するわけでもない。特別だから、セックスをしない。特別であるためにセックスをしない。

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    2025年11月22日
  • りきしのほし

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    誰しもが通る道、経験あることじゃないかなと。
    読み聞かせしてくれた大好きな心友が、元気いっぱいハツラツと力強く読んでくれたのが、とても心に響いて良かった❣️

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    2025年11月22日
  • 死神と天使の円舞曲(ワルツ)

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    知念実希人さんの死神シリーズが好きで、久しぶりに購入した。
    レオとクロ、それぞれの話から始まり、二人(二匹)の話が絡み合って、思ってもいなかった展開に引き込まれてしまった。
    このシリーズの本は人の死にまつわる話が書かれているけど、読んだ後に心が温かくなる。
    前二作を読み返したくなった。
    この本もまた間を空けて読みたい。

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    2025年11月22日
  • こんなふうに、暮らしと人を書いてきた

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    「書く」ために大切すべきことを
    惜しみなく分け与えてくれる一冊。

    ボスの教え。
    裏テーマ。
    文章磨きの五つのヒント。

    迷った時に、何度も読み返したいことが多かった。

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    2025年11月22日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    自分が生まれる前のミステリ小説!面白い!!!!!

    まず本物の殺人犯であるハサミ男が、自分のなりすましを見つけるという設定に興味をそそられた。

    まず最初に気になってくるのが主人公(わたし)の言葉遣いについて、どことなく男性的にも女性的にも伝わってくるので不信感が募る。

    そして偽ハサミ男に殺害された被害者の樽宮由紀子の人間性がだいぶ変わっているので、その周りの友達や男性、家族に対する考えも進むごとに変化していって面白かった。

    度々出てくる医者という名の人物にも疑問を持つ点が多く、何者なんだ、、という感情はあるのに、違和感は少ないためスラスラ読める。

    物語が、警察の調査の視点と、「本物」の

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    2025年11月22日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれてずっと読みたかった作品。

    最後まで主人公の人間性をあまり好きになれなかった。それでも人間味たっぷりで、自分も同じような考え方があるので耳が痛い部分も多かった。

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    2025年11月22日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    憧憬と悪意の混在。
    したたかさと利己主義も混在。
    女性ならではっていうのかな。
    これが全員男性だったら
    ここまでの爽やかさや清々しさは出ないだろうなとか。

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    2025年11月22日
  • ルルとミミ(乙女の本棚)

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    内容は分かりやすく、面白いと思いました。
    大人向けの童話のようでとても幻想的でした。とても作品と挿し絵がマッチしていて美しかったです。

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    2025年11月22日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。どのあたりが怪しいか、「ペンネーム」「通路」「中村青司の建築」などキーワードにあたりをつけて読んでいった。
    もちろん、最後は、うわーそうだったのか!となるし、小説の中の本が終わっても、まだ続く謎の部分が面白かった。想像のさらに上をいく感じがたまらない。
    しかし、そろそろ、裏通路トリックはお決まり感が出てきた。次はどう予想を裏切ってくれるのか楽しみだ。

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    2025年11月22日
  • ハルビン

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    最初に断っておくと、本書は小説だ。
    参考文献の記載も無く、ノンフィクションに分類されていない時点で、本書の歴史的事実に関する記述の正確さを考慮して評価を下すことは適切ではない。あくまで実際に起こった事件を土台として、当事者や関与した人間がどのように考えて行動したかを考える作家の想像力の方向性と、それを再現するための文章能力や演出方法に注意を向けて読むべきだ。当時の情勢や声を現代に届けてくれる資料として本書に目を通していくことはあまり意味がないように思う。それが作家の意図する全てではない。

    金薫は、安重根の若く力強いエネルギーと行動力を是が非でも取り上げ、作品として昇華させたいと長年思っていた

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    2025年11月22日
  • スモールワールズ

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    あまりにも良すぎて...予想もつかない7つの小さな世界。どれもが面白かった。

    ・ネオンテトラ
    ・魔王の帰還
    ・ピクニック
    ・式日

    この4つは話の中に、他の短編の登場人物が出てきた気がした。魔王の帰還でボロッボロ泣いてしまった。

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    2025年11月22日
  • ロスト

    mii

    購入済み

    爆弾シリーズから。

    呉さんの作品は総じて群像劇だなと。
    入れ替わり立ち替わりで視点が変わるので、より情報が煩雑になって面白い反面、おっちゃんが多いので何が何やらというところではあります(笑)あと本筋から外れますが大阪が舞台の作品なのに関西弁が少なくてちょっと物足りなさ感じたところもあります。

    他作を引き合いに出して恐縮ですが、犯人の動機だったり事件にまつわる人々の心情など、他人や万人には理解し得ない感情とそれに対する葛藤が爆弾とも共通してるところであり、これこそ呉作品の真髄なのかなと思いました。
    人間は多面的なものである、という。

    他のコメントでもありましたが、三溝さんの「これからも事件

    #ドロドロ #ダーク

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    2025年11月22日
  • 本日は、お日柄もよく

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    私の本棚の中で1番のお気に入り本。
    言葉1つ、伝え方1つで無限の可能性とパワーを秘めている。
    言葉の力強さと大切さを感動のエピソードと共に体得させてくれました。
    最高!^_^!

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    2025年11月22日
  • 日常蒐集録「ねずみ絵日記」

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    SNSでよく拝見していた方です。
    隅々まで目を凝らしたくなるほどの緻密な絵に見惚れ、書籍化されたということでこちらも手に取ってみました。
    ほのぼのした日常のエピソードを絵日記形式で楽しめます。
    ヒトではなく、ねずみで描かれているのというのにも惹かれます。
    線がとにかく綺麗で、字もなぞって書いたのかと疑うほどの整い具合。
    自分もこんな絵を描きたいなと思わずにはいられない美しい作品でした。

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    2025年11月22日
  • 飼い犬に腹を噛まれる

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    「赤と青のガウン」を読んですっかりファンになってしまった彬子女王のエッセイ。
    タイトルがとにかく魅力的で、おもしろくないはずがない、という本。彬子女王の日常が綴られている。京都に住んでいて、大学で教えていらっしゃるということを、この本で初めて知った。生徒さんはきっと楽しいだろうなぁ(笑)
    彬子女王の文章は、すーっと体に染み込むような優しさ?がある。ほしよりこさんの挿し絵も素敵。次作にも期待したい。

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    2025年11月22日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画鑑賞後に読んでみた。
    映画と小説は大きく違ったが、吉沢亮の当て書きだったのかと思うほど、読み進めるほどに映画の吉沢亮が思い浮かぶ。
    映画では最初にしか出ていなかった徳次が喜久雄を支え、見守り、大活躍。
    映画でも見たかったな、と思うが、徳次のセリフを春江に託したり、違いを踏まえての面白さもあり、映画を観てから読み進めてよかった。
    映画では半次郎亡き後、苦労に苦労を重ねる喜久雄の姿が辛かったが、小説では歌舞伎での再起、映画出演での辛苦と評価等、起伏に富んだ人生を送る姿に一気に読み進められた。
    映画をまた観たくなり、そして再読してみたいと強く思った。

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    2025年11月22日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    家事に対しての考えが変わり、読んでいて楽しく、元気になる。そんな本だった。

    確かに、家事がシンプルだと心地よい。さっそく、生活に晒(さらし)を取り入れたら、その快適さにびっくりした。今まで布巾にかけていた時間が大幅に短くなって「そういうことか」と思った。
    今まで何かを目指していたけど「あ、これでいいのだな」と気づくことができた。

    わたしも自分の生活をもっとシンプルに、心地よくしていきたい。

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    2025年11月22日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    第二回目伊与原さんブームということで、こちらの本。短編集で、人生に迷える人+行きすがりの理系(の特定の分野に詳しい人)という設定がもはや安定。まだ初期の本を読んでいないが、後書きでの逢坂さんとの対談を読むと当初は理系知識の謎解きトリックミステリー派だったということで、まあそれはネタ作りに疲れそうだなあと思ったので、この程度の軽いトリックが読んでいる側にも負担がなくてありがたい。

    一番よかったのはエイリアン食堂(だったか)で、読者からに反応もよいとのことに納得。つくばで食堂を営む父娘のもとに訪れる、非正規雇用?の学者さん。彼女が持っているルーペ(それを持っている限り自分の立ち位置を確認できる)

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    2025年11月22日