ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    南の戦線に最強の将軍童貫が姿を現した。
    童貫は水滸伝では「怨敵」なのだが、雲霞の如く湧いてくる信徒を殺し続け、毀れていく兵に思いをいたす姿は人間的でどうも憎めなかった。
    方臘の宗教叛乱も決着が近そうなので、梁山泊と禁軍の直接対決を楽しみに読み進めたい。

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    2026年07月26日
  • 宝島

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    死んだフリント船長が残した宝の地図から、ジム少年の冒険が始まる。少年がリンゴ樽の中に身を潜め、海賊の陰謀を偶然耳にするところからもうこの物語の虜になった。いや、既に物語の始まり、ベンボー提督亭で過ごす不穏な日々から面白かったな。

    ジムの活躍に胸を躍らせ、訪れるピンチに緊張し、息つく暇もなく最後まで駆け抜けたというかんじ。ジムの突飛な思いつきと大胆な行動(まさに冒険)が、結果的には味方を救うというところに心がくすぐられた。

    多くの海賊たちが登場するけど、なかでも一本足のジョン・シルヴァーは生涯忘れられない人物になるだろう。巧みな演者、不敵なリーダー、残酷な悪党、ときに頼もしい味方にもなる。本

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    2026年07月26日
  • 推し、燃ゆ

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    出だしから引き込まれた小説でした。金原ひとみさんの解説で解像度が上がりました。自分の背骨はなんだろうと考えるきっかけになりました。

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    2026年07月26日
  • 犯罪者 下

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    すごく面白かったです
    高校生の時に読んだ64と並ぶくらい個人的には良かった
    64好きな人にはお勧めできるかも

    読み返した後になんでこのタイトルにしたんだろう、どういう意図なんだろうって考えるの面白いです
    作者は誰を指して「犯罪者」としたんだろう
    凄く気になります

    次は「幻夏」読みます


    (26年7月26日)ドラマ化おめでとう!!!

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    2026年07月26日
  • 博士の愛した数式

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    改めて面白い本を読みたくて、本屋大賞受賞作品から選んだ一冊。
    80分しか記憶がもたないという設定が、生きる辛さや分かり合えない理由になっていくのだが、逆にだからこそ分かりあうためにお互いが歩み寄っていき、信頼を築いていく要因にもなっていく。徐々にお互いの心の距離が縮まっていくのは読んでいて心温まって好き。

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    2026年07月26日
  • 銀の猫

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    浅井まかてさんは同年代なので親近感が有り、話がストレートに心に入ります。江戸時代の介抱人の話です、読む前は、介護の苦しくて辛い淀んだ空気の苦労話だろうと思ってましたが、読み終わった後の爽快感心地良い風、ニッコリ微笑みました。もう一度読もうと思います。次に違う小説が読みたくなりました。

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    2026年07月26日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    池井戸氏お得意の、王道の企業モノや銀行を舞台にした逆転劇とは一味違う本作。
    主人公たちは、天下の強豪校のエースたちだけではない。予選会で敗れ、本戦への切符を逃した大学の中から選ばれた、いわば「寄せ集め」の関東学生連合チーム、そしてあの巨大な生中継の裏で命を削るテレビ局のスタッフたちである。

    「勝者」の陰で夢破れた者たち、そして記録にも残らないかもしれない過酷な舞台に挑む若者たちのドラマが、これでもかとばかりに胸を打つ!母校の襷ではなく「オープン参加」として箱根路を走る学生連合の選手たちの「俺たちは何のために走るのか?」という葛藤を抱えながら、バラバラだった個性が、不器用ながらも一つのチームへ

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    2026年07月26日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    池井戸氏お得意の、王道の企業モノや銀行を舞台にした逆転劇とは一味違う本作。
    主人公たちは、天下の強豪校のエースたちだけではない。予選会で敗れ、本戦への切符を逃した大学の中から選ばれた、いわば「寄せ集め」の関東学生連合チーム、そしてあの巨大な生中継の裏で命を削るテレビ局のスタッフたちである。

    「勝者」の陰で夢破れた者たち、そして記録にも残らないかもしれない過酷な舞台に挑む若者たちのドラマが、これでもかとばかりに胸を打つ!母校の襷ではなく「オープン参加」として箱根路を走る学生連合の選手たちの「俺たちは何のために走るのか?」という葛藤を抱えながら、バラバラだった個性が、不器用ながらも一つのチームへ

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    2026年07月26日
  • 思わず考えちゃう

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    自分自身も思わず考えちゃう方だと思っていたけれど、それ以上に考えちゃうヨシタケシンスケさん。自分はまだそんなに考えない方だと、勝手に安心した。イラストも可愛くて、文章量も少なく、とっても読みやすかった!あっという間◎!

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    2026年07月26日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    宙わたる教室から世代交代した科学部。
    それぞれの良さが絡み合って、一つのものが出来上がっていくのって、ほんとにアツい。
    読後感も、熱く爽やか。次の世代に続く感じがとてもよい。

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    2026年07月26日
  • 首ざぶとん

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    ネタバレ

    これは怖かった。
    特に「首ざぶとん」は口にするのも恐ろしいと思える。
    同一主人公で語られる怪異の数々。全部の話が満足できる怖さ。
    人のルールとは違った理不尽に思える怪異側の領域に巻き込まれるストーリー。もしかしたら自分にもいつか訪れてしまうかも…?と考えてしまうタイプのホラーだった。

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    2026年07月26日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    映画を見てあまりの面白さに原作も購入。原作もあっという間に読み切ってしまった。
    久しく読書から遠のいていたのに、そういえば本を読むって面白かったんだと思い出させてくれました。
    amaze!amaze!amaze!

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    2026年07月26日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    『センス・オブ・ワンダー』を読んでまず感じたのは、これは自然について学ぶための本ではなく、「感じる力」を失わずに生きることの大切さを教えてくれる一冊だということだった。

    本書は、海洋生物学者であり『沈黙の春』の著者として知られるレイチェル・カーソンが、自然と向き合う喜びについて綴ったエッセイである。夜の森を歩くこと、雨の音に耳を澄ますこと、海辺で貝殻を拾うこと。そこには壮大な自然描写や専門的な知識が並ぶわけではない。むしろ、日常の中にある小さな驚きや美しさに目を向けることこそが、人を豊かにすると静かに語りかけてくる。

    この作品が描いているのは、自然保護の必要性だけではない。知識は感動のあと

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    2026年07月26日
  • 入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください

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    隣人の存在は怖いものだし危険なんだろうけど、なんか扱いづらいでっかいペットみたいな感じ。ずっと関わってれば心もあげちゃいそう。あっちが友好的なら断れないよねって思う。仲良くしたい。

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    2026年07月26日
  • 好かれようとしない

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    かわいい。時々…ほんとに時々、真っ向勝負な言葉が出てくる。そこもいい。
    若い頃ってこうだったかな。いや、私はもっと女で、こんなにピュアではなかったよ。むしろヒロエ・Oに近かったかも。
    でも、冷静に一度押し返せるほど、自分の気持ちに素直でいられるっていうのは、すごいことだな。まさに「好かれようとしない」ことの効能だよね。なかなか、こんな平らかではいられないよ。…と、ライトに読みつつも、結構いろいろ考えた。いいよね、こういうラブストーリー。

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    2026年07月26日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    かなり面白い!
    きらん風月に、はまって、こちらに流れてきたが、やはり著者の人や世間に対する眼差しが好きだ!!
    きらん風月で、風刺や滑稽、ユーモアの大切さを知り、一つの転機となったのと同じく、こちらの小説は、今、まさに人を信じて頼ることも大切と思い始めた自分にとても刺さる話だった。
    自分の檻のなかで、全てを背負って、他者を顧みないのは、高潔ではなく、世間知らずということ。理不尽も含めてしなやかに受け止め生きる。そんな姿を学び、今の自分に必要な心のサプリを頂いた気がする

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    2026年07月26日
  • 死刑にいたる病

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    死刑囚から手紙がきた、、段々彼に惹かれていく、勝手に身体が真似しようとする、、感覚が、気持ちが同化され始める、、
    最後までハラハラさせられながら読み終わった!
    読み手を置いてきぼりするこなく最後まで、ぎっしり濃い内容で面白かった!
    本当の事件も交えて書いてるので、これも本当の人物なのかと、、勘違いしてしまいそうになる、、。
    これは、、病だ。

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    2026年07月26日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    辞書を作ることが、こんなにも大変だとは知らなかった。

    特に、西岡さんの回の、

    名よりも実をとる
    辞書はチームワークの結晶だ
    冬の午後の淡く白い光が、(大学?)キャンパスに差している。葉を落としたイチョウの枝が、空にひび割れを作っている。
    だれかの情熱に、情熱で応えること。

    ……という表現が好きだった。


    一人一人モヤモヤを抱えながらも、「明かり」を見つけられた。
    明かり……自分の存在意義を示す「証」を見つけられた。
    それぞれの目線からのお話の中で、そういう描写があり、感動した。

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    2026年07月26日
  • アヒルと鴨のコインロッカー

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    お友達におすすめしてもらった本。
    途中まで2年前と現在という文字を見落としていて混乱したけど、物語が一気にクリアになる場所からノンストップで読み続けてしまった!
    きっと結末を知って、もう一度読むと色々なところに伏線が散りばめられていると思うので、もう一度読むか、映画を見たいな。
    ダラダラ読み始めてしまったので買ってから時間がかかってしまったけど、またお友達に会えたら感想を話したいな。

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    2026年07月26日
  • 青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集

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     ヴァージニア・ウルフの短編集で、執筆年は1900年代から1930年代くらいのあいだ。
     ヴァージニア・ウルフは相当昔、高校生の頃にたぶん『ダロウェイ夫人』を読んだだけだったと思う。ほぼ印象は残っておらず、自分の文学地図の中でジョイスの影に隠れてしまった印象がある。
     本書を読んでみると、なかなか新鮮だった。「まさにモダニズム」なのである。
     従来のコンテクストを超え、新奇で根本的価値設定を再探究するかのような味わいがあり、読んでいてワクワクする。これは音楽で言うとシェーンベルク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、初期のショスタコーヴィチ、サティ及びフランス6人組といった面々の清新な作風に通

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    2026年07月26日