ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 小説

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    ネタバレ

    小説は読むだけでいい。
    この宇宙のものはみんな集まっている。人も同じ。
    だから、自分の内側を増やすために読むだけでいい。
    そう言われるともう、そうなんだとしか言えない。
    でも、とか、だって、とか、そんなことは言えない。
    宇宙のものはみんなそうなっているんだから。

    本の読み方を書いた本はたくさんある。
    けれど、理屈とか感情とかそういうことではなく、宇宙の営みとしてこんなに壮大なスケールで描かれるともう納得するしかない。

    まさか妖精が出てきたり、現実世界とはかけ離れた妖精の世界に行ったりすることになるとは思わなくて驚いたけれど、時を遡ってからもずっと内海集司のために答えを探し続けていた外崎と内

    0
    2026年04月19日
  • 高校事変 23

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    この本を手にして、まず驚いた事は「衝撃のセミファイナル」という帯。私の勝手な先入観で「高校事変」シリーズは、この23で完結するのだと思い込んでいたから。でも違った...

    読み進めても全く完結する気配なし。
    別のシリーズの登場人物や組織が絡んできて、どうなるの?の連続。最後の最後には驚かされた。
    高校事変シリーズが続くことの嬉しさ爆発。
    ワクワクが止まりません。。
    今回の舞台が地元大阪だったのもイメージしやすくて良かったー。

    本当に松岡圭佑さんの作品は驚きとワクワクの連続で読んでいて楽しい。

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    2026年04月19日
  • 白夜行

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    評判どおり東野圭吾を代表する小説で読み応えがあった作品。
    結末がわかってしまったが、読み返したい小説。

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    2026年04月19日
  • スターゲイザー

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    メジャーデビューを目指す6人のリトル(アイドルを目指す少年のグループ)のお話。
    表に見えるキラキラした部分ではなくて、その裏のそれぞれの想いだったり、人間模様が丁寧に書かれていて思わず引き込まれた。

    男性アイドルを推したことはないけれど、ファンの人たちはアイドルのこういうところも見ているのかな?と思ったり。

    この著者の他の小説も読んでみたい。

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    2026年04月19日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    文句無しに面白い!
    いつもの奇蹟探偵シリーズではないんだな、と思いながらも、新しいタイプの推理にあっという間に引き込まれました。主人公のツッコミも最高にユーモラスで、探偵と主人公の掛け合いに思わず笑ってしまいます。
    そして途中で、え?あの探偵に間違いなんてあるの?と思っていたら、ラスト…!
    伏線回収お見事です!なにより全く新しいタイプの推理がとても面白く、理解しようと何度もページを行ったり来たり、同じページをずっと考えながら睨んでいたり…勉強になりました!
    天才の頭の中を記号で表すとあんな感じなのでしょうか。
    この作家さんの新作がますます楽しみです!

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    2026年04月19日
  • 蛍たちの祈り

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    町田そのこさん著「蛍たちの祈り」

    著者の代表作「52ヘルツのクジラたち」を彷彿させるような作品。
    同様の重さや人間模様が描かれているのだが本作の方が個人的には「52ヘルツ」よりも好みだった。

    今作品は連作短編集っぽく描かれているものの1本の長編と誰もが感じるであろう作品。この一冊を通して読んでみれば、そのクオリティの高さが本当に素晴らしかった。

    著者の力量と文才と感じる。
    この作品のキーである「蛍」。
    蛍が蛍である期間は蝉のそれと同様でとても短いものだが、その短さがより幻想的な生命の光として印象的に感じられる。
    著者は人の命とその蛍の光を対比させながら、時に残酷に、時に希望を含ませ、時に

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    2026年04月19日
  • 十四歳の遠距離恋愛

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    某YouTubeのチャンネルで紹介されていて気になっていた本
    中学生の恋愛話ですがとても面白かったです。最後の自分に言い聞かせるような独白が胸を打ちました
    この投稿をする時点で星3.44の評価しかないのですがなんでそんなに低いのだろう、、、

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    2026年04月19日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    半導体を巡る国際情報戦。ハゲタカシリーズを読むのは初めてだが、昨今の国際軍事情勢(総理の存立危機事態も織り込まれている)や経済安全保障野要である半導体を巡る動きを背景として、日米中台韓の政府、ファンドが暗闘を繰り広げる。

    冒頭はゆったりとした流れで、読書が進まなかったが、台湾新竹での地震、その混乱に付け込む米中政府・ファンドの動向、それらを読んで手を打つ主人公の動きが痛快で、途中からは一気読みだった。

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    2026年04月19日
  • 瞬きすら許さない

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    最後まで息をつかせぬ展開で、まさにタイトルの通り「瞬きすら許さない」ほど没頭できるミステリーでした。物語を彩る、確率を重んじるロックと、非常に人間味あふれる直感を信じるキャットという対照的な二人の関係性がとても興味深い。一見噛み合わないように見えて、実は互いの足りない部分を完璧に補い合っている様子に、読み進めるほどに温かい気持ちになりました。
    本国ではすでにシリーズ3巻まで刊行されているとのことですが、残念ながら日本語版はまだ1巻のみ。ロックが今後どのような変化を遂げ、二人のコンビネーションがどう変化していくのか、気になって仕方がありません。
    続きが待てなくて、ついに「英語で読むかな」という思

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    2026年04月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    伏線が丁寧に散りばめられていて、一つ一つ紐解いていくと真相が推理できるタイプのミステリー。といっても全てを推理するのはとても難しいわけで、自分は断片的にしかわからなかった。
    真空気嚢式浮遊艇などの架空の設定も面白くて、かといって小難しすぎずちょうどいい塩梅。

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    2026年04月19日
  • カササギ殺人事件 下

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    上下巻がこう繋がっていくのは予想外で読んでて楽しかった。2つの事件の伏線回収も素晴らしく、感嘆しかなかった。また読み返す

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    2026年04月19日
  • 砂の王国(下)

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    上巻の展開がもたついている感じがして斜め読みになってしまったけど、後半の畳み掛けがすごかった。自分が作った宗教なはずなのに、制御ができなくなってしまい、焦るシーンはとてもリアルだった。人の欲には際限がない。

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    2026年04月19日
  • 杉森くんを殺すには

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    ネタバレ

    読みながら何度か泣いてしまった。
    そうなんだろうな、とは思いつつ、タイトルのネタバラシまでヒリヒリして読むのを止められなかった。結局、なぜ杉森くんが死んでしまったのかは最後までわからない。そのことがまた現実的で身に迫る。

    自分もトラウマ島にのぼるのがつらくて諦めてしまったことがある。それによって私の杉森くんが死んでしまうことはなかった。だからそこまでの罪悪感を覚えることは、なかったけど。自分が殺した<殺すのだ、と思い詰める主人公に胸が詰まる。

    主人公のかなしみの乗り越え方もいいけど、主人公のまわりにいる登場人物たちのやさしさもベタベタとしていなくて、救われるものがある。完全な救いではなく、

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    2026年04月19日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    時田翼が物静かな性格であるが、芯のある姿に惹かれた。所々のユーモアある言葉や登場人物の可愛らしい一面に思わず口角が上がった。実際のシーンを想像しやすく、とても読みやすいと感じました。他作品にも興味が湧いてきた。あと、千夜子って名前確かにかっこいい、今時なら千夜っていいなーっ感じた。

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    2026年04月19日
  • ババヤガの夜

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    読みながら映像化された時のことを考えてたけど、途中で無理だとわかった。
    会話も描写も刺激的すぎる笑
    ウオッカを甘いサワーにするぐらいならできるか?
    と思ったけど、最後のほうでトリックに気づいて絶対的に映像化不可と知った。
    なるほど、ミステリー文学賞を受賞するわけだ。

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    2026年04月19日
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

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    椹野さんが若い頃、祖母と一緒に2人でロンドンへ行ったときのお話。先の予定などお構いなしにふらふらと1人で買い物に夢中になってしまう、興味のないものには見向きもしない、その時食べたいものを食べられないと文句たらたらと、かなりわがままな祖母。そしてそれに振り回される椹野さん。
    贅沢な旅行ということで、ファーストクラスのフライト、ロンドンの一流のホテルで出会う人々のホスピタリティも素晴らしく、本を通してこちらも姫になったかのような疑似体験をさせてもらった。特にバトラーのティムが、椹野さんのために椹野さんの相棒のところまで深夜に連れ出してあげること、そして2人の一生の思い出として胸に刻まれているんだろ

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    2026年04月19日
  • 恋愛中毒

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    わりと分厚い小説ですが、展開が面白く、ぐいぐい引き込まれて一気に読み進めてしまいました。
    誰にでも起こり得そうな出来事で、怖さを感じつつもどこか共感してしまう、そんな物語です。
    後半にかけての伏線回収が見事で、読み応えがありました。
    水無月さんのような一面は、誰の中にも少なからずあるのかもしれない、と考えさせられました。

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    2026年04月19日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    やはりこの人の描く物語は、胸が熱くなる。
    原田さんの思い描く世の中は、見ている世界は、どんなスケールのものなんだろう。脳みそを分けてもらいたいくらい、羨ましい。

    戦争を経験したこともなければ、行ったことのある外国も数時間で着く韓国だけ。今あるすべてが、平和が当たり前すぎて、世界が繋がっているなんてわざわざ考えてこなかった。でもこれを読んで、世界はひとつなんだと信じたいと思った。そう思っていない人に伝えたいと思った。
    だからこそ自分の身を持って、いろんな空の下で毎日を営んでいる人々に出会って、「世界はひとつ」なんだと感じてみたい、と思った。

    エイミーのように、強く逞しく生きたい。
    読み終えて

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    2026年04月19日
  • みんなの「読める」をデザインしたい わたしは書体デザイナー

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    UDデジタル教科書体というフォントが作られたことは何年か前から知っていました。中心になって作ったのが女性であることも、UDがユニバーサルデザインを意味することも。
    関心は強くあったのに触れる機会がありませんでした。近ごろ福祉問題で議員さんにお願いすることがあり、名刺を作ることにしたとき浮かんだのがこのフォントでした。肩書よりも何よりもUDデジタル教科書体で作りたかったので、いくつかの業者に電話して見つけた所に依頼しました。
    本書では、書体作りの仕事のあれこれも興味深く読みましたが、何よりも「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」への優しい眼差しに感激です。

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    2026年04月19日
  • 火星に住むつもりかい?

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    ネタバレ

    面白かったー!
    解説部分にも書かれてたけど登場人物に対して覚えた違和感やカタルシスに対して、次の段階で「それっていいことなの?」とこちらの首を締めてくるのがよい!
    辛い……
    人に正義はなし得ないんだからバランス感覚と思いやりだけは残しておかないと大変なことになるな……

    個人的に好きなのは終盤まであった監視カメラのデータを削除するくだりが最後にはなくなってたところ。

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    2026年04月18日