ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • わたしの知る花

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    一人の孤独死した老人の過去が色々な語り手を通して明らかになっていく。人間の心情を描くのがうまくて面白い。自己犠牲がすごくて感動。

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    2026年03月07日
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ

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    ヴィオラ母さん、読み終わりました。
    エネルギッシュなお母様と、ヤマザキマリさんの鋭く面白い視点がありつつも、読み進めるうちに、壮大な親子愛、家族愛に気付かされる良書です。

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    2026年03月07日
  • うぽっぽ同心十手綴り 藪雨

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    鹿角落とし
    足力おでん
    藪雨

    の3編です。
    なんといっても 藪雨ですね!
    藪雨は 雨の呼び名かと思ったら 鳥の名前でした。
    女が次々に殺されていく。
    調べていくと みな深川芸者だった。
    そして 同じお座席に出ていた。
    大好きなおふう も!
    逃げた女房に未練があって 一緒になれなかった勘兵衛
    おふうは
    斬られたあと 三日三晩は生きていた。
    勘兵衛は うちに連れて帰って世話をする。
    死ぬ前に おまえさえよければ 一緒になろうな!
    と言う。
    おふうの葬式の時は おふうに純白の綿帽子を被せ
    自分も紋付羽織袴姿で見送った。

    もっと早く言っていたらねえ!
    でも 出て行った静も見ちゃった後だったしね。

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    2026年03月07日
  • 最後の息子

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    吉田修一に手を出した。デビュー作から順次読んでいくつもり。
    あえて強引に分類すれば、純文学になると思うが、しばらくエンタメ(ライトノベル、直木賞系)を読んでたので、非常に歯ごたえと旨味があった。そして不思議なことに面白くないのに没頭してどんどん読んでしまうのだった。作品世界に引き込まれる。。。まあそれは結局、面白いということなのだろうが。
    長崎弁が大変良い。これまでの人生で大学の4年間だけ九州にいたので長崎弁を聞く機会もあり、本作でも読んでてまったく苦も無く理解することができた。リズムと語呂が良い。
    また、荻窪に向かう電車の中で読んでいるとき、主人公がモノレールからJRに乗り換えて荻窪に向かう

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    2026年03月07日
  • 幸せなひとりぼっち

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    2016年初版。スウェーデン映画で作品を知り、ハリウッド作品も鑑賞しました。面白かったので、原作を読んでみました。主人公は、59歳・最愛の妻を亡くし、仕事も無くして後追い自殺を決意しています。偏屈な人間です。ご近所付き合いもなく。ひとりぼっち。そんな彼が隣に越してきた家族と関わるのちに、変わっていきます。作品の中で最愛の妻との出会い・悲しい出来事・素敵な逸話が出てきます。主人公が、ただただ偏屈な人間ではなく優しくて可愛い男だとわかってきます。タイトルの通り「ひとりぼっち」ではなくて「幸せなひとりぼっち」なんだと感じさせてくれる作品でした。

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    2026年03月07日
  • スキップ(新潮文庫)

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    学生時代に、演劇集団キャラメルボックスが舞台化したものを観劇した後に小説を読み、今回とても久しぶりに読んだ。当時は17歳の主人公の歳に近かったのが、今は42歳にスキップしてしまった主人公の歳に近くなっていたので、当時も面白かったけど、より主人公の戸惑いや、それでも頑張る姿に心打たれた。

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    2026年03月07日
  • 夜のフロスト

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    面白い
    文庫本で754ページ
    なかなかの長編ですが、始めから最後まで全く不用な所がなくほんと面白い

    主人公、その他の登場人物も浮かんでくる描写は最高です

    経験と,勘で動く一見出鱈目な感じのフロストですが、日夜正義の為働く続ける
    今回も新人の部下も一瞬役立たずぽく描写されているが、実はかなり出来る若い刑事です

    シリーズはまだまだあるので楽しい

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    2026年03月07日
  • 丘の上の洋食屋オリオン

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    読んでいるだけでお腹が満たされていくような、お腹が空くような感覚。なんといってもオムライスが美味しそうすぎて、と思えば煮込みハンバーグ、カルボナーラ、全てが美味しそうで、私もオリオンで寂しさを溶かしたいと思った。猫がいる洋食屋さんなんて、素敵すぎる。夢のような一冊でした。続きが楽しみ。

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    2026年03月07日
  • それでも旅に出るカフェ

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    再会のシュークリーム/リヤージェンカの困難/それぞれの湯圓(タンユエン)/湖のクリームケーキ/彼女のためのフランセジーニャ/鳥のミルク/あなたの知らない寿司/抵抗のクレイナ/クルフィの温度/酸梅湯(サンメイタン)の世界

    知らない食物や飲物に出会えるカフェは貴重です
    それが美味しいと、とても嬉しくなります

    瑛子と円(マドカ)の会話をもっと聞いていたくなります
    悩んでるお客さんの心が軽くなるとホッとします
    上手くいかないお客さんもいるようですが
    エネルギーをためて気分転換するのが良いですね

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    2026年03月07日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷…誰もが知る画家が描いた実在する絵画を題材にした6つの短編小説集。

    巻末の素晴らしい解説に勝る感想は述べられないのだけど、読み終えて浮かんだのは静かな展示室で絵画と向き合う時間は自分自身と向き合う時間なのかもしれないということ。
    特に印象に残った章は『群青 The Color of Life 』と『道 La Strada』で、静かなラストシーンに心が震えるような感覚。
    久々に美術館に足を運びたくなりました。

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    2026年03月07日
  • テミスの不確かな法廷

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    ドラマ化されて気になり手に取った。発達障害って言葉は聞くけどどういうものかってところはぼんやりしてて、この本(とドラマ)を知るまでよくわかっていなかった。主人公がASDという特性を持つということで特性ならではの苦労やその特性があるからこそうまれた視点や考え方、そこから事件の真相にたどり着いていくところが興味深く面白かった。それに加えて裁判官がどのように仕事をしているかというところも知れて良かった。

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    2026年03月07日
  • あなたの言葉を

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    辻村さんが大人であることを、疑うほど、彼女の言葉は、私に自然と染み込んできました。
    一見、無駄に思われがちな好みや、頑固さが実は、将来の私を形作ることも教えてくれました。ありのままの自分を大切にしようと思えます。作家になりたい人は特に、辻村さんの幼少期にどんな感性をもっていたのか知れるのでお薦めです。でも、本当に大切なことは身のまわりにある物の中で、はっとしたものがあれば、心に留めておいた方がいいということです。この本を読んで和んでみてください。

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    2026年03月07日
  • 准教授・高槻彰良の推察7 語りの底に眠るもの

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    第7弾!
    今回は3つの話。

    「違う世界へ行く方法」
    異世界に行く方法とか、都市伝説であるねんな。↓↓↓

     エレベーターに一人で乗って、そのまま四階、二階、六階、二階、十階、五階の順に移動する。
    五階に着くと、若い女性が乗ってくる。それを確認したら、一階のボタンを押す。するとエレベーターは、一階に下りるのではなく、十階に向かって昇っていく。もしそのまま十階に行くことができ、エレベーターの扉が開いたなら、そこには自分しか人間のいない世界が待っている!
     10階のビルを探してやってみる?
    話は、現実的でもっと怖いけど(^◇^;)

    「沼のヌシ」
    良く古い森とか池にヌシがおると言う話があるけど、あ

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    2026年03月07日
  • ラブコメ今昔

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    私はそんなに短編集は好まないのですが、この前読んだ、クジラの彼といい、有川浩さんの短編集はとても好きです。とりわけラブコメ話がたくさんあってとても満足できた本作は満足感がとてもすごいです。やっぱり有川浩作品は私の中ではとてもはずれはないです!
    とても心が温まりました!

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    2026年03月07日
  • あの冬の流星

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    ネタバレ

    野球を題材にした小説が得意なイメージの強い元スラッガーの朝倉宏景さんの新刊
    野球と離れたと思ったらゴツい剛速球を投げ込んできやがった

    一応蓋するが、ギリネタバレにはならんのちゃうかと個人的には考えている

    旭川に住む四人家族の物語
    大工のお父さんは元サッカー小僧で激熱のちょいウザ
    お母さんはそんなお父さんをうまくコントロールする元サッカー部のマネージャー
    13歳の長女は反抗期真っ只中でお父さんと喧嘩ばかりだけど弟にはいいお姉ちゃん
    そして10歳の竜星はサッカー少年で誰にも好かれるよい子

    しかし竜星は小児がんに冒され余命半年と告げられてしまうのです

    そして家族は竜星に余命を告げる決断をくだ

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    2026年03月07日
  • 北欧こじらせ日記 決意の3年目編

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    今回もまた沢山の元気をもらいました。

    そんな中、30代のチカさんが「最期をどう迎えるか」に対する不安を覚え、そこから思考の道筋をつけていく様子が描かれていたことに少し驚き、そして大袈裟でなく救われるような気持ちになりました。
    「最期について考えることで、どんなふうに生きるかを探していたのだと思う」とチカさん自ら綴っていたけれど、自分が30代の頃はそんなことしっかり考えていなかった…漫然とすごしていたと言っても過言ではなかったはず。

    いま、人生100年時代の折り返し地点を過ぎたところで自らの最期について漠然とした不安を日々積み重ねていたけれど、今回このくだりを読んで、不安の何層かはごっそり取

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    2026年03月07日
  • 生きとるわ

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    横井も最悪だけど、私のなかでは岡田もクズ。
    所々にある関西弁のツッコミ面白かった。
    初めて又吉さんの本を読んだけど素直な感想は「又吉、天才!」だった笑
    イライラする話だったけど、最後のオチはこの本の題名に繋がるのかとスッキリ。
    この本読んで感じたことは「酒と借金は絶対ダメ!」健康考えて禁酒1ヶ月の私は自分を褒めてあげたい。

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    2026年03月07日
  • じゃない!

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    ネタバレ

    MOE(2023年4月号)を読んだ時に、この「じゃない」絵本が紹介されていて驚くほどリアルで衝撃を受けた!

    絵本の表紙にもなっているきゅうりはきゅうりにしか見えないし(本当はバナナ)、みかんはみかんにしか見えない(本当はトマト)、いちごは口が開いている⁉︎え!アサリ⁉︎というような驚きの連続だった。

    MOE(2023年4月号)の裏話でいちごを撮影する際はアサリが開いてしまい、撮影が大変だったとも言っていた。

    実際は人の拳と腕で表現したアイスクリーム。
    色んな見立てがある。

    絵本を見ながら「え!〇〇じゃない!」とそんな想像力の楽しさと大切さがこの本から伝わって来る。

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    2026年03月07日
  • 地面師vs.地面師 詐欺師たちの騙し合い

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    ネタバレ

    ラストの推察。これがもし結局積水ハウスのトップを巡る権力争いが遠因だったとしたら結局誰が一番得をしたのか考えると背筋が凍る

    そしてまさかここでM&A詐欺のルシアン事件に繋がるとか恐ろしすぎる

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    2026年03月07日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    電線に群がる鳥のさえずりを聞いて、きっと何かの情報交換等をしているのではないかと漠然と思っていた。その問いに答えたのが、本書だ。
    溢れんばかりの臨場感に釘付けになったこの本の
    読後感は、筆者の更なる活躍を心から応援したい
    という期待感で満たされている。


    本書は、数多くの実験を通じて苦心の末に筆者が
    発見したシジュウカラの発声等に係る行動様式に
    ついてまとめ上げている。

    シジュウカラやコガラ、ヤマガラといった『カラ類』と呼ばれる小鳥は、混群と呼ばれる集団を形成して生活する。

    筆者は、混群を成す異種の鳥が、相互に異種の鳥が発する言葉(以下、略して鳥語という。)を解していることを突き止める。

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    2026年03月07日