【感想・ネタバレ】ドミノin上海のレビュー

あらすじ

「『蝙蝠』が上海に入った」。豫園からほど近い路地裏の骨董品店に緊張が走った。門外不出のお宝が闇のルートで輸入されたのだ。虎視眈々と狙う店主だが、なぜか問題の品は、人気急騰中のホテルの厨房に流れ着いていた……。かつて東京駅で数奇な運命を共にした面々に、一癖も二癖もある人物たち、さらには動物園脱出を目論むパンダも加わって、再び運命のドミノが倒れ始める! 予測不可能、爆笑必至のパニックコメディの金字塔!!

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Posted by ブクログ

ドミノの続編です。
前作で気になっていたあの子が亡くなるところから始まり、え~と思っていたのですが、あれよあれよと面白くなって、何度かグフッと笑ってしまいました。名前が読めないなんて気にならなくなる位、キャラが強く、直ぐにイメージできたのもグッド!前作越えの面白さでした。

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2025年08月14日

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前作に引き続き、多くの人たちの個別の物語がパラレルで進行し、いつの間にか少しずつ一箇所に集まり始めて最後にドカンと全関係者が乱れ舞う構成は非常に面白い。
よく「恩田ワールド」と言われますが、一般的に言うところとは違う特徴ながらもう一つの恩田ワールドとして大好きなシリーズです。

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

前作『ドミノ』の続編となる作品。またまた、めちゃくちゃおもしろい!まったく無関係な場所から、まったく無関係の人達が 、まったく違う目的なのに、最後は大団円を迎える。タイトル通りにドミノが倒れいくようなお見事な展開がたまらない。前回の舞台は東京駅だったが、今回は上海が舞台となっている。驚いたことに前作の登場人物がほとんど出てきていることにはビックリした。舞台が違うのに、そんなことができるのと思うかもしれないが、それが可能になっている。登場人物はバラエティーに富んでいて、それぞれの特徴が凝っている。普通や普通じゃない?OLにサラリーマン、ハリウッドの有名映画監督、料理長、風水師、美術品バイヤー、動物園の飼育係、上海警察署長、香港警察、テレビキャスターなどなど。それに、動物の登場が良かった。パンダ、イグアナ、ダックスフンド。動物については、とてもユニークな描き方をしているので、実際に本を読んで確認して欲しい。恩田陸の描く、あり得ない内容の、超絶おもしろエンタメ小説を堪能して欲しいね!

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2025年02月04日

Posted by ブクログ

さすが恩田陸!おもしろい!
登場人物の描写がきちんとしていて、その統一感が笑えてくる。
登場人物も多く、何個かの話が同時に進行されていくけれど、読みやすく、最後の回収のされ方があざやかな印象。
恩田陸さんは、本によって作風が全然違うけれど、どれも手を抜いていない感じがすごい。

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2024年07月19日

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前作を読んでから何年たったでしょうか。ずっと勿体無くて積んだままでした。やっぱり裏切られませんでした!ダリオが愛おしい!厳厳が可愛いすぎる!すべての人が一生懸命で緊張感が半端ない!この本は宝物です!

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2024年06月11日

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ネタバレ

前作の登場人物も出てきて
こんな方いたな、と懐かしい気持ちに
すっきりするくらい、いろんな展開が重なって、最後大渋滞かのように着地する展開が面白い。

上海編はとても分厚かった。
読み始めていったら楽しくてあっという間。
読むまでが大変だった。

パンダが動物園を脱走したり、
監督のペットのダリオ、確かイグアナ、が王料理長に誤って調理されたりと、とんでもない展開も多くて面白かった。

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2025年08月24日

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まず、前回それなりにキーイグアナだったダリオがいきなり食材にされてたのは笑った。
ボリュームもかなり増えていて、繋がるようで繋がらないもどかしさをラスト同様にドミノしてくれた。
ダリオとアルティメットパンダの印象が強過ぎて、他のメンツがやや薄くなってしまったのが残念。けど面白かった。

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2025年07月31日

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肩の力を抜いて楽しく読めるエンタメ小説!
いちいち言葉選びが面白く、浮かぶ情景がシュールさに溢れていて面白かった。

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2025年05月22日

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ネタバレ

前作読んでから間が空いちゃった

全然関わりのない人達(人だけじゃないか笑)がどんどん繋がっていく感じが前作よりパワーアップしてて、面白かった!

全員癖の強いキャラなのにそれぞれのキャラがしっかり立ってるストーリーだった。

一同が介してからがあっという間に終わってしまったので、ちょっと物足りない感じはあったかも。

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2025年02月22日

Posted by ブクログ

そうそう、この感じ!前作に引き続き、それぞれがバラバラに過ごしていると思いきや、全員がつながってるのが凄い!あっちこっちで騒ぎがおきて、登場人物たちがギリギリのところですれ違う。恩田さんの頭の中はどうなってるんだろう?

そして、その登場人物たちのキャラが濃い!私はパンダの巌巌が好きだな。パンダだけど異様に知能が高い、いわゆる「できるヤツ」。

前作からの女子三人組も相変わらず健在で、ぶちかましてて笑えた!

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2025年02月06日

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 今回も楽しませて頂きました。人に保護されている動物までテラーとして登場するとは斬新さを感じましたし、キャラ設定も抜かりないところが秀逸に感じました。身も心も強い女性達は頼もしく優しい面が事態をより楽しい方向に導く点は面白い。
 映画の描写ではゾンビとキョンシーが登場するので、どちらも流行った時代を知っている身としては鮮明に絵が浮かびました。でもその動きはマイケルジャクソンのスリラーもよぎりました。

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2024年12月01日

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なるほど前作があることに、読み終わって気がついた。題名通りのドタバタコメディ。名前で何となく勝手に男性だと思い込んでいた著者。いつも女性のような文章を書く方だと思っていたら、女性でした…

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2024年10月20日

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沢山の登場人物が出てきたにも関わらず、誰が誰だかこんがらがることも少なく読み切った。
帯にあった『圧巻のエンタテイメント』、ドッタバタと過ぎ去っていく物語。
同時にこれだけの物語が並行しながら展開して行く中、着地点をどうするんだ!?と話が展開していくにつれ益々分からなくなり、無事に終着できるのか!?と要らぬ心配に刈られる。
すごいな、しっかり終結させたよ恩田陸。。。

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2024年08月17日

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すごい疾走感。
群像劇は大好物なので、楽しみました!!
ただ時々、ブレーキがかかる冗長な箇所がある
とも思います、

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2024年08月03日

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25人と3匹。
それぞれの使命と欲望が上海でどんどん絡み合い、だんだん近づいていく様に続きが気になって最後まで手が止まらない。まさにエンターテイメント!
どうやったらこんなに楽しい展開とオチを思いつくんだろう。

すべての偶然は必然だ。
まさにドミノ。楽しい。

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2024年02月19日

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上海の青龍飯店というホテルをめぐりOL、映画監督、警察、風水師、骨董店、パンダ、イグアナ、犬など総勢25名のドタバタコメディ。

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2024年01月20日

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「『蝙蝠』が上海に入った」。豫園からほど近い路地裏の骨董品店に緊張が走った。門外不出のお宝が闇のルートで輸入されたのだ。虎視眈々と狙う店主だが、なぜか問題の品は、人気急騰中のホテルの厨房に流れ着いていた・・・。かつて東京駅で数奇な運命を共にした面々に、一癖も二癖もある人物たち、さらには動物園脱出を目論むパンダも加わって、再び運命のドミノが倒れ始める!予測不可能、爆笑必至のパニックコメディの金字塔!!

前作から随分たちますが面白さはパワーアップしていて本当にあっという間にぐいぐい読みました。ダリオや厳厳など動物目線のパートも違和感なく、むしろ人間以上に感情移入してしまう筆力とテンポが素晴らしい。前作の懐かしい人々がたくさん出てきて楽しかったし、出てこなかった人たちもどうしてるかなあ?と思い出して愉快な気持ちになれる名作。王が包丁を持ってやりあう場面が個人的に好き。道具を大事にする人は本物だと思うし、どんな時も熱いスピリットがいい。蝙蝠はマギーが確保したから、骨董品親子は捕まっちゃうのかなあ・・・いいキャラだったのにな。

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2023年12月30日

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ネタバレ

わちゃわちゃ感いっぱい。
プロローグが第1章、ではなく、第-5章から始まっていました。
その最初の最初でダリオがいきなり・・・・で、ビックリした。でもその後も全編にわたって活躍していましたが(笑)。

「玉」もしくは「蝙蝠」と呼ばれるお宝の争奪戦
上海警察vs寿司喰寧のデリバリー
キョンシーとゾンビの半々メイクさせられた蘆蒼星
厳厳の脱走劇(ぬいぐるみのところ面白かった)
見えるようになりたくなかったけど、見えるように覚醒してしまった小角正
風水・神道・修験道のバトルと共闘
パンダvs柔道黒帯
燦燦の追走劇
優子をカッコ良く救出したえり子とモンスターバイク
厳厳のその後(とても気になる)
「玉」のその後(マギーは大丈夫かなぁ?)

とか見どころ・読みどころがいっぱいでした。他にもまだなにかあったはずです。それくらい盛りだくさんでした。マギーにはもっと活躍して欲しかったなぁ。

個人的には、ダリオと燦燦、厳厳が好きです。
蘆蒼星もよかった。半々メイクをされて不本意だったんだろうけど。蒼星本人は興味がなかった「セレブ」になっちゃったねぇ(笑)。
最後のセリフをマギーに言ってモンスターバイクで颯爽と走り抜けたえり子、カッコよかったなぁ。

青龍飯店に全員が集まって、そこから映画の撮影現場に移動するエンディングはスリリングで面白かった。

前作「ドミノ」を読んでいた方がより楽しめると思います。登場人物が多く、苦戦しましたが、面白かったです。

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2023年11月03日

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前作がとにかく面白く読めたので、こちらも。聴き慣れない土地が多いながらも楽しく読み進められました。最後には登場人物たちが大集結していく流れ、圧巻です。

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2025年07月19日

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出てくる人たち多すぎて混乱するけれど、それぞれ癖が強いのが幸いして最後まで読めました
疾走感あふれるコメディー

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2025年06月16日

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前作ドミノと続け読み。
今回は人物以外にもう一匹、パンダも登場。
盛りだくさんの話が、スッと回収されていくのて気持ちよく、ドタバタコメディなので純粋に楽しめます。

前作同様、登場人物がたくさん出てくるのですが、今回の舞台は上海。上海人の名前がなかなか頭に入らなくて、人物紹介ページにフリガナしてほしかったな。

あとはダリオが…泣 



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2025年05月31日

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ネタバレ

かなり昔に読んだ「ドミノ」が好きだったため、続編も楽しみだった。今回は上海が舞台で、人だけでなくパンダも出てきてドタドタの群像劇。登場人物が多いので、何度か最初にまとめられている登場人物一覧を見ながら読み進めた。最後に怒涛にそれぞれのストーリーが混ざり合うのが面白かった。パンダ視点のストーリーは、斬新で面白みもありつつ、かなりファンタジーだと思った。最後、えり子がマギーに対して行った行為とかけた声の意味は…まさか…?と面白かった。

前作の内容を忘れていたが、前作の登場人物が多く出ていたらしいので、読み直してから読むとより面白そう。

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2025年05月06日

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ドミノならでは、ドミノ独特のストーリー展開!
あんまり間をおかずに、続けて読むのをお勧めする本。

登場人物とそれぞれの背景が入り組んでいて、それが伏線となって最後に回収されるのがドミノの面白さなのだけど、登場人物や背景を忘れると大変。笑

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2025年02月12日

Posted by ブクログ

数年前に「ドミノ」を読んでなかなか面白かったので手に取りました。
「ドミノ」と同じく一般的な小説と比べて登場人物が多く、複数のストーリーが展開されますが、それぞれがドミノのピースとなり、偶然が重なり合い、大きな作品・結末へと収束していきます。

私の頭のスペックが追いつかず、「ドミノ」よりちょっと複雑に感じた部分もありました。

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2025年01月18日

Posted by ブクログ

前半 繋がってるのは分かるけど、日常話て感じであんまり面白くないかも…

中盤 叫びだしそうになる一歩手前。「あ、あああ……あー」みたいな。中心地にみんな集まってくる感じがワクワクする。結局これって風水的なものに引き寄せられて起こったことなんだろうか。
厳厳好き。

後半 みんなが出会い始めて、まだまだ大きな事が起きそうでドキドキする。半分が集まった所笑っちゃった。

勧善懲悪ハッピーエンドて感じで面白かった。けど長すぎない?登場人物多いにしても。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に続き、様々な面々が複雑に絡み合いながら、終演に向かって集結してくる。これだけのキャラと背景を終結させて行くストーリーが面白い。

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2024年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回に続き今回もドタバタエンタテインメント。
ダリオがあっけなく料理にされたのは衝撃だった!毎回ダリオに驚かされる…!笑。
やっぱり1番カッコ良いのはえり子かな。
最後の方は超人的な霊力が出てきて、そこは少し残念だった。

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2024年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻目よりもだいぶアニメチックというか現実離れしたところはあったり、当初から最後に一堂に会するところを目指して書かれている感じがしたりしたけど、相変わらず先が読めず面白かった。

天敵同士(一橋と刑事、厳厳と飼育員など)がいがみ合いながらもなんだかんだ尊重しあっているいい関係なのがほっこりする。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こことここが繋がるのね、的な楽しさは最後の方あるけどそこに至るまで500ページある。多分、文章がわかりやすすぎる。心情描写が豊かな本の方が向いてる気がする。

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回以上にドタバタで、スケールが大きくみんなそれぞれ求めてるものは違うのに一同に介してしまうのが毎回すごいとおもってしまいます。前回出た人たちも色々いるので、また前回の話を読み返したくなりました。そういえば転職した彼もつながって再会するのかと思ってましたが、さすがにそこまでひどいことはしなかったですね。

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2023年12月29日

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