あらすじ
「『蝙蝠』が上海に入った」。豫園からほど近い路地裏の骨董品店に緊張が走った。門外不出のお宝が闇のルートで輸入されたのだ。虎視眈々と狙う店主だが、なぜか問題の品は、人気急騰中のホテルの厨房に流れ着いていた……。かつて東京駅で数奇な運命を共にした面々に、一癖も二癖もある人物たち、さらには動物園脱出を目論むパンダも加わって、再び運命のドミノが倒れ始める! 予測不可能、爆笑必至のパニックコメディの金字塔!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
前作の登場人物も出てきて
こんな方いたな、と懐かしい気持ちに
すっきりするくらい、いろんな展開が重なって、最後大渋滞かのように着地する展開が面白い。
上海編はとても分厚かった。
読み始めていったら楽しくてあっという間。
読むまでが大変だった。
パンダが動物園を脱走したり、
監督のペットのダリオ、確かイグアナ、が王料理長に誤って調理されたりと、とんでもない展開も多くて面白かった。
Posted by ブクログ
前作読んでから間が空いちゃった
全然関わりのない人達(人だけじゃないか笑)がどんどん繋がっていく感じが前作よりパワーアップしてて、面白かった!
全員癖の強いキャラなのにそれぞれのキャラがしっかり立ってるストーリーだった。
一同が介してからがあっという間に終わってしまったので、ちょっと物足りない感じはあったかも。
Posted by ブクログ
わちゃわちゃ感いっぱい。
プロローグが第1章、ではなく、第-5章から始まっていました。
その最初の最初でダリオがいきなり・・・・で、ビックリした。でもその後も全編にわたって活躍していましたが(笑)。
「玉」もしくは「蝙蝠」と呼ばれるお宝の争奪戦
上海警察vs寿司喰寧のデリバリー
キョンシーとゾンビの半々メイクさせられた蘆蒼星
厳厳の脱走劇(ぬいぐるみのところ面白かった)
見えるようになりたくなかったけど、見えるように覚醒してしまった小角正
風水・神道・修験道のバトルと共闘
パンダvs柔道黒帯
燦燦の追走劇
優子をカッコ良く救出したえり子とモンスターバイク
厳厳のその後(とても気になる)
「玉」のその後(マギーは大丈夫かなぁ?)
とか見どころ・読みどころがいっぱいでした。他にもまだなにかあったはずです。それくらい盛りだくさんでした。マギーにはもっと活躍して欲しかったなぁ。
個人的には、ダリオと燦燦、厳厳が好きです。
蘆蒼星もよかった。半々メイクをされて不本意だったんだろうけど。蒼星本人は興味がなかった「セレブ」になっちゃったねぇ(笑)。
最後のセリフをマギーに言ってモンスターバイクで颯爽と走り抜けたえり子、カッコよかったなぁ。
青龍飯店に全員が集まって、そこから映画の撮影現場に移動するエンディングはスリリングで面白かった。
前作「ドミノ」を読んでいた方がより楽しめると思います。登場人物が多く、苦戦しましたが、面白かったです。
Posted by ブクログ
かなり昔に読んだ「ドミノ」が好きだったため、続編も楽しみだった。今回は上海が舞台で、人だけでなくパンダも出てきてドタドタの群像劇。登場人物が多いので、何度か最初にまとめられている登場人物一覧を見ながら読み進めた。最後に怒涛にそれぞれのストーリーが混ざり合うのが面白かった。パンダ視点のストーリーは、斬新で面白みもありつつ、かなりファンタジーだと思った。最後、えり子がマギーに対して行った行為とかけた声の意味は…まさか…?と面白かった。
前作の内容を忘れていたが、前作の登場人物が多く出ていたらしいので、読み直してから読むとより面白そう。
Posted by ブクログ
前作に続き、様々な面々が複雑に絡み合いながら、終演に向かって集結してくる。これだけのキャラと背景を終結させて行くストーリーが面白い。
Posted by ブクログ
前回に続き今回もドタバタエンタテインメント。
ダリオがあっけなく料理にされたのは衝撃だった!毎回ダリオに驚かされる…!笑。
やっぱり1番カッコ良いのはえり子かな。
最後の方は超人的な霊力が出てきて、そこは少し残念だった。
Posted by ブクログ
1巻目よりもだいぶアニメチックというか現実離れしたところはあったり、当初から最後に一堂に会するところを目指して書かれている感じがしたりしたけど、相変わらず先が読めず面白かった。
天敵同士(一橋と刑事、厳厳と飼育員など)がいがみ合いながらもなんだかんだ尊重しあっているいい関係なのがほっこりする。
Posted by ブクログ
こことここが繋がるのね、的な楽しさは最後の方あるけどそこに至るまで500ページある。多分、文章がわかりやすすぎる。心情描写が豊かな本の方が向いてる気がする。