マリアージュ・ブラン

マリアージュ・ブラン

小説・文芸
1,799円 (税込)

8pt

恋愛感情はない。手を繋いだこともない。世界で一番気の合う、大切な友人と結婚している――男女の新しい在り方を鮮やかに描いた長編小説! 夫婦としてつつましく暮らしている31歳の奈穂と尊。元同級生で、記念日も忘れずに祝い合う仲の良いふたりだが、性交渉はもとより、恋愛感情も存在しない。友人関係だったふたりは、経済面や体裁面でのメリットから婚姻関係を結ぶことを決めたのだった。恋愛感情に振り回されない、淡々とした暮らしに満足していた奈穂と尊だが、少しずつ二人の関係に綻びが生じて――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • タイトル
    :
    マリアージュ・ブラン
  • タイトルID
    :
    1698717
  • ページ数
    :
    328ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年10月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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マリアージュ・ブラン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    また好きな1冊に出会えた。
    「男女が一緒にいる理由ってさ、恋愛とか性愛じゃなくたっていいよね」そう言って同じ考えの同級生同士で結婚した奈穂と尊。
    そうは言いつつ「普通」に見られたいし、人と同じように出来ない自分に自信が持てずモヤモヤする2人。
    お互いの大切さに改めて気づいていく過程に胸が苦しくなり涙した。
    みんな自分の事で精一杯で人の生きづらさにはなかなか気づけない。
    だけど必死にもがいて苦しんでたどり着いた先で大切な事に気づけたなら、そこからの人生、精一杯その大切なものを抱きしめて生きていけばいい。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    友情結婚した夫婦のおはなし



    独身は人生の未完成な状態なのか

    学校で毎日顔を合わせていた日々とは異なり、卒業後も友達を続けるというのはエネルギーの要ること

    世間が求める男らしさを持たない男は本当に息苦しく生きづらい




    セリフはもちろん、登場人物たちが思考を巡らす言葉たちに共感したり一緒に考えたくなる

    そして後半どんどんペースアップして展開していく流れがたまらん
    砂村かいりさんの小説はどれも面白い!

    0
    2026年04月08日

    Posted by ブクログ

    表紙のおしゃれさで読み始めました。結婚した2人が他の人とのかかわりでどんなふうに変わるのか最後までドキドキ心配しながら読み進め楽しかったです。

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    性愛に依らない夫婦の絆が時に強くもあり、時に脆くもあって、その機微が2人の視点から丁寧に描かれていて良いです。
    「人並み」を目指すのではなく、自分がどういう人間か理解して、その自分を理解して寄り添ってくれる人と一緒にいることができればそれが幸せなんだと思いました。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    奈穂と尊、2人のそれぞれの視点で読めるのが面白かった。
    大事件とかではないけど、ちょっとした出来事のザラつき・それに対する主人公たちの無理やり納得しようとする痛々しさにすごく共感。

    気になったフレーズ
    「自分の痛みにばかり敏感な人間は、もしかしたら自分も誰かの足を踏んづけてるかもしれないっていう可能性に気づきにくいんじゃないかって」

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    性交渉がないが幸せに暮らしている夫婦のお話。マイノリティとして暮らすことの大変さやアイデンティティの移り変わりが面白かった。最近、こういう話よくでてくるなあ。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    『だけど、あなたが思っているようなのとは違う。だいぶ違う。』奈穂と尊の夫婦。

    長年苦手だったマスゲーム。
    『マスゲームだと思っていたものは、ソロの競技の集まりに過ぎなかったのかもしれない』
    『人並みっていったいなんだろう』
    奈穂が、尊が、衿子や星夜から感じたこと

    『遠出すると家に帰りたくなる気持ちは、きっと今もそんなに変わっていない』
    尊の待っている自宅。それに気づく奈穂。

    『男女が一緒にいる理由は、恋愛や性愛じゃなくたっていいのだと。誰にも説明する義務もないのだと』
    最初からずっとそう感じながら読んだが、最後、やっぱり強く、2人で生きていく奈穂と尊を想う
    『この世界で手を携えてゆくことができるのはお互いだけなのだと』

    “友情結婚”と帯にはあったが、そうではなく、もっと大きい、愛と一言ではいえないようなお話でした。この2人なら大丈夫。そう感じて、本を閉じました。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    恋愛や性愛なく結婚した二人の話

    何作か読んだが、砂村かいりさんは日常にはびこるちょっとした不快感や、なんとなくモヤモヤしていた感情を掬い上げ言語化するのがとても上手いと思う。私自身は恋愛も結婚も出産もしたけど、奈穂たちが感じる『恋愛・性愛ありきの男女(夫婦)関係への違和感』にもとても共感を覚えた。
    そういう煩わしいあれこれとは無縁の、居心地の良い関係。自分に合ってる気楽な職場に、気さくで理解ある友人。優しくて気持ちいい理想の生活は、読んでいてとても心地よかった。

    だけどある時から二人の生活に、そして読んでいる私に、『気持ち悪い』が襲いかかってくる。
    繊細な筆致で日々の不満や違和感を言語化してくれていた文章が、同じような繊細さで、奈穂や尊の無自覚さ無神経さ、鈍感さを明らかにしていく。
    気持ちいいだけの関係なんてあり得ない。そう言われたような気がした。

    だからこそ、ラストの着地点が余計に沁みた。星夜のことも、衿子のことも。作中で出てきた「グラデーション」という言葉は、セクシュアリティだけじゃないのだなと感じた。どんな人にも『気持ちいい』ところと『気持ち悪い』ところがあって、それは日々グラデーションのように揺れているのかなと。
    そんな中でラストで二人が選んだ道はとても素敵だなと思ったし、この本を読んで良かったなと心から思った。

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    私は、夫婦間に男女の感情を持ち続けたいと思う派ではあるけれど、それを抜きに「生活・人生のパートナー」としてバランスが取れる2人であること、それだけでも良いんじゃないのか、と思えた。
    適齢期になれば、結婚出産子育てと、当たり前のように社会に求められることに、改めて違和感を感じてしまった。まぁスムーズにいくことに越したことはないんだろうけど。

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    恋愛感情も性的関係も持たないまま、気の合う友達同士で結婚した奈穂と尊。その関係性が、仕事や他者との関わりにより揺らいでいきます。

    私は、恋人同士であっても、長く付き合うと恋というよりは次第に深い友情のようになっていくように思います。それならいっそのこと、友情からスタートするのも大差ないのか、さすがにスタートの違いは大きいのかなどと考えながら読み進めました。

    友情結婚と恋愛結婚は、どちらが持ち堪えやすいのでしょうか。どちらにせよ、信頼関係を裏切らないことが大事なのかな。結婚までしているのだから、友情結婚であっても、相手を世界で一番思いやる存在になるべきではないかと、個人的には思いました。

    所々に、同世代として共感できる一文がありました。後半は、小説だなあというテンポ感のいい展開で、おもしろかったです。

    0
    2026年04月23日

マリアージュ・ブラン の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • タイトル
    :
    マリアージュ・ブラン
  • タイトルID
    :
    1698717
  • ページ数
    :
    328ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年10月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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