【感想・ネタバレ】催眠 完全版のレビュー

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購入済み

面白い

一気に読みました。
この作者の本は初めて読みましたが、面白かった!

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2015年08月25日

Posted by ブクログ

面白かった〜(^o^)


なんで映像化しないのかなって思ってたけど…♪♪♪
本(文字)だからこそ面白い話ってありますよね。

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2011年11月04日

Posted by ブクログ

いや、ビックリした!!!
もちろん、旧作の「催眠」は読んでいる。
けれど、「トラウマ」っていうのが、今では、間違った認識らしく
そこを大幅に修正してある

それと、千里眼の新シリーズのように、こちらも、余分がなくて
とてもスピーディ。

売れない催眠術師、実相寺が、テレビに出て恥をかき、
その催眠術師のもとへと、突然やってきた、由香。
大きな音を耳にすると、なんと宇宙人へと豹変するのだ。

これを、売り物にしようと、インチキ催眠術師の実相寺。
口こみで、連日、長蛇の列を作るようになる、由香の部屋。
宇宙人のチャネラーなのか!と。。。

それを知った、嵯峨敏也、登場。
由香の症状は、精神的に普通ではないと見破っていた。。。

驚愕の結末。

ほんとだよ。
旧作を知らない人には、なるほどね!って思える展開かもしれないけど。
同じ内容を、違った結末へ持っていくとは、さすが松岡圭祐!
しかも、全く不自然さがなくて、むしろ自然。

思わず、旧作を引っ張り出して、読み比べてしまいました。
すると、
へえええ〜〜!!!なるほど〜〜〜〜!!!
もっと、感動しちゃった。

どうして、「完全版」に、こだわって、松岡圭祐は、旧作を書き続けるのか
とても納得できた1冊だった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

面白かったし、勉強になった。
精神障害、やっぱり差別的な目で見てしまうな…と嵯峨の最後の演説に納得はしつつも思ってしまう。
ドンデン返しと読む前に期待し過ぎたのがあまり驚けず。でも確認のため何箇所も読み直してしまった。
鹿内は店から出た女性と、職場で会ってる女性と最初2人を見分けられなかったのか、そこが疑問点。

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2023年06月21日

Posted by ブクログ

サイコパスが犯罪を犯していくというミステリーとは一線を画す、サイコパシーそのものの謎がミステリーになっている。科学的な知見に基づいて書かれていて、地味といえば地味なのに、面白く読ませるのはさすが千里眼シリーズの作者だなと思う。大幅改稿で変わったと呼ばれるラストのオチは、一瞬訳が分からなくなり、次の瞬間「え~!?」っとなるくらい予期できなかった。これを見抜いていた人がいたら凄いと思う。

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2022年09月12日

購入済み

真実に吃驚

名前は有名なので知っていましたが、初めて読む作家さんでした。
作品内容(あらすじ)を読んでも今一ストーリーを掴めなくて、フォローだけしていたものを漸く買ってみました。

読後感としては、それぞれのキャラクターに生々しい人間らしさがあって良かったな、という印象。
事件の真犯人は、そいつが出てきた時に当時の由香との関係上、直感で解ってしまいましたが、そちらよりも最終的なオチの方に驚きました。
まさか、そうだったとは!あまりに自然すぎて脱帽です。
これも叙述トリックに入るのかなぁ?
推理もので騙されたい願望がある私には打ってつけでした。

消化不良に感じた点をあげるとすれば、犯人は解ったけど事件の結末は描かれていないところでしょうか。非常にモヤモヤしました。そこまで書いていてくれればスッキリしたのですがね(昨今のラノベでいうところの所謂“ざまあ系”が好きなので)。

他の方のレビューで、旧作とは結末が違うとあって、そちらも凄く気になっています。
BookLiveにはなさそうだし、古本を探すしかないのかな。

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2021年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1997年に刊行された同タイトルのリメイク?修正版?と
いうような位置付けらしい。
原著は読んでいないので、どう修正されたかはわからないが、2019年に読んでも違和感がないので、大幅に加筆修正されていることが伺える。(似たようなことを解説でも述べられているが)

本作はインチキ催眠術師の実相寺のもとへ入江と名乗る女性がやってくることから物語が始まる。
「猿にかけられた催眠術を解いてほしい」という荒唐無稽な依頼を金銭目当てで引き受けるが、入江には込み入った事情がありそうで…という話。

物語の主人公である嵯峨は非常に優秀なカウンセラーであり、物語の随所で現代で判明している科学や医学的な見地に基づいた心理学の理論を説明してくれる。
胡散臭いエンターテイメントとしての催眠術、心理学ではなく、学術的、医学的な心理学をミステリーとして取り込んでいる作品は珍しく興味深く読めた。

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2019年03月11日

Posted by ブクログ

ストーリーやキャラクターも充実しているが、催眠という側面から入った人間の心理と行動の勉強にもなり、面白かった。

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2015年10月06日

Posted by ブクログ

宇宙人だと名乗るある精神的な病を持つ女性がみせる予知能力が話題となる一方で、2億円の横領事件の捜査線上にある一人の女性が上がる。臨床心理士・嵯峨敏也が、催眠療法を駆使して見抜く真実とは❗️松岡圭祐さんの原点となった本が完全版となって登場。最後まで目が離せない作品。最後に語られる感動的な クライマックスを見逃すな❗️

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2014年06月21日

Posted by ブクログ

最初は宇宙人に憑依されたと言う人が出たときは、私の嫌いなパターンかなと思いましたが、心理的なものがあり、中々面白かったです。

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2013年02月11日

Posted by ブクログ

多少説明的ではあったけれど、テーマはすごく面白く、一気に読み進めてしまった。最後にびっくり展開な本。

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2012年07月26日

Posted by ブクログ

松岡圭祐デビュー作の「催眠」の完全版ですよ.

催眠術師としてテレビに出ていた男の元に
「緑色の巨大な猿に催眠術にかけられた」という女性が現れた.
その猿にかけられた催眠術をといてほしい,ということらしい.
しかしその男はインチキ催眠術師.
催眠術に掛かるかどうかはかけられる役の芸能人次第.
と,その時突然女性が「ワレワレハ宇宙人ダ」と言い出して….
という話.

このエセ催眠術師がクズ過ぎます.
でも面白かった.

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2012年07月23日

Posted by ブクログ

4月-14。4.0点。
デビュー作の大幅な改稿。多重人格症の女性を救おうとする、臨床心理士。
面白い。読みやすいし。
ラストも、どんでん返しあり。

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2011年04月21日

Posted by ブクログ

自分が今まで持っていた、催眠に対する間違った認識に、恥ずかしくなってしまいました…精神医学という専門的なことをうまくストーリーに組み込ませ、ミステリーとしてきちんと完成させる技量はさすがだなぁ、と思いました。
とても暖かい結末もよかったです。

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2011年03月30日

Posted by ブクログ

「催眠シリーズが面白い」と聞いて読んでみました。たくさん本が出ていて、迷って選んだのが『催眠 完全版』。読む順番としては正しいのかは不明・・・。内容はとても読みやすく面白かったです。さて、次は何を読んだらいいのかな?

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

元の催眠とはまったく違った作品になっています。
こちらの方が展開もすっきりとしていて好きです

設定も現在になっているし、自分の作品をここまでリメイクする松岡さんの姿勢には関心してしまいます

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

2008年10月4日

面白かった。
旧作は読んでないんだけど。

映画がどれくらいB級さだったのかが分かりました(笑)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現れた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた──肝を潰す実相寺の前で、その女が見せた異常な能力とは? そして女の前に現れた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也が見抜いた女の能力の秘密とは? 複雑な精神病理と医療カウンセリングの世界を一級の娯楽作品に仕立てた話題のベストセラー。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

千里眼よりはこっちの方が好きだ。
ただ、作品柄どうしても説明文が多くなりがちで、読みにくさを感じる。

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2022年08月27日

Posted by ブクログ

大人しい女性が急に、自分は宇宙人だとか言い出したり、勝気な女性になったりとかするのをインチキ催眠術師が利用して金儲けをするが、銀行の金を着服したとの疑惑が持ち上がってくる。臨床心理士の嵯峨敏也は彼女を助けようと奮闘する。最初から、この女性は多重人格者ということはすぐ分かるのだが、一体どうやって彼女の精神疾患を治療するのか、着服の疑惑を晴らすのかと読み手の興味をぐいぐい引っ張っていく。最後にはどんでん返しがあって、結構面白いのだが、なんだろうなあ、文章がするすると読めてしまって、なんか空虚感が残る。松岡圭祐の小説はどれもそうなのだが、ときどき読んでしまう。シナリオ通りに話が進みすぎという感じも拭えない。

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2021年01月11日

Posted by ブクログ

殺人がないミステリー。練り込まれてるストーリーで後半は読んでいてスッキリの連続。最後のどんでん返しはお見事でした。大満足。

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2020年12月27日

Posted by ブクログ

インチキ催眠術師の前に現れた不気味な女性。突然大声で笑い出しては、自分は宇宙人だと叫ぶ彼女が見せる予知能力は話題となり、日本中のメディアが殺到した。その頃、二億円もの横領事件の捜査線上には、ある女性が浮かび上がっていた。臨床心理士・嵯峨敏也が、催眠療法を駆使して見抜いた真実とは?

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2018年06月10日

購入済み

催眠

男性が主人公になっているのがこの作者では珍しい作品です。

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2017年06月05日

Posted by ブクログ

主人公である嵯峨敏也は、臨床心理士としての使命を強く持っているプロである。
テレビで見かけたチャネラーの様子が気になり、つい自分で出かけて行ってしまうところは若さゆえといったところだろう。
完全版しか読んでいないので、以前の物語とどこがどう違うのかはまったくわからない。
内容的に大きく変更があったことだけは、あとがきから察せられたけれども。
いくつもの名前を名乗り、それぞれの記憶は共有されることはない。
入江由香という女性にとって、向き合うことも辛いほどの現実から逃げるための「緊急避難」的な症状だったのだろう。
それでも、自分の知らない自分がいることはきっとものすごく怖いことだ。
記憶がない間、いったい自分はどこで何をしていたのか。
不安でたまらないに違いない。
誰が見ても怪しげな自称催眠術師の実相寺に助けを求めたのは、彼女にしてみれば必死の覚悟があってのことだったのかもしれない。
精神は目に見えるものではない。
傷があっても確かめることはなかなか出来ないし、一般的にそれほど理解のある分野でもないだろう。
普通の人と何かが違う。
そのことを認めたくない家族や周囲の無理解が、傷をさらに深くしていくこともあるのかもしれない。
何となくだけれど、精神医学というのはわかりにくい。
わからないから余計に敷居が高くなる。
相当に病状が進まなければ医療機関を頼ることは難しいだろう。
この分野についての知識は欠片もなかったけれど、とても読みやすかった。
残りのシリーズ2作品も続けて読んでみたい。

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2017年03月05日

Posted by ブクログ

多重人格。

催眠て科学的なものなんだなぁ。

臨床心理士って、人によっては顔の筋肉のわずかな動かし方で嘘ついてるとか怒ってるとか動揺してるとか、人の心が読めるんだ…!?
ていうことがわかったのは面白かった。

内容が専門的なのもあるけど、話し言葉が教科書読んでるみたいで不自然…
松岡さんの本はミッキーマウスの憂鬱も読んだけど、言葉の節々が格好つけてるみたいに感じられるところが気になってしまう。。

いろんな世界が開けるから読んで面白いなあ、と。

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2015年10月04日

購入済み

催眠

催眠の意味が深まった。

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2014年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後まで全く気付いていなかったから、結末にはとても驚きました。
多重人格ならではの結末。え、あなたも・・・!?と、つい前の頁に戻って読み返してみた程です。
一部、描写に鳥肌が立つシーンもあるけど、結末を知った上でもう一度読み返してみたら違う一面が見えるかも?

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2012年11月05日

Posted by ブクログ

臨床心理学、精神医学をベースに持つミステリー。
解離性同一性障害がテーマになっているが、それよりもそれを取り巻くいろいろな人々の人間味にこの小説の面白さがある。
人物像が多少複雑さに欠けるが、人間臭さがまっすぐに描かれているので大変に読みやすい。ぜひ続編の二冊も読んでみたい。
あとミッキーマウスの憂鬱も読んでみたいね。

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2011年07月11日

Posted by ブクログ

1997年『催眠』発売。
1999年『催眠 完全版』発売。
2008年『催眠 完全版』(角川文庫版)発売。
催眠は松岡氏のデビュー作にて100万部突破のベストセラー。
そして、新しく版を変えるたびに
大幅加筆されているそうだ。
で、読んだのは角川文庫版。
『催眠』の最新版だ。
テレビに出演する催眠術師・実相寺から始まる。
この男が主役かと思いきや
その男が笑う女の入絵由香と出会い
さらにその女と主人公の一人となる嵯峨と出会う。
テーマとなるのは催眠。
嵯峨は東京カウンセリング心理センターの心理療法士であり
その施術として催眠術を使う。
心理の問題を主たる素材として扱いながら
物語はいくつもの問題を抱えた人物を登場させる。
嵯峨が多重人格で今は宇宙人が乗り移る占い師をする
由香の問題を解決しようする。
上司である倉石が
子どもを車に置き去りにした女の問題を
解決しようとし、
元妻で医師の根岸が、
その女の自殺未遂の脳外科手術をして
術後の問題を抱える。
また、小宮愛子は東京カウンセリング心理センター出会った
みきちゃんという女の子の問題を解決しようとする。
それぞれが抱えた問題を
心理療法で解いていく形をとる心理サスペンスである。
メインとなるのは笑う女の由香の問題。
彼女には銀行時代の横領の容疑がかけられる。
これが最後にあっと驚く仕掛けで解決していく。
人は悩みを抱えると心理的に変容していく。
その問題を解きほぐしていこうとする姿を
心理サスペンスで描いていくスタイルは
催眠術をいかがわしさから解き放ち
新たなステージへと導いた。
それぞれの問題の解決シーンが
納得できる。
心理療法士が人間心理の謎に挑む
探偵ものの趣もある。

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2011年03月10日

Posted by ブクログ

とっても面白かったと同時に、恐怖を覚えた。
物語の芯にあるのは「催眠」という手段だけれども、それ以外にも、精神疾患に対しての周囲無理解やら何やらから発生する「不信感」やら「差別」はとても怖いものだ。
もしも自分がその立場に置かれたことを考えると、誰かを信じることに恐怖を覚える。
そういった意味では、ホラー? 的な要素を持っているように思える。
いや、中身はあくまで科学なのだろうけれども。

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2011年02月04日

Posted by ブクログ

おもな登場人物
実相寺則之/入絵由佳/嵯峨敏也/鹿内明夫/倉石正勝/根岸知可子/小宮愛子/竹下みき・・・

この小説が、千里眼とリンクするらしいので、読んでみた。
古い小説だと思っていたら、Wiiが出てきたりして驚いたが、なるほどリメイクしたんだ。

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2010年05月27日

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