小説・文芸の高評価レビュー
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昔の朝井リョウさんは、一つの出来事を、複数の登場人物の視点で描くというのが印象的だったように感じる。「桐島、部活やめるってよ」や「星やどりの声」、「世界地図の下書き」など。複数の視点で描かれるから、より解像度が高められたり、ある人物にとっては大事なことが、他の人物にはそうではない、といったことを読ませてくれる、そこが朝井リョウさんの魅力だと感じていた。
「武道館」では、基本的に「日高愛子」という一人のアイドルの視点で物語が進められていく。幼い頃から、歌って踊ることが好きだった愛子が、アイドルグループNEXT YOUの一員として活動する姿が描かれる。
現実のアイドル界隈と同じで、恋愛禁止、炎上、 -
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この小説でも寺地はるなさんの巧みな心理描写に、はまってしまった。
鳥取砂丘のある街で暮らしてきた万智子(24)は、職場のある大阪で知らない場所を歩く時、やわらかい砂の上で歩いているようだと思う。歩きにくいけれどなんとか歩かなきゃと頑張るような真面目な彼女。小説が進むにつれ成長していく様子に、すごく共感できた。
税理士事務所で働きつつ、オーダーメイドドレスを作る会社でも働くようになり、出会った女性達に感化され、自分の言葉に意見されていくうちに、万智子は自分がどうあるべきかに気づかされる。
恋することを怖がっていた彼女は、だんだん自分がどうありたいのか、そして人に完璧さを求めなくてもいいこと -
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えぇっ・・・?
って思うタイトルに、期待を募らせて購入。
もちろん、裏切られることなく最後まで軽やかに読み切りました!
何かを極める途中の人たちのエッセイって、
とても面白い。
生活、考え方、持っている知識。
どれをとっても、私とは全然違う感じがする。
それなのに、時々、なんかとても分かってしまう。
川上さんも同じだ。
東大を出て、第一線で活躍しながら、テレビやエッセイでも活躍・・・そんなに有名な人なのに、
カールが好きだと言う
モテたいと言う
英語ができないけどいいんだと開き直ったりする
飾らない人柄に、この人ホントにすごい人なのかなって見返しを確認したりしてしまう。
鳥類に -
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三風です。もうすぐ私たち四姉妹の誕生日!…って、わくわくした気持ちだったのに…。
絶対にかくさなきゃならない、私たちの最大のヒミツ――『四つ子は、子どもだけでくらしている』ってことが、学校でウワサになってるんだって…!
もうすぐ、授業参観日。家族が誰も見に来なかったら、ウワサは本当なんだって思われちゃう。どうしよう!?
そんなとき四月ちゃんが、『ある人』にお母さんのフリをしてもらう作戦を思いついて…!?
楽しく誕生日パーティーをするためにも、作戦を成功させなきゃ!
こんな人にオススメ( ◠‿◠ )
☆四つ子ぐらしが好きな人
☆授業参観が楽しみな人 -
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三風です! 二鳥ちゃんは、なぜか、一花ちゃんだけを「一花」ってよびすてにするんだよね。
それは、四人が初めて出会った日、私が家に入る前に起こった『ケンカ』が理由で…?――《四人が出会った最初の最初》
湊くんのお誕生日のお話《二人をつなぐプレゼント》や、
四人で力を合わせた体育祭のお話《走れ! お楽しみリレー》、
カゼをひいた一花ちゃんを、妹三人でがんばってお世話して看病するお話《もし、カゼを引いたら?》が読めるよ!
最新刊まで読んでいなくても、『四つ子ぐらし(1)』を読んだ後にすぐ読める、スペシャルなお話いっぱいの短編集!
こんな人にオススメ( ◠‿◠ )/
☆四つ子ぐらしが好きな人
☆体 -
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おもしろかったです!
私自身は常識を逸脱しないように割と真面目に生きている人間なので、近くに張子がいても波那ちゃんのように受け入れたり楽しんだりできないと思うのですが…。でもだからこそありえない非日常を味わえて楽しかったです。
以前読んだナチュラルボーンチキンに割と似た設定のように感じるのですが、金原ひとみさんはこういう過去にパートナーから傷を受けた女性、子供を持つか迷う気持ち、行動力がずば抜けていて非常識だけど憎めない人物を描くのが本当に上手いですよね。自分とは程遠く感情移入できない人物のこともなんか分かる気がすると思わせてくれるし、セリフも滑らかだし、何より食の描写が素晴らしくて!
金 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ2008年4月4日の自分のレビューでは星3つ
18年振りに読み返すと、遠くの戦争が当たり前になった今の時代にビンゴで、星5つ。
以下ネタバレ
脳の一部に進化の結果つくられた虐殺器官がある。ここを言語等何等かの方法で刺激すると、人の価値判断が平和から暴力に動き・・・・
これって今の民主主義を標榜しているくせに戦争始めた国のこと?
自分の生活外の場所で戦争があるのは当たり前・・
テロよりも内戦させた方が自分は平和
戦争は遠くのものである限り、平和の優先順位は下がり、生活を脅かす他国民は悪で、 2008年頃は世界平和だ地球環境だと言っていた風潮が 今ではインフレだ、MAGAだ、日本人ファーストだ -
Posted by ブクログ
やばいです。読みながら、笑いながら、悲しくなりながら、恐れながら、苦しくなりながら、一気に3篇、ページをめくりました。「人間の嫌な部分を書きたい」という著者インタビューに誘われて手にしました。著者は『我が友、スミス』でかつてない小説体験を与えてくれた石田夏穂。この新作を読むことによって『我が友、スミス』のような小説が、なぜ生まれたか?がちょっとわかったような気がしました。一貫しているのが「自意識」と「肉体(五感、顔、体型も含む…)」と「社会」のままならない関係です。前作の感想で「2022年のビルディングスロマンは筋肉女子によって成し遂げられた」と書きましたが、新作はそんなものじゃなかった…です
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