ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    すごくのめり込んであっという間に読んでしまった。
    主人公の鷲津がカッコいい…痺れる…。
    良くも悪くも周りの登場人物が、鷲津に翻弄される描写もすごい。
    鷲津が現実にいたら、オーラすごいんだろうなぁ。

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    2026年08月17日
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集

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    現実にいたら嫌いなんだろうなって思ってたけど、自分と同じような性格で読んでて友達にほしいと思った。特にズル休みした時の感情とかめっちゃ共感した。先輩から好きじゃないとか言われたらいくら怖い先輩でも立ち直れんけど、結局最後は好きになってもらうだけだって肯定的に捉えてて三歩の性格好きだなって思った。
    美人な親友の旅話も、恵まれた外見に対して生まれながら重い荷物を背負ってるみたいに捉えてて、わたしはすぐ僻んじゃうから三歩の思考になりたいなー。

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    2026年08月17日
  • スピノザの診察室

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    マチ先生が素敵すぎて、それを取り巻く人間模様もとても温かく、心がほっこり温かくなるお話でした。
    お医者さま達のハードなお仕事の一端を垣間見て、頭の下がる思いもしました。

    京都の銘菓が出てきて、その描写の美味しそうなこと。
    矢来餅、阿闍梨餅、長五郎餅。

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    2026年08月17日
  • 人文知は武器になる

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    人文知を一生かけて学び続けるという覚悟。。
    対談形式だったので読みやすかった、人文知を勉強するだけでなく具体⇆抽象のトレーニングや言語化力なども併せて強化することが必要だと思わされた。

    山口さんの話がYouTubeで面白かったから他の本も読んでみたい。

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    2026年08月17日
  • けんぐゎい

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     病がちな身には沁み入ることばたち。
     手習い師匠の重右衛門がおふゆに「..おふゆの黒珠(くろだま)のうちには尋常ならざるモノが棲んでおる。目をつむり、濡れた翼か足をたたんでおる。・・尋常と呼ばれるものの搾り汁て拵えた黒珠のうちに、尋常ならざるものが棲むとは如何なる道理ぞ。」21頁
     妹のりよが姉のふゆに「ふうちゃんのここにゃあ真白と眞黑があるんじゃほい、・・白はしいぜんってやつだなきっと。で、黒は悪気・・・」29頁
     ほのがふゆに「・・一生ってきっと籤引きの連続なのよ。双六にたとえる人が多いけど、あたしは断然籤引きのほうが人生の本質をとらえてると思うわ。籤引きに始まり籤引きに終わる、それがひ

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    2026年08月17日
  • 消滅世界

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    村田作品三作目。この世界観は『殺人出産』のさらにその先だと思う。相変わらず倫理・道徳観がぶっ飛んでて好きだわ。いろいろ気味が悪く、本当に気持ち悪い…(褒め言葉w)。途中まで、一番は「III」の○○シーンだと思ったけど…。そんなことはなく結末を含め「III」すべてが異様としていて、言葉にならない恐怖(適当な言葉が浮かばない…)なのかな…。下手なホラーよりよっぽど怖い……。
    "消滅"世界とは、わたしたち(読者側)、雨音たち(小説側)どちらかではなく——その両方の世界が消滅し、新たに第三世界(これに付いた名が「消滅世界」なのだと)が誕生したことなのかもしれない…。今まで読んだ村田作品の中で一番だ。

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    2026年08月17日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    「ゆとり三部作」の三作目。

    朝井リョウさんは、さくらももこさんのエッセイに影響を受けたと語っている。確かに読んでいると、そのエッセンスのようなものは感じられる。

    ただ、そこにしっかりと「朝井リョウさんらしさ」が乗っている。

    自分自身の失敗や情けなさをためらいなく差し出し、妙なところまで細かく観察し、それをこれでもかというほど言葉にしていく。その結果、元々おかしかった出来事がさらに増幅されて、とんでもない笑いになって返ってくる。

    前二作も、とことんくだらなかった。
    もちろん褒めてます。

    ただ今作は、そこからさらに一段ギアが上がっているように感じた。

    ダンスレッスンの話。
    結婚式の余興

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    2026年08月17日
  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

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    遠い国の遠い昔の物語にする事で、ここまでの差別や政治的な偏向を違和感なく描くことが出来たんだと思う。一方で読む方は現代の日本に置き換えたりしながら、現実にもこんな事が起こりうる、起こりつつある事にぞっとする。

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    2026年08月17日
  • 【NEW!!】あなたが出品されました

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    いつもの日常が侵食され、逃れよう、抗おうともがいているうちに、気付けばもう後戻りできない所まで辿り着いてしまう。
    非現実的な設定ではなく、今の時代に誰もが利用しているようなものが、絶望と地獄の入口になっているところが恐ろしい。
    読者はこの本を読んでなお、フリマアプリをこれまで通り利用できるだろうか。
    利用するとしても、その都度いくばくかの恐怖心を覚えることにならないだろうか。

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    2026年08月17日
  • 悪女について

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    ネタバレ

    27人ものインタビューという、数の多さにびっくり。

    「虚飾の女王」という表現がピッタリな気がした。
    全員のインタビューで、少しずつ食い違いがあり、その構成が秀逸だった。
    1983年発売で、何とも新鮮な感覚。こういう本が色褪せない作品なんだろうなぁ。

    何が真実で、何が嘘で、どこに「己」があるのか
    まるで掴みどころのない女実業家・富小路公子。
    あまりにもインタビューの内容が180度違うことがあり、頭が混乱し眩暈がしてしまった…。

    結局死の真相は明かされず、謎のまま終えるのだが、そういう終わりもまた良かったなぁ。

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    2026年08月17日
  • きみは赤ちゃん

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    産前産後の夫へのドロドロとした感情をうまーーく言語化してくれて、私が書いたのかと思った。笑
    出産や子育てって尊いことなのに、モヤモヤイライラしてしまっていて、その気持ちの正体も原因も自分でよくわからないし、そんな気持ちになってることすらすごく嫌だった時を思い出した。あの頃この本に出会いたかったな。
    辛くて辛くてずっと泣いてた私に、この本をあげて励ましたい!笑

    産んだ後、あー後戻りできないところまで来てしまった。といままでにないくらい不安に襲われたのを思い出した。

    川上未映子の文章が大好きだーー!

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    2026年08月17日
  • 黒い陰陽師

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    喰えない爺さん、蘆屋道満。
    飄々として自由で 酒好きで、いつも一人で、ちょっぴり優しい。
    改めてこの人の話を読むと楽しいなぁ✨
    晴明との関係性も好きだし、美味しい人よね?

    でも最後の話は切なかったなぁ…
    蘆屋道満にも愛しい人はいたのね…

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    2026年08月17日
  • 新装版 わたしが・棄てた・女

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    ネタバレ

    重たい話ではあるけれどそんなこと感じないくらい読みやすい。捨てた女シリーズで比べると舞姫よりもずっと心動かされる。主人公酷いことしてるのに主人公のこと嫌いにならないし納得感すらある。題名から想像する読後感と違う。女の子もみいちゃん的な感じで普通なら悲惨になる(実際内容的には悲惨かもしれない)けれど一味違う。

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    2026年08月17日
  • 横浜中華街! 桃源郷飯店へようこそ キョンシー事件の謎は晩餐で解決!?

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    新たなご飯物ミステリーに出会えました!
    ライトノベルと侮ることなかれ、とてもとても良かった。恋愛要素がないのもポイント高い。ノイズになりません。こういう話もっと出会いたいです。

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    2026年08月17日
  • 酒を主食とする人々

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    「イスラム飲酒紀行」ですっかりとりこになった高野さんのお酒関連の本、2冊目。私自身、お酒が好きだから…と安易な気持ちで読み始めたら、えらいことになった。
    アレルギーやトコジラミなどの虫、現地の方々との交流(うまくいかないことの連続)。わたしの苦手とするものばかりで。でもそれを、文章で伝えてくださることに感謝。ものすごく興味深く読めて、あっというまだった。

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    2026年08月17日
  • 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

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    気にしすぎるな!!ということを、繊細さん向けに優しくまとめた本。人目や、人の気持ちなんて分からないんだから、気を使う必要なし!ということがよく分かる。私も遠慮するのやめました!90

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    2026年08月17日
  • 蠅の王〔新訳版〕

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    めっちゃおもしろかったです。
    めっちゃ怖かったです。
    最近こういうホモソ?みたいなの考える機会多いのでなんか迫るものがありました。

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    2026年08月17日
  • 沈黙

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    社会の先生から勧めていただいた本。
    遠藤周作さんは名前は知っていたものの
    歴史小説などに弱い私は
    手に取ることをしなかった。

    恥ずかしながら
    宣教師とか
    イエズス会とか
    踏み絵とか
    鎖国とか
    もちろん言葉と意味は知っていたが
    なんだかちゃんと分かっていなかったため
    その時代の復習から始め
    読み始めたこちらの本。

    すごく良かった。
    面白かったと表現しようとしたが
    面白いとはまた違う、
    勉強になる、考えさせられる本だった。

    自分の信仰しているものの本質や
    自分の弱さに向き合う主人公。

    1981年に刊行されたこちらの作品だが
    名作と言われ、
    長く読み続けられているのがよく分かる。

    結局人間

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    2026年08月17日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    面白かった
    外科医って大変なんだなって思うけど
    自分の親が手術となっても仕事が優先なのかな
    心配じゃないの?と素朴な疑問も

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    2026年08月17日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    読みながら、ある人物の行動に何度も心を乱された。

    それほど感情移入していたのだと思う。苦々しく、「そうじゃないだろ」と何度も言いたくなった。

    働いていると、ときどき「それでギブアンドテイクが成立しているとお思いで?」と感じるような場面がある。誰かが引き受けた分を、別の何かで返しているつもりになっている。でも、その二つは本当に釣り合っているのだろうか。

    作中でお菓子を作って職場へ持ってくる場面では、まさにそうだった。

    「もう分かったから、何もしないでくれ」

    そんな気持ちにさえなった。

    けれど、もし自分がその職場にいたらどうするだろう。きっと笑顔で「ありがとうございます」と言い、周囲と

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    2026年08月17日