小説・文芸の高評価レビュー
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めちゃくちゃ面白い。ダイアンのYouTubeチャンネルが大好きでよく観ているため、ユースケさんの声と言い方で脳内再生され、声を出して笑った。
改行が多くて余白が多いのも、いろんな立場の人への配慮が垣間見えるのも、すべてユースケさんらしい文章だなぁと感じた。たまに話しているのを聞いているときと文章を読むときで印象が違う人もいるけれど、ユースケさんはそのまんまでとても素敵だった。
本作のなかで書かれていたラジオの話は、こういう芸人さんのエッセイにも通じると感じた。世の中に発信されているけれど、まるでクローズドな場で自分だけに話してもらっているような不思議な感覚。かもめんたる・う大さんのエッセイを最 -
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これはもう本当にすごい。今年一の衝撃作です。初小説だとは思えない筆力です。『死ぬまで生きる日記』や『ほんとうの事を書く練習』が話題で、エッセイストでありインタビュアーとしてもご活躍の土門蘭さん。これは小説ではあるものの、リアリティと迫力が凄まじい。
時代は戦前戦後から朝鮮戦争休戦前の数年間を描く。広島県呉市がモデル。体を売って生きる5人の女の話。戦争という母体の中で描かれる、母と娘。女と男。生と死。
5人の女がそれぞれの視点で描かれ、この時代と彼女たちの置かれた環境が立体的に浮かび上がる。私は普段、性描写は多いものは苦手なタイプなんですが、これはそんなことは気になりません。
そこには、それで -
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ネタバレ石牟礼道子さんの料理関係本。
九州での子供の頃の思い出や、大人になってから料理したエピソードなど。
子供の頃のエピソードの記憶力がエグい。
料理本と言ってもレシピ本では全くない。レシピをあえて載せないとかではなく、本人も勘で作っているものなのでレシピが存在しない模様。読む方はどちらかというと料理そのものについて知りたいのではなく、その料理を中心としたその当時の出来事や人々のエピソードを読んで楽しむという形。
相変わらずの素晴らしい語彙や文才が溢れて、まるで自分もそこにいるかのような情景が目に浮かぶ。
ただところどころで都会もんを見下していると言うか憐れんでいる描写があるのがちょっと「おぉ… -
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ネタバレ爽子が小さなことから大きな困難まで、特にへこむことなく自力で乗り越えていくから頼もしすぎるという。
偽装とはいえ婚約したその家で些細な嫌がらせを受けても、可愛いものと笑い飛ばすその丹力、見倣いたい。
英国で日本人というだけで、ただでさえ色々と編見にさらされているというのに、何だったら偽装婚約相手の態度も最初は酷かったのに、孤軍奮闘で切り拓いていくのだから、そりゃ彼も惚れるしかないというね。
親友が恋した英国人に彼女の手紙を届けるために、英国人であるセドリックの婚約者という建前を手に入れて単身渡英するという、初手から大分ぶっ飛んでいる爽子。
最初はそんな爽子を珍獣のように見ていたセドリックが、 -
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再読。
以前読んだときの記憶が思った以上に曖昧で、どんでん返しがあったことだけは覚えていたものの、肝心の真相は盛大に忘れて勘違いしていた。おかげで再読なのに終盤までしっかり楽しめた。
文章そのものが難しいわけではない。ただ、時系列や場面、視点が次々と切り替わるので、初読では物語の全体像を掴むまで少し読みにくさを感じた記憶がある。
今回読み返してみてもその感覚は変わらなかったけれど、最後まで読むと、むしろその断片的な構成こそがこの作品の面白さなのだと改めて思う。ばらばらに置かれていたものが少しずつ意味を持ち、最後には一つの物語として繋がっていくのが気持ちいい。
そして何より、皆川博子先生の -
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待ってましたシリーズ第二弾!
夏休みの間にぐ〜んと成長した彼らに会えました!
今回は二学期最大のイベント、学園祭にまつわるエピソードがメイン♪
学園祭の準備に追われる生徒たちの、繊細で複雑な心が、丁寧に描かれているなと感じました。
『実習先との反省会で担当の人が言ってたの。
「りょういくがよかったんですね」って。
せっかく褒められてるのに、何が褒められたのか分からなくってモヤモヤするなーって思って』
〝療育〟とは、障害のある子供のための支援のようなことを示すそう。
優花は身に覚えのないことを褒められて複雑な気持ちになる。
由芽はバスの中で年配の夫妻に席を譲られる。
「大丈夫! -
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