ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 教誨

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    自分の子供と他人様の子供2人を殺めて死刑になった女性の遠縁にあたり死刑執行後の遺骨を引き取ることになった女性が女性死刑囚の心の裡に迫る長編の犯罪小説。
    死刑執行までの描写がリアルで同時に犯罪に至るまでの過去の凄惨な暮らしぶりや狭い田舎町での
    数々の虐めや虐待が描かれていて切ない気持ちと怖さをもって読みました。
    言葉で言い表せない複雑な読後感が残りました。

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    2026年04月19日
  • 新トロイア物語

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    学生時代、たまに興味を持った人の歴史小説を読む程度だった私に本の面白さを教えてくれた阿刀田さんの本を本棚から引っ張り出して数十年ぶりに読み返している。

    本当に面白いし、子供のころは科学少年だったという阿刀田さん特有の考証が作品の魅力を高めているのだと思う。ホメロスのイリアス、オデュッセイア、ヴェルギリウスのアエネイスの三つの叙事詩を、現実的な規模に合わせて書き換えたと仰っているが、規模を小さくしたと言ってもそれを感じさせないハラハラ感がすごい。

    アイネイアスの子ユールスから何百年後のローマ帝国だって、最初の建国されたばかりのとき、塩野七生さんの本を読んで図を見たとき、そのあまりの狭さに驚い

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    2026年04月19日
  • 逆ソクラテス

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    やっと読めた。単行本書き下ろし、特に久保先生の話がとても良く。読みながら周りが無になる感覚を味わった。それこそ、小学生の頃に真剣に先生の話に引き込まれて周りが見えなくなっている時のような。

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    2026年04月19日
  • 蛇行する月

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    自分の幸せとは何かを考えさせられる本になった。
    自分も他人と比較する癖があり、そこで優越感であったり、自分を卑下するなど、相手によって感情をコントロールされている。
    なので、この本の順子のように自分の幸せという核を知り、自分で自分の感情をコントロールしたいと感じた。

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    2026年04月19日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    その笑顔は、もう、夢ではなかった。
    映画みたいな締め。あまりにも綺麗過ぎて半泣きになりました。色んなところに謎が散りばめられていて、終盤にかけて怒涛の伏線回収、非常に気持ちよかったです。素晴らしい読書体験に感謝。

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    2026年04月19日
  • 暗黒の瞬間

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    連作短編小説ですが、海外ミステリーでここまで連作短編小説の出来が高いの始めて!

    連作短編小説としての仕掛けも良かったが、ひとつひとつの話も切れ味鋭く最後まで飽きなかった。

    そして今作がデビュー作とは天晴です!!

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    2026年04月19日
  • 死に髪の棲む家

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    ネタバレ

    購入。

    ネットで試し読みしてしまい、続きが気になったので。

    勢いよく話が展開していくから、怖さより迷子になった気分の方が強めかも(笑)
    民俗学的な?ミステリー、悪くないッス。
    ラストが目一杯ホラー(笑)
    つづきも読もうっと。

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    2026年04月19日
  • 桜の森の満開の下

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    桜はなぜ、いつから美しいとされてきたんだろうか。満開の桜の下、散り続ける無数の桜の花びらを浴びながら畏怖の念をも抱く。

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    2026年04月19日
  • 隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

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    北欧で誕生した住まい方がベースとなっている、多世代の住人が協働するコミュニティ型マンション『ココ・アパートメント』を舞台としたオムニバス形式の連続短編。

    シェアタイプを含め各種独立した各居室があり、月に数回当番が食事を作り皆で食卓を囲む…シェアハウスと団地の中間ぐらいの感じでしょうか。年代も世帯構成もバラバラな人が、隣人としての関係を築いていく。それぞれに問題や悩みを抱えながら、踏み込みすぎず助け合える。もちろん物語のように良いことばかりじゃないでしょうが、特に子どもが育つのには中々良い環境ではないかと思いました。『コハン』の当番はけっこう大変そうですが。
    田舎のおばあさんの『康子』さん。訛

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    2026年04月19日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    ・ひかりの母親や叔父。相手の気持ちや、背景への想像力がない(考えようとしない)と、相手をここまで不快な気持ちにさせるのかと。自分自身はそんなことはないと思っていても、気をつけたい。

    ・私自身は2人の子どもに恵まれた。第1章、第2章は、自分たちにもあり得たかもしれない世界線の物語として読んだ。

    ・第3章の途中、「トモカが、ひかりを殺してひかりになりすまそうとしたんじゃ!?」と推理して勝手にドキドキしていたが、それはなかった。ある意味では、それよりも辛く暗い救いのない物語が進んだ。

    ・でも、最後の最後で1点の光。その後のエピソードはないが、ひかりの現実がどうなるにせよ、ひかりの心は救われたと

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    2026年04月19日
  • キッチン常夜灯

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    ダラダラ永遠に読めてしまう。
    想像しただけでお腹が空く。家の近くにあって欲しいお店。お店の優しさにほっこりしました。
    恐らく2巻3巻も読むでしょう。お守りにしたい1冊。

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    2026年04月19日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    とてもよかったです。

    身体に優しい料理と、心に響く温かい言葉たち。
    長く愛される理由がわかりました。

    本編もいいけど、解説もよかったです。

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    2026年04月19日
  • ナチュラルボーンチキン

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    上手い、うますぎる。泣けた。

    なんで金原ひとみ先生の本ってこんなに救われるんだろう。
    ラストの過去と行き来する構成がうますぎて唸った。
    とりあえず周りの誰か一人には購入してもらえるほどおすすめして来ます。

    最近忙しすぎてメモ取るだけで感想を投稿できてなかったけれど、これはせずにはいられない。

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    2026年04月19日
  • どうすればよかったか?

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    本を読むのが遅い私が2日間で読み終えました。

    読んで欲しい。

    ただそれだけです。

    映画も観ました。


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    2026年04月19日
  • よき時を思う

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    まさに小説です。物語ではない。
    金井家の人々の生活から、人生が語られ、人との関わりが描かれる。その深さだけでなく、様々な知識も相まって、恐れ入りましたって感じでした。
    初めはなかなか読み進まなかったんですが、後半は一気に読みました。

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    2026年04月19日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    極限状態に置かれた女性の魂の叫びがリアルな筆致でむき出しに描かれ、読んでいてしんどかった。

    戦場の凄惨な描写以上に、必死に生き抜こうとする女性達の尊厳が軽視される立場の弱さがやるせなく、胸が潰れる思いがしました。

    主人公の怒りと悲しみに同調し、戦争の残酷さを体感させられる一冊でした。

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    2026年04月19日
  • 夜に星を放つ

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    ネタバレ

    どの章もいろんな形での別れを書いているからか、どこか寂しさの残る終わり方だったけど寂しいだけじゃなくて読後感はすっきりしていて重たすぎず良かった。特に「真夜中のアボカド」と「真珠星スピカ」が好きです。「真夜中のアボカド」の終わりぎわに綾とお母さんが会話をするシーンで、思わず泣いてしまいました…(子供ができてからこの手の親子系のシーンで泣いてしまいがち)

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    2026年04月19日
  • 刀と傘

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    幕末から明治初期の動乱の時代、それぞれが抱く正義を貫こうとする二人の男。
    5編の連作時代ミステリ短編集。

    ミステリとしてもとても面白かったが、ざっくりとした歴史知識しかない私には、そういう背景もあったのかととても興味深く読めた。
    あれほどこれまでと常識が変わってしまった時代は他にないだろうな…と、当時の人々の苦労を考えてしまう。
    ラストは切ない気持ちになった。

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    2026年04月19日
  • 僕たちの青春はちょっとだけ特別

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    周囲への関心が薄く、同級生の顔を覚えることなく中学を卒業した架月。
    明星高等支援学校に進学し、様々なクラスメイトや先輩と接する戸惑いの日々がスタートした。
    そんなある日、学校で事件が起きたことに気づき先生に相談をした架月は、事件の調査を任されることとなる。
    架月が周囲の人たちに力を借りながら、学校で起きた謎に向き合う連作短編集。

    特性をもつ主人公が探偵として謎を解く作品は、これまでにも読んだり観たりしたことがある。
    そういった作品は主人公が特殊な記憶力や能力を駆使して解決していく設定が多いようにも思うけれど、本作の主人公架月は、そういった特殊な能力があるわけではない。
    架月の強みは、「人に頼

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    2026年04月19日
  • 婚活食堂 3

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    ネタバレ

    新見さんの同僚が、真行寺さんとこの社員の自殺の原因だったのにはびっくりした。
    だんだん 不思議な能力が戻ってきてるのではw
    みんな幸せになって、ホッとする。シニアの婚活も悪くないのかもね。私自身はもう結婚なんて絶対したくない派だけど、上手くいく人は、どんどんすればいいと思う

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    2026年04月19日