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『花束は毒』の著者が放つ、“究極の選択” かつてフィギュア・スケートの世界で競った塩澤と志藤。コーチの死をきっかけに、秘められた想いと互いへの猜疑心が疼き始める――。
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Posted by ブクログ
「花束は毒」以来の傑作小説だと思います。 私はこういう恋愛小説好きです。 恋を知ると罪を知り、罪を知ると恋を知るみたいに対になるような感覚を覚える小説体験でした。 織守きょうやさんはこうでないと。
ライバルで友人で、何より相手の才能を愛している しかも自分の気持ちは絶対に伝えられない とても良い! この設定が既に好み フィギュアスケートという美しくも過酷な世界を舞台に、変化していく2人の関係から目が離せませんでした
二人が互いに感じている想いが、とてつもなく綺麗だった。想いがどんな種類であれ、自分よりも相手を大切に想う。そんな相手は、一生をかけてもなかなか出会うことができない。 事件が絡んでいるため、その真相が明かされることによって、この関係が崩れて終わることがないよう祈りながら読んだ。だが、その過程すらも、二...続きを読む人の関係性を強くするものであった。どこまでも綺麗で眩しい。
ミステリーではなく、メインは恋愛小説のジャンルに入ると思う。ミステリーだと誤読させるような仕掛けになっているので、意図的だろう。だとしたら、真相がアレなのは珍しいしちょっと切ない。 思うのは、視点が変われば、人物像は大きく変わるというところだ。シオから見れば、シドウはビックリするくらい論理的で整然と...続きを読むした人間に見える。シドウから見れば、シオはミステリアスな才能人だ。 そしてそれは、残酷な現実に折り合いをどうつけるのかという事にも関わってくる。内面ではいろいろ思っていても、他人からは「そう」見えてしまうのか。 この多面性が、ミラーの死の真相にも関わっていて面白い。だが、彼の内面を真に知ろうとするものはいない。それが、結末をより魅力的にしている。 (…ただ少し、パンチの足りない展開ではあるかも)
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