キスに煙

キスに煙

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

『花束は毒』の著者が放つ、“究極の選択”

かつてフィギュア・スケートの世界で競った塩澤と志藤。コーチの死をきっかけに、秘められた想いと互いへの猜疑心が疼き始める――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    キスに煙
  • タイトルID
    :
    2129108
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年01月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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キスに煙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「花束は毒」以来の傑作小説だと思います。
    私はこういう恋愛小説好きです。
    恋を知ると罪を知り、罪を知ると恋を知るみたいに対になるような感覚を覚える小説体験でした。
    織守きょうやさんはこうでないと。

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    最初はミステリーだと思って読み始め、あれこれはゲイ小説か?と思うがやはりミステリーやサスペンスの類だった。なんとも不思議な読書体験。Ⅲが特に好きだった。切なかった。3人の感情が全てとても切ない

    0
    2026年08月21日

    Posted by ブクログ

    あらすじを見た感じサスペンス色が強い作品なのかなぁと思ったら、どちらかといえば恋愛小説かなぁと思った。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    才能ある人間の恋と苦悩についての話。
    シオとシドーの関係性がかなりツボで、これだけで高得点つけているところもある。
    帯はかなりサスペンスかミステリーを煽っているように思えるが、帯の内容を期待するとちょっと肩透かしかも。でも話の内容的にはかなり満足。ラストの「彼」の章も余韻があってよかった。

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    ミステリーかと言われるとどちらかというと『尊いBL』小説かもしれない。個人的には。
    ずっと胸にしまっていた想いがどれだけ苦しくて、でも抑えられない恋心で尊い。
    しかも一世一代の死んでもいいくらいの覚悟で打ち明けた結果が良かった笑
    志藤がいいキャラなのがどんどん強まってきて最後には『こいつ好きだなぁ』ってなっちゃいました笑
    サスペンスのドキドキハラハラ感は『花束は毒』の方がえげつなかったけどこれは心が穏やかに読めました。

    0
    2026年02月03日

    Posted by ブクログ

    犯人探しのミステリ小説かと思いきや、純愛の物語でした。

    あまりに健気で純粋な想いを抱えて、そして絶対にバレないよう、ずっと心の奥に閉じ込めているので、切なくてちょっとウルっときたりしました。

    ある人の死が絡み、勘違いからその純粋な想いが暴走するところも、そこまでするほどに愛しているんだなと思うと、応援せずにはいられませんでした。

    そして、そこまでするほど愛しているからこそ、失うことが怖いという思い、だからこそ失う前にそこまでしてでも幸せなまま終わりたいという思いが、胸をギュッと締め付けました。

    フィギュアスケートという華やかそうで嫉妬渦巻く世界や、アスリートの現実も描かれており、これからフィギュアを見るときに意識せずにはいられないなと思いました。

    表紙や帯から、想像した内容と違ったという感想をいくつか見ましたが、わたしはとても好きな作品でした。

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    フィギュアスケートの世界を舞台にした
    サスペンス調の恋愛小説。

    かつての盟友の死とそれぞれの過去が共鳴して起こった感情が引き起こす出来事。

    どのキャラクターの造形も、
    どのキャラクターの言動も、
    一歩でもズレると物語自体が成立しなくなってしまいそうな、
    フィギュアスケートのひとつのプログラムのように繊細に、大胆に組み立てられた構成だと感じた作品。
    面白かった。

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    心の中に残るのは、すぐに名前をつけられないような余韻です。劇的なクライマックスの後の衝撃でもなく、巧妙な伏線に打たれる快感でもなく、むしろ、深夜のある時、煙の霧がゆっくりと消えた後に、自分が実はずっとその場に立っていたことに気づくような感覚です。しかし、その間に、何か感情がひっそりと自分を変えていたのです。

    この本の最も魅力的な点は、「親密さ」の描写がロマン化されていないところです。キスは救いではなく、煙も逃避の飾りではありません。それらはむしろ、一時的な覆い隠しのようなもの——孤独を隠し、言葉にできない弱さを隠し、さらには自分自身への嫌悪をも隠します。登場人物同士の距離は非常に近いのに、目に見えない、しかし越えられない線が常に存在しています。この曖昧な距離感が、明確な愛や憎しみよりもずっと残酷であると感じます。

    私は特に、著者が「うまく生きられない人々」に対して持つ優しさを強く感じました。物語の登場人物たちは、劇的な悲劇に巻き込まれることはなく、どちらかと言えば、痛みとは言えないが、決して癒えることのない状態に長期間苦しんでいます。それは現代人がよく知る疲れた心の状態——前に進むべきだとわかっていても、前に何が待っているのかは分からない。だからこそ、キスや煙を通して、今この瞬間自分が存在していることを証明しようとするのです。

    読む過程で気づいたのは、この本が愛についてではなく、依存と孤独がどうお互いを偽装するかについて語っているということです。親密な関係が成立する理由は、理解からではなく、二人が暗闇を一人で迎えたくないからです。こうした関係が間違いだとは言いませんが、その脆さは、最初からその構造に書かれているのです。

    本を閉じた時、私は慰めを得ることはありませんでした。むしろ、少しの誠実な醒めた気持ちが増しました。『キスと煙』が教えてくれるのは、ある感情は名前をつけることができず、ある傷は癒えないということです。そして人ができることは、ただそれらの存在を認め、そして生き続けることかもしれません。この答えを与えない優しさこそ、この本の最も残酷であり、また最も感動的な部分なのです。

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    あれ? 私が買ったのミステリーだよね? BL小説だったっけ? と、裏表紙のあらすじを何度か確認しました。
    読んでいるうちに塩澤を応援したくなり、真っ直ぐすぎる志藤を眩しく感じたり、上手くいってくれよ頼むからという気持ちでいっぱいになるのに、挟まれる不穏な断章と、いや「花束は毒」書いた人だしな…というメタな気持ちが頭を何度もちらついてソワソワさせられました。
    結果、解説にある通り、確かに尊い…尊い小説でした。こういうのをいくらでも読みたい。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    前作の、「花束は毒」が割と好きだったのもあって、ちょっと期待しすぎた感がある。これはミステリーではなかったな。どちらかというと恋愛系?
    どんでん返しある!?って読んでたら、気づいたら終わりのページだった。可もなく不可もなくって感じ。

    0
    2026年05月19日

キスに煙 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    キスに煙
  • タイトルID
    :
    2129108
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年01月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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