ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • いけない

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    初め最後の写真を見ても何が明かされたのかに気づけなかった。二章の繋がりがわからないと思ったけど、読み進めていくうちに繋がりに気づいて面白くなってきた。結論はありがちな刑事が犯人、真相に近づいた人が殺されるというものだったけど、ネタバレを読めば読むほど深くて面白かった。また宗教が絡んでいる話。

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    2026年04月18日
  • 本を読めなくなった人たち コスパとテキストメディアをめぐる現在形

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    私がSNSで文章と動画、どちらも発信する仕事をしているから、すごく刺さる内容だった。

    特にテキストメディアの衰退についてが面白かった。

    今ネットで読まれる記事。
    それは、資金や時間をかけた質の良い記事ではなく、
    シンプルで短く、目を引く記事。
    特に、他人の不幸、エロ、マンガ、クイズ。

    記事の優劣よりも、関心、注目に経済的な価値が置かれるアテンションエコノミーの時代。
    大衆は掘っておけば、わかりやすく刺激的なものしか読まない、受け付けない。

    そんな時代において、
    本を読むことがどんどん日常から遠ざかっていくのは、もはや避けられない。

    特に若い世代では、短く、すでに要約されたショート動画

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    2026年04月18日
  • 草枕(新潮文庫)

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    とんでもなく美しい作品だった。
    文字のみで美的感覚にひたすら訴えかけてきた。
    考えるな感じろとはまさにこの事だとおもう
    ひとつの感情を表現するのに、こんなにもうつくしい言葉の連なりがあるのかと驚いた。 読んでいて言葉のリズムを追っているだけでもたのしい
    カテゴリー問わず今まで経験した作品の中で、トップレベルに衝撃を受けた
    教養なさすぎる自分でも楽しめたけど、漢文や俳句の教養があれば今の500倍楽しめるだろうなとも思った
    純文学素晴らしい!

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    2026年04月18日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    ■サマリー
    ・自動車会社のリコール隠し
    ・追い詰められた中小零細企業の社長の粘り
    ・諦めなければ活路は開けることが学べる一冊

    ■所感
    上下巻で900ページにも及ぶ長編小説である本作品は、ドラマにもなった池井戸さんの有名作品の一つである。
    中小運送企業の社長を務める主人公の赤松徳郎に災難の嵐。走行中のトラックが起こした母子事故死の真相究明に加え、私生活では、事故が原因で家族は肩身の狭い生活を強いられ、なおかつ息子に学校での窃盗の容疑がかけられ、加えてPTAでのごたごた…。
    自分がもし赤松社長と同じ境遇に置かれたら、心が折れそうである。いや、確実に折れる。
    作中にも、主人公は高速道路を走行中、一

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    2026年04月18日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    この2026年の今、まさに日本で起きていることを予言して書いているような内容に圧倒された。南シナ海尖閣諸島、沖縄、ウクライナでの戦争や中東地域でのホルムズ海峡の話など、まさに今世界で起きていることがここ書かれている。頭がお花畑な政治家にはわからないかもしれないが、国と国のやりとり、一度譲ってしまえばどんどん入ってくる。これが世界の常識。日本は島国だから、これまでそういった経験が少なかったかもしれないが、移民問題もまさにこれに当たる。

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    2026年04月18日
  • ハゴロモ

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    丁寧な言葉の中の少し乱雑な表現にドキドキさせられる。その対比がとても美しくて、心惑わされる。

    吉本ばななはむかーし何冊か読んでいたけれどことばの一つ一つが優しくて柔らかくてキラキラしていて、且つ闇さえも感じられて好き。難しい表現、ことばはほぼないのになぜこんなにも惹かれるのかが不思議。だからこその魅力なのかも知れない、が。

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    2026年04月18日
  • プラスティック

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    ネタバレ

    話題になっていたので購入

    とても面白かった。
    各人物の目線からストーリーが展開されていってネタがわかるとあー!てなった。
    察しがいい人はすぐわかるかもしれないが自分は言われるまで全く考えていなかったので、とても印象に残る作品になった。

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    2026年04月18日
  • タイタン

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    遠い未来の、人間が仕事をすることが無くなった世界。その世界では人間の代わりにAIが全ての仕事をする。

    あれが欲しいといえば、その要求を受理したAIが素材から制作、配送まで全てこなす。
    もはや通貨のようなものはなく欲すれば何でもAIが提供してくれる。食事も物も移動も記録も。
    誰も働いたことなどなく、仕事にまつわる概念自体が失われている世界。

    そんな世界で、人間を模倣して発達したAIが「うつ」のような状態になり仕事の機能が低下してしまう。それを人間がカウンセリングするという、無機物と対話する不思議な話。

    ここからがとても面白い…‼️
    仕事って一体何なのかという本質を、仕事をしなくても暮らして

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    2026年04月18日
  • 人間失格

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    2026 11冊目
    なんか、自分と重なるところもあったり、昭和初期から自分のような人間がいたかと思うと感慨深く、
    文章の構成等入りずらいところもあったが、主観的に物語に入り込めスラスラ読めた。

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    2026年04月18日
  • みずいらず

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    大好きな染井為人さんの新刊を見つけたので読んでみました。いつもの感じとは違い、身近な、よくありそうで親しみやすい内容で、これはこれでとても面白かったです。優しさにつつまれた短編が9作、最後の話以外は、登場人物が少しずつ関わっていて面白かったです。

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    2026年04月18日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    ドラマを何回か観たので内容は知っているのですが、実は原作を読んだことがなく…新装版が刊行されたタイミングでジャケ買いしちゃいました✧*。
    値段を見ずレジに持って行ったので、お会計の時に二度見してしまった…!
    文庫なのに約2000円でしたΣ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙

    幼児なみの知能しかない32歳のチャーリイはネズミのアルジャーノンと同じ手術を受け超天才に変貌するがー…。

    ドラマと原作とでは内容も感じ方も全然違って驚いたし、やっぱり原作の方がチャーリイの変化をよりダイレクトに感じられた。

    かなり極端に描かれているけれど、チャーリイが経験したことは私も見に覚えがあるし、きっと誰しも経験があるこ

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    2026年04月18日
  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    最近フェミニズム系の小説や新書ばかり読んでしまって、少し離れなければ…と思いつつ、またしても「母親」というワードが入った小説を手に取ってしまった…。しかし本書は、「母親」という役割に縛られることを否定するような話ではなかった。むしろ真逆で、「母親」という役割を買って出る女性の話だった…。
    それがまた、とても切なくて、最後はとても泣けた。

    色々な登場の目線で、「広美」という女性が描かれる。それで徐々に、彼女は母親がいなくなった訳ありの家庭に入り込み、小さい子どもの「お母さん」として数年を過ごしたのちいなくなる、ということを繰り返していたことがわかってくる。時系列になっていなくて、現在の広美は一

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    2026年04月18日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    ネタバレ

    青柳碧人作品二つ目

    前作のむかしむかし〜 は短編集だったけど今作は連作短編だったので他の話とのつながり、伏線もありより楽しめた。

    個人的に面白かったのはヘンゼルとグレーテル
    サブタイトルが 兄弟が作ったお菓子の家の密室の破壊と グレーテルにとっての解放のダブルミーニングで終わったこの章の読後感が良かった。(途中の兄弟間の関係の匂わせが童話のオマージュということを加味してとんでもなくえぐかった)

    どの話も童話の設定をしっかり元にしているのにも関わらず、人間のドロドロした負の部分を持ったキャラクターになっていたのも面白かった。

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    2026年04月18日
  • 泣くな研修医

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    作者は外科医と言う事です。
    医療の小説は難しい用語が多く読み辛いイメージだったが、
    この小説は研修医の心情も多くて読みやすかった。患者の不安な気持ちにも近い感じなのかな!?
    医者になる大変さを改めて知る事が出来た。シリーズで又読む。

    ブグログで調べたら他にも医療系で読みやすいのもあるみたいなのでそちらも読みたい。

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    2026年04月18日
  • 新世界より(下)

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    本当に面白かった。
    ホラーを書く人のSFないしダークファンタジー、緊迫した表現や恐怖の演出がめちゃくちゃうまくて本当に面白い。文章がかっこいい。テンポが完成されている。クライマックス戦闘シーンのカウントダウンが始まったシーンは興奮した。
    序盤は「まさかこの時は思いもしなかった」のくだりが多くややくどくはあったけども

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    2026年04月18日
  • ほどなく、お別れです

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    2026年5冊目
    「死」がテーマなのにラスト、あたたかい涙がこぼれた。
    さようならが、あたたかい…某CMの言葉を思い出したわ。

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    2026年04月18日
  • ほんまにオレはアホやろか

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    前向きになれる本 水木先生がどれだけ苦境に立たされても、力強く生き抜く姿に感動し、そしていい抜け感がクスッと笑わせてくれる、面白くも為になるよい本でした。

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    2026年04月18日
  • 激しく煌めく短い命

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    読みやすいので、長いが気負いなく楽しめた。ディティールの積み重ねがとても良い。恋愛小説でありながら、平成と令和史にもなっている。特にTwitterに関する部分はとても共感した。主人公の久乃も、リンも、性格に難ありだったのが良かった。ただただ眩しいのは同級生の男の子。良いやつすぎる。
    時代が変わっても、差別は自分の中にある。結局は自分がどう腹を括るかだなと感じた。
    決してドラマチックではないクライマックスも、ラストの数行も素晴らしかったと思う。学生時代は楽しい事ばかりじゃなかったはずなのに、振り返ると眩しいくらい「大事」が詰まってるんだよな。

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    2026年04月18日
  • 駅から徒歩138億年

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    時間がなくて遠くに行けなくても
    お金がなくて遠くに行けなくても
    旅をする手段はいくらでもあると思えた

    ちょうど子供が産まれて旅に制約を感じていたけど、
    子供の目線が加われば全てが新鮮な道や体験になる
    近場ですごく楽しい旅行ができる気がしてきた!

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    2026年04月18日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    終始面白かった。さすが湊かなえ、という感想。淡々と一人と人が心情を語るところから物語が始まる、湊かなえらしい始まりで一気に引き込まれる。

    物語は、小学4年生の子ども5人が遊んでいた時に、その中の1人が男に声をかけられ、プールの更衣室で殺害されるという内容だ。そして、4人で亡くなったエミリを見つけ、警察やエミリの家など、手分けして大人を呼びに行った4人の視点から、その時のエピソードやその後の人生が語られる。

    エミリが殺害された後、エミリの母親は4人の少女に、犯人を見つけるか、それに相当する償いをしろと罵る。4人の少女は、償いに葛藤しながら人生を送るという、何ともイヤミスの女王らしいストーリー

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    2026年04月18日