ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ポプラの秋

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    裏表紙のあらすじを引用。

    夫を失ったばかりで虚ろな母と、もうじき7歳の私。2人は夏の昼下がり、ポプラの木に招き寄せられるように、あるアパートに引っ越した。不気味で近寄りがたい大家のおばあさんは、ふと私に奇妙な話を持ちかけたーーー。

    18年後の秋、お葬式に向かう私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに蘇る。

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    2026年01月26日
  • その手をにぎりたい

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    一生懸命な女性の10年間でした。恋愛も仕事もすごく頑張ってるな…と。そこに美味しそうなお鮨が絡んで、なんだかよかった。最後は大人の恋愛って感じでした。

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    2026年01月26日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    登場人物の名前ずるい
    こんなん笑うわ
    名前がカタカナだと覚えられなくて苦手なんだけど
    これは違った。面白い。

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    2026年01月26日
  • 兵たちの戦争 手紙・日記・体験記を読み解く

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    祖父が倒れ看病をしに実家に帰り、なんとなく曽祖父の遺影が目に止まり、ネットで名前を検索したところ、こちらの本がヒットしました。本の中には同じ名前の方の遺書があるようで、まさかと思い購入したところ曽祖父の遺書であることがわかりました。曽祖父の遺書は祖母だけがしっており、他の親族は遺書があることも知らなかったため、親族みんなで大騒ぎでした。祖母からは、曽祖父について沖縄で戦死したとだけ教えられており、深く話すことはなかったのですが、この本に記載していただいたおかげで、祖母が亡くなる前に知らなかった曽祖父のことをしっかり聞くことができました。また、遺書を読む限り優しかった曽祖母が苦労しないよう綴って

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    2026年01月26日
  • ライオンのおやつ

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    死を目前にして、最期はどこで誰と過ごすのか。
    明日が来るのが当たり前の毎日が、もう来ないかもしれないとなった時、自分ならどこを選択するのだろう。
    最期も素敵な場所と大好きな人々と過ごせたら。
    最期の最期までが人生の素敵な1ページになるように、それまで正しく前向きに生きて行きたい。
    そんな風に思えた物語です。後半、良かったねの涙が溢れて止まりません。

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    2026年01月26日
  • 近畿地方のある場所について

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    読書習慣の全くなかった自分が読書をするキッカケになった一作。

    たまたまネットで見かけて気になり購入したけど、元々モキュメンタリーホラー映画やドラマが好きなため頁を捲る手が止まらないほど惹き込まれた。

    オムニバス形式で怪談や資料が展開されていき、徐々に怪異の存在に繋がっていくという作品だが、ネット世代に馴染み深い電子掲示板やブログなどの媒体の資料が出てくるのもリアリティがあってよかった。
    袋とじも気味が悪くて◎

    本書発売後、少し内容の異なる文庫版や映画も公開されて怪異の正体がほぼ明らかになったりしたけど、自分的には怪異の正体が明かされてしまうと怖さが薄れてしまうため、この単行本版が一番好き

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    2026年01月25日
  • ついてくるもの

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    三津田信三作品の短編集の中でもかなり読みやすい部類です。もともと読みやすい文体なのですが、本作はミステリ要素がほとんどなく、そのためかページ数も少ないため、かなりサクサク読めてしまいます。
    かといって物足らない感じでもなく、しっかり怖いですし、得意の後を引く余韻もバッチリです。なので初めて読む人にもおすすめですが、三津田信三の真骨頂であるホラーとミステリの融合という点では弱めなので、本作だけでの評価は勿体ないです。

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    2026年01月25日
  • DV8 台北プライベートアイ2

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     『おれは反社会的で、軽度の被害妄想と年を経るうちに追加された項目である神経症性障害、つまり、捷運(ジエユン)(都市高速鉄道MRT)のプラットフォームから突き落とされるのではないかという不安や、自転車で走ってるやつを歩道から突き落としたいという衝動などにも苦しんではいるが、今のところは、つまり、二〇一二年の七月現在という意味だが、俺はまだ生きているし、精神状態は安定している。』
    p.10~p.11より

    「台北プライベートアイ」の続編。

    主人公は第一巻と同じ呉誠(ウーチェン)。彼は自分の心身の健康のために大学教授と劇作家という仕事を辞め、私立探偵へと転身した変わり者。

    第一巻目から、「ライ

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    2026年01月25日
  • 革命前夜

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    面白かったー!
    ずっと積読していて、なぜもっと早く読まなかったのかと思った。
    音楽には詳しくないけれど、ベルリンとドレスデンには行ったことがあるので引き込まれた。
    朝井リョウさんの解説も面白かった。

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    2026年01月25日
  • 湖上の空

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    さすが歴史小説家。
    この本は歴史的な雑学が満載な上、今村先生の関西弁が親しみやすくて読みやすい!
    まだ読み始めだけど、すでにもうもっとエッセイを書いていただきたいと思っている。

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    2026年01月25日
  • ブレイクショットの軌跡

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    圧倒的構成力。個々の場面に感情移入しつつ、多彩な展開に躍動感を覚える。500ページを超える文量もその長さを感じさせず、様々な展開を踏まえた先のエピローグは掛け値なしに圧巻。

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    2026年01月25日
  • 黄色い家(下)

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    予想以上に面白かったです。誰も頼る人がいない10代の少女が直面するお金に縛られる怖さと生存への不安感。読書中は不安や辛さを抱えたまま読み進めることになりますが、意外に悪くない読後感が凄い。少女を通して語られるスナック経営や出し子犯罪など、ストーリー展開も面白く飽きずに楽しめました。
    読後に著者インタビュー動画をみて、現代は実家をでることや結婚や出産をするということが金銭的にとても難しくなっているとコメントされており、まさにおっしゃる通りだと痛感しました。

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    2026年01月25日
  • 始まりの木

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    夏川さんの本を久しぶりに読みました。
    日本の綺麗な風景を想像しながら読む時間は古屋先生と共に歩いているような、旅の時間でした。

    つい先日、鞍馬を訪れた自分としては叡山鉄道の紅葉のトンネルがありありと想像できて嬉しかったです。

    この国に生まれて育った自分には、作中にある自然から神を感じる信仰というものがどういうものか、言葉にはできないけれどまさしく「感じる」ことができます。
    それは当たり前ではなく、尊いものだと歳をとってから思うようになりました。
    民俗学は日本人を知る学問だなと、この本を読んでそんな風に感じました。元々興味のある分野ですがこれから先いろんな土地でその風土を感じられるものを探し

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    2026年01月25日
  • マイ・ストーリー

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    ミシェルが幼少期の頃から始まり、彼女の夫が大統領の任期を終えるまで、彼女の頭と心の中を知ることができる一冊。
    分量も多いため、読み切ることを途中諦めそうになるが、この本は後半から感情移入しやすくなり面白くなっていく。
    後半はカフェで読んでいたにも関わらずボロボロ泣いてしまった。
    彼女がどんな想いで米国大統領の妻として8年を過ごしたか、幼い子供がいる状態で全国民に留まらず全世界から注目されてしまう職業に就いた夫をどのように支えたのかを知ることができ、同じ女性として敬服の念を抱かざるを得ないと思った。

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    2026年01月25日
  • リミナルスペース

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    バックルームを代表とする、無機質で寂れているがどこか懐かしさを感じさせるような風景を用いた新たな恐怖を描く技法。それらを人が存在すべき空間と空間の中間に位置するリミナルスペースとして定義し、インターネットのミームから美術作品にまでその姿を見る。コンテンツにおけるリミナルスペースの美学という観点からより楽しめるモノの守備範囲が広がった。

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    2026年01月25日
  • 小説

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    ネタバレ

    なんだかとても美しかった。

    ジャンルもあらすじも知らないで読み始めたので、どんな方向に話が進むのか分からず少しそわそわした気持ちで読み進めた。
    秀才として成功していくかに思えた内海が「ただ小説に没頭するのみで何も成さない人」と自分を評価するようになっていくのが辛く、それでも外崎を支え続ける姿が切なかった。
    それが後半で思いもよらない展開を見せ、小説に魅了された2人が見つけた結論に涙した。どういう感情なのか自分でも分からないけど、ただ泣いた。

    奇しくも、書評を集めた本を読んだ直後だったので、「ただ読むだけでいい」という言葉が一層に響いたのかもしれない。
    小説を読んで、ただ面白かったと思うのも

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    2026年01月25日
  • 署長シンドローム

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    隠蔽捜査のスピンオフ。竜崎署長の後任で大森署に赴任した藍本署長のストーリーです。
    藍本署長を側で支える貝沼副署長の目線で話が進んでいくので、とても新鮮な感じで読み進めることができました。竜崎署長とは当然、全く違うキャラクターですが、判断力の筋の通し方がカッコよく、隠蔽捜査の小説で味わう清々しさがこんかいの小説でも得ることができました。
    次巻も出ているので、早く読んでみたいです。

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    2026年01月25日
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

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    「ほんとにわかっているのは、わからないということだけ。」

    『深夜特急』を読もうと思ったきっかけは、数年前にこの本のラジオドラマを聴いており、面白かったからだ。
    時代背景は、今よりずっとずっと前。
    旅行記ということで、1巻目から緩く読み始めたが、マカオでのカジノの話が面白過ぎて、読む手が止まらなくなった。
    旅が進んで行くにつれ、変わっていく沢木さんの心情に、共感したり、応援したり、何でそうなツッコミを入れつつ読んだ。
    中には、胸が痛くなるような他国の状況もあり、本の中に書ききれなかった思いもあるのだろうなと感じた。
    旅に出たくなる一冊。

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    2026年01月25日
  • 皇帝の薬膳妃 黒水晶の宮と哀しみの記憶

    ネタバレ 購入済み

    むずきゅんにも程がある!

    尊武ファンにとっての神回かもしれません。ただの悪役では終わらない彼の過去の秘密が明かされる冒頭は特に必見です。残念ながらほぼ鬱回だった前巻に引き続き、董胡と黎司の恋の行方をやきもきしている方々の我慢はまだ続きそうですが、後半の巻き返しに期待が持てる展開となっています。そして作者お得意の終盤の急展開! ついにあのお方が、山が動きましたよ!

    #ドキドキハラハラ #じれったい #切ない

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    2026年01月25日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    色々な人物の視点で物語が書かれており、それぞれが「自分にとって都合の悪いことは忘れている」というのが語りに表れているのが本当に面白い。最後まで読んでも、結局何が正しいのかわからず、物語の真相を藪の中にしている。ただ、自分は誰の視点に立って物語を読んでいるのかというのが強制的に突きつけられる。

    10年前の恋愛関係が告発の対象になる是非は、人によって意見が分かれるテーマだと思う。編集者の木戸は確かに社会的な立場を利用して女子大生である橋山と関係を持ったという側面がある。ただ、自由恋愛として付き合っていたということも事実であり、社会的に制裁されるような告発を受けるべき人物だったのかはわからない。年

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    2026年01月25日