ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 白い人・黄色い人

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    白い人
    キリスト教でドイツ人の母親と、放蕩に酔しれる父との間に生まれた斜視の主人公
    母親の父親への犯行を示すかのようなまでの厳しい禁欲的な教育を、様々な罪悪で呼び覚まされる
    (父が斜視を馬鹿にし女にモテないと言ったことで生じた女性に対するコンプレックス、女中が肺病の犬を懲らしめる為に膝で押さえつけ殴り口を紐で結ぶ、父について行った旅行でサーカスの少年が女性に踏みつけにされる、その少年を黒い日陰に失神させた状態で放置した)
    そんな少年期を経て、父は浮気中に自動車事故で死に、母は大学在学中に病気で死んだ
    両親のどちらにも主人公の本心は知られることなく、敬虔なキリスト教として終わった
    大学生の時、主

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    2026年04月18日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    ネタバレ

    韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。

    一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護を力づくでもぎ取る。
    稲見教官は本当に殺人を犯したのか?
    圧倒的迫力のリーガルサスペンス! またしても止まらない「どんでん返し」!!

    はじめは、稲見も殺人を認めており、目撃者もいる。どう弁護するのだ?と思って読み進めると、あれよあれよと真実を剥き出しにしていく御子柴。圧巻。

    御子柴の感じる違和感。どうして、こんなものがここにあるー?
    稲見の殺した介護士、栃野は、老

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    2026年04月18日
  • 夏井いつきの俳句添削事典

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    インターネット上の俳句講座「おウチde俳句くらぶ」に寄せられた投句に対する著者による添削事例をたくさん収録し、主に初心者が陥りがちなケースを取り上げ、問題点を分類し、その解消法を解説。
    豊富な実際の添削事例に接することができ、それらの添削も確かによくなっていると感じさせられるものが多く、流石の著者だけあって解説も的確で、句作に当たり非常に参考になった。著者の本もいろいろ読んできたが、一番実践的な内容だった。

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    2026年04月18日
  • 人間標本

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    湊かなえさん、こんな残虐なミステリーも書けるんだ!という驚き。
    かなり湊かなえさんの作品が好きで、色々読んでるんだけど、その中でも今回は自分が好きなタイプのミステリーだった!
    下手に新しい話題作のミステリーに手を出すより、湊かなえさんの作品の方が面白い。ハズレがない。
    面白すぎてあっという間に読破。
    とにかく、「すごい」という感想しか出てこず、なかなか感想を書く手が止まっていたら、読み終わってからかなり時間が経ってしまい、内容について深く掘り下げる感想が書けない…(私が湊かなえさん作品を読んだ時あるあるです)
    とにかく、面白かった。オススメです♪
    湊かなえさん、好きな作家さんです!!

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    2026年04月18日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    読みやすくて面白かった
    職場の景色が手に取るようにわかるようで、納得しながら読んだ
    芦川さんはかわいくて女子力高くて、自己主張しなくて、守ってあげたくなる人 反面仕事に対する意欲や能力がない人
    押尾さんは多分真逆なタイプ
    二宮は芦川さんといても、本当はそんなに楽しくはないんじやないかな
    でも結婚するんだろう
    確かに芦川さんはイラッとする
    媚びようとしているわけではないのはわかっているけど、結果そういう人生送っていく
    芦川さんのどこが悪い訳ではないのかもしれない
    私には昭和のお茶汲みと言われていた時代の腰掛け女子を懐かしく思い出す(若い人にはわからない?笑)

    二宮はまあ平和な結婚生活送るのだろ

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    2026年04月18日
  • 断腸亭日乗(一) 大正六―十四年

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    上下2巻の「摘録版」を長年愛読しておりました。ところが、本書では「摘録版」につけられていた「ふりがな」が多く省略されていたので、辞書で検索するのの往生しております(^_^) 量販とも旧漢字で統一されていないのが残念です。でも、私の教科書であることに変わりございません。

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    2026年04月18日
  • 白い巨塔(一)

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    唐沢版白い巨塔を視聴後、原作小説も読みたいと思い読み始めた。
    医療物の小説はこれしか読んだことがないので比較も何もできないが、今後もし医療物を読む時がある際比較してしまう自分がいそうで嫌だ…と思うくらいに印象に残り、且つ重厚な内容でした。

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    2026年04月18日
  • 檸檬

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    檸檬は救いというより、一瞬だけ現実の見え方を狂わせる異物に近い。状況は何も変わっていないのに、世界が軽くなったように錯覚させる。そのズレの中で丸善に檸檬を置く行為は、小さすぎる反抗でありながら、本人にとっては唯一まともに世界へ干渉できた瞬間だったように見える。

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    2026年04月18日
  • 陰陽師 氷隠梅ノ巻

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    陰陽師が読めるというこの幸せ。これこそ何十年も続く優雅で贅沢な私の時間だ。何もかも忘れ、清明と博雅の世界に浸る。

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    2026年04月18日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    ネタバレ

    知識を持つというのは、尊いことであると同時に、恐ろしいことでもあるのだとこの本を読んで思った。知識を他者のために使うか、他者を傷付け自己利益のために使うかはそれぞれの自由だが、知識に対抗するのはきっと知識しかない。9章以降のブタたちがあまりに酷くて、ナポレオンより賢くて優しい動物が1頭でもいたらなぁ泣…と考えてしまった。

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    2026年04月18日
  • その日のまえに

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    いやぁ…最高でした。じっくり時間かけて読みました。
    どなただったか、重松清さんのレビューを書いていた方のコメントが良くて、読んでみようと思ったわけですが、ここ最近読んだ中で、一番、好きでした。
    短編集として、「その日」を迎える様々な人生が描かれます。いろんな年代、立場の「その日」に対する感情がとてもリアルで、胸を打ちます。
    作者は、どうやったら、どんな経験を積んだら、こんな心情描写が出来るのだろうか。
    ラスト3作は連作で、最後の作品では、各短編で描かれた人たちのその後も描かれました。
    決して、奇跡が起こるわけではないのだけれど、「その日」を迎えた方を見送った家族の姿なども描かれ、悲しいだけでは

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    2026年04月18日
  • 天を測る

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    ネタバレ

    今まで数多くの歴史小説を読んできて、ここまで勝と福沢が少し嫌な奴に見える本は初めて読みましたw
    ただ主役の小野から見ると2人はこんな感じに見えたんだと新鮮な気持ちで読むことができました。
    歴史好きを自称している私もまだまだだなと思いました。
    世の中は足し算で作れるようになりたい!

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    2026年04月18日
  • パーク・ライフ

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    僕は、この文章群からなにも取り出せない様な気がする。もっともそれ自体は悪いことではないんだけれども、なんだか惜しい気持ちになる。芥川賞受賞作として読むと、なんだか、かつては感じられなかった時代の連続というか、繋がっているのだと感じる。

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    2026年04月18日
  • 花菱夫妻の退魔帖

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    めっちゃ面白かったです!!!
    大正時代の頃の話なので難しくは会ったんですけど、最後の孝冬のめっちゃ好きなんだろうなという展開がとても良かった…
    鈴子はそういうことは苦手で自分の信念は曲げない、そういう子だからこそ、今後の展開がほんとに気になる!

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    2026年04月18日
  • 水車館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    有名な時計館、十角館の次に好きな作品。
    テンプレみたいなマスクに焼死体。豪雨。古典的だけど新鮮に感じた。
    読んだ後になんだか被害者の令嬢に対して嫌悪感を抱いてしまったが、なぜなのかが分からない。

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    2026年04月18日
  • いい子のあくび

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    確かにあるのだけど、見えないことにしていた方が、あえて言語化しない方が楽に生きられるであろう感情を、これでもかというほど言葉にされた感覚
    共感するごとに心がざらざらになる

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    2026年04月18日
  • 蝦夷大王の秘宝 お江戸三爺からくり帖

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    曲亭馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北の三人が揃って面白くないはずがない。息子が松前藩に仕官できるかどうかがかかっているために、蝦夷大王の秘宝なるものを探す羽目になる馬琴。北斎や南北がどう絡んでくるのかは読んでのお楽しみ。この三人の話、まだまだ続きそうな終わり方なのだけれど、続刊が出ると嬉しい。

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    2026年04月18日
  • 月白

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    ネタバレ

    靖男の言葉が
    「みんな、川に還るんだ」
    「子どもは守ってやらねばならん。一番近くにいる大人がな」
    絶望の中でも
    助けあって生きてきた人生の重みが

    夏樹が自分の子供か?と信じられず苦しんできた誠を
    それは大したことでも無いと
    気づかせた

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    2026年04月18日
  • 乱反射

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    とにかくするする読めました。
    マイナス50と大きい読み始めていき、 事件が起こった日にやっと0になる展開が面白く、手がとまらなかったです。
    読み終わって感じたことは、小さなことでも選択は大切に、責任を持って選ばなければならないということでした。
    あとは加山さんが絶望を味わいながらも現実を受け止めて、前に進もうとしている心境を細かく伝えられる貫井さんすごい。最後は泣きながら読み終えました。

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    2026年04月18日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった!
    本屋大賞翻訳小説部門、これで2位だと・・・?
    じゃあよっぽど1位は面白いのか!?
    それは読まなくちゃ。

    物語、後半急に世界が反転・・・
    その後もビックリの仕掛けがちょいちょいあって・・・大満足です。
    ラストも思わず声が出てしまった(笑)

    外国文学にある登場人物が多くて読みづらい問題は心配いりません。カバー裏の登場人物紹介は5人だけ。大丈夫です(笑)

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    2026年04月18日