小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
よかった。すごく引き込まれて、一気読みしてしまった。
最初の章からよかった。子ども時代、大好きな友人ができたときの、あのワクワク感、会いたい感、会えなかったときの切なさ、そんな気持ちのとき、自分を包む風景のひとつひとつが、すごく「ある」感じで、匂いや光と一緒に立ち上がってきた。これは自分の物語なんじゃないかと思った。
親の都合での突然の別れ、その後、高校生の思春期特有の中途半端な出会い…と思いきや、実はしっかり追いかけて来てくれた彼女。また切ない別れを経て、やっと大人になってからの再会。そこでもまだ家族の呪縛がある。
けれど、だんだんと、光の方へ行く。やっぱり子どもの存在は大きいね。
最後は -
Posted by ブクログ
ネタバレライ麦畑でつかまえて」を彷彿とさせる一人称。
妹のポジションやキャラクターも、どこかホールデンと重なるような。若い、勢いを感じる作風でした。
記憶を持ったまま〇年前に戻りたい、という妄想は誰もがしたことがあると思います。
それを実際に行った主人公の話。
1週目と違い2週目では大いに失敗してしまい、恋人になるはずだった人、友達だった人も全て他人になってしまう。
そんな絶望の中でも希望を見つけ出そうとする物語です。
設定が絶妙に良くて主人公の1人語り形式で進む中、人の感情を表す部分がいちいち納得しました。
僕の二周目の人生がうまくいかなかった理由は、一周目の記憶や再現に固執しすぎた結果、二周目の人 -
Posted by ブクログ
私が大好きな本の第2段。
羨ましい、こんなに自由で楽しい読書。
おまけに感覚的なようでありながら言語化が上手いんだ、羨ましいなあ本当に…
今回は国語の教科書編ということで、どれも学生時代に触れているものばかり。
教科書の袋綴じにはプリントを入れてるタイプの人間でした。
学んだ記憶は確実にあるのに、今読むとこんなに興味深く読めるのか…自由だからか、みくのしんパワーか…
特に「少年の日の思い出」なんて感情移入してどうしようもない気持ちになってしまった。
最後の自分のコレクションを粉砕したときの気持ちも、なんだかものすごく手に取るようにわかるんだよなあ。
(盗みを働いたことはないです)
そして変 -
Posted by ブクログ
集団での暴力や大声での罵倒で人としての尊厳を奪い取り、無力で無価値な人間であると徹底的に「しつけ」という名のリンチを加える。まるで生け贄にする羊を痛めつけてなぶり殺すのを楽しんでいるような一連の流れに、自分自身が取り囲まれて大声で罵倒されているかのような錯覚に襲われ、怒りと憤りと悔しさで胸が苦しく泣きそうになり途中で読むのが耐えられなくなった。こんな暴力こそが正義と言わんばかりのあり得ない事が許されていいのか?しかしこれは現実に起こった出来事なのだ、読み続けなくてはならない、と最後まで読んだ。
NHKの特番で尼崎事件のことを知り現代の日本でこんな事があっていいのか、と唖然とした。その事件をモ
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