小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
壮絶な展開に驚愕です。有名な小説なのであらすじを知っていながら読み進めたので、途中までは若干退屈でしたが、湯川と石神の頭脳戦、石神の作った鉄壁のトリック、それを実行する精神力、そして何よりも、恋する靖子にその見返りを求めないある意味究極の愛情。作者目線で動く草薙刑事の懸命な捜査にも深く共感します。
元々真犯人を最初にバラしておいて、捜査する刑事たちの過程を楽しむ王道の展開かと思いきや、作者は犯行日付に関する重大な事実を読者に隠しており、それを最終盤で暴露するところで鮮やかに騙されていたことを読者は知ることになります。最終18から19は一気読み必須です。
公衆電話からの着信は通話が成立しているの -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白すぎて★6をつけたいくらい。
1章を途中まで読んだあたりでこの本にとてつもない面白さを感じ、p615という長さながら、そのまま夢中で暇な時間に読み、3日ほどで読み終えた。
章ごとに舞台となる職場と人間が様変わりし、ブラックな土木での共生関係、男運のなかったビジネスウーマンとの共同生活、スキー場旅館での一期一会な仲間、パン工場や新興宗教での中高年女性達のリアルな話と井尾由子との繋がり、グループホームでの井尾由子との接触と完結。
鏑木慶一という知的で気配りができ、しかし事件絡みで繕うのが難しいところはおや?と思うところもある、でもこんな優しい人が本当に人を殺したのだろうか?という、良心的なキ -
Posted by ブクログ
【どんな方におすすめ?】
ひどく平和ボケしている人。
普段「暴力」について考える機会がない人。
【感想】
前作(迷彩色の男)で、言葉の数は有限なのに、言葉で紡ぎだされる世界は無限なんだと知らされて、今回も読んでいて本当にワクワクした。この言葉とこの言葉を一緒に使うんだ~、ドッキングするんだ~って感じ。
【好きな場面】
渋谷の道玄坂(82ページ以降の描写)。
こういう裏の場所を実際に知らないとこういう場所を書けないと思うんだけど、現実とフィクションが絶妙に絡み合っていて、まるで私もこの世界にいるかのような、知っているかのようなバランスが絶妙にいい。
今回読んでいるにあたって、ご本人のアイデ -
Posted by ブクログ
※オーディブルにて聴了
第三巻もとても楽しく聴き進めることが出来た。フィクションなのかノンフィクションなのかは私では判断出来ないが、外商の人が顧客のお受験にまで付き添ったり、車を走らせたりするのはすごいなと思った。そこまで顧客に寄り添うって万能なメイド?もしくは執事じゃないかなと感じた。今回の内容で特に印象的だったのは、小学生からお受験をさせられて、自分の目標や将来の夢を強制的に外部から決められるのは酷だなと感じた。お受験は親のエゴだと感じるが、それで子どもが幸せに将来暮らせるのであれば良いことなのだと思う。学歴格差と言われる現代だが、決して裕福な家庭の子の能力が高いわけではないとも感じる実際
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