小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレとある映画の予告編フィルムのロケを兼ねたクリスマスパーティーに招待された3姉妹。
両親が旅行のため、仕方なく保護者として夢水清志郎も一緒に参加することになった。
無人島で撮影することになり、クルーザーで無人島へ行った。
しかし、降りた瞬間にクルーザーが爆破された。その後も人が行方不明になったり、宿泊する館が消えたり、無人島にあった山が消えたりと、色々きえた。
その真相をさくっと解決した夢水清志郎だった。
だが、みんなには納得しそうな謎の真相を伝えて、本当の真相は、真犯人に郵便で送った。
太平洋戦争のことや、レアメタルのことなど、色々関係していて、とても面白い物語だった。
だが、後半の方でなんとなく真相の予測がついた。
夢水清志郎のような本当の正しい真実までにはたどり着かなかった。夢水清志郎は本当にすごいなと思った。 -
Posted by ブクログ
アニメから入って原作が知りたくなり、読んでみました。結果、どちらも面白かったです!
主人公の若旦那はとても弱々しいですが、周りの妖(あやかし)たちとのやり取りが思っていた以上にコミカル。お話の要所要所で良い味を出してくれるので、一気に読み進めることができました。
テンポよく事件が解決していくというよりは、若旦那の日常生活の中の出来事を中心に進んでいきます。この若旦那の性格だからこその、少しのんびりとした心地よい「時間の流れ」こそが、この作品の一番の魅力だと感じました。
(一番の山場である若旦那の頑張った見せ所は、アニメのほうが少し迫力があった気がしますが……それも含めてどちらも楽しめました!) -
Posted by ブクログ
若い男性が轢き逃げされた事件と、孤独死した女性の身元を追う事件。どちらも一筋縄ではいかず、謎めいている。この全く異なる2つの事件、両方に立ち位置をもつのが、元捜査一課刑事の由紀だ。由紀自身、警察を辞めることになった経緯にも事情が見え隠れするうえ、公安と警察という素性の謎めいた宝生に声をかけられ、捜査に関わることとなったりと、「なぜ?」が積み重なっていく。
こんなにも謎だらけなのに、物語は流れるように進み、全てがどうつながってくるのか、ページをめくる手が止まらない。そして、広げるだけ広げた謎は見事に回収され、結末を迎えるのだ。
ただ、正直なところ、見事すぎる。だからこそ、この物語には、現実との乖離というか、不自然さを感じてしまった。
しかし、内容だけではなく、北海道を舞台にしたスケールの大きさは圧巻だ。そして、石狩川、茨戸川、伏籠川と、たくさんの川が長い歴史の中で分岐し、また一つになって海へつながっていく様子が、登場人物たちの数奇な人生を象徴しているようで、物語に重厚さを醸し出していた。 -
Posted by ブクログ
主人公のお名前と私生活以外はすべてドキュメンタリーというちょっと珍しく感じる手法です。戦後の胃カメラ開発実話。胃カメラが最初に日本で開発されたとは知りませんでした。
私の母が子供時代にすでに大人だったひとたちのお仕事。戦後から高度経済成長期にかけての空気感がすっと入ってくる感じ。渋谷、恵比寿、箱根、という馴染みのある土地が登場するせいでもあろうが。
職場で、過去に退職した人々がおいていった本を処分することになって、欲しい本は貰えたのでピックアップしたうちの一冊。吉村昭さんはお名前は存じ上げていたけれど読むのは初めてでした。
一回書いた感想が消えてしまって、書き直ししました。最初よりちょっと冗漫じゃなくなったような気はする。 -
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ネタバレ独自の読書スタイルを持つみくのしんさんと、彼のアクロバティック読書を見守るかまどさんによる2冊目の著書。
今回も、かなりエキサイティング笑笑
一度挫折したという『山月記』も今回のレパートリーに入っており、みくのしんさんにとってはリベンジ読書。
それだけに、彼の成長記録にもなっていて、確実に積み上がっていくものと、さらに豊かになった感性を垣間見ることができます
人がどんなふうに本を読むのかなんて、普通見ることはできないと思うし、読んでる姿がこんな優良コンテンツになるのも稀有な例だとは思いますが。笑
読書っておもしろいよね。っていうことを改めて実感できる一冊。次作も楽しみですね(^ ^) -
Posted by ブクログ
明治の偉人たちとともに駆け抜けた人生は楽しうございました。
自由亭の支店を開業して、萬助を店長とした。ゆきは犬の大吉を散歩させる。女正月の日、ゆきとよしと萬助は自由亭で食事を供される。鉄道が敷かれるので、明治天皇が来られる。晩餐を命じられたのだ。試食会だ。
本番4日後、また行在所からご注文があり、西洋料理を献じた。明治天皇は美味しいおいしくないの感想は言わない人なので、お気に召したのだろう。
西南戦争勃発。京都支店開業。丈吉は忙しい。
と思えば、3人の女性が挨拶にくる。何も聞かされていない。だれの奥方だろうと思っていたら、丈吉が妾としてひいた女子らだという。
10年ぶりに長崎に帰省。新店の開業に室礼などの手が足りないと言われたのだ。妾の件をしめあげようにも、張り切ってしまう。自由亭はくんちの傘鉾を一手持ちするらしい。名誉なことだ。中之島に進出したいという。よしが亡くなる。くんちに合わせて納骨に長崎に行く。貫太が神戸で菓子屋をやるというので送り出す。
陸奥宗光が釈放されて現れる。丈吉がきんに店の若い者との縁談を持ってくるが、きんは家出してしまう。きんは女学校に籠城したが、4ヶ月ほどで帰ってきて縁談を受け入れて結婚する。孝次郎はアメリカに留学することになっている。初孫の喜見が生まれる。ゆうも結納だ。米三郎はすぐに離縁。ゆう結婚、孝次郎出立。大阪大水。丈吉は橋をかける。五代友厚が亡くなる。丈吉も亡くなる。46歳。
結構借金があった。きんは京都、長崎の支店を売っぱらって大阪の店舗に力を注ぐ。伊藤博文も森有礼も陸奥宗光も泊まりに来てくれる。
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