ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 往復書簡

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    全3篇の手紙による物語。読んでいくと、同じ出来事を経験しているはずなのに、登場人物によって全く解釈の異なり、それが彼らの現在や考え方に影響を及ぼしているのが人間の面白いところだなと実感。どの物語も面白かったが、個人的には1篇を読み終わった時の驚き!!最近読んだ本の中で一番好きな本。やっぱり湊かなえすげえ、ってならざるを得ない。

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    2026年04月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    早くも今年読んだ中でナンバーワンかもしれない傑作。

    海を見下ろす住宅地に建つ、築21年の三階建て一軒家を購入した美保理と譲。
    一階を美容室に改装したその家で、夫婦の新しい日々が始まるはずだった。
    だが開店二日前、近隣住民から
    ここが「不幸の家」と呼ばれていると聞いてしまう。
    「不幸の家」に居場所を求めた五つの家族の物語。

    美保理たち夫婦の話を起点に、
    順々にその前に住んでいた家族たちの話になる連作短編集。
    不幸の家と呼ばれる不吉な事象も、
    次の(その前に住んでいた)家族の物語に進むと
    その謎が明らかになる仕組みになっており、
    新たな発見と点が線になっていくサマが心地よかった。
    最後の『しあ

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    2026年04月18日
  • カラフルピーチはちゃめちゃ事件簿

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    この本は、親友が貸してくれた私の推しのカラフルピーチの本です。

    もともと好評だった動画をノベライズしてかいていてとてもおもしろかったです!
    著者さんもカラフルピーチのメンバーの特性をとらえて書いていたのでおもしろかったです!!!

    そちらの動画も見てみたいなーと思う1冊でした!

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    2026年04月18日
  • あれは子どものための歌

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    世界設定、キャラクター設定、謎の提示、どれをとっても一級品だと思います。魔法的な要素もある中世世界が舞台なので好き嫌いはあるかもしれません。10年ほどの期間で書かれている連作短編なのでどこまで計算されて書かれているのかはわかりませんが、伏線の張り方と回収が凄いです。
    今のところこの1作のみの作家さんですが、他の作品も読んでみたいです。

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    2026年04月18日
  • 銀河鉄道の夜

    購入済み

    銀河鉄道の夜

    今から数十年前に小学校の図書室で初めて読みました。その時は一種の奇妙さを感じたと記憶しています。今回読んでみて「なるほどこういうことだったのか」と腑に落ちました。宮沢賢治の独創性、ロマンチシズムを感じました。

    #切ない

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    2026年04月18日
  • 花屋さんが言うことには

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    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
     
    お話が全体的に前向きな感じで、ぐいぐい引き寄せられる感じがあって、面白かったです。
    終わり方も、いいことがフワフワしてる中で終わり、次に続く感じがいっぱいで、いいん感じでした。

    ずっと、幼い子の行動に興味を持っているんですが、つい先日も小学生の子どもが道の端っこの出っ張っている部分だけを歩いて進んでいくのを見ていて、面白いな〜と思ってました。楽しいことを無意識にやるのがいいですよね。

    物語の中にも、蘭くんという小1の子がでてきますが、
    「じぶんがそうだとおもいこんでいたことが、じつはそうじゃないところが、おもしろくてたまらない

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    2026年04月18日
  • 風まかせ十二カ月 柳家三三の落語つれづれ

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    柳家三三の高座はシュッとした姿勢と、生真面目な雰囲気と絶妙な言葉選びが魅力で、本書は三三師匠の心根が垣間見え噺を聞く際の補助線となった。
    軽く、軽く読める一冊。

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    2026年04月18日
  • 丸の内魔法少女ミラクリーナ

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    村田沙耶香さんの本を初めて読みました。
    評判に違わぬ圧倒的面白さ!
    日常にぶっ飛んだ設定を加えているからこそのこの淡々とした文章表現。
    旨味の強いものは、沢山食べるより、ちょっとずつを美味しく頂きたい。
    そんな満足度の高い短編集でした。

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    2026年04月18日
  • 動く指

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    ジェリー・バートンは飛行機事故により田舎町への療養を勧められ、妹のジョアナと共にリムストックにやってきた。よい空気と静かな生活、何もしないこと。この町はそんな生活にうってつけだろう。
    だがジェリーとジョアナはすぐに騒動に巻き込まれてしまった。家を決めてから数日後に匿名の手紙が届き「二人は兄妹ではなくて愛人関係」とほのめかされていたのだ。(もちろんこれは事実無痕、二人は健全な兄妹です!)
    どうやらリムストックでは、しばらく前から町の人々にこのような手紙が届いているという。誰と誰が不義の関係にある、◯夫人の子供の父親は夫ではない…、でっち上げでえげつのない内容ばかり。
    リムストックの人々はひどいい

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    2026年04月18日
  • めだか、太平洋を往け

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    なぜ読んでなかったのかを後悔。久々の「シゲマツ節」それも18番。主人公の「アンミツ先生」と私が同世代だからか余計、入りこめて。泣けたな。

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    2026年04月18日
  • きみは赤ちゃん

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    初めて川上さんの本を読んだのが2年前の「黄色い家」よく覚えている、読んでて涙が出たから。川上さんの綴る言葉は、なんか温かくて、寄り添ってくれて、感情を揺さぶる。今回は自分の出産も相まって大号泣。
    このエッセイにすごい好きな場面がある。「朝。抱っこしたままでわたしの背中のほうにあるカーテンをあけて、空を見せてやる。オニの顔がぱあっと明るくなって、笑顔になって、目がどこまでも大きくなって、つやつやと濡れて、光っている。じっとみつめると、小さな目に空が映っている。わたしはそれを1秒だって見逃すまいと、まばたきもせずにみつめつづける。」本当に綺麗な描写。私も赤ちゃんの目を見つめて、そこに天井のライトが

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    2026年04月18日
  • DANGER

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    一昨年に読んだ、バレエを題材にした別の作家の小説が自分には合わなかったため、「またバレエか」と思いながら読み始めた。しかし、その印象はすぐに覆される。
    本作は500ページに迫る大作であり、目を覆いたくなるほど悲惨な戦争やシベリア抑留が描かれている。読んでいるあいだ、感情を大きく揺さぶられ続けた。

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    2026年04月18日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    イギリスの中学生の男の子
    その視点から見る人生や世界。矛盾に満ち、不完全で、不平等で。でもそれがライフでしょ、と言いながら。
    子どもはいろんなことを見て、吸収して、自分の世界で試してみて、成長している。とても前向きな、もう少し人生の先を見てみようと思えるような作品だった。
    そして、イギリスの教育が日本と大きく違うことを知れて面白い。それぞれ良いところがあるんだとは思うけど。

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    2026年04月18日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

    こんなに笑いながら読んだ本久しぶり。自分が夫のと同じように、最初と最後真逆な気持ちになった。
    三宅夏帆さんがYouTubeで勧めてた一冊。

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    2026年04月18日
  • うたわない女はいない

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    面白かった。300年も、500年も前の時代の人も同じような歌を詠んだろうなと思い巡らす。共感、気付き、明るい気持ちになれた。

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    2026年04月18日
  • スイス時計の謎

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    ネタバレ

    短編集。

    中でも『スイス時計の謎』が一番好き。クイーンの『ローマ帽子の謎』を彷彿させる謎とロジック。

    被害者の時計、盗まれてた。

    現場にガラス片。時計の文字盤?

    同じ時計をはめるサークル仲間たち。

    被害者の時計は割れてない。被害者の時計が割れていた場合は犯人が持ち去る理由ない。

    サークル仲間は夜に会う予定だった。その時、時計をはめてないとあやしまれるので犯人は被害者の時計を持ち去った。

    質屋に一度売ったが他のサークル仲間から買い取った人。
    1人裏にイニシャル掘った。
    反対した人。

    他の人がイニシャルを裏面に掘ったかは不明。被害者がイニシャルを掘ったかも不明。


    ロジックだけで

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    2026年04月18日
  • 残り全部バケーション

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    ありとあらゆるところに伏線が散りばめられていて、解説読むまで気付かなかった伏線もあった。そのくらい自然に、いたるところに散りばめられていた。さすが伊坂さんというところです。

    メインに出て来るのが犯罪する人たちなのだけど、コメディ要素も混じっててそこまでこわさを感じない。今回はそれがよかった。出て来る人たちみんな訳ありすぎてるけど。これがこの話のエキスになってるんだろうな。
    なんだか非日常を味わった気分です。

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    2026年04月18日
  • 天国はまだ遠く

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    初めて本に救われた。逃げたら終わりだと思って生きてきたが逃げてもいいと思えるようになった。目の前が真っ暗になる前に一度立ち止まって自分を守る。

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    2026年04月18日
  • サラバ! 下

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    上中下巻からなら壮大な歩くんの半生記。読みやすいストーリーと「これでもか」というくらいの個性的なキャラクター群に引っ張られ、速攻読破!誰しもが悩む「じぶんの指標」について考えさせられる。「10代のうちに読んでほしい!」とオジサンからのオススメです!

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    2026年04月18日
  • カフカ短篇集

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    よく分からない、理解できない異質な文学世界。カフカの短編集。門の前で立ち尽くす「掟の門」、船内で出逢った火夫と少年の出逢いから始まる「火夫」、橋の視点から描かれる「橋」など何が起こるか予想のつかない、不安を感じる作品が多い。なぜこんな作品が書けるのか、カフカの世界にはまりそう。

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    2026年04月18日