ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    なんとも切ないand時々面白いエッセイ。
    癖になってくる。

    好きな一節
    人間関係は洋服のようなもので、自分の成長に合わせて変わっていくのが自然。
    なのに、似合っていたはずの服が悔しくて
    いつまでも捨てずにいる。

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    2026年09月05日
  • 人文知は武器になる

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    対人関係、本、旅の経験を人生かけて深めること。これをすることで解像度を高めるのです。現代において、社会を動かしているのは、国や行政ではなく企業や会社になる。

    だからこそ、資本主義や市場主義の方が強く、共産主義や社会主義は衰退するのです。

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    2026年09月05日
  • 風の歌を聴け

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    解るようで解らない、そもそも「わかる」ものではないのかもしれない。
    ただ、何となく雰囲気がいいなとか、この文章が好きだなとか、この登場人物には共感するなとか。
    もしかしたら、小説ってそれでいいのかもしれない。
    もちろん逆の感情も然りで、ここが嫌い、不快、意味が分からないなどもありだし。

    小説を読み続けて30年以上になるけれど、この作品を再読しながらそんなことを考えた。考察とか、小説に限らずそういうのが楽しい物もあるけれど、ただ素直に作品から受け取るということ。誰にも評価されなくても、共感を得られなくても、自分だけの気持ち、感触を見つけられたらそれでいいんじゃないだろうか。

    内容とは関係ない感想だけれど、これも私の現時点の「感想」ということで。

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    2026年09月05日
  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    話が面白く、サクサクと読めた作品!
    朔が一香に対して心を開いていけたかと思ったら突き放してしまい…えぇ?ってなりましたが、最後はまた会えてよかったって思いました!
    朔と一香の今後のストーリーも読みたい!

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    2026年09月05日
  • 償いの雪が降る

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    いやはやとんでもない

    もちろん自分の記憶の整理整頓のために読み終わった本に★をつけているわけです
    加えて一応それなりの基準があるわけですが
    ★5じゃ足りないと思える傑作には「★5じゃ足りない」というタグを付けています
    これは自分の感覚的には★8くらいなんです

    そして今月「★5じゃ足りない」大大傑作がもうこれで4冊目ですよ!
    幸せだな〜

    主人公ジョーにめちゃくちゃ感情移入できるんですよね
    ていうかめちゃくちゃ応援したくなるんですよ
    隣に住む女の子ライラへのアプローチもそう
    弟ジェレミーへの接し方もそう
    そして元服役囚カールのために奮闘する姿に対しても
    とにかくジョー頑張れ!!って気持ちがずっと続くんです
    それはジョーが女の子を一目で恋に落としてしまう外見を持ってる訳でもなく
    次々と問題を解決して真相に近付いて行くような天才的な閃きを持っているわけでもなく
    むしろうまくいかない事の方が多くて葛藤したり時には致命的な失敗をしたり
    そして好きな女の子はなかなか振り向いてくれないし
    だけどジョーは自分の出来る最大限をなんとか実行しようと頑張ります
    だから応援したくなるしジョーはさらに必死で応援にこたえようとしてくれるのでどんどん好きになるんです
    この魅力的な主人公と旅を続けることで最高に感動的で最高に幸せな結末を迎えることができました

    泣けるぜ!

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    2026年09月05日
  • 幻夏

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    ネタバレ

    冤罪とそれに巻き込まれた家族の話。「23年前にいなくなった子どもを探してほしい」依頼を出した時点で母の香苗は尚が生きていること、そしてとんでもないことをしているのではないかと気づいていたとは…辛すぎる…。自分の死期が近づいても母の子を思う気持ちは永遠だなと泣けた。
    拓は当時8歳。何も知らない無邪気で逞しい子どもだった。何も知らないから、尚が危ない目にあってる守らなきゃ!という気持ちだけで、以前尚に助けてもらった時と同じやり方で近づけさせることなく大人をやっつけた。でもそれが自分たちの父親だった。しかも冤罪だということが証明されて自分たちに会いに来ていたときに…。辛すぎるし、展開に容赦がない…。
    そして尚は、父を無自覚に殺してしまった弟のこと、警察から疑われてしまっている母香苗を守るために、最終的には自分が「存在しなくなる」ことを選ぶ。12歳でそんな悲しい選択できんて…。尚が早くに大人になりすぎたこと、頭が良かったこと、思い切りの良さと行動力と、弟の父がわりとして、母にとって頼れる存在として、生きていたことが仇となって、自らが消えて罪をなかったことにした。本当は船を見て帰ってくるはずだったのに、なんて時に台風来てるんだよもう少し船待ってくれよ…泣
    尚と拓と一夏を過ごした相馬は刑事として尚を探し、最後の殺人を止めた。楽しい夏の思い出に友達の失踪という出来事が加わり、この小説の中で描かれる23年前の夏が、周りの雰囲気も会話も今と対比してより鮮やかで夢心地に感じた。いなくなる日が近づくにつれて、真相が分かるにつれて、どこに救いを求めればよかったのか考えて苦しくなった。警察という組織がこの一家にとって敵だったために悲劇は起こった。冤罪は怖い。1番の被害者は間違えて逮捕された人だけれど、その家族が人殺しの家族として生きてきた時間に対しての対価は、誰が払うのだろう。尚が生きててよかったけど本当に辛い。寝込みそう。

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    2026年09月05日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    人への寄り添い方、時間の使い方・・・
    コロナ禍の背景を超えて、大切にしたいことを伝えてくれる本です。

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    2026年09月05日
  • 宙わたる教室

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    昭和か?

    というのが読みはじめの感想。
    この時点で何となく離脱する人もいそうな気配。
    ヤンキーもの嫌いな人は嫌いだからね。

    そこを乗り越えると
    天体
    とか
    宇宙
    とか
    実験
    とかって単語にときめく人は読んだ方がいい。
    面白かった。

    相沢さんのリアリティよ。

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    2026年09月05日
  • 幽民奇聞

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    恒川光太郎さんの新作、いつもながらとても面白かった。少し不思議な怪譚ではあるものの、怪異的な要素は控えめで、「現実の世界にもこのような集団がいたのではないか」と強く想像力を掻き立てられた。世の陰に隠れたダークヒーローのような存在であり、もし現在も続いているのなら、年甲斐もなくぜひ参加してみたいと思ってしまう。
    物語の節々で垣間見える人の優しさにも胸を打たれた。もっと掘り下げてほしい魅力的な登場人物が多数登場するが、あえて語りすぎない点も、恒川さんの小説ならではの魅力なのかもしれない。
    これからも恒川さんの新作は常にチェックして、手に取っていきたい。

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    2026年09月05日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻のエロシーンは(違う形ではあったけど)ちゃんと回収はされた。
    なるほどそういう。

    フランスは日本と違って事実婚が最近は増えている、という情報があるかないかで感想が割れそうだと思う。
    とくにヒロインはそっち寄り。
    そういう倫理観のお家の人なので多分主人公のお家とは合わないんじゃないかなって気もする。

    他人に向けられる優しさは大事。

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    2026年09月05日
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち

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    めっちゃくちゃ面白かった!!!!
    エスコンは何度も行っていて、本当に素晴らしい球場。
    そのエスコンが出来るまでに、こんな紆余曲折、人間ドラマがあったとは露知らず 結末は知っているのにハラハラしながら読み進めていきました。

    札幌ドームとの確執は従前より知っていたので、札幌市の候補地が選ばれなかったのも札幌市が不誠実だったからとばかり思っていたが、そんなことはなく、大きい都市だからこそのしがらみ・制約があったためだったんだなあと理解。また、担当者は非常に誠実にファイターズに向き合っていたんだなと感じた次第。

    そしてやっぱり本気で仕事に向き合って、フロンティアを開拓していく人たちはかっこいい!!!私も仕事をしていてそこに大きな夢を持っていけるような、そういう視点を育んでいきたいな。

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    2026年09月05日
  • ロッコク・キッチン

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    3.11の震災について、もう15年経っているから復興という言葉を使うことすら良くないのかなと思っていた。現状は全然そんなことなくて、原発の周辺の町はやっと人が戻ってきて、いろんな思いを抱えて暮らす人たちがいた。なにが正解なのかわからないけど、悲しくて辛い事実があるけど楽しくて幸せな事実もある。それは誰が決めるわけでもない。震災があったことを忘れては絶対にいけないと思った。
    サワスティカさんの話が特に印象深かった。

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    2026年09月05日
  • C線上のアリア

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    やっぱり湊かなえさんの作品大好きだなと思った。ストーリー的にも、家事交換か!よう思いついたな!って言う新鮮さでいっぱいだった。それとともにやっぱり嫁姑関係って嫌だなと思った。上手くいかないもんなのかな…何はともあれ作中に挟まる日記のシーン大好き!

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    2026年09月05日
  • 警視庁01教場

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    面白かった!捜査中に大怪我をおった女性刑事が警察学校の教官として復職して助教官や教場の学生達と成長していく物語で伏線回収やどんでん返しもあり1冊通してまるまる楽しめました!

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    2026年09月05日
  • こころ

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    100年以上前の作品にもかかわらず、非常に読みやすかった。

    今も昔も、愛や恋、人に対する考え方は変わらないように感じた一方、その度合いは昔の人と今の人とで大きく違うように観じた。

    判りやすく言えば、昔の人は一途であり、今の人は軽快。どちらが善い悪いではない。どちらも一長一短だあり、行き過ぎてはどちらも悪になる。

    「エゴ」と「幸せ」について、考えさせられる本でした。

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    2026年09月05日
  • 777 トリプルセブン

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    連続シリーズ最新作まで、4冊一気読み(聴き)しました。777のタイトルで、七尾くんが活躍するのだろうなとは思いつつ。
    進めていくと、つい七尾くんと紙野vs6人組のシーンが、エンターテイメント性が高くてハラハラして展開を追うのに必死になってしまって、布の2人と長官、それにキーマンのI氏の動きや過去にあまり注力して読んで(聴いて)おらず、クライマックスで何故そうなるの!?と驚いてしまい、2度目を読み(聴き)ました。
    漸く重要な台詞や、さりげなく重要な移動シーンとかがわかり、この小説の細やかさや深みが理解できました。
    実に名前がちゃんと出てくる登場人物が18人、そのうち生き残るのが7人、あとは全滅。
    2作目のマリアビートルが最高だと思ってましたが、結果的に777が一番頭に残りました。
    続編を期待したいところで星5つです。

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    2026年09月05日
  • 山に抱かれた家 迷い道

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    凪子と発展するのかと思っていたのに…。

    時間をかけるかお金をかけるか。

    人類はあらゆる時短に成功した。世界は狭くなった。けれど人は昔より幸せになれたのだろうか?

    深く考えさせられる。

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    2026年09月05日
  • 普天を我が手に 第三部

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    普段読書をして感動するとか、胸に込み上げるものがあるとか、そういうタイプではないんだけど、最後の満パートで思わずグッと涙が浮かんでしまった。

    フィクションではあるけれど、昭和史を辿っているストーリーだから予定調和であるのに、こんなに胸にくるって本当に素晴らしい作品を読ませてもらえたと感謝の気持ちしかない。

    大抵帯の文句は過剰だけれど、【我ら日本人がどういう民族かを描いた極上のエンターテインメントです!】はまさにその通り!
    日本人はもっと日本の歴史に…しかも近代史に興味をもつべきだし、学校教育でも日本の良い面悪い面、どちらも等しく正確に誠実に教えるべきだと感じた。

    三部作、長いけれど本当に読んでよかった。


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    2026年09月05日
  • 世界99 下

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    上巻はまだリアリティがあったのでなんとか読めたが、下巻は村田ワールド全開で、かなり体力と気力を使いました。最後の着地は完璧。

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    2026年09月05日
  • 小説のように家を建てる

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    名古屋人作家の家を建てるまでのもろもろをまとめた本。具体的な金額や、本棚や書斎の写真は見れず残念だったが、笑える点が散りばめられていた。

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    2026年09月05日