ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ランニング・マン

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    スティーヴン・キングがリチャード・バックマン名義で書いたSFアクション小説。
    デスゲームと呼ばれるジャンルの古典とも呼べるような作品。
    本書が出たのは1982年なのだが、それもあって古臭い部分もある。だが強度を保っている部分もあって印象的だった。
    例えば古臭く感じるのは撮影したVHS(?)をポストに投函しないといけないという部分。
    これはエドガー・ライト監督の『ランニングマン』でも活かされている。動画メディアがここまで発達した現実社会だと、本来なら動画をデータで送信で完了する。だがわざわざアタッシュケース型のカメラで撮影してから、それをポストに投函しないといけない。しかもポストはドローンで飛ん

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    2026年03月05日
  • くもをさがす

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    乳がんを患った西加奈子さんのカナダでの闘病記。彼女の小説っていつも生命力に溢れてて、訳も分からず泣いてしまう、みたいなイメージだったけど、こちらのエッセイもそうだった。

    自分とそんなに世代が変わらず、同じような年頃の子供がいる著者が、ある日がんの宣告をされて、日常を送りながら治療や手術をしていく様が生々しく描かれている。抗がん剤治療ってこんな感じなんだ、、手術前って自分もこういう気持ちになるだろうな、、などど、初めてと言って良いくらい癌を人ごとじゃなく感じた。

    普通の日本人だったら腹が立って仕方がないようなカナダの医療システムに対し、関西弁でツッコミながら看護師と一緒に大笑いしてしまう著者

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    2026年03月05日
  • 猫を処方いたします。5

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    こんな話が創れたらほんまに楽しいやろなあ。猫が好きで読み始めたシリーズもここまで来た。
    なんかシリーズが終わりそうな雰囲気がしていやだにゃん。

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    2026年03月05日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    スペイン旅行でせっかくだからゲルニカを見に行こうと思い、何か事前に知識が得られる小説がないかなと思料していたときに思い出した一冊。
    この小説のおかげでアートや美術館に対する関わり方が変わった。大感謝。
    今まではアートを見ても色が綺麗だな〜とか何が良いのかわからんくらいの感想しか持てなかった。この小説によって、美術館で働く人や収益モデル、そして何より画家ひとりひとりに人生のストーリーがあったことに気づかされた。アートに対するとっかかりができた。

    この小説を読んだ後に本物のゲルニカを見に行けたことは一生の財産になった。ピカソの制作過程に想いを馳せたり、ドラマールさんが撮った写真や泣く女の展示を見

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    2026年03月05日
  • シートン動物記 傑作選

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    大人向けに、そのまま訳されたシートン動物記。
    かなり硬い文章で描かれているが、読んでてドキドキハラハラした。

    ワーブ 灰色グマの一代記
    暴れ馬のコーリーベイ
    オオカミ王ロボ
    スプリングフィールドのキツネ
    マガモの親子の陸の旅
    だく足のマスタング
    アルノー ある伝書鳩の物語
    サンドヒルの雄ジカの足跡

    個人的に、スプリングフィールドのキツネ、アルノー
    ある伝書鳩の物語が好きだった。
    どれも終わりが読めなくて、次のページをめくるまでハラハラする。
    軽く読めると思って借りたら、かなりしっかりと読まないといけない本だったので、この一冊だけでかなり時間がかかった。
    でも、読んでよかったと思える本だった

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    2026年03月05日
  • 花屋さんが夢見ることには

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    続編。

    今回の舞台も同じ鯨沼の川原崎花店だが、前作の紀久子さんが主人公だったのが今作は美大生の深作ミドリになり、彼女を中心に描いていく。

    読みながら少しずつ前回を思い出していく…
    ミドリって正直すぎるのか、こんなに無愛想だったっけ?と思いながら塩対応などわからなくもないのは自分と似ているせいかもしないなと感じたり。

    絵を描くことが好きなのがよくわかり、花屋のバイトでたくさんの人と繋がって一時は就職する先が潰れてしまい就職難民となってからも、迷い悩みながら再就職しようと奮起する姿を見せてもらえる。

    アイドルになれなかった響きの成長も見れたり、相変わらず蘭くんの花の詳しさには叶わないなと思

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    2026年03月05日
  • 真夜中のマリオネット

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    自分の婚約者を殺したかもしれない相手の命を救ってしまった時の感情なんて、想像しようとしても想像できなくて。
    冒頭からやるせない思いで読み始めましたが、読み進めるほどに何が真実かわからなくなってしまう。
    これが頭の切れる主人公なら、きっと何にも惑わされることなく真相を見抜くのでしょうが、いろんな相手の言動や状況によって、感情がゆらゆらと不安定になっていく様子は、歯がゆくもあるけど、これがリアルなんじゃないかなと。
    彼女の立場に立って読んでましたが、誰を信じていいのか、何が真実なのか、本当に最後までわからなかった。

    きっとこれがミスリードだなと思ったものは、確かにミスリードではあったけど、そこか

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    2026年03月05日
  • しっぽのカルテ

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    森の中にある動物クリニックには個性的な面々がいる。クリニックの中だけではなく外の話もあり、改めて獣医師とスタッフの人に感謝する。

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    2026年03月05日
  • この嘘がばれないうちに

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    『親友』『親子』『恋人』『夫婦』
    みんな、相手を想ってついた嘘なのに、それ以上に相手も自分の事を大切に想っていて、だからこそ分かってしまう嘘
    数ちゃんが、お友達も作らず、あまり感情を表に出さない理由がわかって切ない、幸せになってほしい
    続編もぜひ読みたい

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    2026年03月05日
  • 名探偵のはらわた(新潮文庫)

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    設定が面白い。過去にあった事件を元に現代に憑き物として蘇った犯人が現代でも同様の事件を繰り返し、それを解いていく。
    名探偵のいけにえほどのインパクトはなかった。

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    2026年03月05日
  • 錦繍

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    今ならメールやLINEなんだろうけど、手紙でのやり取り、哀愁があるなぁ。

    宮本輝さんの物語は、生きるということを本当に強く噛みしめさせる。
    生きてりゃいろいろあんだよ。
    何度もそうつぶやき生きてきた自分を優しくつつみ込んでくれる。やべぇ、書きながら込み上げてきた、、、

    みんな一生懸命生きているんだよね。
    登場人物みんなそうだった。
    普通に考えたらどうしようもない奴と思ってても、最後はちょっと応援したくなる描き方。よし、となれるから不思議です。
    名作!

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    2026年03月05日
  • アウト老のすすめ

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    この本で、独特な人達大概美大卒だったことを知る。さらに、耳が聞こえずらくなるだけでなく、聞こえるはずの無いものが聞こえるようになる事もしる。
    知らないこといっぱいだったことを教えてくれた1冊。さらに、あの独特な味のあるイラストが沢山見れるのも1押し。

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    2026年03月05日
  • かっこいいピンクをさがしに

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    この本ではピンクについて書かれているけど、色にはちゃんと役割があって理由もあるんだ、ということを知りました。
    色について考えることは好きか嫌いか、まででした。

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    2026年03月05日
  • 猫を処方いたします。

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    猫を可愛がる自分自身を描かれてるような…恥ずかしさを覚える本なんてこれぐらいじゃないか。受付の千歳のエピソードが、うっかり居なくなった飼い猫だったとか知ると。これもしや何かしらで亡くなった猫の霊が、人間救ってるんじゃないか?と思ったり。
    猫飼いたくなると思う。これはやばい。

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    2026年03月05日
  • 人間じゃない 〈完全版〉

    購入済み

    不思議な感覚

    こんな感じの小説を読むのは初めてです。
    初めはただのホラーの感じましたが読んでるうちにハマりました!
    面白い

    #深い

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    2026年03月05日
  • 百年の時効

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    昭和・平成・令和、それぞれの時代の刑事たちが駆け回り、泥臭く事件の解決に向けて踏ん張る姿がとても熱かった。
    平成や令和の刑事が、昭和時代に鎌田の相棒だった湯浅とどこか重なるところがあるのも好き。

    いちばん印象に残ったのは、令和の刑事が重要人物と初めて面会する前の場面。

    面会に備えて、これまでの捜査ノートを読み返し続ける。新しい事実を探すというより、読んでいると落ち着くから。そこには昭和の刑事たちの存在を感じられるから。
    昭和の刑事たちが残したノートを胸元に抱きしめて眠りにつく。

    「昭和の刑事がついている」と感じられるあの瞬間がすごくエモくて胸が熱くなった。

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    2026年03月05日
  • 森田繁子と腹八分

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    農業コンサルタント森田繁子のキャラクターがとにかく強烈。見た目の迫力に反して、話し方はやわらかく丁寧で、ここぞという場面ではきっぱり言い切る頼もしさがある。こんな人にコンサルをお願いしたいと思わせる存在感だ。痛快でテンポよく読める一冊。ドラマ化、続編の書籍化にも期待。何事も「腹八分」が大切!

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    2026年03月05日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    まだ3月だが上半期ベストになりそうな作品だった。人物描写が素晴らしく、ドラマ化された場合の配役が自然と思い浮かんだ。ユーモア溢れる表現も洗練されていて、つい書き留めてしまった。

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    2026年03月05日
  • 宇宙のあいさつ

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     初めての星新一ワールド。ショートショート集を読むこと自体が初めてだったが、こんなに面白いものだとは知らなかった。

     誇張無しで、物語の玉手箱。ひとつのジャンルに囚われず、バラエティ豊かな、読み易い掌編たちに夢中になった。どんでん返しをこんなに量産出来るなんてすごい。

     お気に入りは⋯全部だ。
     甲乙つけがたい。
     どれか、なんて選べない。
     全部好きで、全部面白かった。

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    2026年03月05日
  • 音のない理髪店

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    足踏みしている自分を鼓舞してくれる、静かに熱くなれる物語でした。
    障がい者かどうかは関係ない、普遍的に訴えてくるものがあり、今悩みを抱えるすべての人が読むべき作品だと思います。

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    2026年03月05日