小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
自然を感じる旅をすると、生きてることがどんなに幸せで美しいか思い知ることがある。
フランスのピレネー山脈の雄大な景色を想像しながら、いつか私もこんな旅をしてみたいと思いを馳せながら読みました。
日常のしがらみから解き放たれて、生きることの意味を味わってみたいな。
それはやっぱり、死を間近に感じるからこそ、なのかなぁ。
エミルとジョアンヌが徐々に打ち解け、心を通わせていくのだけど、一箇所びっくりしたところがあった。それは↓
"ジョアンヌがトイレで「クソまみれ」になっている姿に、体が痙攣するほど笑い、さらに、
「目を閉じて、マインドフルネス状態で今このときを感じて」
「きみの肌につい -
Posted by ブクログ
ネタバレ有吉佐和子の名著にとうとう突入!いや、どれも名著なんだけども。
これまで読んできたのは、青い壺と紀ノ川。特に順番を考えて読んでるわけではなく、本屋で見つけたものから読んでる気がする。
で、そういえばこの有名な「華岡青洲の妻」もあるやん!ということで、見かけて即買いしたのだった。そういえば前読んだ2冊は創作だったけど、これは華岡青洲をモデルにした伝記みたいなもので、ちょっと違うか。
華岡青洲は自分でもさすがに知っている。麻酔をなんやかんやした人!
でもその妻を主人公にしたということと、物語の上手さからいわゆる伝記感は全くなく、これまでの小説と同様一気に読めてしまった。
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主人公っぽい -
Posted by ブクログ
中学2年生の沙耶は両親から虐待を受けていた。下校途中に児童相談所の職員を名乗る男に誘拐をされてしまう。誘拐されている最中では今まで自分の家ではありえないような優しさを受ける。なぜ誘拐犯はそんなにも優しいのか?誘拐犯の目的は?そんなミステリー作品です。
【読んだ直後の感情】
誘拐犯と沙耶とのやりとりがとても好ましく、そして暖かく…それが終わってしまった喪失感がありました。次に読む本のハードルが高く、悩んでしまう。それぐらいの一冊でした。
【印象に残ったポイント】
クライマックスのシーンを終えて、エピローグにより物語が完成されます。
それまでの誘拐犯と沙耶とのやり取りが思い出されて、泣ける一冊とな -
Posted by ブクログ
ネタバレ吃音の少年の成長をたどりながら、少年を取り巻く環境、心のあり方、心の居場所、正しさ…いろんなことを考えた。
押し付けられる正しさに、うまく言葉にできない、言葉が浮かんでも発語できない苦しさ。態度に出すしかない悔しさ。伝わっても伝わらなくても悲しい。それでも行動する姿には芯がある。周りが何を言っても、自分はどうかと考える姿勢。常に自分自身と対話を重ねているからこそ、自分というものが確立していくのだろうか。
読み始めの少年は弱い印象だったが、だんだんと強さを秘めた印象へ変化する。
誰に何を言われても、誰かが何かを噂しても、自分が対峙して何を感じるか。それが全て。
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