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義母の認知症が八年前に始まり、義父も五年前に脳梗塞で倒れた。結婚以来そりが合わなかった姑と舅だが、「私がやらなければ!」と一念発起。仕事と家事を抱えながら、義父母のケアに奔走する日々が始まった――。しかし、急速に進行する認知症、介護サービスを拒絶する義父に翻弄され、やがて体力と気力は限界に。介護は妻の義務なのか? 夫の出番は? 最初の一歩から悪徳業者との闘いまで、超リアルな介護奮闘記!
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Posted by ブクログ
切実な問題よねと思うタイトルとは別に、翻訳家にして名エッセイスト村井理子の妥協なき意思と理性とユーモアで楽しく読めた。電車の中で何度もぶっと吹き出し笑ってしまったくらいだ。 夫の親は両親現役、自分の家には夫と子ども、と、フルメンバーであること、みなキャラが立つ方々であること、そして関西人関西弁関西ユ...続きを読むーモアまたは皮肉の上に成り立つものであるように見受けられ、困った人万人の参考書にはならないかもしれないが、それこそどう始めるか、ノウハウもあり、とにかく読み物として面白い。 大事なポイントは、これは記録ドキュメントとして正しく詳細でありらそれより大事なのは、村井さんが、きつかった義母の老いぼけていく姿にシスターフッド女性同士の連帯を素早く感じ取りその視点を持って義父母を観察され関係を構築されている点だ。 介護という難題が自分にあるか内科に関わらず楽しく読めるし、シスターフッドをさらに深く感じ行動できる指南書でもある。
Twitterでフォローして以来、web連載や翻訳本、ご家族のことをテーマにしたエッセイ集など、ほとんどリアルタイムで追いかけて来たのに、何度読んでもあまりにもあまりなシチュエーションに驚くし呆れるし‥でも思わず笑ってしまう村井理子さんの観察眼! “ことの始まり”から振り返ると義母も義父もキャラクタ...続きを読むーが強烈過ぎるし変化のスピードが早過ぎてこの先どうなっていくのかが見えない不安もあるでしょうけれど、ご家族の穏やかな日々が長く続きますように。(それにしてもハリーの不在がつくづく悲しい)
村井理子さんの文章がおもしろすぎて、本当は相当キッツいはずの義理のご両親の介護やご自身の体調、仕事、ご家族のとんでもエピソードを興味津々に読んでしまった…。お義父さんに対して辛辣すぎて笑う。愛を感じるからこそ笑えるのだが。 ある家族の介護記録として非常に参考になった。自分の人生だけど、何がいつどこに...続きを読む向かって、どんなスピードで流れていくのか、本当にわからないものだな…。
一冊丸ごと介護の話なので面白いと言うと語弊があるが、とても面白かった。 過去、壮絶な人生を送って来た村井さん。 今度は義父母の介護をする事になろうとは。 仕事と家事に義父母の介護まで加わって大変な事は想像に難くない。 ポジティブだけど認知症の義母、とにかく暗い義父。 病院の送迎からケアマネさん...続きを読むとの介護計画、話が噛み合わない義父母。 時間は削られ今にも風船が大爆発しそうな状況下で奮闘する村井さんだが、どこか俯瞰的に捉えていて笑い話に変換する所はさすが。 介護は嫁の義務じゃない。 「実の子がイニシアチブを取る」に大いに共感。
そろそろ介護が必要な時期なのかも、、と思っていた矢先に義父が亡くなってしまったので、もし介護が必要だったら遠方に住んでいる我々はもっと大変だっただろうなぁと思いながら読んだ。今は義母の一人暮らしを遠くから見守りつつ支えてはいるけれど、子育て真っ只中に介護が入ると本当に私って何?私の人生、私の時間って...続きを読む??となると思うし、今すでに片足突っ込んでいる。。
認知症の義母と、病気の義父。 まさに、私自身の環境と似ていて共感が多かった (うちの場合は去年義父は亡くなったけども) この本を読んで、腑に落ちたことは 『実子の介護の難しさがある。親の衰えた姿を見ることの辛さや悲しさが苛立ちとなって親にぶつけられることがある』ということ。 いままで、私は、『我慢し...続きを読むて文句言わずに介護するべきだろう。だって、自分の親なんだから』と思っていたけど、逆に難しさもあるんだなぁということ。 幸い、私の実父母は高齢だが認知症もなく自立しているが、義母は認知症で、日に日に腰が曲がりよろよろと歩きトイレも怪しい時がある。そんな姿を見ると、実母だったら辛いよなぁと思うことはある とはいえ、介護生活に飲み込まれては行けないよね。自分の生活は死守しないと。
当たり前だが、過去に読んだ本と比べると村井さん家の介護の状況が深刻になっている。特に義父の心配症かつ暗くねちっこいのがちょっと…気持ち悪い…。それにしても義父母の介護をしながら書いてやろうというその意気込みはすごい。これからも追いかけていきたい一家です。
新書ということで、いつもよりは抑えたトーンかな。 他のエッセイなどでも知ってはいるものの、なかなかに大変だ。 義父、我が実父と似ている、とにかく暗い。 酷い時は負のオーラ―まで見える(笑)、共感します。 この先、どんな方向に向かうのか見守りたい。 そして、我が家も参考にさせていただきます。
さすがに文章がうまいのでスルスル読んでしまった。 が内容はドロドロ。でも面白い(ゴメン)。 ワタシも同じようなことやってきました。 昨年義父が施設に入るまでは。 私のことを嫁、と言うか人として認めず、30年間同じ家に住みながら口をきかなかった義父(その後10年態度が変わった)を介護してました。 こん...続きを読むなふうに「聞くも涙、語るも涙」なのに、嫁が介護して当たり前(近くに住む 義弟からは、ねぎらいの言葉、一滴も出ず)っていったい何なの! 実子である夫が、なんか他人事~、なのもね。 とにかく理子さん、お疲れ様。まだ終わってないけど、私も最後まで見届けたいです。
webマガジン連載や日々のTwitterで読んでいるものよりも、さすがに書籍化によりだいぶマイルドに抑えてありますね。 これからもずっと読ませていただきます。
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義父母の介護(新潮新書)
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