ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

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    こんな本の読み方があったのか!!
    読んだことがあるはずの本が、全然違う話にみえる。
    違う話というか、そこにみくのしんさんがみえる。
    みくのしんさんの読み方は、風景や人の表情を想像するだけでなく、匂いや風まで感じるような読み方をしている。
    みくのしんさんの話が途中途中に挟まることで、その本の中にみくのしんさんがいる錯覚に陥る。
    メロスと一緒に走るみくのしんさん。
    杜子春を庇うみくのしんさん。
    あれ?これってこんな話だったけ?と泣いたり笑ったりしながら読みました。

    みくのしんさんの、『弱音を吐いたときにそれを一番近くで聞いているのは自分の耳なんだから、自分にそんな言葉を聞かせるな』という言葉にグ

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    2026年01月25日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いきいきとした江戸の町人の様子が容易に想像できる、鮮やかで読みやすい文。
    時代物なんて一切読まないのに、とても読みやすくて物語に引き込まれた。
    オチは割と序盤で想像がついてしまったけれど、
    だからこそ自分が木挽町の一員になったような気持ちであだ討ちを応援していた。
    辛い境遇にある人にぜひ読んでほしいな、と思う本だった。

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    2026年01月25日
  • 自分の感受性くらい

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    主張が強くてまっすぐで、心にスッと入ってくる。こんな詩は初めて。
    恥ずかしながら先日、ちひろ美術館での企画展でようやく茨木のり子さんのことを知った。展示されていた数篇の詩に魅了されてしまった。短い言葉で心を掴むって本当にすごい。

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    2026年01月25日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    今さらながら東日本大震災のやばさ、しんどさに思いを馳せた

    家族探して遺体安置所の巡るとか普通に心壊れる

    家族亡くなった/亡くなってないでギスるの嫌だな
    お互い傷つける意思はないとは思うけど異常事態で心のバランスを保つの難しいから細かな気遣いが出来ないだけなんだろうな

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    2026年01月24日
  • こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室。 世界一の治療をチームで目指す

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    美ら海水族館に行く前にぜひ読んでおきたい本。生命を育てていくことの難しさ、大変さ、素晴らしさが伝わる。会いに行きたくなりました。

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    2026年01月24日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    めちゃ素敵な真弓さんに、なんでこんなツライ試練を次々与えるんだろ…泣 自分がツライはずなのに、それでも和音ちゃんのそばにずっといてくれてありがとう真弓さん。文斗君も朱里ちゃんも。和音ちゃん、お母さんの心にアリアが届いてよかったね(;ω;`*)

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    2026年01月24日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    いや〜、めっっっちゃ良かった。2時間弱で一気読みしちゃった。この特になにか起こるわけでもなく、淡々と物語が進んでいく感じ、良い。エッセイもだったけど、本当に文章が綺麗で読みやすい。これこそ文体が好みなのかもしれない。それかこの本が読みやすいから?冬子には幸せになってもらいたいわ。三束さんとのやりとりに静謐さがあって良かった。

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    2026年01月24日
  • よろこびの歌 新装版

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    女子高校生たちの青春の1ページ。各章ごとに主人公が変わり、それぞれの視点からの物語が進んでいく。彼女たちはクラスメイトで、話しがつながっている。同じ出来事をそれぞれの視点から見ることができて面白い。
    大人になって忘れてしまった心のもやもや、繊細な感情、自分がなにものでもないことへの不安。今青春を生きている子どもたちにもぜひ読んでほしいなと思った。
    本書は合唱をテーマにしていて、音楽に関する描写が随所にでてくる。音楽に心揺さぶられる様子が素敵な言葉で表現されている。

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    2026年01月24日
  • すべての、白いものたちの

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    すきだった。
    出産直後の話と死産の話で号泣してしまった。
    散文的だけど心にずしっとくる。
    読み返したい大切な本になった。

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    2026年01月24日
  • 最後の証人

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    途中まで、被告人が誰なのかわからないようになっていて、さまざまに予想をしながら読み進めていきました。途中で挟み込まれる過去のエピソードがどんなふうに裁判に関わってくるのか、読む手が止まりませんでした。佐方の仕事は信念と情熱を持ってきっちりやり遂げる姿もとても魅力的でした。面白かったです。

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    2026年01月24日
  • ジヴェルニーの食卓

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    「うつくしい墓」
    マティスの暖かい人柄が滲むお話だった。
    マティスのお邸に仕えた経験のある一人の修道女が、新聞記者にマティスとの思い出を語っている構成でできている。
    芸術を愛し、マティスを敬愛する人達が作り出す世界が美しくて暖かくて、読み終わるのが惜しいお話だった。
    明るいマティスの絵画に惹かれて、マティス展に行けたら良いなぁと思ってたんだけど、こんな素敵なお話を読んだらこれはもう行かなくてはいけないという強い意志に変わった。

    「エトワール」
    エドガー・ドガが踊り子に惹かれて作品を残した理由は、こんな理由だったのかも。
    ドガが生前に発表した唯一の彫刻作品、一四歳の小さな踊り子。
    発表当時は批

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    2026年01月24日
  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

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    これまで以上に爽やかでした。前巻で見え隠れしていた美空の漆原への想いも成就し(たのかな?)、仕事面でも立派に成長し、もしかしてこれが最終巻? というような感じもしました。大好きなシリーズだけに、余韻を残して、それならそれでもいいのかなとも…。
    どのキャラクターも好きですが、強いて言えば里見さん。仏さまのような方。癒されます。
    映画化されるようですが、メメは好きですが、でも観ないかな。初巻から読んできて出来上がった、私が作り上げた「みんな」のイメージを大切にしたいので。

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    2026年01月24日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

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    過去と未来への繋がりが分かる作品。ここでの疑念をもって渡海が次作で動いていくことが分かった。あの手紙が書き終えたものであれば変わっていた未来があったけれども、見えない部分がオペ室の悪魔を生み出した。原点であった。

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    2026年01月24日
  • 容疑者Xの献身

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    映画から入ったので何が起こるかわかっていて読んだんですが、これは天才ですね。
    直木賞納得です。
    いくつもの巧妙なトリックに感銘を受けました。もっと早く出会ってたら僕の読書人生変わってたかもしれない。
    言わずもがな別の作品も手に取ると思います。

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    2026年01月24日
  • 重力ピエロ

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    読書録「重力ピエロ」5

    著者 伊坂幸太郎
    出版 新潮社

    p158より引用
    “ 世の中には、インターネットを使えば、世界
    の大半のことが把握できると信じている者が多いに
    違いない。実際、把握できる可能性も高い。ただ、
    過信は禁物だ。インターネットで検索して表示
    されない人物や物事は、世界中のどこにも存在
    していないのだと思いかねず、だとすると、これ
    からは、世界から身を隠したいのであればコソコソ
    とねぐらを移動させる必要もなくて、検索条件を
    すり抜けることだけに腐心すれば良いことになる。”

    目次より抜粋引用
    “ジョーダンバット
     地球の重力とピエロ
     二万八千年前
     仁リッチ
     侵入者”

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    2026年01月24日
  • 十一月のマーブル

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    11月がなんとなく好きで惹かれた本。
    12歳の少年が、ちゃんと自分の人生を受け入れていて、拙いことばだけど、すごい。
    こども視点で書かれていることに救われる。このくらいがいい。

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    2026年01月24日
  • 注文の多い料理店

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    ネタバレ

     賢治の独特な感性で、岩手の風景が幻想的なイーハトーブに変貌する。ユーモラス(時には辛辣)な童話を通して、自然との向き合い方について考えさせられる。
     自然あっての人だ。そのことを忘れてしまい、横暴を振りかざしてしまっては手痛いしっぺ返しを喰らうやもしれぬ⋯

    1,どんぐりと山猫
     どんぐり裁判の判決を通して、世の中に人の優劣など無いと説く。

    2,狼森と笊森、盗森
     大きな岩が語る、森の名前の由来。それはまさに、人が森と共生を試み自然に順応しようとしてきた歴史そのものだった。
     今でも人は、森の住人たちに粟餅を上げることが出来ているだろうか⋯

    3,注文の多い料理店
     小学生ぶりに読んだ。怪

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    2026年01月24日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    素晴らしい。

    個人的には十角館よりこっち派。
    まさに"時計館"の殺人なのである。
    その名に恥じないトリックも然る事乍ら、終始違和感を感じる文面,会話,進行が逆に心地よい。

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    2026年01月24日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    おいしいものは、体の栄養。すきなものは、心の栄養。
    Bunkamura ドゥ・マゴ文学賞サイト連載の短編(音楽・絵画・演劇・ミュージカル・映画・能楽と芸術を巡る旅)に兄弟の話を書き下ろしたのがミステリ風味を足していて、挫折から立ち直っていく話でもあり、おいしい話でもある。ことわざやモチーフの端々より著者からのエールを感じる。

    ナススキーの身としては茄子が出てくる前菜気になるし、1ピースでもりんご1つは入ってるくらいのタルトタタン、食べたい!w( ˘q˘ )

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    2026年01月24日
  • 猫で窒息したい人に贈る25のショートミステリー

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    え、そっち側だったの?!とか、ほっこりするようなものから、少し恐ろしいもの、ちょっぴり切ないもの。
    短編集は星新一さん以来だったので読んでて毎回楽しかったです!
    また機会があればこういう短編集も読んでみたいなあ〜。

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    2026年01月24日