小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ怪しい風習の残る閉鎖的な村⋯いい雰囲気ですね~。
まずこの手の展開では、全て何かトリックがあるものなのか、人知を超えた何かがアリな世界観なのかの見極めが必要。
今回は前者だろうと読み進めたのだが、終盤でさすがに後者じゃないと成立しないと思い始め、ならば犯人は⋯と当たりはついたが、中身が変わっていたとは。
当然2つの時系列が並行する展開では、同一人物と誤認させるのは定番の叙述トリックだが、語り手で誤認させるパターンを使っていたか⋯。
時折違和感を感じつつ、そこまで考えが至らず悔しい。
読み返すとキレイに伏線は張られていて感動。
Anotherのオマージュかな?というくらい寄せてきてる(美咲ちゃん -
Posted by ブクログ
ネタバレこんな素晴らしい作品あるなんて知らなかった!
なんで話題になってないの??
もしや知らない間になってた??
なんとなーく目に止まって読み始めました。
本当に朝井リョウは、私たちが日頃感じてるけど、
言語化できていない複雑な気持ちを
解像度高く表現してくれますね^_^
自分が正しい!数字が1番!
人と比べたい!人に勝ちたい!という性格の私に
ぐさっと刺さる本でした、、、
多様化な現代、それを受け入れような現代
だからこその悩みを描いた内容。
10年後はこんなこと当たり前で悩みすらしないのかな?
◯誰かがしてることの悪いところよりも、自分がしていることの良いところを言えるようにしておきた -
Posted by ブクログ
読み終えたあと、心がほっこりする一冊だった。
占いを「受ける側」ではなく「する側」の視点はこんな感じなのだろうかと想像しながら読み進め、久しぶりに占いに行ってみたくなった。
登場人物はみんな優しく、どこか不器用で、だからこそ親しみが湧く。
大きな事件が起こるわけではないのに、そのやりとり一つ一つが温かく、自然と笑顔になってしまう。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」。
けれど、この物語を読んでいると、出来事そのものよりも、それをどう受け止めるかが大切なのだと感じる。
悪いと思える出来事も、考え方次第で少しだけ前向きになれる。
特別なことがなくても、幸福はきっと日常の中にある。
そうそっと背