領怪神犯3

領怪神犯3

748円 (税込)

3pt

役所内に秘密裏に存在し、「領怪神犯」を調査し“記録”する機関、領怪神犯特別調査課。

ここに新たに穐津(あきつ)という新人が配属されてきた。
どこか世間離れしていてつかみどころのない印象だが驚異的な記憶力を持つ彼女は、片岸と宮木と共に調査を行う内に、徐々にチームに馴染んでいく。
だが、穐津はかつて宮木が所属していたのと同じ「ある部署」から来たと言い、宮木に意味深な接触をしてきて――。

その一方で、課の上層部である切間(きるま)は、片岸と宮木による「知られずの神」についての調査が、前回も空振りに終わったことを重くみていた。
特別調査課の唯一にして全ての指針である、領怪神犯の『記録』。
それすらも叶わない現状を打破し、この神による失踪者捜索に踏み切るため、調査体制を大幅に変えることを決める。
これまでは現地に赴かなかった、課の創設期からの上層部メンバーである梅村、江里、六原も加えた大々的な実地調査を行うことになり……!?

人智を超えた神々の超常現象に対峙する人間たちの物語が辿り着く先とは。
圧倒的スケールで贈る三部作、ここに堂々完結!

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領怪神犯 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 領怪神犯
    726円 (税込)
    この世には善とも悪とも呼べない、理解不能な神がいる。 毎年身体の一部が村に降ってくる神、不老不死の夢を見せる神、あらゆる事象の辻褄合わせをさせる神、一切の記録がなくただ信仰だけが残る神――。 理解もできず根本的な対処もできない、だが確かに日本各地で起こり、人々の平穏を脅かす現象は「領怪神犯」と呼ばれている。 公的機関として密かに存在する「領怪神犯特別調査課」に所属する片岸は、部下である女性調査員の宮木と、各地から報告される「領怪神犯」の調査と対処に当たっている。 奇怪で危険な様々な神による超常現象、時にはそれらの神を崇める危険な人間たちとも対峙しながら、片岸は調査を進めていく中で失踪した妻の痕跡を見つけ出そうとする。 だがそれは、「領怪神犯」のある恐ろしい真実に触れることにもつながっていき――?
  • 領怪神犯2
    726円 (税込)
    この世には、理解不能な神々が引き起こす超常現象がある。 善悪では測れず、だが確かに人々の安寧を脅かすそれは「領怪神犯」と呼ばれている。 この人智を超えた危険な現象を人知れず調査し、対処にあたる「領怪神犯特別調査課」は、役所内に秘かに存在していた。 その全貌を誰も知らない、謎めいた組織――。 同課の片岸と部下の宮木は、各地の現象を追う中で領怪神犯のある真実と、組織が隠し持つ、世界の秘密の一端に触れた。 + + + それより時は遡り、20年前。 霊感商法詐欺を働いていた青年、烏有定人(うゆう・さだひと)は警察に捕まるが、 連れて来られた先で始まったのは普通の取り調べではなかった。 そこにいたのは、元殺人課の刑事・切間(きるま)と、民俗学の准教授・凌子(りょうこ)。 烏有は「見える」力を持つために目を付けられ、警察の管轄内にある「領怪神犯対策本部」で 2人と共に、日本各地の村々で起こる異常な現象に立ち向かうことになるが……。 「対策本部」が「特別調査課」に至るまでに、一体何があったのか? 最終章の驚愕、再び。そして胸を刺す衝撃のラストが待ち受ける。 SNSなどでも話題沸騰!ホラーエンタメの大注目作、待望の続編登場!
  • 領怪神犯3
    748円 (税込)
    役所内に秘密裏に存在し、「領怪神犯」を調査し“記録”する機関、領怪神犯特別調査課。 ここに新たに穐津(あきつ)という新人が配属されてきた。 どこか世間離れしていてつかみどころのない印象だが驚異的な記憶力を持つ彼女は、片岸と宮木と共に調査を行う内に、徐々にチームに馴染んでいく。 だが、穐津はかつて宮木が所属していたのと同じ「ある部署」から来たと言い、宮木に意味深な接触をしてきて――。 その一方で、課の上層部である切間(きるま)は、片岸と宮木による「知られずの神」についての調査が、前回も空振りに終わったことを重くみていた。 特別調査課の唯一にして全ての指針である、領怪神犯の『記録』。 それすらも叶わない現状を打破し、この神による失踪者捜索に踏み切るため、調査体制を大幅に変えることを決める。 これまでは現地に赴かなかった、課の創設期からの上層部メンバーである梅村、江里、六原も加えた大々的な実地調査を行うことになり……!? 人智を超えた神々の超常現象に対峙する人間たちの物語が辿り着く先とは。 圧倒的スケールで贈る三部作、ここに堂々完結!
  • 領怪神犯 拾異
    836円 (税込)
    この世には、理解不能な神々が引き起こす超常現象が存在する。 善でも悪でもなく、だが確かに人々の安寧を脅かすそれは「領怪神犯」と呼ばれており、役所内に秘密裏に存在する組織――領怪神犯対策本部、及び領怪神犯特別調査課の人間たちが綿々と調査・対峙してきた。 対策本部メンバーの切間・烏有・阿彦。 特別調査課メンバーの片岸・宮木・穐津・六原・梅村・江里・三輪崎。 これは、彼らが関わった神々の語られざる調査記録であり、〈あの結末〉を迎えた世界のその後の物語。 WEB連載作に加え、限定メール配信された掌編3編や、完全書き下ろし新作として「曳手の神」「エピローグ」も収録。 作中きっての人気神の新エピソードに加え、驚きの新展開も盛りだくさんで贈る、シリーズファン必読の番外編集+後日譚!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

領怪神犯3 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わりたくないのに読み終わってしまいました‼︎
    全て繋がる物語に最後はどうなるんだ!?とスケールの大きさにハラハラ、もっともっと読みたくなる作品でした‼︎( ; ; )

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    メインストーリー完結の第3巻。前作から変わらぬ面白さ、スピード感で一気に読み切ってしまった…。
    片岸さんの話→烏有さんの話ときて最後は宮木の話。失われた父との絆、組織の裏に見え隠れする領怪神犯の影、そして新メンバー穐津は何者なのか…?と盛りだくさんの内容。
    最終的に比較的ハッピーエンドに落ち着いて良

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    このラストで良かった…!!
    道を間違えてもう戻せないものを全てなかったことにしてしまうのも正解かもしれないけど、その中でもがいてきた人や戦ってきた神達の報われなさをこのラストが全て救ってくれました!
    「神頼みができない切間」が印象的でした。物事の最終手段は神頼みだ!って思いたいのにこの世界で、この人

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    過去編、そして現代へと物語は戻り、新旧の調査課メンバーがついに事態の全容に迫る。恐ろしい真相と、作り込まれた世界感、これまで読んで知り得た世界感全てが結実して、この結末になった。
    人間と神々の物語は、この全三巻をまとめて読まないと混乱する。しかし、ちゃんと繋がるのでメモしながら読み進めるとカタルシス

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    ついにシリーズ最後。寂しい。
    前作を読んでからだいぶ時間が経ってしまったので、忘れてるところもちらほら…。
    でもやっぱり面白かった!そして最後は切ないながらもとても良かった。
    この作品は間を空けずに読んだ方がもっと楽しめたと思うので、またいつか一気に再読したい。

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    民俗学ミステリー『領怪神犯』3部作、完。

    2作目で深まった世界観はそのままに、伏線を回収しながら一気に駆け抜けた。わたしが信じたいものはなんだろう、わたしが守りたいものはなんだろう…

    調査員たちがとにかく魅力的で、「また会いましょう」という気持ちで本を閉じた。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    なんかもう色々ぶち込んできたー

    はい、『領怪神犯』完結の第3巻です

    神様なんでね
    古事記とかもちょこっとぶち込んできたりね
    もうほんとにこれ収拾つくの?ってくらいぶち込んでくるのを、わいは「ごった煮設定」と呼んでおります
    たぶんこれ流行ります

    はい、前巻で予想した上の方で暗躍してたのが出てきま

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    終わってしまった!
    もっともっと読んでたかったー。
    でもきっと一番良い終わり方なんだろうな。
    なんか本当にありそうな世界で、どっぷりハマってしまった。
    そこに在わす神や蚕の神とか、泣ける。
    ラストもとてもよかった。
    新シリーズとか始まらないかなぁ。
    いや、でもこれで終わりの方がいいのかな。
    とにかく

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    ドタバタだったけど、ちゃんと物語を畳んでいて凄かった。登場キャラクターたちに愛着が湧く良いエンタメだった。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    スケールの何と大きい……。前巻を読み終えた時点で、この物語がどこに着地するのか気になった。
    オカルト版『Xファイル』、と言うと大袈裟だろうか。そもそもあれ自体がオカルトじゃないか、というツッコミを受けそうだ。であれば八百万を描いたホラー小説、とでも言うべきか。
    神とは人の願いを、祈りを受け入れるもの

    0
    2025年10月03日

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