あらすじ
結婚アドバイザーを務めるシングルマザーの亜紀は、
クレーマー会員とトラブルを起こして以来、悪質な嫌がらせに苦しんでいた。
息子が通う小学校ではクラスメイトが誘拐される。
担任の祐介は対応に追われる中、
クラスの秀才・莉世から推理を聞かされる――「あの女ならやりかねない」。
その後莉世も何者かに襲われ意識不明に。
亜紀と祐介を追い詰める異常犯罪の数々。
街に潜む“化け物”は一体誰なのか?
『悪い夏』の鬼才が現代社会の不条理とタブーに真っ向から挑む、戦慄ダークサスペンス。
解説/吉田大助
感情タグBEST3
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ラストはまさにホラーサスペンスだった。
シングルマザーの亜紀は結婚相談所で働いていて小学生の息子を持つ。
息子が通う小学校では同級生が失踪、担任の先生が休職。
職場では、会員の女性からの嫌がらせ。
染井さんの小説は読みやすくどんどん話が進む。
亜紀の家に嫌がらせをする人、同級生の失踪、暴力事故、同級生の父親の事故死、怪しい人はいたけど最後まで犯人がわからず、犯人が繋がった時には予想外でとても面白かった。
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運命の赤い糸というものがあるとしたら、結婚相談所に勤めるアキは、それを紡ぐ仕事。
そんな彼女のひとり息子コタロウの学校で起きる、同級生の失踪事件や数々の不思議な事件。
これらが紡がれて、ひとつの線、いや糸となったとき判明する驚愕の事実。
これは紡ぐよりどこかで断ち切りたい黒い糸なのか。染井さんらしい、最後の回収含め楽しませてもらいました。紙の本も購入。
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染井さんの作品はやっぱり面白くて読みやすくて大好きです。今回も展開が凄まじく、読んでいて何度か「えっ!?」と声が出てしまいました。
染井作品はいつも何かしらの現代社会の闇を描いますが、今回はマッチングアプリが一周回って見直されている結婚相談所で起こるさまざま出来事、そしてDNA遺伝など、現代社会に根付いた問題が主軸になっていました。
最後はまさかあんな結末になるとは思っていなかったので驚いたけれど、なにか映画のラストシーンのような余韻があり、これはこれで「よかった」と思える終わり方で満足でした。
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Audibleで聴きました。
染井為人さんのAudibleははずれがないです。
心底イヤな人が出てきて、いい人が疲弊して、やりきれなかったり、恐ろしい人が出てきて、この先どうなるかと、ハラハラしたり、ドキドキしたり。
でも最後は普通の人々のたくましさを見せつけられました。
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オーディブル
紙で読んでたら、最後が気になってチラ見しちゃってたかも、くらい、先が知りたくてたまらないほど熱中してしまった。
最初は結婚相談所のこれまた興味ある話、最終的にはめちゃくちゃ怖いシーンだったが、エピローグで、あーそうなったのね、それはそれでよかったね、という気持ちになった。
匿名
中盤あたりから誰もが怪しく見え疑って見てしまいました。想像以上の展開と内容に驚きました。遺伝についても性格まで遺伝するのが1番恐ろしかったです。
両親共に素晴らしい人達の間に産まれたならそんな不安もないかもしれないけれど、自分の親が恐ろしいと感じる人には不安でしかたない。けど最後まで争って、自分は大丈夫だと信じるしかない。
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結婚相談所に勤めるシングルマザーの息子の小学校で起こった少女誘拐事件から、保護者も巻き込み続々と事件が起こる話。
息子の周りで事件が起こる中、元旦那から連絡は来るわ、クレーマーに捕まるわで疲弊気味の主人公。それらに対策するように手を差し伸べてくれるのは若手新人の男性で。
一方また学校側の校長教頭担任も親世間から注目を集めていて。
こうでなければいいなという思いの届かない小説でした。ドタバタ感と怖さがちょうどいい感じでとても好みです。
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担任と生徒の保護者が事件にどんどん巻き込まれていき、2人の視点で交互に物語が進んでいく。
犯人が最後までわからない中で状況がどんどん悪化していき、ハラハラして後半から一気読みした。途中から周りの全員が怪しく感じてくる。やっぱ幽霊より怪異より人間が一番怖いなと思った。兄の風介のキャラが面白い。
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圧倒的な文章力ですぐに引き込まれて一気に読んでしまった。
物語序盤から始まる不穏な空気感が徐々に拡大していく感じがたまらなく良かった。
主人公は小学生の息子を持つシングルマザーとその息子の担任教師。
2人の視点で話が進んでいく。
予想できる部分もあったが、それを超える形でのどんでん返し要素もあり、非常に狂気的で面白かった。
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久々の染井さん!
手元に結構あるけれども…(^◇^;)
前に読んだのからするとクズが出て来るのかな?って思ったけど、違った…
結婚相談所に勤めるシングルマザー 亜紀
休職した教師のピンチヒッター 祐介
の2人の周りで色々起こる…
・クラスメイトが誘拐。
・クラスメイトが暴漢にやられ意識不明。
・亜紀への嫌がらせ
(玄関前に血糊シャワーなどなど)
・クラスメイトの母親爆死。
・↑の影響で祐介大怪我
・亜紀の元旦那の失踪
なんや!
なんや!
この異常な起こり方!
おかしいやろ!……怖っ!…
また、クラスの大人たちは、
・宗教にハマってる
・若い奥さんの子供は死んだ旦那の連れ子
・モンスターっぽい
・休職した教師はヤクを…
などなど。
怪しいヤツいっぱい!
亜紀自身は、職場の同僚の実家に退避したけど…それもな…
誰やねん!
人を人とも思わんヤツは!
そういうことやったんや!
怪しい気もしたけど、そこまでとは…
大どんでん返しありで、面白かった!
後味スッキリ!
………になるか!_| ̄|○
常人ではない者が、この世界にはたしかに存在する。それは空想の怪物でも、夜に忍び寄る亡霊でもない。人間の顔をして、人間の言葉を使いながら、内側は空洞のように冷たく、ひとつたりとも人間らしさを持たない化け物ー。
ー彼らは他者の痛みに共感しない。
ー彼らにはふつうが通用しない。
(本文より)
クズは出て来んかったけど、化け物が出て来たわ…_| ̄|○
しかも、まだ、どっかにおる…
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『悪い夏』に並ぶ終始嫌〜な一冊。
本人には当たり前が、周りから見たら異常。というあるあるなテーマが今っぽい感じ。
ラストはアクションゲームみたいでしたが笑
実際に昨今起きている事件然り『○○の違い』って意外と怖い。
国 宗教 文化 環境 などなど。
相手に悪意が無いからこそ、互いの平行線が歪んだ先には、、、
先には、、
(思わせぶりじゃなくて、思いつきませんでした)
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おもしろい!
こいつ怪しいなーって思った奴はしっかり悪いやつやったけどミスリードもされる。
ゾクゾクする場面もあり。話の展開が気になる時点でいつの間にか引き込まれてる。
染井作品は複数視点で物語を進めて最後にすべて繋げるって言う作品が多いと思う。次回読む作品はちょっと違った作風に期待したいな〜って言う感じでした。
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染井作品。
ミステリー・ホラー作品とのことで、確かに怖かった…
主人公は結婚相談所で働く35歳のシングルマザー。小学校6年生の息子が通う小学生では、女児が行方不明なる事件が発生。
そんな折、自身も結婚相談所のお客さんに暴言を吐いてしまい、以後家にイタズラ電話がかかるなど陰湿な事件が起こるようになる。
また、学校ではクラス1目立つ女児で、行方不明事件の犯人に当たりをつけている女児も襲われる…
相談所の若手イケメンと良い仲になるが、事件は次々起きていき、衝撃の終盤へ…
作者が真に怖いのは人間であるという考えでホラー部分は人間を表現しており、終盤から恐ろしい展開でした…
流石は染井為人。今年一番面白かったです。
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ホラーサスペンス
一気読みした終盤になってその言葉を思い出した
この物語は続くのだろうか。生き残っているじゃないか…少女が。
ホラーサスペンスとなると、このような結末になってしまうものなのかな。
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面白かった。人間が怖い話。怪しい人間、怪しいと疑われているが決定打がない人間と、終盤までどう転ぶのか分からなかった。家族ぐるみの犯行なのだと気付いた時にはぞっとした。人気のないお寺が舞台でナタ振るう坊主が出て来るなんて怖い昔話にありそうだと思ったら、なんだかこういう一見普通そうに見えてヤバい家族ってこれまでも存在していたのかも知れないと思った。自分の経験としても少なくとも常識が通じないなと思う家族はまあまあいた。家族ぐるみで軽犯罪に手を染めるケースもまま聞く。そう考えるとこうした極端なケースも無くはないのかも知れないなと。これだけの事件、そしてその犯人像を踏まえると海外まで波及してセンセーショナルに報じられたのは何だか得心が行く。ひなたはどうなったのだろう。衝動的に人に危害を加える子が社会に紛れているのは空恐ろしい。
遺伝と環境。どちらにも善し悪しがあって何とも難しい話だ。
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久々にミステリーらしい作品を読んだ気がした
登場人物がみんな癖が強く、どの人も怪しく感じられた
終盤、小太郎の怯えかたあたりから、あれ、もしかしてこの人って?
最後まで息を殺して読んでしまった
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小学生女児が行方不明になる事件が起きる
そのクラスで起こる不可解な事件
結婚相談所で働く母と同じクラスの男児
相談所の同僚の男性
そのクラスの男性教員
たくさんの不可解な事件はその母と息子のまわりで起こる
元凶が何かわからないままストーリーが進んでいくので見逃せない感がずっとある
想像してたよりエグイ元凶だった
Posted by ブクログ
現代社会の不条理を詰め込んだダークサスペンス。
作者の言によると「ミステリー&ホラー」との事。
読み進めるうちに「あの人も怪しい、この人も怪しい」と疑心暗鬼にさせられ、二転三転する展開にページをめくる手が止まらない。読者を飽きさせない手法は、さすがの一言に尽きる。
一つのクラスで立て続けに起こる異常な事件。その点と点を結びつけたのは、想像の斜め上をいく「とっぴな家族」の存在だった。
正直なところ、明かされた真相には「え、そこに着地するのか」という強引さを感じ、驚きよりも戸惑いの方が大きかったというのが本音である。
でも、その奇抜さも含めて、エンタメとして存分に振り回される楽しさは確かにあった。
重苦しい展開が続く中で、祐介の兄・風介はなかなかイイ味を出していた。
彼が登場すると物語に妙な実在感というか、独特の空気が生まれる。強引なオチに向かっていく物語の中で、彼というキャラクターがいいアクセントになっていた。
「ハイ、ありがとうございました」と頭を下げたくなるような、圧倒的な熱量に押し切られた読書体験。
設定こそ奇抜過ぎる気もするが、最後まで一気に読ませてしまう力技は見事というほかない。
Posted by ブクログ
テンポが良くてぐんぐんと読み進めてしまった。自分が体験しているかのように気味の悪さが伝わってきた。怖いというより気味が悪い。
もっと真相を過去から教えて欲しかったとも思いつつ、読者に想像させることで不気味さを際立たせてるのかもなとも思った。京都南丹で起きた件と季節や年齢が似ていてどちらが現実かわからなくなりそうになったりもした。
Posted by ブクログ
染井さんは本当に内容が面白い。
これで読んだのは何作目だろうか?
一つ一つが繋がっていくのが面白くて、気づいたら一気見していた。
想像しやすい文章が、読みたい意欲を掻き立てられる。
考えてみると、
天才少女の宗教は何だったんだろうか?
その親は何だったんだろうか…?
など思うところはある。
実際に宗教で苦しむ人がいるからこそ、その描写を入れて、子供の葛藤が描かれているのか。
その親も、思い込みだったのか。
人間関係や事件は、外から見ただけでは本当のことはわからないと言うことが言いたかったのか。
これは、読み手側もどう捉えるのかによって、
また作品の見方が変わってくるような気がした。
やっぱり一つ一つの伏線が繋がっていくと面白い。
Posted by ブクログ
悪い夏が面白かったので早速読ませてもらいました。
異なる立場の2人の視点で話が進んで行き、繋がるラストにちょっと強引かなと思いましたがそれはそれで面白いと思いました。
この作者さんの登場人物って本当に癖があって際立ってていいなと思います(実際いたら嫌ですけど(笑))
Posted by ブクログ
サクサク読めて好きな作品
展開がどうなるのかとワクワクした分、最後が腑に落ちるような堕ちないような
エピローグはとても好きです。
ただ、終盤はフィクション感がとても強くなった印象。
Posted by ブクログ
犯人はなんとなく想像がついてたけど、犯人同士の繋がりがわかった時はとても納得できて気持ちが良かった。
お兄さんの話がとても面白くて、ずっと遺伝子の話をしている中で犯人たちの関係性が分かった時に、お兄さんの話の信憑性を感じてしまった。
最後はパワーすぎでは?と思ったけど、先生の父親のことも書かれてたからそこも遺伝子か〜と妙に納得できた。結局一番怖いのは人で、その中でも一番怖いのは、理解できない悪意。そしてその理解のできなさは遺伝子で説明がつくのかなと感じた。
ラストは読んでて「全然続編感ない作品の中で頭のおかしい殺人鬼としてまた出てきてくれないかな〜」と『十戒』を読んで思った。
Posted by ブクログ
染井為人さんの著作だったので迷わずAudibleで聴き始めました。
遺伝か、環境か?人はどちらの影響を強く受けるのかが度々描かれています。犯人探しの肝に関わる部分かつ、人ってコワいって思わせるホラー要素の演出にも一役買っています。
2人の語り手のそれぞれの立場で進み、クライマックスで一つに集約されてエピローグできれいに閉じていくストーリーがいつもながら読んでいて心地よいです。悪い夏のような苦々しい後味もありません。作中はおどろおどろしさ満載ですが、読後感はよく冷えたサイダーのように爽やかでした。
Posted by ブクログ
あとがきでホラーミステリーというテーマだったと知る。人間の怖さが黒い糸で一つに繋がる。
ストーリーは引き込まれる展開だが、怪しいひとは予想通りで、ラストも意外性は無かったように感じる。
Posted by ブクログ
オーディブルで聴きました。面白かった!
最後の手前までは。。
結婚相談員として働くシングルマザーが、ヤバい会員を怒らせてしまったことから始まるストレスフルな日々。息子の通う学校でも誘拐事件が発生し、急に担任を任された教師のこれまたストレスフルな日々と次第にリンクしていく。
次はどうなるんだろうと一気に聴いてしまったけれど、最後のオチはもうちょっとひねりがあってもよかったのではないかと、少しがっかり。
昭和平成ならまだしも、お客さまは神様です的な企業ってまだそんなに残っているものなのか。大声でキレられたら、即、強制退会でしょう。あと上司に誘われて断ると厳しくされるとかも、今だにあるものなのか。。本当に?そういう職場に当たらなかったことに感謝。
Posted by ブクログ
ホラーサスペンスということで…。
『ホラー』というと、オカルト系を想像してしまうんだけど、こちらの作品はヒトコワでした。
犯人は想像していた通りで、途中までとても面白かったんだけど、自分的にはラスト失速。
エピローグもなんだかなぁ…と思ってしまった。
Posted by ブクログ
アタオカなクレーマーにシングルマザーが粘着される事案と、その息子が通う小学校で児童が立て続けに誘拐や障害の被害に遭う事件が同時進行し、その繋がりも犯人も全く見当がつかないまま気持ちのザワザワだけが高まっていく。
クレーマー以上に小学生の保護者が曲者で先生が気の毒だったな。
一番ヤバいのは、彼らをも掌で転がせる人間で…動機も狂ってる!人間の顔したモンスターって結構普通に暮らしていて何かの拍子に接点を持ってしまうのが恐ろしいところ。
穏やかなエピローグだったが、「逃げてー!」と心の中で叫ばずにいられなかった。
Posted by ブクログ
安定の染井先生
小学生の失踪、そして傷害事件、息子が通う小学校でおきる事件と、めんどくさいカスハラ客、これがこれが繋がって、ものすごいことにならるなんて
身近な人、手をさしのべてくれた人が、一番ヤバいってこと!これ染井ワールドの鉄則
Posted by ブクログ
最後の展開まではおもしろい。
個人的に最後揉みくちゃ殺しオチが好きじゃないのかも。《悪い夏》も映画しか見てないけれど、それも最後揉みくちゃ殺し合いだったなあ……。犯人も怪しすぎるから意外性も無い。
スッキリしないとこも多々。
聖子は結局本当に若すぎる母で謙臣(実の兄)との子だって話だけどそこの深堀はなし?狂ってる家族を演出したかっただけ?
飯田先生の件もなんでヤク中になってるんだろう。なんでヤク中って聖子は知ってたんだろう。
あと櫻子ちゃんは殺されてるってこと?
江頭さんはその後どうなっただろう……。
あとエピローグで綺麗にしてるけれど、めちゃくちゃ人殺してるけどなあと思ったり。(正当防衛が成立するのかな)