小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
多くの人がレビューしている通り、13年間岩山の無人島で過ごし続けた長平という男性の物語である。自分が思ったこととしては、人間は規則正しい生活だったり、太陽を浴びて生活することや体を動かしておくことというのは生存において非常に重要だということです。体調崩す人たちの大半は生きることに希望を失ったりとか、生活に対してやる気を見出せなかったりとか、無理にでも体を動かそうという気持ちが沸き起こらない人たちからだったので、そこはすごく興味深く読ませてもらいました。あとは何度も何度も失敗して、最終的にそこに行き着くのかということと、生還するまでの過程が本当にすごいなと純粋に思いました。吉村昭さんの詳細な記録
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Posted by ブクログ
最初は二人の哲学的な話で難しかった。ですが、全て読み終えてとても面白かった。
特に印象に残った言葉は、人生は1つの作品作りであるという言葉だ。久石さんの音楽は始まって盛り上がり終わる。それが人生と同じことである。
自分の1つの人生という作品を作るにあたってゴールを定めることなく追い求め続けることが大切だなという風に思った。
改めてこの時代をどう生きていくのか、どう考えてどう?乗り越えていくのかと考えさせられる1冊だったらと思う
もう1つ印象に残ってるのは
共鳴共感共同体、をやり続けるでなく、そこには社会との共鳴だったり、1つのコミュニティの中の共同体があり、その中のつながりをどう作りどう -
Posted by ブクログ
今から30年前、バブルの終焉を迎えようとしていた時代の30代の独身のるきさんとその親友えっちゃんの日常の漫画
多分あの時代では珍しい在宅ワーク、ミニマリストのるきさんとあの頃の代表のようなキャリアウーマンでマキシマリストなえっちゃん
2人の対比でなにか特別な事が起こるわけではないありきたりの日常
お金が好きだから貯めとくるきさん、お金が嫌いだから物に変えるえっちゃん
互いの誕生日に家事を請け負うプレゼントを送ったり、病気になったら互いの家にいったり、執着せずただ流れる時間を共有する2人の関係が素敵だなぁと……
と、思ってたらまさかのラスト!これは続きが読みたい……でも自分で想像もしたく -
Posted by ブクログ
―ヒューマンドラマ―
タケトリ・オキナのポッドキャスト「ツキない話」を聴いてること以外、共通点の無い登場人物達が、竹林のように、実は根っこで繋がり支え合っている。
短編集のようで、みんなの繋がりが見え隠れするのが面白いし、中でも1番好き名場面は、頑固なバイク修理屋の高羽さんが雨の日に宅配ボックスから受け取った濡れてない荷物。「本田ぁお前どうやって運んできたんだよ」顔も見えない宅配業者から感じ取れる気遣いに心を打たれる場面。実はそれを運んだのは、宅配のバイトをしている、売れない芸人のポン。
みんなの繋がりをもう一度見たくて、すぐに2巡目突入。面白かったし、泣けた。