ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 新装版 細雪 下

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    長い物語をここまで読んできて、まさかこんな終わり方になるとは思わなかった。
    でもそのおかげで、どこか心が少し軽くなった気もする。
    谷崎潤一郎という作家が、ますます好きになった。

    「元気になったら聴きたい」
    そう言っていた母の言葉が、ずっと耳に残っていて、『下』を聴き進めるのは本当に辛かった。

    それでも最後まで聴き終えて思ったのは、
    やっぱりこの物語は面白かったということ。

    「細雪は最後まで面白かったよ」
    母にそう伝えたかったな。
    Audibleにて。

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    2026年03月05日
  • 新装版 細雪 中

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    しばらくレビューを休んでいましたが、少しずつ再開します。
    今はコメントにお返事する余裕がなく、心苦しいので、しばらくコメント欄を閉じていますm(_ _)m

    大きな事件ではハラハラもさせられるし、​些細な日常のひとコマでさえも魅力がある。
    どの場面を切り取っても面白くて、長い物語なのに全く飽きず、続きが早く聴きたくなる。

    とにかく流れるように次々と出来事が起こり、一つの山場を越えると、すぐに次の事件がやってくる。そしてどの出来事も面白い。

    ​これほど長く物語の中に浸っていると、登場人物たちがもう他人とは思えず、親戚のように身近な存在に思えてくる。
    自分は3人兄妹の1番下なので、特に末っ子の

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    2026年03月05日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    2025年13冊目『虎のたましい人魚の涙』
    エッセイって面白い…!という気持ちを加速させてくれた本。くどうれいんさんの文章って素敵。タイトルの付け方も上手で「なになに」って気になっちゃう。特に「蝿を飼う」「あっちむいてホイが嫌い」「耳朶の紫式部」好きだったな。

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    2026年03月05日
  • たったひとつの冴えない復讐

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    ネタバレ

    いじめについてよく考えさせられる話だった。
    自分も学生だからこんなことがあるかもしれないって思って、相手のことを完全には思い切れないかもだけど寄り添えるようになりたいと思った。
    最後、いじめられてた子が本当は生きてたことに驚いた。考えてもなかった!

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    2026年03月05日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    朝井リョウさんの作品は、いつも人間の心の闇を垣間見せられているような感覚になります。登場人物たちの心情に共感すると同時に、どこか虚しさを覚えることも少なくありません。しかし、そうした心の揺れこそが深く記憶に残り、最終的には「読んで良かったな」と思わせてくれるのです。有名どころな作品からでも、手に取って損はない作家さんだと思います。

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    2026年03月05日
  • こゝろ

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    夏目漱石の作品を今回初めての読みました。
    だいぶ前に書かれた本なのに私や先生の心情がなんとなく理解出るのは人間の「こころ」は何年経ってもなかなか変わるものではないからだと漠然と思いました。これを期に夏目漱石の他の作品も読んでみようと思います!

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    2026年03月05日
  • デスチェアの殺人 下

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    またまたしてやられた!!

    こんなにシリーズを重ねてなぜまだこうも読者の期待を超えることができるのかと驚きを隠せない。シリーズものは得てして一作目が1番面白いとなりがちだがワシントン・ポーは全くそんなことはない。キュレーターの殺人が個人的にどはまりで、ボタニストの殺人が消化不良だったことを踏まえてデスチェアの殺人への期待は半端じゃなかったがそれを余裕で超えてきた。個人的に現代の海外ミステリーは間違いなくM.W.クレイヴンが席巻していると言える。

    事件の渦中の時間軸とカウンセリングを受けている時間軸が交互に展開されるといういつもと構成が違うことも最後の展開に重要だったのかと言葉を失った。それこ

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    2026年03月05日
  • 蒼穹の昴(1)

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    義母さまのお薦めで読んでみる、清国時代の話らしい。科挙や宦官など、学校で習ったことがモノガタリとして繋がっていく。ラストエンペラーの溥儀もそのうち出てくるのかな。

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    2026年03月05日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    エッセイぽくもあるけどそうではない。教養書とも言えてしまう。それなのにどんどん読み進めたくなる。これが“文章力のある人の文“なのか…ブレイディみかこという人物をもっと知りたくなる。

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    2026年03月05日
  • 小説版 都市伝説解体センター 上

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    原作は牛沢さんの実況で拝見しましたが、流している部分もあったので改めて小説版で楽しみました。
    原作もそうですが、やはり面白いので一気に読んでしまいました。
    上巻では第3話まで収録されています。
    下巻は近々発売されるようなので楽しみにしています。

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    2026年03月05日
  • フランス戦艦入門 先進設計と異色の戦歴のすべて

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    雑誌『丸』2019年6月号から2023年6月号まで連載された記事「フランス戦艦物語」をまとめ、修正されたもの。
    第一次世界大戦前のフランス海軍における戦艦整備の概況から、第一次世界大戦後の艦隊再建の低迷ぶり、ワシントン海軍軍縮条約締結後のイタリアとの建艦競争、ドイツ海軍のドイッチュラント級装甲艦の出現による影響、第二次世界大戦でのダンケルク級戦艦2隻とリシュリュー級戦艦2隻の戦歴と活躍などが記されている。
    また、菅野泰紀氏による艦船の鉛筆挿絵も見事なもので、一見の価値あり。

    第二次世界大戦時の新型艦であるダンケルク級、リシュリュー級戦艦の戦歴と活躍、その最後についてはかなり詳細に述べられてお

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    2026年03月05日
  • 村上海賊の娘(四)

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    4冊一気に読みました。いやあ面白い。諸葛孔明か黒田官兵衛かと思うような、策略とどんでん返しがこれでもかと次々繰り出される。主人公の景姫は直情型の豪傑だが、取り巻く敵味方の人物像が外見も含め、見事に描かれている。海賊たちのものの考え方も新鮮。

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    2026年03月05日
  • 満月珈琲店の星詠み ~星遣いたちの夜~

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    誰にでもある、嫉妬や後悔、執着心。「人生に行き詰まった時は対局星座に倣うと良いよ」。自分が何者なのか、見つめ直して、出来事と向き合い、受け入れられて始めて、前に進めるというもの。我慢して抑えつけてきた心の砂漠に、満点の星空

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    2026年03月05日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    今まで考えたことのないテーマだったのに、
    性犯罪者になった弟を軽蔑する姉
    "痴漢"じゃないなら情状酌量の余地ありで自分なら別れないと言う友人
    許す許さない、別れる別れないの前に、なぜ恋人が盗撮したのか分からないことから進めない新夏
    どの気持ちもわかってしまってしんどかった

    『どうしてだろう。恋とか愛とかやさしさなら、打算や疑いを含んでいて当然で、無垢に捧げすぎれば、時に愚かだ幼稚だと批判される。なのに「信じる」という行為はひたすらに純度を求められる。一点の傷や汚れも許されないレンズのように澄みきっていなければ、信じていることにならない。』

    信じるとは…何かを考えさせられ

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    2026年03月05日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    ネタバレ

    本作は、福井の高校生が作ったさば缶が宇宙食になるまでの物語である。

    「宇宙食、作れるんちゃう?」
    この言葉ですべてが始まった。

    この14年間にわたるサクセスストーリーは、本当に周囲の人たちの支えによって成り立った。
    小坂先生の熱意が周りに伝播していったように思える。

    気になったことは、どんどん調べて探究する探究活動の面白さがわかる◎

    私も、気になったことはどんどん突き詰めていきたい!と抑えられないほどの探究心が湧いてくる1冊。

    実際、さば缶が食べられた時の興奮はまだ残り続けている。
    その時は、感動で涙が出てきた。

    4月からドラマ化される本作!
    ドラマも今から楽しみ!
    絶対観てほしい

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    2026年03月05日
  • 流転の海―第一部―(新潮文庫)

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    時代背景を知らないとしてもその時代を自然と思い描ける。この文章の凄さ、特に細かい心情と心の揺らぎをこれほどまでに磨ける能力が羨ましく思える。また、主人公の姿は憧れ、羨望の眼差し読む部分、人間として弱さを感じてしまい部分と複雑な気持ちになることが多い。長い文章ではあるが、それを飽きさせない。この沼にはまりそうだ。

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    2026年03月05日
  • 踊りつかれて

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    正しさとは何か?
    表現の自由とは何か?
    完璧な正解はあるのだろうか?
    ネット上で自由に表現できる現代
    自分が発言する事で誰も傷つけてないと
    いう事はないと思う。だからこそ自分の発する言葉に責任持つ必要があるし、その覚悟のない人は公に言葉を発してはいけないのではないか?
    ゴシップを流す者それを楽しむ者が共存する事で嘘の世界が作られ誰かが傷ついていてもそれは自分とは関係のない人だからと
    何事もない様に過ごせるそんな日常を送っているだろう事に皆んな気付いていないと思う。
    本当に難しいテーマではあるけどこの作品は多くの人に読んでもらって、自分なりの正しさを見つけて欲しい

    ラストは愛に溢れていて良かっ

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    2026年03月05日
  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ

    とても読みやすくグイグイ引き込まれた。主人公のピアノへの熱い想い、コンクールでの素晴らしい演奏に胸を打たれたところで…驚きのラストでした。
    そんなバカなと思い、ページを戻って読み返しましたが…なるほど。さすが、第8回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作です!

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    2026年03月05日
  • 本でした

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    本の始めの1文や、最後の文、インパクトのある文はなぜだかずっと覚えているもの。記録しておかないとなんの本だったっけ?確かあんな表紙だったかも…と忘れてしまう。そんな思い出せない本を思い出させてくれるって素敵。どんな本でも1度触れたことがあれば私たちの身体の中に入っているもの。想くんのお父さんとのお話が好き。物語の途中で、自分で想像させ、登場人物たちを好きなところに行かせたり、買わせたりする。自分が物語の主導権を握っているようで楽しいかもしれないし、想像することで現実が少し明るくなると思うのだ。2人は物語を探していたのではなく、作っていた。作り話だとしても、本の世界は現実逃避できるようで現実を突

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    2026年03月05日
  • 骨を彩る

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    心情表現が豊かで、頭の中で映画が上映されているような感覚になった。「やわらかい骨」が特にすき。自分の10代の頃を思い出した。あの頃の、やわらかくて脆かった自分の骨は、今どんな色形をしてるだろうかと考えさせられた。

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    2026年03月05日