ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • きのうのオレンジ

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    胃がんになった遼賀と双子と思われている兄弟の恭平、同級生看護師の矢田などの登場人物。病気の進行や治療、延命、兄弟愛、家族愛と多くの考えるテーマが絡み合う物語。目立たなくても他人を思いやり、地道に生きる尊さが描かれている。

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    2026年03月06日
  • 方丈記 現代語訳付き

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    「〔一八〕  また、たいそうかわいそうなこともあった。見捨てることのできない妻や、いとしい夫をもっているものは、その愛情が相手より深いほうの人が、きっと先に死ぬのだった。そのわけは、自分は二の次にして、相手をかわいそうだと思うものだから、たまに手に入れた食べ物をも、相手にやってしまうからである。だから、親と子で暮らしているものは、きまったことで、親が先に死ぬのであった。また、母親の死んでしまったのも知らないで、乳のみ子が、いつものように乳房にすいついて、臥しているのなどもあった。」

    —『方丈記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)』鴨 長明著

    「〔二一〕  また、同じころであったろうか。

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    2026年03月06日
  • 読書アンケート 2025――識者が選んだ、この一年の本

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    毎年の楽しみ。
    トランプのアメリカになって、ウクライナ戦争もガザ侵略も全然終わらなくて、AIが勢いづいて、という現在でもこうやって地に足をつけて新旧の本を読み続けている学者・識者の皆さんに励まされる気持ちになる。この本紹介されそうとか思って読んだ本もいくつか載ってて嬉しい。

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    2026年03月06日
  • 光のとこにいてね

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    ミチさんの丁寧な文章力に圧倒されて付箋が止まりませんでした。これは同性愛?なのかと思いきや2人とも異性の相手がいて、昔の幼なじみというものなのか頭の中が少し混乱した時は何度もありましたが、読む手が止まりませんでした。

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    2026年03月06日
  • 青列車の秘密

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    「アクロイド殺し」を除きこれまでポアロ長編作品はアーサー・ヘイスティングス大尉の視点で描かれてきたが今作ははじめて三人称で描写されている
    アガサは今作ではヘイスティングス大尉を再びクビにしたらしくポアロのセリフで一二度名前が出たきりである
    重要なのは今作の登場人物の一人キャサリン・グレーである
    彼女はちょっとした遺産を相続したことで舞台となる列車ブルー・トレインに乗りこの列車で殺人事件が起きる
    個人的に注目する理由は彼女がセント・メアリ・ミード村の住人ということだ
    セント・メアリ・ミード村である。
    大事なことなので2回書いた
    セント・メアリ・ミード村といえばミス・マープルが住んでいる村だ。

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    2026年03月06日
  • 生きるぼくら

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    生きていくパワーをもらえました。
    原田マハさんの小説を読むと、心が温かくなります。とにかく登場人物の全員が魅力的です。
    あっという間に自分も蓼科のマーサさんのお家にいるような、そんな没入感で読み進めました。

    自分の近くの人を大切にしたいと改めて感じました。

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    2026年03月06日
  • ナチュラルボーンチキン

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    今の、私に、刺さった文中の言葉。


    個人的に本当に欲しいものなんて
    人にはないのかもしれない。
    その時々に置かれている環境、自分の立場、ホルモンなども含めた体のバランス、そういったものが合わさった結果として恋人が欲しい、子どもが欲しい、お金が欲しい、権力が欲しいとなるのであって結局のところ、許せないものはあったとしても手に入れなければならないものなど人間にはないのかもしれない。



    渡り鳥が渡り鳥に出会って、ちょっと疲れたから死ぬまで一緒に飛ばない?ってナンパしたみたいなもの



    でも私はこうとしか生きられない人生を送ってきて、その結果としてある今を、否定的にも肯定的にも捉えていない。夏

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    2026年03月06日
  • 殺人出産

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    十人産んだら一人殺せるという法律になった世界。倫理観というものがいかに曖昧なのかを考えさせられる。他の短編も性と生の常識を打ち破る斬新な世界観が描かれる。

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    2026年03月06日
  • 青のフェルマータ

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    トラウマによる失語症、イルカセラピー、自閉症だけでなく、チェロ、オーストラリア、恋愛ととにかく要素の多い小説だけど、日常や空気感の描かれ方が素敵で、多すぎる要素は終盤に向けて概ね収束し、又はフェードアウトしていった。面白く読めたけど、一部必然性がわからない要素もあった(ドキュメンタリー番組の撮影は、縦軸として効かせているのかと思いきや、事実関係以上の意味を持たなかった気がする。)。
    全般的には、題材の面白さと後半の急展開やトラウマの氷解といった点が良かった。

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    2026年03月06日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    これは最後まで読むからこそのやつ!終盤までは、評判の割には柔いというか推理はしてるけどミステリーという程ではないかなぁという感じだったけど、これがしたかったのか!と最後の気持ちの良い衝撃
    いくらなんでも豪華すぎる導入笑

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    2026年03月06日
  • チョコレート・ピース

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    チョコレートにまつわる短編。前半と後半で主人公が入れ替わったり前半で出てきた人が出てきたり青山美智子さんらしい。
    短いお話でも詩のようなぐっとくる作品でした。

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    2026年03月06日
  • 星を掬う

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    52ヘルツ後の第一作。否が応でも期待は高まったが、その期待をも超える作品。自分の人生のマイナスを誰かのせいにしてしまう。自分のせいだと考えればわかることを、考えを停止して逃げ込む。こんな、自分自身にもあることを突き付けられた。だけど妙に爽やかな気持ちになれたのは、町田さんの優しさと筆力なのかなあ。

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    2026年03月06日
  • 名前探しの放課後(下)

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    上下巻で800ページを超える長編作品。
    辻村深月作品はページ数が多くて、上下巻に跨るものが多いですが、どの作品も非常に読みやすく、今回も例外なくスラスラと読めました。

    この作品はミステリでもあり、SFでもあり、青春ものでもある。
    こんなにてんこ盛りなのに、それを感じさせない物語。
    さすがです…。

    失敗を恐れず、さらには失敗することが分かっていても挑戦する、その勇気は相当なものだと思います。
    自分は実際、そんなことができないと思う…。
    そんな、一歩を踏み出す勇気をこの作品の登場人物からもらったような気がしました。
    一言でいうと、「優しい物語」でした。

    ネタバレギリギリですが、この作品を読む

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    2026年03月06日
  • 鼻

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    2026年9冊目

    表題作「鼻」を含む短編集。

    私は「暴落」が特にお気に入りです。
    スラスラと読めてしまう文体であっという間に読み切ってしまいました。他の作品も読んでみたくなりました。ホラーという枠ですが世にも奇妙な物語くらいのやつなので読みやすいです

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    2026年03月06日
  • 宵山万華鏡

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    祇園祭には不思議な力があると私も思っていたので読んでて不思議な気持ちにさせられた。
    今年は祇園祭に行こうと感じさせてくれる

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    2026年03月06日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    エピソードゼロ。
    ミステリーと人情の要素強め。
    半沢直樹らしい展開は健在だが。
    今回の敵役は小物だったなぁ。

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    2026年03月06日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    ネタバレ

    自分は運が良いと思って生きてきたけど、それは今までの先祖が運を貯めてきてくれたからなのかと思うと自分も将来の若者たちの為に何かに努力していこうと思える1冊だった。

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    2026年03月06日
  • 母親になって後悔してる(新潮文庫)

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    読書がそこまで得意ではないので、読み始めから言葉が難しくて読むのをやめようかと思ったときもあったけど読むうちにこれは絶対に読み切りたいと思った。
    わたしは今29歳でパートナーがいる。
    周りは結婚して子供を産んだり、結婚してはいるが子供を産まないと決めていたりいろんな友人がいる。
    なかなか友人同士でも意見が違うからこそ踏み込んで話すことを躊躇する雰囲気がある。
    この本を読んで完全に理解したわけではないが
    もし友人や自分の周りの人が自分が母親になること(であること)についての悩みを打ち明けてくれる時があったら、少しでも心が軽くなるように受け止めてあげたいと思った。
    後悔することがあってもいいよね人

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    2026年03月06日
  • この夏の星を見る 下

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    何かを頑張ることは、特に青春時代の出来事はかけがえのないものになりそう。映画は観ていないが、映像化した時のロマンチック青春みたいな情景が浮かぶ。良かったです。

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    2026年03月06日
  • この夏の星を見る 上

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    コロナ禍で起こった話。皆が経験したことのない特殊なものだったと思う。そんな中前向きにオンラインで繋がる幸せを実感できた年でもあったと思う。楽しく読ませてもらってます。下巻が楽しみ。、

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    2026年03月06日