ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 超少年

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    ネタバレ

    これはスワンの物語だけれど、ピエロ-αの物語でもある。
    ピエロ-αが、王子を見つける物語。

    ピエロ-αは、優しくて、優しすぎる。
    王子に人権など認められていないような世界で、ただ一人、王子の自由を願っている。

    人間に絶望すると植物になりたくなるのは、普遍的な感情なのかもしれない。
    個として生きるのではなく、土として、種として、何世代も積み重ねて、そのすべてが自分ではないけれど自分でもあるような、全体の中の1ピース。
    群体(コロニー)とは、もともとそういうものだったのかもしれない。
    一人の王子と、替えの利くたくさんのピエロたち。
    でも。
    ピエロ-αにとってコロニーSの王子は特別で、コロニーS

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    2026年03月06日
  • 存在のすべてを

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    最初の怒涛の展開から一転して中盤は淡々と描かれる。半分も読んだ頃から世界観に引き摺り込まれていき、2/3にもなると読む手を止められなくなるような本だった。
    今まで読んだ本の中で一番好きかもしれない。

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    2026年03月06日
  • 容疑者Xの献身

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    読書が苦手でいつもドラマや映画から作品を知る私が、ミステリ小説の面白しさを初めて知った本でした。映画とは違った犯人のおそろしさからくるゾクッとした感覚とその表裏一体にある人間としてのあたたかさや優しさがたまりませんでした。

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    2026年03月06日
  • 夜市

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    何年か前に試し読みして気になってたけど買ってなかった本
    ホラー小説と言いつつもホラーさはあまりなく
    それよりもぐんぐん読み進めたくなる展開にワクワク

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    2026年03月06日
  • けんちゃん

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    けんちゃんに会いたくなりました
    どんな姿でどんな行動をしてどんな言葉を発するのか、文字から溢れる魅力を映像で実物で見てみたいと思いました。実写化希望だけど、そんな簡単にはしてほしくない。とてもとても温かい文字がたくさんあって読みやすいしすっと入ってくる。
    北海道特有の花とか自然の景色とか想像するには知らない単語とかあったけど、行ってみたいって思った。感じてみたい。みてみたい。のめり込める世界。実際にある世界。とても素敵な世界で素敵な本でした。素敵です。ほんとに。私はその時どう思うのか抵抗を感じるのか、なんとも思わないのか。なんとも思いたくないしでも情をかけたいわけでもない。ただ一人の人間として

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    2026年03月06日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    怒濤の下巻。
    家族に振り回される美しい男の子の自叙伝のようなものと思って読んでいたのにまさか。

    「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」

    ちょっと凄すぎて感想がまとまりません。

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    2026年03月06日
  • 春になったら莓を摘みに(新潮文庫)

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    手元に置いておきたくなる本。
    春に読む本よりかは、冬に部屋でじっとして、春を待つ 寒い日に読む本だと思った。
    梨木先生の本は、今まで西の魔女しか読んだことなかった。
    エッセイに綴られる話は、文化や人種、アイデンティティを問い直させる。

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    2026年03月05日
  • 変な地図

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    さすがの雨穴さん。
    ホラーに分類されているけれど、本人はいたってミステリーをやっている。
    ということをどこかの動画でみてから読んでみたら、、あぁ確かにミステリーだわ。
    最後はそんな意味があったのか!まんまと騙されていました。
    分厚いのに読みやすいのはイラストが多いのと、文体のリズムがいいからなのかしら。
    栗原さんの記憶がうっすらとしか残っていなくても全然面白く読めました!

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    2026年03月05日
  • めぐり逢いサンドイッチ

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    読みながらサンドイッチが食べたくなり、読み終わると淹れたての珈琲を飲んだような、あたたかい気持ちになれる作品。

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    2026年03月05日
  • ヒポクラテスの誓い

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    何かシリーズものを読みたい!でも東野圭吾とかは流石に冊数が多すぎて圧倒されてしまう…と思って、本屋さんで何かないか探していたら出会った本。

    本のタイトルに全部「ヒポクラテス」って入ってて面白いな〜と思って何気なく買った。

    初めて読む作家さんの本だけど、出てくるキャラがみんな個性強くて、でもシリアスな内容なのがバランス良いなと思った。
    特に光崎先生が良い。頭の中をのぞいてみたい。

    次はヒポクラテスの憂鬱だ〜わくわく!

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    2026年03月05日
  • マルチの子

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    面白かった。いかにマルチにはまっていくのかをリアルに描かれており、一気に読み終えてしまった。
    作者がマルチにはまったという過去もあってシステムについて事細かに描かれているので、恐ろしさ、なぜやめられないのかがより伝わった。
    売り上げを得るために借金を抱える矛盾、自由な時間を得られるはずがグループのフォローに追われ、毎月の返済をやりくりをしながらスポンサリングとミーティングに時間を埋められる毎日。
    最初の頃の成功体験が忘れられず、後に引けない洗脳状態に陥っていき、家族の言葉も聞き入れない。
    そしてマルチで横行する犯罪行為など、マルチで今まさに上を目指そうとする人々は決してフィクションでは片付けら

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    2026年03月05日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    革命」の足音が響き始める第2巻。ファンタジーの醍醐味である 「未知の大陸」の登場に、抑えきれない高揚感を覚える。
    前巻で撒か れた種が、時を超え、場所を変えて芽吹く瞬間の鮮やかさは圧巻だ。
    「あの出来事の裏側には、こんな真実が隠されていたのか」
    という驚 きが、バラバラだった物語を一つの巨大な核心へと収束させていく。

    多崎礼が描く密な世界の繋がりを目の当たりにし、ニヤリとせずに はいられない。
    運命の歯車が激しく回り出す中、物語はいよいよ後半 へ。
    最終巻に向け、期待は膨らむばかりだ。

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    2026年03月05日
  • テミスの不確かな法廷

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    ASDとかの特性が丁寧に描かれていて勉強にもなるし、作者がそういった生きづらさを感じている人にちゃんと寄り添って描いてる感じがしてよかった。あったかい気持ちになる秀逸な法廷ミステリ。

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    2026年03月05日
  • チャイルド・オブ・ゴッド

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    残酷な事件の裏に漂う哀感。コーマック・マッカーシーの世界を読む。
    「チャイルド・オブ・ゴッド」は初期作品(1973年)だか、映画化によって2013年に邦訳された。

    アメリカ、アパラチア山脈にある貧困部落で、母は男と逃げ、父は自殺した。身寄りがなくなったレスター・バラードが育った小屋を含め周りの土地まで、税金滞納で競売にかけられるところから始まる。

    住処をなくした彼は、破れ小屋を見つけ、孤独な自給自走の生活が始まる。それが7~10歳のころ。

    粗野で粗暴で村人にも馴染まなかったが、車で森に入ってきた若者のカップルを見つけて殺し、それから連続殺人が始まる。

    妹に対する近親相姦から、殺した女を

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    2026年03月05日
  • 永遠についての証明

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    どの問題も証明も分からなかったが、数学に対しての情熱や葛藤、夢、希望などはすごく伝わった。面白かった。

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    2026年03月05日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    あーっ。

    今回の綾辻トリックは見破ったぁ!と
    思っていたのに、違ったm(_ _)m

    旧館と新館が同時並行していなかった説、
    鹿谷達は事件後の時計館にいると読んでいたのに
    まったく違ったm(_ _)m

    館シリーズはいつもラストが美しい♪
    十角館も時計館もラストが綺麗。

    福西くんは、河南くんのように今後でてくるのだろうか?

    島田潔と仲間達として中村青司の館難事件を解決してほしい。

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    2026年03月05日
  • 答えは市役所3階に~2020心の相談室~

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    市役所の「こころの相談室」に集まる。
    人々、悩みがある人、そうでない人
    その真意を本人の中にしかない
    しかし、真摯に心の内を支えるカウンセラーの晴川
    と相棒?正木の爺さん。
    話を聞いてもらいながら、生きるヒントを得る。
    感動と優しい謎解きが、心を癒す!

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    2026年03月05日
  • 旅猫リポート

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    サトルが僕を飼えなくなっても僕は何も失わないんだ。ナナって名前と、サトルと暮らした五年を得ただけなんだ。それは、サトルに出会わなかったら絶対に手にはいらなかったんだ。たとえ僕より早く死んでしまうとしても、それでもサトルに出会わないよりも出会った方が僕は幸せだったんだ。全てがこの言葉に込められてるようで涙止まらなかった。きっと私は悲しい思いするときっとこの本読み返すような気がする。

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    2026年03月05日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ネタバレ

    読み終わった後『壮大な無駄時間を過ごした』と感じた。しかしその無駄時間の楽しかったこと。文章はむしろ古臭い文語体のような堅い文章なのに描かれるのは終始一貫した乱痴気騒ぎ。ここまでの乱痴気騒ぎを小説に描いた人がかつて居たろうか。例えばおともだちパンチの説明。『この広い世の中、聖人君子なんて一握り、残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆です。』素晴らしい。『ナカメ作戦』の意味も書きたいっ。

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    2026年03月05日
  • デクリネゾン

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    積読本たちに割り込んで、本書を手に取りそのまま読み始める。コロナ禍に感じていた、でも呟けなかった言葉を的確に捉え、放つ。そうそう!と共感しっぱなし。

    さて、以下はメモのはしりをコピペした。

    何を考えているのかが少しずつ、流しそうめんが箸の間をすり抜けるように掴めなくなっていく

    シロアリに胸を食われたような虚無

    使われなかったハンドミキサーを持って吾郎宅を出る志絵の心境

    第14話の「ただただ、私は理子が大好きだった〜」のあたりグッと込み上げるものがある。そして「嵐みたいな子」というように、そこに狂おしい程の愛情を読みとる。

    自分勝手と思えるけど、そこにはちゃんと愛がある。子供がいても

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    2026年03月05日