【感想・ネタバレ】星を継ぐもののレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月24日

始まり方がワクワクするし、これが随分昔の作品とは思えないほどの内容。
終わり方も好き。
ただ、続編は読まない。この単作で終わった方がすっきりすると思うから。

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Posted by ブクログ 2024年04月23日

何でもっと早く読んでなかったんだろ?
面白かった。
マクロスはこれも発想の一つになっていたのだろうなあ。
展開は、この作品以降のものを知っているからか、少し読めてしまうのが残念。
それと、アメリカのドラマや映画のようにエピローグが、人気が出たなら続編、となっているのには民族性を感じてしまう。

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Posted by ブクログ 2024年04月19日

 実に面白いお話です。今からもっと未来の話。月で一人の死体が見つかります。とはいっても、ミステリーではありません。問題を解くのも探偵ではありません。この死体は大昔の死体ですが、この死体はどのような過程でここにあるのかというのが科学者達に与えられた問題となるのです。この死体を通じて宇宙や歴史の謎を紐解...続きを読むく小説です。

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Posted by ブクログ 2024年04月18日

昔挫折したけど再チャレンジ第二弾(第一弾は百年の孤独)

最初の本人と相棒、どういう経緯でこんなことになって、それからどうなったんだろう?という疑問が後半になるにつれて専門学者たちのいろんな方向からの読み解きで明らかになっていくところがスペクタクル 持ち物の手帳のカレンダーが文字解明の取っ掛かりにな...続きを読むるのとか好き(物理学は宇宙どこに行っても変わらないという基本があるのがかっこいい)
あとダンチェッカーが好き(最初ちょっと悪役っぽく書かれてたのはなぜ…?)

おもしろかったけどちょこちょこ眠くなってた でも昔の訳とかなり違ってたみたいなので読みやすかったかもしれない

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Posted by ブクログ 2024年04月14日

傑作SF。
謎が謎を呼び、状況が複雑になりつつもハントが組織を上手く動かして解決に向かう道中は読んでいて気持ちが良い。
全く予想の出来ない驚きの結果でありながら、納得させられる説明がなされている。

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Posted by ブクログ 2024年04月10日

ハードSFというジャンルは初めてでしたが、とってもおもしろかったです。物理や科学の知識がなくても十分楽しめました。ミステリーっぽくもあり、最後まで目が離せません。1977年作とは驚きです。

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Posted by ブクログ 2024年03月19日

月で発見された宇宙服をまとった死後5万年の死体。その謎を解明していくシリーズの第一作。高い期待を裏切らない緻密で論理的なストーリー。こんなにも胸が高鳴る本に出会ったことがない。40年を経っても全く色あせない、最高のSF小説でした。

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Posted by ブクログ 2024年02月10日

最高だった…。名作と呼ばれる理由も納得。
22節?22章?(普段本読まなかったので何と言っていいのかわからない)の描写、内容がとても個人的に好きだった。凄くカタルシスを感じた

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

とにかく名作です。読んでいてワクワクする。
作中で数多く展開される科学者たちの議論も読んでいて面白い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月21日

SF小説で絶対に読むべきというレビューを見て購入した。
非常に難しい単語も出てきたがそこは軽く読み飛ばしながら楽しんだ。
続編も読んでみたいと思う。

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Posted by ブクログ 2024年01月19日

断片的な、一見不可解な情報が繋がる過程がとても楽しい。頭の中での情報の整理が作中時間と同期されるようなのもとても良かった。

これが好きな人はOuter Wildsと言うゲームがお気に召すかもしれない。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

これはSFの皮をかぶった上質なミステリだ!(歓喜)

プロジェクト・ヘイル・メアリーでSFに興味を持った私は、自ずとこの古典名作に行き着いたのだった。
とはいえSFの素養がなく理系でもないのでサクッと読むっていうわけにはいかなかったけど、いや・・・文句なしに面白かった。

舞台は2028年。月でミイ...続きを読むラ化した死体が発見される。地球のトップ科学者たちがあれこれ調べて計算した結果、なんと死後5万年経っているらしい。
いや5万年って!
地球上に人類が誕生したのってせいぜい500万年前だぞ?5万年前に月まで行けたはずがないが?
というところから、科学者、生物学者、言語学者などが一丸となってそれぞれの分野で謎解きしていく様がアツすぎた。

○○ということが判明したぞー!それを元にすると✕✕ということになるぞー!じゃあ△△という仮説が成り立つぞ!いやいや生物学的にはそれはおかしいぞ!ほな違うかぁ・・・
みたいなことをひたっっっすら繰り返していき、最終的にすべての説に矛盾しない一つの答えが見つかる。そして明らかになる「星を継ぐもの」の意味。

いやこれ綿密に伏線が張り巡らされたミステリでしょ。最高すぎた。


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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月06日

SFの金字塔、色褪せない名作。
いやー、めちゃくちゃ面白かった…。

「新版への追補」であるように、SFとしての魅力はもちろんだが、ミステリとしての手法も十分に取り入れているといっていいだろう。まぁSFとミステリの違いなんてほんの些細なモノなので、そこを論じてもしょうがないと言えばしょうがないのだけ...続きを読むど。
ある謎(理解不能な現象)が起こったとして、提示されたロジック/パズルが組み合わせることにより論理的に可能であると証明することがミステリの面白さ。不可能が不可能でなくなる過程とも言えるかな。
逆にSFは、現実では証明されていない疑似科学(あるいは予測される科学とも)をもって不可能を説明し切る。
つまりミステリとSFは謎に対する解法が違うんだよね。そういう意味で言うと、今ある材料をもって、最も考えられうる回答を出す本作はミステリの領分に近い。まぁ面白ければ何でもいいんだけどさ。

「不可能な物を除外していき、例えどれだけ信じられなくとも、最後に残ったそれが真実だ」とはある探偵の言だけど、まさしくそれを地で行くSFでした。この作品は、荒唐無稽だとしてもそれを信じるしかなくなる科学的センスオブワンダーだ、なんて言ってもいいかもしれないね。

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Posted by ブクログ 2023年11月14日

SFの完成形...最後の1文で殺られた
スケールが兎に角大きくて、読んでいる途中で人類の存在の矮小さを嫌になるなどを何度かした(え?)
しっかり謎を腑に落ちる形(状況的に無理があるのはさすがに拭えないけど)で回収してくれたので良い気持ちになった.物語の設定が2027,8年なので、今の人類の進捗速度の...続きを読む遅さをかなり感じた(技術の発展は明らかに収斂しているな...と思うなど)
ところで、300ページの小説とは思えないくらいの情報量と文量があってかなり疲れた(他の本と比べても大して文字量変わらないのになぜこんなに時間がかかったんだろう...)(追記:やはり、かなり中盤がかなり退屈な気がする...)

遺伝子まわりの話題が多かったので、サピエンス全史(最近話題になっているので)や利己的な遺伝子などを読みたくなってしまった.宇宙論については興味は惹かれなかった.

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

めちゃくちゃ難しかったけど、最後まで頑張って読み切れたことを褒めたい!!けど最後はほんとに面白かった!!!一気に宇宙のこと色々もっと知りたいってなった!(単純)

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Posted by ブクログ 2023年11月02日

月で発見された死体は、死後5万年前と判明された。と興味をそそられるプロローグSFゆえの小難しさもあるが、
小説の主人公の学者達と共に頑張って読み進めることで
徐々に、謎が解明されていき、続きが気になるストーリーです。初版が40年以上前(50年前!?)なので、古臭い内容や描写もあるが、それはそれとして...続きを読む
宇宙の謎が解き明かされる話しを楽しめたらなと思います。良いですね。

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Posted by ブクログ 2024年04月23日

ジェイムズ・P・ホーガン(1941~2010年)は、英ロンドン生まれ、工業専門学校で5年間、電気工学・電子工学・機械工学を学んだ後、いくつかの企業で設計技術者・セールスエンジニアとして働き、DEC(ディジタル・イクイップメント・コーポレーション)に転職して米ボストンに移住。1977年、仕事の傍ら書い...続きを読むた『星を継ぐもの』でデビューし、その後、作家専業となり、フロリダ、カリフォルニアに移住、晩年はアイルランドに暮らした。
その作風は、科学技術(天文学・物理学・化学・数学・工学技術等)の正確で論理的な描写と、それらの科学知識に裏付けられた理論上可能なアイデアを中心とする、いわゆる「ハードSF」に分類される。
処女作である本作品は、科学の理論とは実証に基づかなくてはならず、理論と現実に齟齬があるなら、尊重されるべきなのは現実であるという、ホーガンの科学に対する姿勢を反映した、典型的なハードSFである。続編の『ガニメデの優しい巨人』、『巨人たちの星』を併せて「巨人三部作」、更に、『内なる宇宙』、『Mission to Minerva』(未訳)までの5作で「巨人たちの星シリーズ」と総称されている。
私はよく本を読む方であるが、専らノンフィクション系の本で、SF(と言われるジャンル)でこれまで読んだものは、『2001年宇宙の旅』、『日本沈没』、『復活の日』くらいなのだが、SFファンから圧倒的な支持を集めるといわれる本作品はずっと気になっており、今般読んでみた。
そして、読み始めたら最後、一気に読み切ってしまった。
物語は、月面で5万年前の人間の遺体が発見されたところから始まり、物理学、生物学、言語学をはじめとする、あらゆる学問を動員して調査が行われる中で、新たな事実が次々と明らかになり、仮説が作られては、否定されていくのだが、最後には、その「5万年前の人間の遺体が月面にあった」という、あり得ないと考えられた事実が矛盾なく説明されるのだ。半世紀近く前の作品ではあるが、専門知識を持たない読者からすれば、その科学的説明にも特段の違和感はない。
創元SF文庫最大のベスト&ロング・セラーの評判に違わない傑作といえるだろう。
(2024年4月了)

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Posted by ブクログ 2024年04月07日

めちゃくちゃ面白い。
これが1970年代出版?SF小説の金字塔と言われるのも納得。名作はやはり名作なのだな…と思う。

ざっくりストーリーは以下。
月で宇宙服を着た遺体が見つかった。該当の遺体を調べると、驚くべきことに5万年前に亡くなったということがわかる。
これは宇宙人なのか?だがしかし、その遺体...続きを読むはどう調査しても我々地球の人間と言わざるを得ないほど酷似している。当然、地球には5万年前に月に行けるほどの技術力はなかったはずであり、彼の出自を含めて議論が紛糾。物理学者である主人公ヴィクター・ハントは本件の調査に参加することになる。

海外翻訳小説の独特な文体はあるが読みやすい方。お前は誰だ?という謎解きのような楽しさとそこに絡む人間模様、そして終盤の「あまりに前提事項であるがゆえに見逃した」仮説への終着の仕方、そこに加えて1番最後にダンチェッカーから投げられた問い。いずれも秀逸。なお、専門用語についてはそうなるんだな、で理解を諦めて流し読み程度にした。

星5つにするか迷った。続編もあるようで、ずっと翻訳されてなかった5巻(最終巻)が2024夏に刊行予定らしい。シリーズ読もう。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

現代の化学文明の方が当時この本が出された1977年より進んでいるはずだが中で繰り広げられる科学の論争を展開していく中で矛盾など感じることが少なく理路整然としており割と納得できるような内容に驚いた。
物語の中で謎が解明されたと思った直後にまた新しい矛盾点が生じ、2転3転と展開していく内容が読み手のこち...続きを読むら側も一緒に思考してしまい時間を忘れて一気に読んでしまった。

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Posted by ブクログ 2024年03月08日

SFの最高傑作との謳い文句に読み始めました。
月の洞窟から5万年前の極めて現在の人類に近い宇宙人ルナリアン(チャーリー)が発見されたとの書き始めに本作の期待感がいやが上にも上がります。
さらに、木星最大の惑星ガニメダから2500万年前の巨大宇宙船と極めて高度な文明を築いた巨人の宇宙人ガルメニアン、さ...続きを読むらに宇宙船に積まれた地球の太古の生物が発見される。
調査、研究から太古の昔に木星近くに恒星ミネルバがあり、セリオスとランビス(チャーリーはランビス人)の部族同士の戦いで粉々に飛び散ってしまったことが分かるも、ルナリアンの歴史と地球の関係の謎解きに全てを説明出来る説を求め、話が展開していくが、あまり説得力のない謎解きがされる。
月が5万年前にはミネルバの衛星であったが、ミネルバの爆発で太陽の中心に向かい、たまたま地球の引力に引かれ、今のような地球の衛星になり、月に生き残ったルナリアンが地球に移り住み、今の人類になったとの謎解きに❓️マークが幾つも浮かび、残念ながら興ざめしてしまうのは自分だけではないと思うが⋅⋅⋅⋅⋅。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月18日

専門用語が多くて難しいが、冒頭の掴みが面白すぎて読み進めてしまう。真相解明パートは一瞬で読み終えてしまった。しかし、巨人(コリエル)がチャーリーと同時期に生きていた謎、地球に降り立ったはずなのに巨人の形質が地球に残っていない謎などは判明せず終わっちゃったので驚いた。次巻で明かされるのか?

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Posted by ブクログ 2024年02月13日

ずっと積んでた宇宙SFをやっと読んだ。
専門的描写が多くてちょっと大変だったけど読み応えがあったし、こんな結末は想像もしなかった。

近未来の世界、しかも舞台は宇宙。
月旅行が海外旅行と同じくらい身近な時代。
死体の謎を解こうとする科学者たちの様々な仮説や議論のシーンは、日常生活ではほとんど意識しな...続きを読むい分野なので頭をフル回転させながら読みました。
実際、各分野のスペシャリストが集まって、こんなふうに謎を解いていくんでしょうか…。
なんかすごい…!

前半はなかなか進展せず読み進めるのがちょっと大変でしたが、中盤からは勢いが増していく感じ。
予想外の展開で最後の一行までおもしろかった。

1977年の作品。この世界観が47年前に書かれたと思うと改めてすごいなぁと思う。
何十年も前にフィクションだった世界が、時を経て現実味を帯びてきていると思うと気分が高揚します。

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Posted by ブクログ 2024年02月11日

面白かった。本当はこれが史実なのでは?と思わせる表現力。意見の対立する二人の、どちらをも愚か者と扱わない設定。作者の卓越した能力と人柄が表れている作品だと思った。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

月の表裏不整合問題や火星と木星(だったと思う)の小惑星帯、そしてホモサピエンスがネアンデルタール人を滅ぼした理由といったミッシングリンクを創作の中で見事に解決した作品。ただ、宇宙船や月面基地の説明が冗長だったのでこれを読むには適度に休むと良い、かも

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Posted by ブクログ 2024年01月14日

宇宙の謎、人類の起源、超古代文明、オーパーツ、これらのロマン溢れる言葉が好きな人はどハマりすると思う。SFだけどミステリとも言えるか。読後感も素晴らしい。

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Posted by ブクログ 2024年01月04日

始:どこか深いところからゆっくりと浮かび上がるように、彼は意識を取り戻しかけていた。

終:帯に彫られていた文字は、翻訳すれば<コリエル>と読めたはずである。

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Posted by ブクログ 2023年12月06日

海外のSF小説を読んだのはもしかして初めてかもです。この作品の存在さえ知りませんでした。
外国人の名前は覚えにくくて最初登場人物を把握するのに時間かかりました。
SFって面白いな、と思いました。想像力が刺激されるというか夢が膨らむというか。
正直、ジャンル的になかなか食指が動かないのですが空想を旅し...続きを読むたい気分になった時にまたSF小説も読もうと思います。
これ、漫画化はしているけど映画化はしてないのですね。観てみたかった。

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Posted by ブクログ 2024年02月17日

これが正史なんじゃないかと思わせるほどの迫力はあった。
しかしやはり SFはニガテだなと思い至った。
そもそも今書かれている文がいつどこの誰視点のものなのか明示されないまま進んでいくのが凄くニガテだが、特にSFはどこまでが"アリ"なのか明示されないまま進むと想像のしようがなくなる...続きを読む
脳の負荷が高く疲れる。

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Posted by ブクログ 2024年01月29日

まず、設定が面白いと思った。
読み進めていくうちに謎に対する答を想像できて、謎解きも楽しめた。
ただ、くどいと感じる部分もあり、少し説明が多過ぎるように思った。
書かれたのがかなり前なので、登場する技術に古さを感じる箇所もあった。
それでも総合的には、面白く読め、読後感は良かった。

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Posted by ブクログ 2024年01月10日

少々難解な部分があるので流し読みすると理解出来ずに読み直すことになります。

シリーズものでこの後も続いているそうですが、この作品単体でも楽しめます。

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