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親友との喧嘩や不良グループとの確執。中学二年のさくらの毎日は憂鬱。ある日人類を救う宇宙船を開発中の不思議な男性、智さんと出会い事件に巻き込まれる。揺れる少女の想いを描く、直球青春ストーリー!
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Posted by ブクログ
「自分だけが、ひとりだと思うなよ!」 この言葉の強さが好きだ。強烈だ。必死で、切なる気持ち過ぎて、読んでいて、真正面からビンタされるみたいに、はっとする。 思春期まっただなかに読んで、20年ぶりくらいに読み返し、泣いてしまった。 読みながらゆっくり、話の内容を思い出しながら、ここまで来て。この勝...続きを読む田くんの言葉が好きだった、とあの頃の自分を思い出す。 解説の金原瑞人先生が、「大人の方が絶対に、この作品に弱い」と解説で言っており、いまならわかる。 思春期に読んだときはYAは「私たちの物語」だったし、さくら達は時に共感しながらもモダモダした。 いまは、彼女らの未熟さも含めて、まっすぐで眩しく、折れてくれるなと願ってしまう。大人たちの真っ当さが、容易いものではないこと。真っ当であっても、10代に届かない難しさもヒリヒリ感じる。 大人になったいま、この話に出てくる「小さくても貴いもの」の「小ささ」と、「貴さ」を、いまの私の方が良く知っている。 一方で大人になったいまも、あの頃の私に戻って勝田くんにはっとする。 思春期だった自分と再会し、大人になった自分が物語と出会い直す、YAの不思議な読書体験だった。
つきのふね。もっと具体的に何か不思議なことになるかなって思ったけど、なかった。なくて全然よかったよ、2000年問題とかよくもあれだけ騒ぎ立てたもんだよなとか。やっぱマスコミは常に害、コロナでも煽るだけ煽って、真実が伝わらずテレビしか知らない年配の人はみんなワクチンを打つ。そして孫にも会えず、最初の話...続きを読むはどうなったかさえ無かった事にされて来月に4回目ワクチン、打てば打つほど身体が弱って行くのに、だって自民党の強欲な利権と次の選挙だけしか考えない輩が6億円分のワクチン買ってるから、そりゃ使う為に嘘はつく。
何だかんだみんな心弱くて変な部分があって。、だから依存症とか走っちゃうこともあるけど自分のSOSは気付けない。 人のSOSに応えるときにはふさわしい道理とか説得より「会いたい」とかシンプルなメッセージが一番大きな力持つこともあるんだなあって思えた。
中学生の頃読んでずっと頭に残ってたからまた見たくなってたんだけどタイトル思い出せずやっと思い出して見れた さくさく読めた なんか泣きそうになった〜こんな昔の話だったんだな
私は小学生なのでまだ先の話ですが私もいつかは大人になります。だから私はこの本が共感でき、とても面白いと思いました!
大人なら『こんな程度か。』で終わることにも真剣に悩んで、答えが出ずにまた次の悩みに出会って…を繰り返しずっと悩んだり、逃げてしまったりする中学生の気持ちを思い出せる本でした。 この本と現代では悩みの種も、考え方も、付き合い方も、逃げ方も、解決方法も違います。 ですが、いつの時代でもこの本の智さんや勝...続きを読む田くんのような、何も言わずに傍で一緒にいてあげる、悩んでいる姿を受け入れて一緒に解決してあげる、そんな友達が必要と感じました。 またもう少し大人になって中学生の心を忘れたら読み返そうと思います。
重めの内容ではあるが疾走感がありどんどん引き込まれてあっという間に読み終わってしまった。主人公が中学生であるが、あとがきの大人こそおすすめという理由がうなずける。中学生というものは周りが荒れたり、思うように将来が見えなかったり、友達との関係性に悩んだり、とても多感な時期。少年少女達の心理描写がよく分...続きを読むかる。 勝田君のキャラはかなり特殊だが… 人より心が脆い人こそ生きるための強さがある、このようなメッセージがかなりグッときた。
森絵都さんの本は心の深いところに ずっと入ってきて、優しく包んでくれる。 登場人物たちの年齢からは遠く離れたけど 当時を思い出しながら読んでます。 勝田くんが単なるウザイやつではなくて 愛すべき存在になってくる感じが好き。
【2025年145冊目】 あの時、手を取ったことをずっと後悔している。親友だった梨利と気まずい関係になってから、梨利につきまとっていた勝田のことも疎ましく思い始めていた中学生のさくら。そんなさくらの唯一の居場所が智さんのアパートだった。けれど、智さんの様子はどんどんとおかしくなっていって――。 ...続きを読む危なかった、外で読んでましたが泣きそうでした。堪えた堪えた、危なかった。最初はつきまといをする勝田に「何歳であろうが、誰かに付き纏う人間って怖いのね」と恐怖を感じていましたが、だんだんとさくらを取り巻く人間模様がわかってくるにつれ、不思議と勝田への警戒心も薄れていく結果に。 親友だった梨利と距離ができてしまったことに悩むさくら、一人を恐がる勝田、夢と現の中を行き来する智さん、人情家の店長と、少ない登場人物でありながらも、かなりのドラマがある話でした。感情にシンクロして危なかった、最後の手紙も結構ずるい。 これはぜひ道徳の授業とかで取り入れてほしいですね。久々に森絵都さんの作品を読みましたが、やはりどこか心がほっとする気がしました。
「五十音順の作者を読む」第35冊目「も」。 万引きに手を染めてしまった中学生のさくらと梨利(りり)、彼女たちとつるむ尚純(なおずみ)、精神を病んでしまった青年・智(さとる)という4人の交流が描かれた、青春物語です。 さくらや梨利の、犯罪に手を染めてしまったが故の悩みや、智の精神が壊れていく様子に...続きを読む胸が詰まりました。 4人のこれからが、今より少しでも救いのある方向に行ってほしい。 読み終わると心からそう思えました。 火事の表現があるため、トラウマのある方は注意が必要です。 「闇から抜け出すような青春物語が読みたい」という方におすすめの作品です。
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