小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ【あらすじ】
母手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ。父が大好きだった、少し焦げ目がついたビーフン。遅い青春時代に食べた、夜明けのぺヤング・・・・・・。味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか? 優しい支店でユーモアたっぷり、胸にホロリとくる22品の美味しいカラーイラストエッセイ集。
【個人的な感想】
・潮干狩りでアースする
→祖父と2人で行ったアナジャコ釣りを思い出した。私はすぐに飽きて近くの浅瀬でぷかぷか海に浮かんでいたあの夏の日。
・父と焼きビーフン
『トラウマという言葉などない時代だった。戦争で心に傷を負っても、それを傷だと認識す -
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今の時代の恋愛は、ネット上での出会いが当たり前のようになってきていて、
匿名で知り合ったり、自分とは異なるプロフィールを使って出会ったり、
お互いに、相手をそもそも信用できるのかという段階で、各々に相手のことを好きになろうとする。
彼女のように、自分の愛する人の過去が、全くの別の人間のものだとわかったとき、その愛は果たして本物と言えるのだろうか。
私はそもそも、そんなふうに考えることはおかしいと思う。
作中、美涼さんの言葉の
「わかったってところから、また愛し直す」のように
自分が好きになったのは、相手の過去ではなく、出会ってからずっと自分の隣にいてくれた相手自身だから、、
相手を好きになっ -
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ノワールミステリーというジャンルらしい。
暗くて救いが少ない犯罪小説の類らしい。
たしかにw
ノワールは
・ダメ人間
・犯罪者
・欲望に流される人
とかが主人公になりやすい。
というChatGPTの説明がすごくしっくりきて思わずにやり。
お金という欲に駆られた色んなタイプの人間が出てくるため、常に不穏で常に何かが起こりそうな緊張感がある。且つ文章が読みやすくてあっという間に読めてしまった。
あまりに面白かったのと映画版の小夜子役が「大竹しのぶ」さんだと知って(めちゃくちゃあってる!)映画も観てしまった。
映画はどこに焦点を当てたいのかわからず、原作の良さを壊していて残念だったけど、大 -
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言語学者さんのエッセイ。
Tさんがビアホールに行って、隣の人たちと喋ったけど、英語も通じないから何いってるかわからない。数時間かけて聞き取り、その答え合わせに筆者が聞き取りをしたら5分で済んでしまってつまらなかった話。チェコ人の訛りから故郷を探る話。
社会主義国で家を建てるには、その材料を数年かけて自分で集めなきゃな話。うなぎは魚かどうか。言語はその人その人の概念で、国語によるものではない。グルジア語について。筆者の妻はチェコ人。チェコ人の名前は毎日の生まれた日の名前がある。(カレルという名前だと11/4生まれ)あとバイリンガルを育てるのはものすごく大変。
資本主義とは違って、古本屋では -
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厚みのある本を手にして、読み切れるだろうかと思った。しかし、冒頭の数ページ読んでいくと、スッと物語の世界に入り込んでいた。面白いと純粋に感じた。初めての逢坂冬馬さんの作品を手に取った喜びを感じつつ、読み進めていった。
『プロローグ』。本田昴は25歳、自動車メーカーの期間工。2年11ヶ月の期間、寮に入って自動車の組み立てを行う仕事。そこで、一定の給料を得る。肉体労働で同じ作業の繰り返し、そして、間違えが許されない緊張、過酷な状況を想像する。そんな仕事の状況など、140字のTwitterにあげていた。それが、喜びになっていた。労働の辛さを忘れるものを持てている感じ。
次の勤務期間が始まる狭間に -
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ネタバレ皆さんの評価が高かったので手にとった作品。
いや〜、予想以上に面白かったです。まったく想像していなかった結末でした。
テンポもいいし、ミステリー要素もあり、私好みの作品。
虐待の相談を児相にしたことがきっかけで誘拐されてしまう主人公沙耶。
誘拐犯を本当の父親ではないかと怪しむ沙耶だったが、この展開はまったくの予想外。
すべてがエピローグに詰まっている。
逮捕され収監されていた5年の間にすべてを知った沙耶とその周りの人たち。
その事実を知ったときの苦悩と葛藤は計り知れないものだったと想像します。
そしてそれを受け入れるだけの時間が5年間にはあったということでしょう。
特に沙耶の両親はその事 -
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鎌倉幕府倒幕と室町幕府創設の立役者となった足利尊氏の生き様を描く歴史大作。
物語は尊氏の少年時代から病死までの一代記で、弟の直義と執事の高師直の視点で交互に描かれる。
第169回直木賞受賞作品。
◇
北条宗家の有力御家人である足利家。と言っても、その庶子に過ぎない又太郎と次三郎は、家中で誰にも期待されないし、自らも多くを望まないという日々を送っていた。
足利家の執事を務める高家の次期当主である師直も、又太郎たち兄弟が日の目を見ることはないように思っていた。
実際、次三郎から見ても兄の又太郎は学問や武芸に励むでもなく日がな波打ち際で遊ぶことを好み、野心どころか前
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