小説・文芸の高評価レビュー
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アレクサンドル・デュマ
1802-1870フランスの作家.放任された幼少時代をおくったが,パリに出て公証人の書記をつとめながら書物に親しみ,戯曲を書いて成功する.七月革命で革命軍に身を投じるなど,すすんで政治運動にも加わった.戯曲のほかに,紀行,歴史小説,短 ,童話など, 200以上の作品を残したが,協力者との共同作業によるものも少なくない.小説は,劇的な展開と生きいきとした会話が特徴.『モンテ・クリスト伯』とならんで『三銃士』が有名.
編訳者 竹村 猛(タケムラ・タケシ)
1914-1987フランス文学者.バルザックを主として,フランス 19世紀文学を研究.訳書に,バルザック『 -
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一言メモ、ミステリーは、登場人物全員疑え
わたしのイメージ配役、
ななくま…きのはなさん
やくいん…なかむらともやさん
せんざき…いとうさいりさん
みなみ…すぎさきはなさん
2部構成仕立てで、たくさんのキーがばらまかれているので、読み終えたばかりでも、読み直しにかられてしまう面白さ。
1部で思ってた主人公の性別が、2部で違ってたとわかることが、私の一番のびっくりポイント。
誰の言った言葉がわからない部分はあるが、差し迫った場面でのセリフは、それで別にいい。誰かわからなくても、ストーリーは流れていくし、誰かなんて正直関係ない。
間取り図が描かれていて、『変な地図』や『白魔の檻』などを最近読んで -
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「ケア」ということ、「道徳(モラル)」(そこに並列される法と社会)と「倫理」の違い、ケアの担い手となる弱者(多くの場合女性)、さらにこの男女の二元論から脱した「多様性」としてのケア、これらを軸にこれまでの文学作品を参考に紐解いていく本書は、現在の社会で消化されている「ケア」とは違うあり方を提示してくれる。
「(目的や必要などの)条件なしに、あなたがいるからという理由で享けるケア」にはジレンマや揺らぎが生じるが、それが本書で言うところの「倫理」である。
私はジェンダーに関心があるので、特に多様性としてのケアの倫理(2章)を興味深く読んだ。男女という閉じられた関係性(家族やコミュニティなど)に薄気 -
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ネタバレ『聖なるズー』に続き。動物性愛から、無機物の方に移行したのは、時代的にも自然で今後も引き続き彼女が書く本が楽しみだ。
以下好きだったところ
…愛するとは、自分ではない存在と共在すること。そして、その存在の様子を日々、くまなく観察すること。観察を続けることによって、私たちはその相手を知ることができる。そしてその相手に対し、適切な行動を取ることもできる。
また同時に言えるのは、愛とは美しいだけのものではないということだ。…だが愛というものは、ときには暴力の言い訳にさえ使われるほど、危険をも孕む語彙である。愛は巨大な口を開けて多くの感情を呑み込み、ときに横暴に人を説得する。(p.15)
世界中の -
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ネタバレこれは『一橋桐子(76)の犯罪日記』の続編なのね。
そちらは読んでなかったが、朝ドラ『ばけばけ』のふじきみつ彦さんがNHKでドラマにしていた。そういえばやってたな〜。(未見)ふじきみつ彦さんなら、このドラマはちょっと気になる。本はこれから読もう。
そして団地のこちらはというと、本を閉じた途端「人生勉強になりました!」という感想が沸いた。
桐子さんに前作の過去があったことはチラッと語られるが、その後、清掃スタッフのチーフとして、79歳の今も元気に働いていた。そこへ、団地の管理人を引き受けて欲しいと、恩人から頼まれる。ハワイから留学に夢破れ、帰国して住むところもない雪菜も一緒だ。高校生の時から知 -
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〜印象的なシーン〜
美空がエレベーター前で故人と初めて遭遇する場面
〜印象的なフレーズ〜
「結局はね、生きている人の心の中の問題なのですよ。どう死を認めるか。どう諦めるか。ご遺族の気持ちに区切りがつくことで、たいていは死者も納得するものです」
〜感想〜
本書を読み終えて、はじめて葬儀場での仕事に関心をもった。
漆原が美空に言った「大切なご家族を失くし、大変な状況に置かれたご遺族が、初めに接するのが我々です。一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです。」という言葉にもあるとおり、葬儀場スタッフは様々な死と -
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ネタバレお気に入りの2作について
「群青」
主人公ミサオはニューヨークにあるメトロポリタン美術館で働く女性。美術館では障害を持つ子供たちのためのワークショップを計画していた。ミサオは目の不調に気づき眼科をかかると、弱視の少女パメラと出会う。ミサオは緑内障と診断され、未来が真っ暗であったが、ワークショップでパメラと再開する。
「道」
主人公翠はイタリアで現代美術に関する様々な仕事に携わるキャリアウーマン。とあるきっかけで、新表現芸術大賞の審査員を務めることに。翠は審査中、エントリーナンバー29番の作品に不思議な感覚をとらえる。なんとその絵は、翠と離ればなれになった兄が描いた作品だった。翠はどうしても
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