ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人８

小湊悠貴 / 井上のきあ

横浜山手のクラシカルホテル「猫番館」専属のパン職人・紗良と、コンシェルジュの要が付き合い始めて四ヶ月。ふたりは静かに仲を深めていたのだが、紗良の祖父で高瀬家の当主・勇雄に知られてしまう。ふたりで結婚式場に入っていくところを見られてしまったのだ。それはリサーチのためだったのだが、「紗良の相手について調査する」と息巻く勇雄に対し、要は猫番館で開催するブライダルフェアの招待状を手渡す。一方、卒業後の進路に悩む厨房スタッフがたどり着いた答えとは…。「猫番館」へのラストチェックイン、涙とたくさんの笑顔をお届け致します。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 集英社オレンジ文庫
• 電子版発売日: 2024年09月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★★]

安心して読めるライトノベルシリーズが完結してしまった〜！
毎度ほっこり、必ずまあるく収まる。中山七里の本ではありえない安心感。そのうえ毎話どんなパンや料理がでてくるか楽しみで、読んだ翌日は必ずパン屋に行ってしまう…日常の癒しでした〜。

次のお食事系シリーズを探さねば…。

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もっと読みたい！知りたい！
登場人物たちの思いやりを感じました
気になる脇役キャラたちのこともまた書いてくださると嬉しいです。
魅力的な本。いろんな人に勧めたいな

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好きなシリーズが完結した寂しさもあり、ハッピーエンドで幸福感もあり、複雑な気持ち……。
あとがきで『ハッピーエンドが好き』と書かれていたので、著者の他シリーズも読んでいきたい。

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大好きなシリーズのひとつが終わってしまうのは寂しい。
読んでいるといつも心が温かくなり、
毎回、焼き立ての匂いを感じられそうな美味しそうなパンで
パンが無性に食べたくなり、恋しくなる。
主人公もホテルの周りの人々の人柄も優しくて大好き。
私的には主人公の叔父が特に魅力的。
こういうホテルに、ゆっくり泊まりに行きたいと思う。
いつも温かく、素敵なお話をありがとうございました。

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完結巻！感無量！
寂しいけど、また読めば猫番館の物語に入れますもんね…。

仕事への情熱や信念、そして恋人や仲間、友人との関係…大切なものを見せて頂きました。素晴らしい物語をありがとうございます！

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紗良と要の仲が順調に進展していて嬉しい。
で、私は性格が悪いので、あの人があれを言ったのはうっかりでなく、意地悪な気持ちがあったのではと勘ぐってしまうんだけど、それも２人はちゃんとクリアできると信じてた。
紗良のおじいちゃんとも雪どけかな。
で、別作品からは「ことりや」の名前が♪
あちらのバイトくんのこと、気付いてなかったので、おおおっとなったｗ
猫番館、マダムに会いに行きたいよー。

[ブクログ · ★★★★★]

ほっこりするストーリー展開で、いつもパンと猫に癒され、サラの素直さが羨ましく。
待ちに待った8巻でした。

厳しいと聞いていたおじいさま登場でどうなるかと気を揉みましたが、真摯に向き合う要に支えられて。
要もサラの影響を受けて変わりましたよね。
思い合う2人が可愛らしく、素敵でした。

終わってしまうのが寂しすぎます。
2人のその後を特別編としてぜひ！

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全てが回収されて美しいラストでした。
このシリーズを楽しみにできた五年間でした。
作者に敬意と感謝を(^^)

[ブクログ · ★★★★★]

この本の発売された日は仕事日だったので、待ちに待った8巻がようやく読める！とワクワクしながら、新刊箱から次々に本を取り出し、あった！と喜んだのも束の間、帯に完結！と書かれてて。全く想像してなかったので、読めて嬉しいんだけど終わりかぁ…と言う残念な気持ちもあり。なんとも複雑な気持ちの1日でした。
そんな最終巻は、猫番館で初めて開かれるブライダルフェアがメインでした。毎回、美味しそうな料理やパンが出てくるし、猫大好きだし、猫番館が現実にあれば絶対泊まりに行くのになーと最後まで楽しく読みました。
このシリーズは終わってしまいましたが、紗良の弟の陸が新シリーズに出てるので、この先の猫番館がそちらでたまに出てくることを期待してます。

[ブクログ · ★★★★☆]

毎月Audibleで楽しみにしていたが、終わってしまったー
ドキドキソワソワする物語ではなく、心温まるストーリーで安心感がある。
とてもAudible向きな作品だと思った。