ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • オオルリ流星群

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    45歳となった高校の同級生たちが再び集まり、天文台の手作りに挑戦する物語。
    同じことに熱中する仲間がいるのって素敵ですよね。
    協力してくれる仲間が増え、地域も巻き込んで動きが広がる様に感動しました。
    大人の青春小説。面白かった!

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    2026年09月06日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    マカン・マランの次に読んだ。それぞれの話の主人公が抱える心の機微に胸がしめつけられ、シャールさんのかける言葉にも気付かされることも多かった。

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    2026年09月06日
  • あのポプラの上が空 新装版

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    亡き父の友人である陶吉のもとに下宿し、北大医学部を目指す淳一。下宿先は陶吉が薬局を経営する薬剤師、息子の浜雄が外科病院の院長と、まるで絵に書いたようなエリート一家。しかしその家に住む人々は全員が個室に鍵をかけ、食事も各々で済ませ、孫の景子は暴言や暴力を働く。この家を蝕む闇とは。

    一家を壊した直接の原因は"クスリ"だけど、あとがきにあるように"クスリ"がいちばんの問題ではない。
    人間の欲、業、罪深さなど、三浦綾子ワールドに浸ることができる作品。

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    2026年09月06日
  • いのちの車窓から【電子特典付き】

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    当たり前かもしれないけど、脳内で星野源さんの声で読み進めることができた。
    人見知り、についての解釈の仕方になるほどと頷いたり、大泉洋さんと鶴瓶さんの話が特に好きだった。

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    2026年09月06日
  • 赤毛のアン

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    悪役令嬢モノではないが、悪役令嬢モノみたいな話の作りではある。

    有名な物語だが、一回も触れたことがなく、赤毛のアンに関する仕事が入ったため読んだ。

    とにかく、素晴らしい。
    序盤アンが喋りすぎてるところなど、本当にユニークなキャラクターだなと思っていたが、だんだんとそのおしゃべりも愛おしく思えてくる。
    特にマリラが良く、アンを厳しく躾けるも、心の中では本当にアンを愛していることが、読者の心に突き刺さる。
    この時代ならではだが、女言葉、男言葉で訳されているため、非常に読んでいて小気味良い。
    友人があんたと呼び合うところなどは、丁寧なのか口が悪いのかよくわからなくて面白い。
    モードは、この「赤毛のアン」で完結のつもりで書いたとあったため、一冊での完成度が非常に高く、屋根裏で書いたものを読み返して面白かったから出版社に送ったらしいが、やはり天才。
    努力や苦悩もあったろうが、この赤毛のアンだけで、カナダの国際的な地位を大きく押し上げてることは間違いなしだ。

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    2026年09月06日
  • 赤目四十八瀧心中未遂

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    なにを言わないかで成立している世界、何事も起きない時間に揺れる女の心と最後まで境界を踏み越えない強さ、この世界で生きる人間ではない鈍臭さ、おそろしく生々しい人間味など、緊張感がすごい
    言葉遣い含めとても良かった

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    2026年09月06日
  • 夜を、編む

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    三省堂書店札幌で平積みの中から発見し購入。
    タイトルと表紙の絵が素敵だな〜と思って手にした。

    今の私に突き刺さる言葉がたくさん出てきて、なんだか嬉しくなっちゃった。
    頑張りすぎて目の前が見えなくなって、立ち止まっている私を肯定してくれるような、温かい気持ちになった。

    主人公の今日子と同じく、私も不器用で編み物や裁縫が上手くできず、「私なんてできない」と諦めてしまうことが多かった。
    この本みたいにそっと寄り添ってくれる人がいたら、私も諦めずに編み物や裁縫が楽しめたのかなって思う。
    編み物や裁縫はできないけど、私の得意分野で困っている人を見かけたらそっと寄り添って、一緒に楽しみたいな。

    読み始めた時、店主は二重人格なんだろうなって思っていた。
    読み進めると予想外の展開になっていってハラハラしたけど、最後は素敵な結末だったな。


    以下、好きな文章
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    「どんなに忙しくても、自分をいじめちゃだめ。」
    「逃げる時間があることで今を元気に過ごせるならそれもよいのだ。」

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    2026年09月06日
  • 八月の御所グラウンド

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    万城目学さんの作品は読んだことあったが、本作は直木賞受賞作とのことで大きな期待を持って読んでみたところ、こんな漫画みたいな展開が待っているとは想像していなかったので驚いた。居酒屋べろべろばあの名前が出てきた時は、思わず「鴨川ホルモー」のことを思い出しまた読み返してみたくなった。実に面白い小説だった!

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    2026年09月06日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ネタバレ

    悩み相談を手書きの手紙でやりとりするというのもいいし、それを店先でやるアナログさ、さらに謎の力で時を超えてやりとりするというファンタジー要素。
    読み進めていくと各登場人物にも繋がりがあり、そんなとこまで繋げてきたかと、相関図が凄い。

    中でもやはり、手紙のお礼としてわざと嘘をつく場面があるのだが、そこまでの流れが凄くグッときた。そりゃあ嘘をつくしかないよ。

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    2026年09月06日
  • 普天を我が手に 第一部

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    第二次世界大戦前の日本が、4人の視点から描かれる。戦争は誰もが望んでいたわけではなく、陸軍であっても全員が強硬派だったわけではない。しかし、時代の大きなうねりに日本はどんどん巻き込まれていく。
    ファシズムや強引な共産主義など、今から振り返ると信じられないほど愚かに思える。取り返しのつかない多くの犠牲を払って、人類は本当に前進できたのだろうか。それとも、記憶の風化とともにまた同じ過ちを繰り返してしまうのだろうか。
    第二次世界大戦を背景にした小説はこれまでにも数多く読んできたが、ここまで当時の空気感に思いを馳せられた作品は久しぶりだ。2巻もとても楽しみにしている。

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    2026年09月06日
  • モモ

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    児童文学といえども社会人でも突き刺さるメッセージが大変。多い時間を1つのテーマとして描いてはいますが、想像力を豊かに、そして自分の人生をしっかり生きるというメッセージが込められてると感じました。特に時間の使い方をホラーストーリーと共に描いてはいますが、実際社会でも時間の使い方を誤った方向で考えてる時が私自身も多いのではないかと感じています。いわゆるアクティブな時間とアンアクティブな時間をしっかり使い分け、自分を豊かにする。時間の使い方は改めて考えなければいけない。ファンタジーの部分が多いかもしれないが、これはこれで色々な普段使わない。脳の部分を活性化させるので、たまにはいいかもしれない。

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    2026年09月06日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    再読しました。何度読んでも好きな作品だなと思います。
    前回読んだ時はまだ私に子供がおらず、今回は子供が生まれてから読んだのでお父さん目線で若林さんのことを見てしまい、また違った感慨に溢れました。

    若林さんのように今暮らす社会に対していろんな疑問を感じてしまうタイプの人は生きづらさも感じるかもしれませんが、より人間らしくて素敵だなと思います。

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    2026年09月06日
  • 掬えば手には

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    本当にめちゃくちゃ良かった。

    読んだあと、今を受け入れて進むということの本当の意味に気づかされた。
    今のままで十分だって自分を納得させられるところが、自分にもきっとある。
    それは自分を慰めるような意味じゃなくて、本当に今のままの自分にちゃんと素敵な部分があるんだってこと。

    自分ではなかなか気づけないけど、良い部分がきっとあるんだと、心から思わせてくれる物語だった。
    それを踏まえて、それがあればまたちょっと先に進むこともできるんだと、温かいエネルギーをもらった。

    そして、店長のキャラが最高。
    最初に登場したときは「いくらなんでもこのキャラは好きになれるか不安…」って思っていたのに、読み進めるうちにむしろ一番好きなキャラになってた。
    空回りすぎてユーモラスになるほどの不器用さが愛おしくなるほど。

    だからこそ、その後の掌編『アフターデイズ』がめちゃくちゃご褒美感。
    彼らのちょっと進んだ日常が読めてこれ以上ない幸せな余韻を感じられた。

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    2026年09月06日
  • 恐怖コレクター 巻ノ一 顔のない子供

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    アニメ化放送の復習のため再読。
    久しぶりに読んだけど面白い!そして挿絵がかわいい!
    私は恋のおまじないの話が好きです。
    小学生にもおすすめです!

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    2026年09月06日
  • じっと手を見る

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    富士山が見えるところと、東北に住んでたことがあるから、既視感を持ちつつ、違う世界を見せてもらった。心の防御不可の部分を思いっきり圧縮された。

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    2026年09月06日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    「運が良い・悪い」とは何なのかを考えさせられる小説。

    今の自分は、本当に運が悪いのだろうか。これを読むと、自分がどれだけ恵まれた環境にいるのかを改めて思い知らされる。

    「努力は必ずしも報われないのだから、やるだけ無駄だ」という現代の冷笑的なムードや閉塞感に、真っ向から異を唱える作品だと感じた。

    私自身も、できるだけ上機嫌で過ごしたいと思うし、嫌なことがあっても「プラス思考」(作中での定義)を忘れずに生きていきたい。

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    2026年09月06日
  • 最後の晩餐

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    『最後の晩餐』
    という内容より、
    団地のふたりが好きすぎるところからの、藤野千夜さんの‼️‼️‼️

    若かりし頃、当時の恋人がプロレスファンで、一緒に見てるうちに、エリック兄弟を好きになったことを思い出したわけです。

    それだけで…この本は星五つ‼️‼️

    本って、こうやって…青春時代を思い出させてくれるものだ❤️

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    2026年09月06日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    下巻で十二国記の世界が明らかになっていくんだけど、次から次に出てくる情報に頭が追いつかない。
    でも、下巻もとても面白かったです!!
    これからシリーズを読んでいく中で、十二国記の世界を理解できたらなと思います。

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    2026年09月06日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    地方都市郊外の病院に勤務する1年目の研修医の内科診療を通して、80歳超の高齢者の医療が語られる。そこでは患者は,容易に想像できるように,いろいろな,でも似たような経緯・経過で終末を迎えていく。我が国の現状は、死が我々の生活から切り離されて特別なものになっている、という著者の主張がある。これから迎えるであろう親や自分の終末をどうするか,考えるきっかけを与えてくれた。

    九兵衛や本庄病院勤務経験をもつ信濃大学の医師がちらりと現れるという、著者のお遊び,あるいはサービスも見受けられた。

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    2026年09月06日
  • 猫を処方いたします。

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    「ちょ、ちょっと。なんですか。これは」
    「猫ですよ。よく効きますよ。」

     アハハハ♪
     (わたしは)思わず声を出して笑ってしまいました! 
     なんちゅう会話やねん?とエセ関西弁までもついつい。。。

     この場面は、第二話で『中京(なかぎょう)こころのびょういん』を訪れた古賀勇作さん(52歳)と医師のニケ先生との会話の場面です。不眠を訴える古賀さんにニケ先生は猫を押し付けます。
     そして、さらっと、こう言い切ります。
    「だいたいの悩みは猫で治りますから。」

     この病院は、京都府京都市中京区(なかぎょうく)麩屋(ふや)町通上ル六角(ろっかく)通西入ル富小路(とみこうじ)通下ル蛸薬師(たこやくし)通東入ルという場所にあります。隙間のような路地を入り、古いビルの階段を五階まで登り、ようやくたどり着けます。(着けない時もあります)

     病院には二十代後半くらいのツンとした女性看護師(千歳(ちとせ)さんといいます)がいて有無を言わせず診察室に案内します。でも診察室に入ってみると三十歳くらいの細身の男性医師(ニケ先生)は「新患はお断りしているんですよ」と言います。なんじゃこのチグハグな感じは。

     それでも食い下がると「まぁ、せっかく来てくれはったんやし、特別ですよ。」といって出してくれたのが、「猫」でした。なんじゃここは?

     しかし、ニケ先生が言うように効果は絶大でした。
    妻と娘から疎んじられていた家庭では家族関係は良くなり、職場でもストレッサーだと思っていた女性上司の気持ちが分かってきます。
     まさに猫マジック!そして京都マジック!
     そして、この病院?にも、医師?にも、看護師?にも秘密がありました。切なくて悲しい秘密が。。。

     もうすぐ第6巻が刊行される大人気作品を初めて読んでみました。
    猫と京都弁がこんなに合うとは思っていませんでした。
     笑えます。そして泣けます。命の重みが分かり猫が二倍も三倍も可愛く見えてくるでしょう♡
     もふもふが恋しくなるこれからの季節にオススメです♡

    〔作品紹介・あらすじ〕
     京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころの病院」。心の不調を抱えてこの病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫だった!? 戸惑いながらも、決められた日数、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も少しずつ変化していく。そして医者が猫を処方するのには、ある「理由」があって――猫と人が紡ぐ、もふもふハートフルストーリー!

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    2026年09月06日