小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
元カレの死を起点にして、1週間をバラバラに行き来するタイムリープミステリー。
元カレ森野も、主人公の朱音もキャラがとてもよくて好きになってしまうので、森野を救うことができるのか、最後までハラハラしながら読んだ。
作者の容赦なさすぎるブラックが炸裂して、途中笑ってしまった。あまりに容赦がない。姪っ子ひびきちゃんかわいいなーと思ってたら、青い鳥文庫のほうのシリーズの主人公らしくて、この容赦なさで?となる。笑
あんまり深く考えず、すっと読んで青春を感じるのがおすすめ。ミステリー初心者の中学生あたりにすすめたい。夏に読もう。食べることは生きること! -
Posted by ブクログ
良い戦争はない。英雄はいない。
戦争に良い評価を下すのは、生死からかけ離れた人々。身内ですら、共感とはかけ離れたところにおり、兵士は絶望する。
太平洋戦争という、GHQが押し付けた名称により、我々日本人は中国やアジアへの加害意識を薄めてしまったという。この名称は、あくまでもアメリカ視点での名称であって、日本視点ではない。
アジア人同士は仲良くなりやすい…というのは、欧米のステレオタイプなのだろうか。東アジアでいえば、この3〜4カ国ては緊張する。相手の日本人観に委ねるところが多くなる。国として、許されていない。
人生の終盤で、戦争を経験した人々が、どういう思いにからめとられているのか、直接 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三部作の完結編として、これ以上ないほど挑戦的な作品だった。前二作で「真実を暴く探偵」だったピップが、本作ではその立場を失い、自らの正義と法の狭間で追い詰められていく。シリーズを通して描かれてきたテーマが、最後に最も重い形で突きつけられる。
特に印象的なのは、「真実」と「有罪」は別物だという残酷な現実だ。サル・シンやビリー・カラスの冤罪、あるいは野放しにされた真犯人を見てきたピップだからこそ、「真実そのものは変えられなくとも、手前の司法ならば操作できる」という決断に至る流れには強く納得させられた。勝負のラインを「バレるか」ではなく「有罪に持ち込めるか」に絞り、司法の穴を突く姿は、探偵が自ら人 -
Posted by ブクログ
嘘偽り、表裏無くさっぱりととても気持ちのいい文章
きっとご本人そのままなんだろう、好奇心旺盛、旅行から気に入ったパリに住んでみよう、と2年の準備と共に子ども3人と旅立つ
子育てに正解はなく悩みつづけるのはきっと誰しもで、あんちゃんもその1人なのがなんか嬉しい
双子のサクラ、スモモと弟のウメたろう(仮名
そして次郎とヤマトの次の代としてタオキ(TAOKI フランスの学校で始めて使った教科書のタイトル、どこの名前でもないような響き、らしい) とフィンランドの3ヶ月後から一緒のポチ(ベルギー産のスピッツ系、スキッパーキ、僕用件、船乗り犬、フィンランドではライバコイラの呼ばれる小型犬、イタズラスキで -
Posted by ブクログ
京都市の薄暗い路地にひっそりと佇む「中京こころの病院」。心に不調を抱えた人々が訪れるこの病院では、先生が「大抵のことは猫で治ります」と言って、一人ひとりに合った猫を処方する。
「猫を服用する」って何?どういうこと?と思わず笑ってしまうような、不思議な設定がとても面白い。
この物語には、アニマルセラピーのように心を癒やす力がありながら、ファンタジーならではの温かさもある。そして最後の章は、涙なしでは読めなかった。
私自身も猫を飼っていて、これまで何度か出会いと別れを経験してきたので、共感できる場面がたくさんあった。
ただ癒やされるだけではなく、落ち込んだ時や立ち止まってしまった時に、猫たち
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