小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ男女差別論に一石を投じる。
男性に搾取されてる女性も搾取する存在がいたらそれをするだろ?
男性は暴力的に描かれてるけど、単なるフェミニズム小説ではない。むしろ女性を批判しているといってもいい内容なのではないか。
被害者だからといって、本当に加害者になってないのかを問いかけている
きれいな感情がいいとされているけどそれが本当に良いことなのか?嫌なことから目を背けているだけではないのか?
きれいな感情しか持たない人たちしかいない世界になったら?
怒りのない世界は恐ろしい
正しさを貫き続けることは本当に正しいことなのか。
その人を作っているのは環境、人間関係であって、変わりうる
世界の嫌な部分を凝縮 -
Posted by ブクログ
周りの人に対して「なんで本を読まないの?」とは特段思った事はないし、向こうからすれば「なんで動画を観ないの?」と思われているかもしれず、「なんで野球やらないの?」などとも思われているかもしれないのでそれはそれとして、こと「趣味としての読書」という行為についての理解がぐっと深まった一冊。
インタビューを中心としたフィールドワークからのアプローチが主であり、出版業界や書店業界関係者のみにあたっている訳でもないので説教じみていることもなくて自分ごととして捉えて読みやすい新書なのではないかと思います。
つまるところ、「なんで野球やらないの?」のアンサーと似たような感じで「長文を読み通すことができる人 -
Posted by ブクログ
上巻の続きです。
相馬と鑓水、そして修司は通り魔事件の裏に巨大企業と政治家が関与していることを突き止める。そして、「佐々木邦夫」という人物が事件の鍵を握ることも掴み、3人はそれらの事実を暴くことを企てる。
改めて、太田さんはすごすぎます。
奇病に罹った乳幼児たちの未来より、自分たちが助かりさえすれば良いという考えが全ての始まりで、巨大企業の隠蔽工作、政治家との癒着、警察の裏の顔と世の中の悪が、これでもかっていうくらい出て来た。そして、それらの悪が絡み合い、ここまでストーリーが深まっていくなんて、想像すらできなかった。
世の中の底辺と言われる人生を歩んできた真崎さん。彼こそが真のヒーロー -
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ネタバレ「そこの、光のとこにいてね」
題名を知ってからというもの、胸がぎゅ〜っとなっていた。購入するのにも読むのにも勇気が必要で、やっと読めた。読んでよかった……わたしの大切な作品のひとつ。
結珠と果遠の関係性に名前なんてつけるのは野暮で、友愛とか恋愛とかじゃないんだよ〜と私の中の厄介が暴れ出す。お互いがお互いに運命だっただけで、お互いが必要だっただけ、ただそれだけで愛する理由になる。
愛を与えあって渡しあって、身を寄せあって生きていくしかなかった子どもたちの話に弱い。
私にも大切なお友達がいる。ずっと隣にいたいと思えて、お互いにないものをもっていて。最愛の女の子と呼んでいる子。その子のことをず -
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“江戸のメディア王”蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を題材にした大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(森下佳子, 2025)の小説版第3巻。
「浅間焼け」の火山灰が降る日本橋通油町で蔦重が活躍する第25章「灰の雨降る日本橋」から、新たな老中 松平定信によって「蔦屋」と恋川春町に危険が迫る第36章「鸚鵡のけりは鴨」までを収録。
脂が乗りに乗り、しかしながら商才や幸運に翳りが表れ始める蔦重。べらぼうに型破りで天才的な商人で、べらぼうに世間知らずの朴念仁——テレビドラマと比べると劣るが、イカしているしイタい彼の為人や生き様が伝わる。
自らが「天」になろうと企む、顔はいいのになんかむかつくあの男の存
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