【感想・ネタバレ】走ることについて語るときに僕の語ることのレビュー

あらすじ

走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール。

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マラトンに着いた時の、鉢植えの花を切って小さな花束を作って渡してくれたスタンドおじさんが素敵

たとえいくつになっても、生き続けている限り、自分という人間についての新しい発見はあるものだ。裸で鏡の前にどれだけ長い時間じっと立っていたところで、人間の中身までは映らない。

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2026年03月30日

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ランナーはすごく共感
ランナーの心理を深く常人には思い付かないような比喩で迫ってくる感覚
村上春樹がこんなガチランナーだとは知らず
でも共感ポイントたくさん
言語化してくれて嬉しい

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2026年03月24日

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オーディブルで少し前に拝聴していて
最近2周目を聴いた

オーディブルは主に片道20分間くらいの通勤の車の運転中に聞いていて
あれこれ考えていると集中できないことも多々あるんだけど
この作品は疲れているときでもなんだかすっと頭に入ってくる

走ることについての本ではあるんだけど
生き方として参考にしたいエッセンスが所々に散りばめられている

すごい好きだから、紙の本も買いたいな

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2026年02月16日

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まず村上春樹さんがサブ3.5くらいで走れることに驚きました!自分も走り始めたのがちょうど同じくらいで走ってる時に考える事はとても共感できました。

海外のマラソン大会出てみたいー

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2026年01月29日

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ランナーとしての村上春樹のメモワール。
元競技者であり、同じくひとりのランナーでもある立場から読んだ。深く同意するポイント、春樹はこんなことを考えるんだと新鮮に感じられるポイント、いろんな発見があった。

特に2、4、6章は定期的に読み返したいものです。

p90の景山氏の「村上さん、ほんとにマジでコースを全部走るんですね」という発言が、春樹の小説であまりで出てこない表現だったので新鮮だった。まあ、メモワールだから当然なんだろうけど…

以外、印象に残った箇所を引用。
p61. 学校というのは入って、何かを身につけ、そして出ていくところなのだ。
 →とある善き期間とは心地よいものであるが、その先にある自ら道を切り拓かなければならないときにうまく活かせて、はじめて意味が与えられる。

p120.才能にそれほど恵まれていない〜作家たちは、若いうちから自前でなんとか筋力をつけていかなくてはならない。彼らは訓練によって集中力を養い、持続力を増進させていく。そしてそれらの資質を(ある程度まで)才能の「代用品」とさて使うことを余儀なくされる。

p151.肉体は時間の経過とともに否応なく滅びていく。遅かれ早かれ敗退し、消滅する。肉体が滅びれば、(まずおそらく)精神も行き場を失ってしまう。
 →まず肉体という精神の器があり、その中に健全な(一部はやましい不健全な)精神があってはじめて、人間は日々の営みができる。ホワイトカラーの仕事をしているとつくづく感じるが、近現代は肉体を蔑ろにしすぎている。

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2026年01月25日

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ネタバレ

走ることを本格的に始めたのは、
専業小説家となった時、『羊をめぐる冒険』を書き終えたとき、33歳。
つまり、村上春樹さんにとって、書くことと走ることが一体化している。
書き方は走り方に例えられ、走ることを通して自らの生き方を深めていっている、そんな一端を知ることができました。

身体、というか肉体、というか、

思考を深めることと身体的経験が一体化していることを、

とても意識的に自らを実験場としてその過程を書き記している記録みたいな部分もあり、

ある程度そんな感じはするけれど、ここまで突き詰めることはないから、

検証結果の精密度が高いというか、信憑性が高いというか、

何だかよく分からないけど全体的にいろいろと納得させられる…。

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2026年01月16日

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この本は、2回目です。
前回は、紙で普通に読書。
今回はオーディブルで。
ついにオーディブルデビューです。

今年のやりたいことリストのひとつ「オーディブルで聴き読みをする」をクリア。

ナレーションの人には申し訳ないけれど、1.5倍速で聴きました。この程度だと本来の声を損なわない感じがあり、かつ効率も良いかなと。

散歩したりランニングしたりしながら読書ができるなんて感動でした。

前置きは、さておき

久しぶりの村上春樹氏の本。
100キロマラソンで、マラソンに遠ざかってしまった話し。トライアスロンの話し。

走ること
体にも心にも、創作にも。人間関係にも。
読んでいると、全てにプラスに作用している様子がありありだ。

ウルトラマラソンやアイアンマンレースにも挑戦したかったのだろうが、本来の作家としての人生を優先する結論に至った著者。
限界への挑戦は、回避して。長く続けられるランを優先。

一流の方の取捨選択に、自分の取捨選択を考える。

走ることを哲学的に考える名著です。

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2026年01月11日

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村上春樹さんがランナーということを知らなかった。ふと見つけたので手に取った。

著者がランニングを通して考えたこと、感じたこと、そしてランニングに対してどのように向かい合っているかが記されている。
著者にとって、世界や自分を捉えるためには、本業である「書く」ことに加えて、ランニングが眼鏡のような役割をしているなぁと感じた。
眼鏡をかけることで世界が良く見えるようになるように。

ランナーの自分も共感できることが非常に多く、楽しみながら読むことができた。
思っていることをここまできれいな日本語にできたら、生きるのは楽しいだろうなぁ。

自分も、思っていることを文字にする、というか文字にすることを通じて「自分が何を感じているのか」を捉えられるように、言語化の習慣をつけたいなと思いました。

引用:
Pain is inevitable. Suffering is optional.

人の精神は、肉体の特性に左右されるということなのだろうか? あるいは逆に精神の特性が、肉体の成り立ちに作用するということなのだろうか? それとも精神と肉体はお互いに密接に影響し、作用し合っているものなのだろうか?

このまえ膝について真剣に考えたのはいったいいつのことだったろう? そう思うと、膝に対していささか申しわけない気持ちになる。たしかにそのとおりだ。鼻息にはいくらでも代わりはあるが、膝には代わりはない。今あるもので死ぬまでやっていくしかない。だから大事にしなくてはならない。

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2025年12月30日

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フルマラソンを控えているので沁みた。
自分の気持ちを言語がしてくれてるようなところが多々あって、モチベが上がった。

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2025年12月21日

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半年前ほどからランニングを始め、先日初めてハーフマラソンの大会に参加したものです。あの村上春樹さんがランナーだという情報を得て、本書にたどり着きました。ひよっこランナーの自分とは違う次元にいらっしゃることは理解しつつも、共感出来る部分がたくさんありました。走っている時は何か考えているようで何も考えていない、レース中はこれ以上走りたくないと思いつつ、レース後には次のレースをどう上手く走ろうかと考えているなど。自分もまずはフルマラソンに挑戦し、ゆくゆくはトライアスロンにも参加してみたいと思います!

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2025年12月14日

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ネタバレ

具体的に内容は覚えてないんだけど、村上春樹は意外と身体性を重視してたのが驚きだった。あとはバーを経営しながら小説を書き始めた頃の話も載ってて、気取ってる作家かと思われがちだけど(自分も比較的そういう印象があった)意外と努力や苦労を重ねてるんだなと。ただダンスダンスダンスとか多崎つくるの話とかでは前向きに生きること、しんどい時でも耐えることを伝えようとしてる感じはあるから、作品からもそういうのは読み取れるのかも。

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2025年12月08日

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この状態は憧れだけど、村上春樹は締切から逃げ切っており徹夜をしないから走れているのではないかと思った

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2025年10月24日

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村上春樹さんによる、ランニングにまつわるエッセイを集めた一冊。フルや100km、トライアスロンなど、いろんな競技に挑戦されていて、ランニング中の耳読書のお供に最適です。これまでにも幾度も読んで聴いてきましたがまた再読しました。ひょっとしたら人生で一番回数を読んでいる本かも。長距離走の最中に聴くと何となく励まされる感があって心が折れません。おすすめ。

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2025年09月23日

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『走ることについて語るとき僕の語ること』は、村上春樹がランニングと小説を書くことを重ねて語ったエッセイです。淡々と走り続けることと、毎日小説を書き続けることを結びつける姿勢に強い説得力がありました。

特に印象的だったのは、40度を超える国で、日本人一人、しかも周りにランナーすらいない環境でも走り続けるエピソード。誰もやっていない場所で継続できるのは本当にすごいことで、「結局は地道に積み重ねるしかない」という著者の信念を強く感じました。

「過酷な環境でも走り続ける姿勢」まさに「努力と継続の象徴」

この本は、華やかな成功談ではなく「継続のしんどさ」を正直に語っているのが魅力です。走る人だけでなく、何かを続けたいと思っている人に勇気を与えてくれる一冊だと思います。

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2025年09月05日

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こんなにランナーだったとは。自分自身今年初めてフルマラソンに挑戦するがもっと身体の準備整えないといけないかなと不安に思った。ただ、村上春樹の身体の丈夫さは異常な気もする。

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2025年08月20日

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傑作!個人的今年No.1を更新꒰*✪௰✪ૢ꒱

村上氏には及ばないが、日々なけなしの距離を走っているエセランナーとして、氏のランへのスタンスや思いには顎がもげるほど頷きが止まらなかった。巨匠の筆致とはこういうものか!普段ぽやーっと感じてきたことをすべて言語化してくれ、一文一文が気持ちいい。作家の凄みを見せつけられた想いだ。こんなにも軽やかで美しい日本語で言語化してくれて、ただただ感謝。

このエッセイを読むと、知的でインテリな村上春樹像は崩れ、実は体育会系やや脳筋タイプであることが明らかになる。これがまず面白い。氏は創作活動には集中力と規律が必要と考え、そのために走り始めた。長年続けられているのも、どんな状況でも自分を鍛え続けた積み上げと自負があるからだ。毎日10km走るらしい。そんなストイックな氏でも、走る理由はほんの少し、走らない理由は大型トラックほどあるという。それが何だか嬉しい。

マラソンやランについての本でありながら、その視点は創作活動や人生観にも及ぶ。作家になってからは交友関係を絞り、早寝早起き・ラン・創作のルーティンに徹し、全リソースを創作に注ぐようになった。重要な人間関係は特定の誰かではなく、不特定多数の読者だという。この“自己との対話と創作に没頭する生き方”は、単線的にビジネスパーソン的生き方を考えていた自分にとって目から鱗で、新しい選択肢をくれた。

さらに、どうにもならないことが降りかかったときこそ走って自分を強くする——その考えにも強く共感した。言語化能力がとんでもない。



引用

誰かに故のない(と少なくとも僕には思える)非難を受けたとき、あるいは当然受け入れてもらえると期待していた誰かに受け入れてもらえなかったようなとき、僕はいつもより少しだけ長い距離を走ることにしている。いつもより長い距離を走ることによって、そのぶん自分を肉体的に消耗させる。そして自分が能力に限りのある、弱い人間だということをあらためて認識する。いちばん底の部分でフィジカルに認識する。そしていつもより長い距離を走ったぶん、結果的には自分の肉体を、ほんのわずかではあるけれど強化したことになる。腹が立ったらそのぶん自分にあたればいい。悔しい思いをしたらそのぶん自分を磨けばいい。そう考えて生きてきた。黙って吞み込めるものは、そっくりそのまま自分の中に吞み込み、それを(できるだけ姿かたちを大きく変えて)小説という容物の中に、物語の一部として放出するようにつとめてきた。



全てのランナーに、お勧めしたい本です!

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2025年08月15日

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初の小説じゃない春樹

今年から走り始めたから、春樹の目を通して走ってみたいな思って、電車時間の読み物として読んでみた
最近は暑くて走りより泳いでるから、結果的に読んでる期間一度も走らなかったけど、おかげで電車時間が癒し時間になった

what we talk when we talk about love
愛について語る時に私たちの語る事が愛以外のものであるように
本書は走る事を語ってるようで、小説のことや生き方を語っていた

ポニーテールの比喩と、自分のネイチャーをボストンバッグに比喩していた文章が特に印象に残った
流れるような美しい文章、一見全然関係ない2つの事柄がすんなり共通してしまうような比喩のうまさ、300ページくらい言うなれば自分の経験と考えを書き連ねてるのに全く感じさせないエゴ的な要素
春樹の他の小説以外の本も読んでみたいと思った

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2025年07月06日

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自分自身も走ることが好きだからこそ、この本の面白さがよく分かって嬉しい!
私も、走っていて辛さを感じる時は“Suffering is optional”を頭の中で繰り返すようになりました。
マラソン終盤は特に、辛さは消えないまでも多少ましになる、気がする。



「走ることは、僕がこれまでの人生の中で後天的に身につけることになった数々の習慣の中では、おそらくもっとも有益であり、大事な意味を持つものであった」p22

「走り終えて自分に誇りが持てるかどうか、それが長距離ランナーにとっての大事な基準になる。
同じことが仕事についても言える。他人に対しては何とでも適当に説明できるだろう。しかし自分自身の心をごまかすことはできない」p25

「価値観の相違は日常的に細かなすれ違いを生み出すし、いくつかのすれ違いの組み合わせが、大きな誤解へと発展していくこともある。〜 そのせいで心が深く傷つくこともある。〜 しかし年齢をかさねるにつれて、そのようなつらさや傷は人生にとってある程度必要なことなのだと、少しずつ認識できるようになった」p37
「心の受ける生傷は、そのような人間の自立性が世界に向かって支払わなくてはならない当然の対価である」p38

「いずれにせよ、僕はそのようにして走り始めた。三十三歳。それが僕のそのときの年齢だった。まだじゅうぶん若い。でももう“青年”とは言えない。それは人生のひとつの分岐点みたいなところなのかもしれない」p74

「“苦しい”というのは、こういうスポーツにとっては前提条件みたいなものである。もし苦痛というものがそこに関与しなかったら、いったい誰がわざわざトライアスロンやらフル・マラソンなんていう、手間と時間のかかるスポーツに挑むだろう?」

「日々休まずに小説を書き続け、意識を集中して仕事をすることが、自分という人間にとって必要なことなのだという情報を身体システムに継続して送り込み、しっかりと覚え込ませるわけだ」
「刺激し、持続する。この作業にはもちろん我慢が必要である。しかしそれだけの見返りはある」
p117

「それらはお互いを補完し、ある場合にはお互いを自然に含みあうことができるものなのだ。往々にして健康を指向する人々は健康のことだけを考え、不健康を指向する人々は不健康のことだけを考える。しかしそのような偏りは、人生を真に実りあるものにはしない」p149

「僕という人間の人柄みたいなものを、相手にうまく伝えなくてはならない。話を聞いてもらうために、そこにいる人々を一時的にせよ、僕の味方につけてしまわなくてはならない。
そのために何度も何度も話し方の練習をする。これは手間のかかる作業だ。しかしそこには、自分が何か新しいものに挑戦しているのだという手応えがある
」p153

「100キロを一人で走りきるという行為にどれほどの一般的な意味があるのか、僕にはわからない。
しかしそれは、“日常性を大きく逸脱してはいるが、基本的には人の道に反していない行為”の常として、おそらくある種とくべつな認識を、あなたの意識にもたらすことになる。自己に対するあなたの観照に、いくつかの新しい要素を付け加えることになる。
その結果としてあなたの人生の光景は、その色合いや形状を変容させていくことになるかもしれない」p157

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2024年11月18日

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私は全くランナーではないけれど、それでもとても刺さる本だった。継続して何かをすること、それによって自分なりの哲学を生んでいくのだな。
そして、人に批判されて傷ついたり、受け入れて欲しい人に受け入れられなかったり、そんな時に人を批判するのではなくて、自分の肉体を追い込んで、肉体をバージョンアップさせることで前向きになること、自分もそんなふうでありたいなと思った。

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2026年03月21日

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ネタバレ

村上春樹がどんな人なのかを知りたくて手に取った本。

ランニング、執筆への向き合い方がメインで書かれているのだが、習慣化のtips が散りばめられており、学びも多かった。以下引用

このような能力(集中力と持続力)はありがたいことに才能の場合と違って、トレーニングによって後天的に獲得し、その資質を向上させることができる。これは前に書いた筋肉の調教作業に似ている。日々休まずに書き続け、意識を集中して仕事をすることが、自分という人間にとって必要なことなのだという情報を身体システムに継続して送り込み、しっかりと覚え込ませるわけだ。そして少しずつその限界値を押し上げていく。気づかれない程度にわずかずつ、その目盛りをこっそりと移動させていく。

村上春樹の小説以外がいつも面白いのは、この継続の賜物なのだとひしひしと感じた。

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2026年01月28日

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村上春樹、若い時から立派な生き方だ。
目的感を持ってランニングをし、それを何十年も続けている。執筆活動の傍ら、毎日走り、毎年フルマラソンに出ている。
かっこいい。

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2025年12月23日

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私も一応、ランナーで。走りながら考えることも、たくさんあるし、走る動機も一応あるし、そして何より走ることが好きだし。でもそれを文章にはできない。そこが一番違うとこ。

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2025年09月24日

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まさかの #村上春樹 作品で最初に読んだ本がこちらになります

本を読む習慣はなかったけどコロナ禍でランニングを始めてこの本に出会いました

ただ淡々と走る
己のために
我が道を

ランニングは無理をしなければ身体に良いことしかない

流石の村上春樹様
他の本も読みたくなった(順番がおかしい)

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2025年09月10日

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読んでた中で、ランの記録がある年齢を境に天井を打つということに自分と重ね合わせた。
私は老後もランとbikeはやっていきたいと思っている。その付き合い方にこの本が参考になった。

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2025年09月04日

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マラソンに向けて1日10キロ、月にして310キロを走り、レース前の入念なストレッチング、給水のタイミング、レース展望の想定、出来る準備をしても報われないのがマラソンなんだとランナーは報われないタイムによって知る。

この本は、マラソンを一度でも走ったことがある人、無い人で評価が分かれるとは思う。
んで、こんな辛いことを好き好んでやるのか走ったことが無いからしたら狂気の沙汰としか思わないだろう。

次のレースに向けて改善ポイントをリストアップし、レースで実践するはずが、上手くいかない。

こんなはずでは、もっと出来たはず、もっと良いタイムで走れたはず。
〇〇より上の順位なんてものに興味を示さず、
自分に負けなかった、その一点がランナーにとっての矜持であり、誇り。

レースを楽しむことは、人生を楽しむことなんだろう。
僕は1度しか42キロレースを走ったことがないから、レースを楽しいとは思えなかった。
楽しいの前に納得なんて出来なかった。

この本を読んだことによって、
走ることが生きることに少しでもなれば僕は、
嬉しい。

耐えた先に何があるのか、走って知りたい。

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2025年07月30日

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走ることについて一冊の本にできるのが凄い ジャンルでいったらエッセイなのかな。走ることを通して思うことを書いているだけでここまで読者わ飽きさせないのは凄いし、いつもは小説でしか知らなかった村上春樹についていろいろわかって結構興味深かった。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまり村上春樹さんの本を読んだことはないけど、どこかでおススメされていて気になって読んでみた。

ストイックという言葉でまとめてしまえばその一言に尽きるけど、小説と真っすぐ向き合うように、自分の体と向き合う姿はとても好感が持てた。
こういう真っすぐな人に憧れがある。
脇目もふらず、というほど堅くがむしゃらな感じではないけど、自分の目的のためにしっかり歩める人。
ちょっとかっこつけている?おしゃれな感じ?の言い回しが引っかかる部分はあったけど、全体通して楽しめた。

ランナーは楽しくて走っているんだと思っていたから、練習自体は「つらいな」「今日は走りたくないな」という日もあるということに驚いたし、村上さん同様、私も安心したような気持ちだった。
辛くてもやる、ということが1つくらいあっても良いのかもとつい思ってしまった。
小説を書くことも持久力がいることなんだなとも思った。
感想を書くだけでも必死な私からすると、雲の上の上の存在だけど、積み重ねて作られているんだと思うと、もっと大切に本を読んでいきたいとも感じた。

走るということをやってみたくもなる。
とんでもなく辛そうだし、フルマラソンやウルトラマラソン、トライアスロンなんてもっての他だけど、ずっと自分の足で歩きたいという思いはある。
始めるなら、常に一番若い”今”なんだろうな・・と思った。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

村上春樹さんのイメージが180度変わりました。
まず最初に、走るイメージがまったくなかったことです。
失礼ですが、見た目で判断するのは良くないですが、全体的にか細いイメージがありました。
そんな彼が、走ることについて語っている。
年に一度は、フルマラソンやトライアスロンに
挑戦する。
小説家とランナーとの両立についても語っていたり、歳を重ねていくてたびに新たな挑戦をする姿にかっこいいなと実感しました。
私も走ろうかなとは思わなかったけど、好きから
始める挑戦は何度でもできるんだなと本著を読んで実感しました。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

村上春樹のエッセー本は初めて読んだ。読みやすかった。引っ越してから走らなくなったけど、これを機に走りたくなった。走ることって瞑想している時のような無になる瞬間が心地よかったりする。
思考する時間、思考を超えた何かを感じる時間を作らなきゃなと思った。頭だけじゃなくて身体を動かすことでその境地に至るのかも。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

村上春樹さんの作品を初めて読みました。自分自身も走っているけど自分がなぜ苦しくて辛いフルマラソンやらトレランにハマっているのがなぜか分かったような気がしました。

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2025年08月12日

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