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カランバスのもと元首にして真の主治医ニーナ氏率いる〈医療交流団〉一行が、竜医療先進国イヅルへ赴いた。目的は幼竜チューダの翼の治療法を聞き出すこと。そう簡単に教えてくれるとは思えないので、餌もちゃんと用意してある。竜の細胞を移植した目をもつリョウの存在だ。そのため成績優秀なレオやリリと一緒に赤点すれすれのリョウも同行したのだ。〈竜舞う国〉イヅルは、その名のとおり沢山の竜が訪れる豊穣の地。そこでリョウは治療のためにイヅルに降りた竜〈青のアルワン〉を見た。医療と人のあり方を問う、異世界本格医療ファンタジイ。/【目次】プロローグ/カルテ10 竜舞う国の、夜の目の医師/カルテ11 幻の竜の、幻の病/カルテ12 竜人の血と、青き竜の血/エピローグ 青の翼と、奇跡の翼
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Posted by ブクログ
読み終わるのが惜しくて積読していたが、5巻6巻連続刊行の報を聞きようやく手をつけた。
世界もストーリーも、一段と広がりを見せた今巻。カランバス以外の国の描写は異国情緒に溢れ、まるで旅をしているような気分に浸れた。そしてリョウの今後に深く関わってきそうな人物・クズリも登場。彼の言葉に揺らぐ気持ちを素直に表明したリョウが良かった。失敗したり悩んだりしても、それを理由に楽な道に逃げないリョウが痛々しくもとても好き。
それから今巻は、いつも温和で紳士的なレオの新たな側面が見られたのも非常に美味しかった。車からの奪還シーン、最高。
話のテーマは重く、軽率に答えを出すことができないものではあるけど、最後の竜たちのシーンの美しさも相まって希望の感じられる読後感だった。
続刊もとても楽しみ!
Posted by ブクログ
今まで出た4冊のうち 一番面白かったですね。
幼竜チューダの翼の治療法を知るため
竜医療先進国イズルにやってきました。
主人公のリョウ リュウ ジ
名門のレオ
竜の巣生まれのリリ
名門のナスターシャ
リョウとレオの指導医 カイナ
ナスターシャの大叔父 カランバス大使のソボレーヴァ
イズルには 青竜 アルワンがいる。
アルワンも片翼 手術した竜
そして 医療艦艇の長官 グズリ ユウ ジ
この人がリョウの 竜の目にすごい関心がある。
この国では 竜の目で どこまで深く見れるかで
出世コースも決まる。
グズリは 身体の弱い竜は 生殖して増えるべきではない。増えると人にも負担がかかる。
弱い因子を持つ者は 淘汰した方がいい。
という考え
青龍アルワンが 生殖器を取る手術をされる現場に
リョウたちは向かう
アスワンの身体に入ったものの 動脈が切れる事故が起こる。
いつもなら 血が苦手なレオが手となり リョウが目となり 止血する。
その時 グズリの副官だったヤーマも頑張る。
この竜を死なせたくない。
この攻防が実にドラマチック!
医療を知ってなきゃ書けない文章です。
青龍アルワン
見てみたいですねえ!
綺麗なんだろうなあ!
青い竜が海に潜ったり 空を飛んだりするのを 下から口開けて見ていたいなあ!
おまけに賢い
こんな竜は 殺したくない
なんとしても助けたい
とたかが100年しか生きれない人間が 強く思う
って素敵ですねえ!
こういう たかがちょっとしか生きられない人間が思いを繋いで竜を守る
いいですねえ!
竜同士の愛情も良かったなあ!
青い竜を登場させるなんて とってもよかったです。
Posted by ブクログ
今作は竜医療最先端のイヅルへ!
イヅルという国が凄く気になっていたから、凄くワクワク
カランバスとは違う技術などが溢れてる印象
流石最先端医療
機材なども凄いけれど、島民全員がある程度の竜の知識を持ち合わせているのが凄い
今作で印象的なのは、人との関わりだろうか
そして、また悩ましい議題が…
優れた血だけを残すべきか、悪いものは淘汰するべきではないのかという思想
未来の竜の幸せや人間の営みを考えた結果、生まれつきの疾患がある竜は子孫を残すべきではないという思想は…正直全てを否定することは出来ないかな
今作登場のクズリさんの言う事は理解はできる、けれど賛同はしたくない
何も不自由していない私の意見で綺麗事かもしれないけれど、どんな子たちも、平等に生きて欲しいな
アルワンにも子孫があって欲しいし、チューダには天を舞って欲しい!
そして今回はイヅルの地に降り立った青のアルワンの治療
起こる事象に目が離せない
彼がかの竜なのか
チューダにとっては希望の竜だ
そんな竜の治療シーンが…凄い!
正直医療の知識があったらもっと面白く感じそう!
知識がない分想像することしか出来ないけれど、治療のシーンは凄くハラハラドキドキしてしまった
危機的状況の中、3人の力を使って治療にあたる
研修生の知識でなんでそこまで出来るんだ!?と思う部分はあるけれど、それはご愛嬌かな笑
リョウくんとレオくんの関係が…友情なんだけどレオくんの愛が強すぎてそういう関係にしか見れない笑
レオくん、リョウくんのこと好きすぎでしょ
依存系男子かな?
エピローグの竜の邂逅が凄く素敵で、彼女の未来を願わずにはいられない!
とても素敵なシーンだった
次巻は来年かぁ…楽しみで待ち遠しい
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