水使いの森

水使いの森

小説・文芸
999円 (税込)

4pt

水使い、それはこの世の全ての力を統べる者――。水荒れ狂う森深くに棲む伝説の水蜘蛛族の女であるタータとラセルタは、砂漠で一人の愛らしい少女を拾う。少女は外見に似合わぬ居丈高な態度で、水を操る力を持っていた。それもそのはず、彼女は砂漠の統治者イシヌ王家に生まれた双子の片割れ、ミイア王女だった。跡継ぎである妹を差し置き、水の力を示したミイアは、自分が国の乱れの元になることを恐れ、独り城を出たのだ。そんな彼女に、水の覇権を狙う者たちが迫り……。第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞、驚異の異世界ファンタジイ。/第4回創元ファンタジイ新人賞選評=井辻朱美、乾石智子、三村美衣

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

水使いの森 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 水使いの森
    999円 (税込)
    水使い、それはこの世の全ての力を統べる者――。水荒れ狂う森深くに棲む伝説の水蜘蛛族の女であるタータとラセルタは、砂漠で一人の愛らしい少女を拾う。少女は外見に似合わぬ居丈高な態度で、水を操る力を持っていた。それもそのはず、彼女は砂漠の統治者イシヌ王家に生まれた双子の片割れ、ミイア王女だった。跡継ぎである妹を差し置き、水の力を示したミイアは、自分が国の乱れの元になることを恐れ、独り城を出たのだ。そんな彼女に、水の覇権を狙う者たちが迫り……。第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞、驚異の異世界ファンタジイ。/第4回創元ファンタジイ新人賞選評=井辻朱美、乾石智子、三村美衣
  • 幻影の戦
    1,100円 (税込)
    砂ノ領の支配者、イシヌの女王が逝去した。秘術〈万骨ノ術〉の書の在処を、次期当主アラーニャと、双子の姉ラクスミィに託して。イシヌの代替わりを、野心的なカラマーハ帝家が見逃すはずはなく、ほどなく帝軍出陣の知らせと、アラーニャに皇帝のもとに嫁すようにという要求が届く。婚姻によってイシヌを乗っ取り、イシヌの女王が持つ治水の権限を手にしたいのだ。一旦は籠城を決意したイシヌだったが、帝国側の手段を選ばぬ攻撃に、姉姫ラクスミィは万骨ノ術をその身に収め、自ら敵城に乗りこむ。魔法と策略と陰謀が渦巻く『水使いの森』続編。/解説=三村美衣
  • 叡智の覇者
    1,300円 (税込)
    〈南境ノ乱〉で破壊された町の人々がやっとの思いで手に入れた平和は、カラマーハ帝軍の侵略、そして大旱魃で脆くも崩れ去った。今や頭領になったハマーヌは、人々を救うため禁断の術に手を染める。一方敵の陰謀を逆手に取り、帝家の玉座を乗っ取ったラクスミィだったが、国を潤す青河が涸れ始めていることに気づく。このままでは乳海が露わになり、丹の暴発が起きてしまう。それを回避するには、南境の民が命の糧とする砂漠の水を断たねばならない。それぞれの民の命と希望を背負った、ハマーヌとラクスミィの決断はいかに……。三部作完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

水使いの森 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    引きずり込まれる異世界

    読み応えのある濃厚な作品。本文のイメージ通りの禅之助さんのイラストが素晴らしいが、この物語は光景が目に浮かぶところも秀逸だ。また、比求式と舞によって力が生み出されるというメカニズムをはじめ、理論上の裏付けがあるかと勘違いするほど、丹念な科学的検証がなされている。庵野ゆきさんはフォトグラファーと医師の共同ペンネームだそうだが、アニメで観たいと思わせるビジュアルと科学的なアプローチは、この組み合わせの賜物なのだろう。

    そして、多彩な登場人物を見事に描き分けている。読者によって「推しメン」が割れるのではないか。私はウルーシャに入れ込んで読んだ。だから帯に書かれたウルーシャの紹介には断固抗議したい。(「調子のいい性格」と書かれている。)ミイアの偉そうな口調が何とも可愛く、難しい言葉をひらがなで喋っているのも微笑ましい。しかし「ミイア推し」の人には、サブキャラに主役の座を脅かされた感があって、物足りなかったかもしれない。次作以降でのミイアの大活躍を期待しよう。ミイアとタータ、タータとラセルタ、ウルーシャとハマーヌなどの掛け合いが面白くて、声に出して笑うことも度々だった。全員の口調が違うという、セリフの書き分けも見事だ。

    これがデビュー作ということだが、ここまで綿密に異世界を構築するのに何年を要したのだろう。どこにも破綻がないので、あっという間に異世界に引きずり込まれた。読み終わって、ハマーヌとミイアが関わらなかったことや、アリアの登場シーンがほとんどなかったことなど、いささか未消化の部分もあると感じたが、続編(幻影の戦)が出ると聞いて合点がいった。描いていない部分があったのは、これがシリーズの第一作だったからなのだ。

    ずっと続いてくれることを願っている。

    1
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞作。
    とても面白かった。
    中盤からの盛り上がりが特に良かった。
    水、風、土、光などその他それぞれの属性を持つ術式(魔法のようなもの)の設定も面白く、独自設定がしっかりと練られたファンタジーは好き。
    登場人物たちも魅力的だった。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    雷、風、土、火、光、この世に存在するありとあらゆる力を使いこなした先にある水丹術。
    後継者である妹に先んじて水丹術の才を示した幼い王女ミリアが、政治的な諍いを避け、城を抜け出した先で出会ったのは伝説として語られる水蜘蛛族の彫り手だった……。

    イシヌ王家により統治されている砂ノ領を舞台としたファンタジー。
    本作の魅力は、作り込まれた世界観と、生き生きとしたキャラクターです。

    まずなんと言っても世界観の作り込みがすごい!
    雷、風、土、火、光、そして水という世界に存在する様々な力を操る丹導術。
    未知の超常的な術の力や設定は、読んでいるだけでも想像力が掻き立てられ、ワクワクしました。
    それだけでなく、丹導術は人々の生活や考え方、物語そのものとも密接につながっており、本作をより奥深いものにしています。
    また、この世界に住む人々の風俗(衣食住など)も細やかに表現され、まるで別世界に迷い込んだような気分にも。

    そして、それぞれが違った信念や考え方を持ち、行動しているキャラクターたちは、とても生き生きと魅力ある者ばかり。
    特に、本作は主要キャラクターたちの出会いや別れを経ての成長が克明に描かれており、非常に読み応えがあります。

    0
    2022年02月16日

    楽しかった

    化学と物理学と魔法が合わさったような術を操る人々のお話。世界や歴史を様々な部族の視点から描いている。戦闘マンガ風に軽く読むこともできるが、よくよく読めばジェンダー論的な考察もあり。色々な読み解き方ができる。おすすめ。

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    ミイアとアリア姉妹。水蜘蛛族の女タータとラセルタ。ハマーヌとウルーシャの風と光の男術者コンビ。

    それぞれが個性的で面白いんだけれど、一番好きなのはハマーヌ。男は黙って… なところがいいと思う。

    1
    2020年04月04日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった!
    最初は視点が変化することで誰が誰だか分からず混乱したが、人物像が確立してからはこのファンタジーに魅了されてしまう
    基本的な視点は、ミイア、ハマーヌ、そしてラセルタだろうか
    タータの印象が強かったのだが、タータは他の登場人物から語られるばかりだったんだなと
    他者からの印象で強い女性という認識になっていた
    感想を書きながら驚いた点だ
    ファンタジーは好きだけど、どの作品においても最初は取っ付きにくさがあるような気がする
    今の現代と全く異なる世界観だからだ
    その世界を知る事に魅了されてのめり込めるのがファンタジーの魅力であるような気がする

    砂舞う世界で水を扱う、丹を用いる
    入れ墨を入れて水を扱う世界観が面白いなって思った
    舞に合わせて繕う技術
    どんな模様なのだろうか
    実際に見てみたいものだ

    どの登場人物も魅力的で面白い
    ミミちゃんの幼い強さがとても好き
    どんな大人になるのだろうかと次巻に期待

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    竜の医師団シリーズの庵野ゆきさんのファンタジー。
    まず同じ作家さんとは思えないほど世界観が違って驚きでした!!
    なんとなくファンタジーはシリーズ変わっても作風が共通する印象があったので。
    世界観を多く語らないあたりは共通しているかも。
    続編が楽しみです!

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    最初はタータとラセルタの違いも分からずぼんやりしてたんですが、話が進んで行くに連れてどんどん世界観に引き込まれていきました。面白かった!!

    0
    2026年06月13日

    Posted by ブクログ

    第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞を受賞した作品


    えーっと、これすきだわ!
    うん、おもしろい!


    まず、ファンタジー小説なのでその世界観は大事です
    読みはじめはその世界観が少しわかりづらかったけど、物語が進むにつれてどんどんのめり込んでいきました


    で、ファンタジー小説は登場人物も大事です
    やっぱり魅力的なキャラがいないとだめです
    水蜘蛛族のタータ最高です


    んで、ファンタジー小説には必殺技も大事です
    この物語の世界には丹導術という技があります
    魅力的なキャラが必殺技を使ってドンパチする、これ嫌いな男の子はいないでしょ


    なのに、選評はちょっと厳しめ

    ある人は…
    作りこんだ世界ではあるがそれを表現するには倍以上のページ数が必要
    主人公の目線からだけの物語の方がわかりやすい
    バランスがとれていない気がする


    またある人は…
    主人公の活躍が少ない
    ある登場人物と主人公の接点が薄く、別々の話を強引にくっつけた感が否めない
     

    さらにある人は…
    サブキャラに魅力があるがために、美味しいところを全部さらって退場された感が否めない

    などなど

    挙句の果てには…
    タイトルは一考したほうがいい
    と

    どの人もこの人も新人に対して厳しすぎやしないか!?
    それともこれが愛情なのか!?
    ま、知りませんけど…


    作者がこの選評を素直に受け取ったかどーかはわかりませんが、続編もありシリーズ化しているみたいです
    (書ききれなかった部分を続編で書いているのかもしれません)

    また、本作は創刊するにあたり『門のある島』から『水使いの森』と改題しています
    さらに、ペンネームも『深野ゆき』から『庵野ゆき』に変更しています

    ペンネームまで変えちゃった…
    きっと作者は素直な人なんですね

    よし!続編も読むぞ!

    0
    2026年03月11日

    Posted by ブクログ

    オーディブル。朗読者の声質なのか音質なのか、割れて聴こえるのがもったいなかった。内容はなかなか面白い。ひとことで言えば異世界異能バトル系、その中で人間の成長を描いている。続きも読んでみたい。

    0
    2026年03月11日

水使いの森 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

庵野ゆき のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す