叡智の覇者
  • 最新刊

叡智の覇者

1,300円 (税込)

6pt

4.1

〈南境ノ乱〉で破壊された町の人々がやっとの思いで手に入れた平和は、カラマーハ帝軍の侵略、そして大旱魃で脆くも崩れ去った。今や頭領になったハマーヌは、人々を救うため禁断の術に手を染める。一方敵の陰謀を逆手に取り、帝家の玉座を乗っ取ったラクスミィだったが、国を潤す青河が涸れ始めていることに気づく。このままでは乳海が露わになり、丹の暴発が起きてしまう。それを回避するには、南境の民が命の糧とする砂漠の水を断たねばならない。それぞれの民の命と希望を背負った、ハマーヌとラクスミィの決断はいかに……。三部作完結。

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水使いの森 のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • 水使いの森
    950円 (税込)
    水使い、それはこの世の全ての力を統べる者――。水荒れ狂う森深くに棲む伝説の水蜘蛛族の女であるタータとラセルタは、砂漠で一人の愛らしい少女を拾う。少女は外見に似合わぬ居丈高な態度で、水を操る力を持っていた。それもそのはず、彼女は砂漠の統治者イシヌ王家に生まれた双子の片割れ、ミイア王女だった。跡継ぎである妹を差し置き、水の力を示したミイアは、自分が国の乱れの元になることを恐れ、独り城を出たのだ。そんな彼女に、水の覇権を狙う者たちが迫り……。第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞、驚異の異世界ファンタジイ。/第4回創元ファンタジイ新人賞選評=井辻朱美、乾石智子、三村美衣
  • 幻影の戦
    999円 (税込)
    砂ノ領の支配者、イシヌの女王が逝去した。秘術〈万骨ノ術〉の書の在処を、次期当主アラーニャと、双子の姉ラクスミィに託して。イシヌの代替わりを、野心的なカラマーハ帝家が見逃すはずはなく、ほどなく帝軍出陣の知らせと、アラーニャに皇帝のもとに嫁すようにという要求が届く。婚姻によってイシヌを乗っ取り、イシヌの女王が持つ治水の権限を手にしたいのだ。一旦は籠城を決意したイシヌだったが、帝国側の手段を選ばぬ攻撃に、姉姫ラクスミィは万骨ノ術をその身に収め、自ら敵城に乗りこむ。魔法と策略と陰謀が渦巻く『水使いの森』続編。/解説=三村美衣
  • 叡智の覇者
    1,300円 (税込)
    〈南境ノ乱〉で破壊された町の人々がやっとの思いで手に入れた平和は、カラマーハ帝軍の侵略、そして大旱魃で脆くも崩れ去った。今や頭領になったハマーヌは、人々を救うため禁断の術に手を染める。一方敵の陰謀を逆手に取り、帝家の玉座を乗っ取ったラクスミィだったが、国を潤す青河が涸れ始めていることに気づく。このままでは乳海が露わになり、丹の暴発が起きてしまう。それを回避するには、南境の民が命の糧とする砂漠の水を断たねばならない。それぞれの民の命と希望を背負った、ハマーヌとラクスミィの決断はいかに……。三部作完結。

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叡智の覇者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    式の使い手で水使いが一番強い世界。水を巡って侵略する国、土地を奪われて流浪する民。その中で忌子の双子の片割れと、式読みいらずの人がそれぞれを代表して、戦い、理解しあってより良き世になりますよ、ファンタジー。
    魔法とは言わず「式を読む」あたりが日本ぽいですが西洋風?アラビアン?な風土なのですが、オリジ

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    世界観やキャラクターが良くて3部作を楽しく読むことができました。前半はハマーヌが主人公。後半はラクスミィが主人公。相反する立場の主人公が前半と後半で入れ替わることで、どちらも応援したいけど、という気持ちになり、読む気がますます高まりました!どういう結末になるのか、不安でしたが、まずはハッピーエンドで

    0
    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    見ゆる聞こゆる者の頭領ハマーヌとカラマーハ帝家の女帝ラクスミィ。それぞれに辛いこともあったこれまでの道を歩んで今がある。自分のもとに集まっている人々のためにどの道を選ぶのか、二人の選択にタ―タがかかわってくる。
    そしてその先にある未来は………

    明るさが見えて嬉しかった

    0
    2022年01月11日

    Posted by ブクログ

    前作「幻影の戦」の別サイド視点からの、その後の話。
    前作は読んでおいた方が良い。
    世界の理がきちんと考えられていて、色々とつじつまが合う感じ。
    見せ場の作り方もうまく、胸アツな場面が所々用意されている。
    若干理屈っぽいが、佳作。端正な作品。
    舞や丹導式の詠唱を映像・音声で見てみたい。

    0
    2021年12月17日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3弾。完結編

    前半はハマーヌ、後半はラクスミィの話。
    2人の力が人知を超えて巨大化しすぎ。

    殲滅された水蜘蛛族、地の門を潜ったアラーニャとアナンにも一安心。

    0
    2024年10月13日

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