幻影の戦

幻影の戦

999円 (税込)

4pt

砂ノ領の支配者、イシヌの女王が逝去した。秘術〈万骨ノ術〉の書の在処を、次期当主アラーニャと、双子の姉ラクスミィに託して。イシヌの代替わりを、野心的なカラマーハ帝家が見逃すはずはなく、ほどなく帝軍出陣の知らせと、アラーニャに皇帝のもとに嫁すようにという要求が届く。婚姻によってイシヌを乗っ取り、イシヌの女王が持つ治水の権限を手にしたいのだ。一旦は籠城を決意したイシヌだったが、帝国側の手段を選ばぬ攻撃に、姉姫ラクスミィは万骨ノ術をその身に収め、自ら敵城に乗りこむ。魔法と策略と陰謀が渦巻く『水使いの森』続編。/解説=三村美衣

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水使いの森 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 水使いの森
    950円 (税込)
    水使い、それはこの世の全ての力を統べる者――。水荒れ狂う森深くに棲む伝説の水蜘蛛族の女であるタータとラセルタは、砂漠で一人の愛らしい少女を拾う。少女は外見に似合わぬ居丈高な態度で、水を操る力を持っていた。それもそのはず、彼女は砂漠の統治者イシヌ王家に生まれた双子の片割れ、ミイア王女だった。跡継ぎである妹を差し置き、水の力を示したミイアは、自分が国の乱れの元になることを恐れ、独り城を出たのだ。そんな彼女に、水の覇権を狙う者たちが迫り……。第4回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞、驚異の異世界ファンタジイ。/第4回創元ファンタジイ新人賞選評=井辻朱美、乾石智子、三村美衣
  • 幻影の戦
    999円 (税込)
    砂ノ領の支配者、イシヌの女王が逝去した。秘術〈万骨ノ術〉の書の在処を、次期当主アラーニャと、双子の姉ラクスミィに託して。イシヌの代替わりを、野心的なカラマーハ帝家が見逃すはずはなく、ほどなく帝軍出陣の知らせと、アラーニャに皇帝のもとに嫁すようにという要求が届く。婚姻によってイシヌを乗っ取り、イシヌの女王が持つ治水の権限を手にしたいのだ。一旦は籠城を決意したイシヌだったが、帝国側の手段を選ばぬ攻撃に、姉姫ラクスミィは万骨ノ術をその身に収め、自ら敵城に乗りこむ。魔法と策略と陰謀が渦巻く『水使いの森』続編。/解説=三村美衣
  • 叡智の覇者
    1,300円 (税込)
    〈南境ノ乱〉で破壊された町の人々がやっとの思いで手に入れた平和は、カラマーハ帝軍の侵略、そして大旱魃で脆くも崩れ去った。今や頭領になったハマーヌは、人々を救うため禁断の術に手を染める。一方敵の陰謀を逆手に取り、帝家の玉座を乗っ取ったラクスミィだったが、国を潤す青河が涸れ始めていることに気づく。このままでは乳海が露わになり、丹の暴発が起きてしまう。それを回避するには、南境の民が命の糧とする砂漠の水を断たねばならない。それぞれの民の命と希望を背負った、ハマーヌとラクスミィの決断はいかに……。三部作完結。

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幻影の戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何回も読み返してしまった。

    前作を上回る面白さ。
    深まる世界観。怒涛の展開。登場人物の心情が絡み合い、壮大なストーリーを織り成していく。
    苦しみと憎しみと。孤独と矜恃と。愛と希望と。

    そして最後は百合…!(笑)

    唯一の難はハマーヌが出てこなかったことかしら。
    続刊での登場に期待!

    1
    2020年10月09日

    Posted by ブクログ

    面白かった! こんなにどんでん返しがあるファンタジーは初めて。人物も魅力的だし、お話がちゃんとまとまっていて、読後感すっきり。一気読み。

    0
    2021年07月06日

    Posted by ブクログ

    前作の水使いの森  より うんと面白かったです。
    もう一気に読みました。
    この作者の 色や自然の描写がとても美しい。
    今回は特に 政治的色合いも濃い
    双子の王女たちの 自らを犠牲にしても国や民を守っていく。
    という姿勢も心地よい。
    この本の最後に ふと 水蜘蛛像は本当は死んでないんじゃないのか?

    0
    2021年05月28日

    Posted by ブクログ

    「水使いの森」の続編で、前作から10年後の世界が描かれる。

    イシヌ王妃が亡くなり、その期を狙ったかのようにカラマーハ帝家が治水権限を奪おうと動き出す。
    水蜘蛛族にもカラマーハの魔の手が伸びる。水蜘蛛族への攻撃には胸が痛くなった。

    逃げ延びたアナンとナーガ、イシヌのラクスミィとアラーニャ。カラマー

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    女性が書く暗い雰囲気が良い感じに出ていた印象でした。
    前作より話が動いて面白かったです。みんな大好きパッケージな展開ではありますが、結局大好きです。

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    ラクスミィとアラーニャの姉妹を次々と襲う試練の連続。この巻は、次の最終巻に向けての序章のような感じがしました。特に成長したラクスミィが、頭が良くて、強くて実に頼もしい。師匠のタータは生きているのか、最後に出てきたのは幻!?一見平和が訪れたようなので、最終巻でどんな展開が待っているか楽しみです!

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    相変わらず、丹術の作り込みが良い。国や人物の関係も良く考えてある。伏線の張り方も上手い。
    ただ論理的にキレイに纏まり過ぎかもしれない。一欠片の不条理や毒が必要かも。

    0
    2021年12月09日

    Posted by ブクログ

    イシヌ王家のラクスミィ・アラーニャ姉妹と水蜘蛛族のアナン・ナーガ父子を中心に物語は進む。帝国に脅かされるイシヌは彼らの能力をもってしても救うことが難しい。未来へ続く道を見極めることができるのだろうか

    0
    2020年10月22日

    Posted by ブクログ

    面白かったです
    調べたら三部作なのだそうです
    3冊目探さなくっちゃ
    是非、アニメ化してほしいですね
    (細かいことを言い出せば切りがないですが楽しめました)

    0
    2022年05月22日

    Posted by ブクログ

    国や民族の作り込みがすごい。地形から気象状況から国の政治形態まで、『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフが歴史を描くんだと言っていたのを思いだした。

    0
    2022年05月16日

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