あらすじ
普通に過ごしていれば、接点なんてなかったはずの飯島靖貴(いいじまやすき)と北岡恵麻(きたおかえま)。徐々に仲良くなり、「好き」という気持ちも芽生え始めていたところで、恵麻が友達に放った陰口を靖貴は耳にしてしまう。すれ違ったまま迎えた一月、大学受験を控えた靖貴は「遠くの大学を受ける」という選択肢を考え始めて……。不器用すぎる二人の恋は、どう卒業を迎えるのか。二人のその後を描く「春休み編」も収録。
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GW期間にイッキ読み
60%位でもうクライマックス?
この先また困難や妨害が入るの?
なんて心配しましたが、
ずっと2人のハッピーエンドが描かれててとても良かったです。
さぁ課外授業行きましょ
Posted by ブクログ
酸いも甘いも、とよく言われるがこの小説には青春の甘さと酸っぱさが両方詰まっている。青春の頃に無駄な思考ばかりだった少年少女のそれを具現化したような行動や言動がとても上手い。
フィクションは人を楽しませる事が大命題だからご都合主義的なところがあるのだが、本作は「これなら、有り得るかもしれない」という説得力がある。すれ違いと誰にでもある好きな人との小さな物語。結末の一文が何よりも胸のド真ん中を突いてくる。大変面白い作品である。
ハッピーエンドでよかった
シリーズ3作を読んで
良くできたラブストーリーでした。
教材を忘れただろう隣の女の子に、一緒に見る?
夜道でサンダルが壊れて途方 にくれてる女の子に、靴を貸すって!!
ただの陰キャじゃムリ。
陰口を云われてるのを立ち聞きして、もう立ち直れないって。
めっしーはタダ者じゃないよね。
ごく普通の高校生男子が3人の女の子に好意を持たれるって、奇跡じゃん。
なんて思いながら一気読みしてしまいました。
彼女ナシの男子にとってはなんかしらのヒントになるとおもう。
東京発の総武快速には降車、乗車の為の押しボタンが付いてるよ。
Posted by ブクログ
一つだけ言わせてくれ、女性専用車両で牽制する奴いないから!!
噂話で上巻が終わったのでちょっと読むの勇気いったけどいい友達に恵まれて良かったね泣
すれ違う2人がうまく結ばれてよかった!青春いいなあと思いました。
でもやっぱり生々しい話の方が好きなので本編より春休み編の方が好きです。
Posted by ブクログ
いやー!!心臓がもたないわー!!どんだけニヤニヤキュンキュンさせるねん!!手元のクッションを殴り散らかしながら(興奮しまくりで)ひたすら没頭して読み耽ってしまいました。
これは、名作中の名作。読み終わりたくなかった。
2人が「飯島」「北岡」って苗字で呼び合ってるのいい!飯島が、「恵麻」って言う1シーンも…
もう、感想を言い出すと止まらんです。誰かと話したい。
そしてしばらくこの興奮に浸れそうです。
Posted by ブクログ
2冊読み終えて、続編は大学編かと想像してましたが、その直前、あくまで高校時代がベースなんですね
でも不思議に感じたのは恵麻の感情です、ヤスキはいいとして、何故恵麻は彼に惹かれたんだろう、合宿での出来事、あれで好きにならない訳がないって恵麻は言うシーンがあるけど、もしかしたら1年生のあのシーンからかもしれない…
そう考えてしまうのは考えすぎかなぁ。
後続編の想いを告げた後のヤスキの対応は女子目線からしたら歯痒い、恵麻のあの態度は納得、というか恵麻は偉い。
2冊読み終えて何かいいなぁ、良かった、幸せになってほし、特に恵麻には。
Posted by ブクログ
一度は、絡んで、ほつれて、切れそうなった糸を丁寧に解きほぐすように、靖貴と恵麻の気持ちは、徐々に重なりあい、その気持ちを確かめ合います。
この展開、恋愛モノの醍醐味ですらあります。
靖貴は自分の気持ちに振り回され真実を見失い、恵麻がたどり着く真実は、恵麻を苦しめます。
久美子、穂乃香というサブヒロインの登場は、靖貴の変化と成長の象徴ですね。
春休みの章は大いなる蛇足(笑)
二人の父親世代の身には、ちょっとオイオイです。が、克也と田村、久美子や回りに二人の関係を知らせる必要なターンでしたね。
恋愛モノは、こうでなきゃ(笑)
#君に恋をするなんてありえないはずだった
#君に恋するなんてありえないはずだったそして卒業
#小説すき
#bookoff
#bookoffで購入
#bookoffは宝の山
Posted by ブクログ
自分としては、ストーリー上の中での納得のいくハッピーエンドだったんだが、色々もどかしさを感じながら、「あの場面でこうだったなら」みたいなIFストーリーを考えてしまうお話しでした。
ただ、そんなすんなりと進んでいくラブストーリーではないからこそ感情が入り込んで、いつまでも心に引っかかる作品でした。
リアル本棚にこの本を仕舞って気付いたのですが、この作者の別出版社の作品も持っていました。
Posted by ブクログ
ベタベタな展開。
でもどんどんページが進む。
キュンキュンが止まらない。
完全な王道作品。
この作品の世界に浸っている間は難しいことも考えることなく、初々しい青春を堪能できました。
久々にページが少なくなっていくのが名残り惜しい作品でした。
……ただ、現実世界でこんなカップルはすぐに……いや、やめておこう。
Posted by ブクログ
ある出来事をきっかけに少しずつ互いを意識し始めた、
学校で人気者のツンデレちゃんとちょっと控えめな男の子。
そんな高校生の男女二人の恋物語の、いわゆる続編です。
互いに意識し始めた頃の起きた、照れ隠しの為の
ツンデレちゃんの本心じゃない嘘が男の子に聞かれてしまって、
誤解を生むことになってしまった…というのが前篇のラストでした。
後篇に当たる本巻で、男の子は今までのことを忘れようと行動を重ね、
女の子はなんとか挽回のチャンスを探りますが…
男の子がある決意をすることで、今後の二人の関係に
影響が及ぶことになります。さぁ、ラストはどこへ向かうのか…
一通り読んでみて、個人的な感想ですが、
なかなかにキュンとさせてくれましたね。
ときめきやもどかしさを超えて愛おしく感じてしまいました。
割と男性の方が好きかもしれない。
甘い青春の頃を想起しながら読むのも良いのではないでしょうか。
後篇は何度も読み直してしまいました。
Posted by ブクログ
★★★★★ こういうのをテンプレ通りというのだろうか。このジャンルをたくさん読んでいたら食傷気味になるかもだけど、あまり読まないので、純粋な気持ちで楽しめた。ハラハラしたりドキドキしたり。本人たちの思ったのとは違う方向に行ってしまう場面は切なくて苦しくて、もう読みたくないとさえ思ったけれど、この先にきっと大逆転があるはずと思って読み進めてよかった。この先、この二人ならいいカップル、いい夫婦の関係になれるのではないかと思う。まあ、小説に出てくる登場人物は概してそういう人物造形になるものだろうけど。最後の「春休み編」がなかったら、ある種ファンタジーとも言えるかも。「春休み編」があることでより現実世界に近づけた感じ。個人的には「春休み編」前までで終わっていた方が好みだけれど、これがあることで類似作と差別化を図っているのかもしれない。まあ、そうは言っても、この手の話は好きだなあ。
Posted by ブクログ
続きが気になって前後編を一気読み。こんなのは久しぶり。
思春期特有の、異性を意識するあまり遠ざける靖貴と恵麻の気持ちが分かりすぎる。
靖貴は・・・これはまるっきり俺だよ、と思いながら読んでいた。
高校3年から大学進学で見知らぬ土地に行った、あの頃の記憶がフラッシュバックしまくりだった。
最も多感であった高校生の時期を追体験させてくれたこの本には感謝しかない。
Posted by ブクログ
1巻目からもうきゅんきゅんが止まらなかった。
2人がどうにかしてくっついて欲しいなぁと思ってたのになかなかくっつかなくて、結局卒業後の打ち上げでやっと2人の気持ちに気付いた2人。
すれ違ったまま終わらなくてよかったなと思った。
付き合ってからは、話もそんなに面白くないかなと思いながら読み進めていたけど、初々しい2人が可愛らしくて、付き合ってからのやりとりも描かれてて
私的に満足な作品でした。
こんなに読んでて楽しくてかわいくて面白い本久々に読んだ。
文章が綺麗だとか、描写が好きだとかではないけど、この物語が大好き。
Posted by ブクログ
「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」の続編。
全巻の終わりに、ちょっとした見栄から飯島のことを悪く言ってしまった北岡とそれを聞いてしまった飯島のすれ違いから時間だけがどんどん過ぎていきます。
ほんの少しお互いが勇気をもって話すことができたら、
高校生ゆえのもどかしさと言いたいところですが、
いくつになってもこんなものかもしれませんね。
それでも最後の最後に勇気を振り絞った飯島君。
ちゃんと思いを伝えあった二人。
これぞ青春ですね。
王道と言えば王道の終わり方ですが、
こういう話も私は好きです。
Posted by ブクログ
飯島靖貴男
南総高校三年。ばかりの理系クラスの中でもとりわけ目立たない地味な男子。郷土地理研究会という文化部に所属。過去のある出来事で、恵麻のことが苦手だったが・・・。
北岡恵麻
恵まれた容姿で、カーストの頂点に立つ美少女。靖のクラスメイト。靖貴とはほぼ関わりがなかったが、合宿で助けられてから、徐々に彼に意識し出す。
磯貝久美子
恵麻の小中学校時代の友達。私立の女子校に通う。電車の中で恵麻と一緒にいる靖貴と偶然出会い、同じバンドのファンであることから親交を深める。
田村ななみ
靖貴の部活仲間。同じ中学出身のくされ縁で靖貴を「めっしー」と呼ぶ。学業優秀な才女で性格はドライ。また武道の達人でもあり、趣味は筋トレ。
斉藤克也
靖貴の友人。同じ中学校出身でアニメや特撮に詳しい。
大塚心菜
靖貴と恵麻のクラスメイト。恵麻と仲のいいグループ。
安藤珠里
おかっぱ頭の小柄な女子。
持田美優
クラスの中でも恵まれた容姿を持つ。
舞子
恵麻と仲がよい。
理彩
恵麻の姉。
和田薫太
郷土地理研究会の一年生。
間宮
中年の担任教師。
田中詠子
郷地研の後輩。
中条穂乃香
靖貴が球技大会でファウルボールが当たりそうになったところを助けた子。
木村晋
恵麻と一時期付き合っていたと噂されていた。恵麻とは幼馴染。
内田
靖貴と同じクラスのお調子者。
早坂大成
飯島美貴子
靖貴の姉。
佐々木亮
元テニス部。
明日香
克也の彼女。
Posted by ブクログ
すれ違いから始まった本作だったので前半は切ない気持ちでしたが、最後の最後想いが通じてほっと胸を撫で下ろしました。
本音を言えば、付き合ってからの2人をもっと見たかったです!ウブ同士のピュアなやり取りを…
「遠回りしたぶん、たくさん増えたもの」という後日談(番外編?)がありましたが、まだ足りない!笑
Posted by ブクログ
最後の最後でお互いの気持ちがすれ違わずに重なって、本当に安心しました。
距離は遠いしなかなか会えない日々が続くとは思うけれど、2人がずっと仲良く幸せに過ごしていってくれることを願うばかりです。
Posted by ブクログ
良かったです。ただ、物語の展開や全体のドキドキ感等は前編のほうが良かったと思います。後編は男の子の考え方や行動にところどころイラッとしました。高校生の設定ではこれがリアルなのかもしれないですが。
Posted by ブクログ
よくある青春ラブストーリー、なのに面白くてアレよあれよとページを捲ってしまいました。
ちょっと靖貴しっかりしろよ!と思う場面もあって、すれ違いがもどかしい。
けど、それが「青春」っぽくてよかった^ ^
Posted by ブクログ
すれ違いが無ければ山形を受験しなかったのかなあと思ってしまいます。。でもハッピーエンドでよかった。とは言え、そこまで行っちゃうの??とちょっと衝撃でした。ちなみに、エマニュエルベアールがわからないので、エマワトソンを想像しながら読んでいました。。
Posted by ブクログ
2020/12/19
「君に〜」の続編。話が中途半端なところで終わっていたので、どうなるのかと思っていたら続きがやっぱりあったので即読みしました。
2人のすれ違い方もかなりすごくて、なんでそうなるかなぁーと思わされるところがたくさんありました。
それはきっと作者の術中にハマってしまったということなのでしょう。
どういう形でハッピーエンドにつながるのか、その後は一体どうなるのかと気になりながらもあっという間に読み進められる面白い内容でした。
展開や内容は本当に王道を行っていると思います。サブキャラの人たちもいい味出してるし、そっち方面にスポットを当てた話なんかも気になるなーと個人的に思っています。
ずっと砂糖食べてるような感覚になれる本だと思います。
Posted by ブクログ
2人を応援したくなるお話。
学生さんでも大人でも、読みやすい。
続きが気になって仕方なく、即読み終わった。
胸キュン系ではない。
スッキリ終われます。
青春時代や若い頃を思い出したい人に読んで欲しい。
Posted by ブクログ
むちゃくちゃ中途半端に終わった前巻の続き。
全体の6割くらいのところで一度完結し、
その後は「後日談」的な感じか。
前巻からつながる「メインの作品」は、
誤解を恐れずに断言すると「君の名は」である(^ ^;
いや、最近のアニメじゃなくて、昭和の銭湯で
女湯を空にしたという方の(^ ^;
惹かれ合う男女が、運命のいたずら...という程ではないが
様々な行き違い、すれ違い、意地の張り合いによって、
なかなかお互いの思いを確認できず...
最後の最後にハッピーエンドを迎えるが、
冴えない底辺メガネ男子と、カースト上位の美少女との
いわゆる「それ何てエロゲ?」的な(^ ^;
「後日談」の方は、正にそんな感じで(^ ^;
文章は、本筋とあまり関係ない部分の描写が細かい、
独特の文体ではなかろうか。
情報量多い割には、決して読みにくくはない。
主人公二人より、むしろ脇役が魅力的。
むしろ主人公の女の子方は、結構設定がぶれているか?(^ ^;
いや、これは「男の子の意識を通した理解」だから、
二人の関係性が変わってくると、性格が変わって見えて
正解なのかも知れない(^ ^
全体的には、おっさんが読むには
眩しく恥ずかしい一作かと(^ ^;
Posted by ブクログ
前作からの続きです。モテないと思い込んでいる主人公の飯島靖貴と可愛くて少し派手な感じの北岡恵麻のすれ違い恋愛のお話です。続編では二人はさらに遠くにいますが、最後には気持ちを確かめ合うことができて、ホッとしました。モヤモヤ男子の飯島のヘタレ感が自分に重なります。その後を描いた「遠回りしたぶん、たくさん増えたもの」も収録されています。こちらは、二人の気持ちを確かめ合った後ですので、ラブラブ描写です。
Posted by ブクログ
1巻目とまとめ買いしてよかったよ。別々に買うとイライラして後悔するよ、きっと。
メインキャストの男子高校生は、どちらかと言うと、クラス内マウンティングでは下層の方だけど、実はオタクではないちょっと天然な感じ。女子高生は上位に位置するみたい。でも、実は全然嫌な子ではないのだけど、ちよっとした事から、上手く行きかけていた関係に亀裂が。
果たして大学受験も終り、離れ離れになる2人の関係は!
同級生にもいい奴がいてたのしそう。
Posted by ブクログ
ほとんど飯島のばかぁ!と思いながら読みました
底辺男子じゃないよなー
底辺はこんなにしゃべらないし部活も入らないか幽霊だろ
『遠回りしたぶん…』一気に進みすぎ
こんなもんなの?!
Posted by ブクログ
2巻目だと知らずに買ってしまったため、最初の方内容把握ができず、難しかった…しかし、それを含めても全体的に面白かった。
最後の方を朝の通学中に読んだから、展開に対してパチクリしてし、ニヤけてしまったのだけ失態w
Posted by ブクログ
中途半端で終わった前巻のモヤモヤがやっと解消。面白かったが定番のゴールにちょっと物足りなさを感じてしまった。不器用な恋の結末なのでもう少しヒネリがあると嬉しかった。
あらすじ(背表紙より)
普通に過ごしていれば、接点なんてなかったはずの飯島靖貴と北岡恵麻。徐々に仲良くなり、「好き」という気持ちも芽生え始めていたところで、恵麻が友達に放った陰口を靖貴は耳にしてしまう。すれ違ったまま迎えた一月、大学受験を控えた靖貴は「遠くの大学を受ける」という選択肢を考え始めて…。不器用すぎる二人の恋は、どう卒業を迎えるのか。二人のその後を描く「春休み編」も収録。