小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレずっと気になっていた1冊でした。
栗栖ひよ子先生の本は相変わらず読みやすくて、あっという間に読み終えちゃいました。
不思議で、切なくて、ほんのり甘い読後感の残るお話でした。
人間ってほんとうに欲深くて、でも他のだれかを思いやる気持ちも、ちゃんと持っていて。
妖たちにとってはたしかに不思議な存在なんだろうなぁ。
私がこのお店にたどり着いたら、どんなお菓子にめぐりあうのでしょうか。
気にはなるのですが、人間の私が、妖の世界に迷い込むべきではないのでしょうね。
人は人、妖は妖。
しっかりと線を引いておくべきなんだろうなと、この本を読んで思いました。
でも妖のなかには、人の気持ちに興味を引か -
ネタバレ
良い作品。
ロマと呼ばれる民族。
なんとなく聞いたことはあるかなぁ?くらいでした。
調べても完全にはよく分からなかったけど、でも素敵な物語でした。
ヒーローのケヴはヒロインのウィンの両親が引き取り、家族同然のように育てたロマの青年。
ケヴは幼い頃の辛い経験もあってか、ヒロインの家族でさえもなかなか心を開いてくれなかったけど、病弱なウィンとだけは何か通ずるものがあってケヴがウィンを守っていた。
途中、ウィンは療養のためにケヴと離れてしまうけれど、読んでいて泣けましたね。
お互いに幼い頃から好意を持っていたけどケヴが自分の出自の事でウィンを遠ざけようとしてたり、ウィンも療養先の若い医師となんやかんやあって -
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第24回本屋大賞受賞作。本編と関係ない溥儀の日記が、段落ごとに入る。なんか年齢相応で可愛らしい。それとこの作品はミステリーが本題ではなかったのだ。
一条剛は北京で暮らす日本人。水墨画を得意とする。宦官に連れられて紫禁城に向かうと、溥儀から紫禁城に眠る水墨画の贋作作成依頼を受ける。ところが出勤1日目に血生臭い死体が皇極殿に転がっていた。
死んでいたのは太監のひとりで、遺体のそばには小刀、粉末、すり鉢、すりこぎがあった。病床に臥した者に肉親の血肉を用いて薬を調合すると病が治るとの言い伝えがあり、それをしようとしていたらしい。贋作を模写しつつ、事件を調べることになった。
また謎がひとつ。事件前 -
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形而上学の問いは面白すぎるよねー
カント『純粋理性批判』の二律背反(アンチノミー)をベースに、テーゼ側とアンチテーゼ側を擬人化させて戦わせてるの最高に楽しい。
・仮に神が現前して人々が言葉を信じるとすれば、果たしてそれは信仰ではなくなるのだろうか。(それは自由な信仰ではなく服従か)
から派生して、
・信仰は「不確実性」を必要とするのか
・「存在を知る」と「従う」は別なのか
「信じる者は救われるのではなくて本当は、信じる者は救われると信じる者が救われるなのです。これだから宗教はずるいのよ」(『考える人』)
を思い出した
生まれる問いが全部面白いな〜
「人生の意味より人生そのものを愛せに -
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ジュリー ガーウッド!。
海外ヒストリカルロマンス小説、大好きです!。
特にジュリー・ガーウッドが大好き!!。
紙本で全部持ってますが、何度も何度も読み返しててボロボロになってて困っていたので電子書籍でまた買うか…と思い探してましたが、この作者さんがなかなか発見出来ず放置してたらこの一冊だけ見つけました(なんでこの作品一冊だけ?)。
このブキャナンシリーズの三男アレックとリーガンの「雨に抱かれた天使」が特に大好きですが残念な事にこちらにはまだ無い…。
しかもガーウッド先生、数年前にお亡くなりなってしまい、もう、新作が読めないと思うと悲しいです。
10年前程は紙本は定期的に発売されていたのに、数年前から発売がかなり遅く -
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まだ上巻だけだが、かなり面白かった。
子供の頃、僕は暗号作りをしたことがあった。日本語の平文をまずローマ字に置き換えて、母音と子音に分解した。それぞれの母音に1から5の数値を与えて、一桁目として、子音を同じように数値化して二桁目に使用した。友達に見せたら、仕組みを見破られた。一桁目の数値のパターンが少ないこと、濁音の表現が"を使っていたことで、大体わかったのだそうだ。
それから数年後、ひょんなことから点字の並びを見かけて、とてもおどろいた。日本語の点字は、まさにぼくが子供の頃作った暗号と思想が似ていた。数値ではなく点になっているだけだ。ぼくは、誰にもわからないように作った暗号は、盲 -
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同じクラスや同じグループにいて、友達の誰かへの憧れとか、あの子のベストフレンドになりたいとか、誰と誰が仲が良いとか気になったり、そういうのってすごいあったなと思い出した。
女性同士のグループって、何歳になっても中学生の頃のように色々あると聞いた。その時は「へー、そうなんだ」と面白がっていたけど、そんなことの面白さとか大変さとか、不思議さとか、そんなことが柚木麻子さんの小説にはいっぱい詰まっている。そして、それを表現することがとても上手。
そういう意味で個性的で独特の作家さんであるともいえるし、本当に女同士の友情って素敵だよねって読んでいて思わせてくれる作家さんだと思う。 -
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笹りんどう
凍て雲
つわぶきの里
野ぎつね
凍て雲は お抹茶茶碗の名前なんですね。
松江藩に伝わる名器
ただ毒殺に使われたという伝説がある
19歳の垣添兵庫が 斬られて血だるまになって担ぎ込まれる。
助けてもらった礼に 抹茶茶碗をもらってほしいと勘兵衛に言う。
この兵庫 年子の美人のお姉さんが この茶碗で毒をもられ 監禁されて寝ていると言う。
松江藩には 相手にされず 藩主への籠訴に及ぶ
姉は 無事に助け出され 毒の治療も行われる。
津和野って 石蕗の花が一面に咲く
と書いてありますが 今はどうなんでしょうね。
つわぶきが咲くから津和野というらしい。
侍は侍から頼まれると 本気で 相手を
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