ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • それを世界と言うんだね

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    自分の正体を探りながら不幸な童話の登場人物を救うという題材に惹かれて読み始めました。自分は童話に詳しい方だと自負しているので主人公たちの正体も推測しながら読み進めていたのですが、まさかの正体に驚きが隠せませんでした。読後はとても幸せな気持ちになりました。童話が好きな方はぜひ読んで欲しいです。

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    2026年09月06日
  • 咲良は上手に説明したい!

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    テクニカルライターという職業ははじめて知ったが、分かりやすい文章や資料を書くというのは仕事とも絡んでいるので面白かった。自分ならこのマニュアルのどこをどう直すかという目線で考えながら読んでしまった。
    それを抜きにしても、魅力的なキャラクターで没頭して読んだ。
    個人的にはミヤが一番好きだった。
    ちょっとだけ登場したふなきちとの話など、続きが読みたい作品だった。

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    2026年09月06日
  • 翻訳夜話2 サリンジャー戦記

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    映画「ライ麦畑の反逆児」がおもしろく、サリンジャー関連でそういえばこの本持ってたと思い出して再読。(初読のとき感想書いたかな?と思って本棚内検索したら、わたしは2007年から感想書きはじめていたようで、2003年出版のこの本は出てこなかった)。
    最初に村上春樹氏による「キャッチャー・イン・ザ・ライ」訳者解説を読んだら、「ライ麦畑の反逆者」のストーリーがよりよくわかって、さらに細部が補完される感じですごくよかった。村上氏は、サリンジャーは戦争体験がショッキングすぎて小説にすることができず、「キャッチャー~」は書かれることのなかった彼の個人的な「戦争小説」かもしれない、ということを書いていた。
    で、結局全部再読してしまい、村上氏と翻訳家の柴田元幸氏の対談も隅から隅までおもしろかったんだけど、特に印象に残ったのは、「キャッチャー~」が読み継がれているのは、イノセンスを礼賛しているからではなくて、『人々が巨大なシステムを前にしたときの恐怖や、苛立ちや、絶望感や、無力感や、焦りのようなものを自然に呑み込み、ユーモアをもって優しく受け入れてくれるから』というところとか。あと、『イノセンスに代わるものは必ずあります。たとえばそれは愛情です。広義な意味での愛情。』というところとか。

    あと、柴田先生が「キャッチャー~」をアメリカ文学史のなかに位置づけるために書いた「Call me Holden」もすごくおもしろくてためになり、「アメリカの息子」とか「ハックルベリーフィンの冒険」はやっぱり読まないといけないかも、と今さらながら思った。

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    2026年09月06日
  • スローターハウス5

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    私が必要としていた言葉がたくさん見つかった。
    今この瞬間も起きている愚かで不条理で納得のいかないことと、愛おしくて満ち足りた日々の一瞬一瞬を、どう共存させたらよいのか。どう考えれば納得いくのか。それは妥協のようにも聞こえるけれど、戦争体験者がもがき苦しみたどり着いた真理だと思う。決して諦めではなく、この瞬間を生きることに集中するということ。

    「美しい瞬間をながめながら、われわれは永遠をついやす」

    素晴らしい作品で、私のベスト10に入りました。
    もう一度読もう、原書も読もう。

    日本に生まれ育った自分としては、ドレスデン爆撃を広島の原爆と比較して語られることにモヤっとするけれど、伊藤典夫さんの後書きでそれはのみこめた。死者数ではなく、そこにあった一人一人の美しい瞬間に目を向けることを忘れないようにしたい。

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    2026年09月06日
  • 私は女になりたい

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    「自分が求めていた安心」をこんなにも包み込むように与えてくれる人が現れたら、好きになってしまうのも当然だと思いました。

    読み進めていく上で、主人公の奥深い気持ちを知るほど、2人の恋愛は誰も踏み込んではいけない2人の世界のように感じます。

    何かに囚われながら束縛されて、自分の気持ちのままに恋愛ができないことは、とっても辛くて苦しいこと…! 恋愛は、自分の自然な気持ちと向き合いながら進んでいくものだと思うからこそ!!

    籍を入れているかどうかに関係なく、これからの未来2人が生涯一緒に幸せに暮らしていると願いたいです。

    P149 新しいものがいつも美しいとは限らない

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    2026年09月06日
  • ストーンサークルの殺人

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    話の中盤から読むことを止められなくなりました。読み終わって、傑作だとため息をつきました。シリーズ全部読もうと決心。

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    2026年09月06日
  • 生きとるわ

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    辛いはずなのに軽く読めた。どん底に落ちていくさまをただかわいそうにとどめていないのが面白かった。滑稽で、ほんとに人生って狂うときは狂うんだなあと…。生きてます

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    2026年09月06日
  • 神は沈黙せず(下)

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    終盤一気に持ってかれた。急に2020年代中盤現代に接続してくるじゃん。ニューラルネットワークなし、遺伝的アルゴリズムのみでよくその結論に行きついたなあ。なんていうか、すんごく奇妙なアプローチでの収斂進化を見たような感じ。面白かった。

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    2026年09月06日
  • ペーパー・リリイ

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    いや〜面白かった!

    主人公は杏ちゃん。結婚詐欺師の叔父と一緒に暮らしている女子高校生。
    そして、この本の物語は、その結婚詐欺師の叔父に騙されてたことに気づいたキヨエさんが、杏の家に来たことから始まる、2人の、たった1週間の、一夏の、旅の物語です。


    この本、物語がずっと面白かった、というよりかは、最後のしてやられた感。これが、読後の感想をより一層「面白かった!」にさせてくれています。

    「きっとあなたも騙される。」
    って言葉が、しっくりくるんじゃないかな。

    物語全体の印象としては、すごく読みやすい。疾走感や爽やかさもある。
    計画性のない旅、突如起こる旅のトラブル。それらをその場その場で対応していくからこそ、サクサク進むけど、先が読めない。
    だからずっと「これ最後ってどうなるんだろう?」「綺麗に終わる?」って思いながら読んでいました。


    そして読後、思ったことは、人って分かり合えなくていいのかも。ということ。
    つい意見が違うと、説得しようとなりがちで、分かってもらえないと、もういい!と突き放しがち。

    でもどちらもする必要はなくて。

    否定も肯定もせず。タイミングが重なれば、一緒にいて、一緒に何かして。何かが違えば離れるだけ。
    うまく説明できないけど、人間関係って、人って、色んな一面があるけれども、そして色んな一面があるからこそ、もっともっとさっぱりしてて良い。そんなことを考えさせてくれた本でした。


    いや〜、、、
    これ人にオススメしたいなぁ!
    そして騙されたもの同士、感想を言い合いたい!笑

    そんな本でした!

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    2026年09月06日
  • 閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書

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    一気読み

    途中から何となく先が読めてくるんですが、それでも、最後の一句まで面白かった。

    字が異なるが、小説を読んでるの?新聞を読んでるの?etc.自分が登場人物の1人なったような気分を味わえました。

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    2026年09月06日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    これぞまさにサイコホラー!最後の最後まで引きつけられて一気読みしちゃうほど面白い!リアルな描写があるので覚悟して読もう

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    2026年09月06日
  • 改訂完全版 奇想、天を動かす

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    刑事が足を使って捜査を進め、ヒラメキによって解決する物語。少しずつ前に進む感覚がたまらなく面白い。途中までは全くトリックが分からず、解決しないのではないかと不安になるほど難解であったが、徐々に紐解いていく感覚は気持ちがよい。ただ、難点を挙げるとすれば、都合のよい点がいつくかあるところで、写真に証拠が写っていてずいぶん昔のものなのに捨てられていなかったとか、みんなの記憶が結構鮮明であるとか。
    まぁそれでも楽しめました。

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    2026年09月06日
  • 言語化するための小説思考

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    肩の力の抜けた、ユーモラスな
    小説創作論だが
    社会人全般に必要とされる
    コミュニケーション術の
    ヒントにもなる。
    小説より、先にこちらを手にしたが、著者の小説も読んでみたい。

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    2026年09月06日
  • 奇跡集

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    最近、ハマっている作家さん。小野寺史宜さん。ありふれた毎日の小さな偶然が、思いもよらない奇跡になる。人を見る温かいまなざしが好き。

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    2026年09月06日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    ギャグだと勝手な思い込みで読み始めたので最初驚いた。
    かなりシリアスな忍者物。
    戦闘シーンは手に汗握る。

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    2026年09月06日
  • 人生の道しるべ

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    吉本ばななと宮本輝の対談集。温かい雰囲気で、素敵な時間だったのだろうと思われる。

    宮本輝の温かい言葉が並べられたあとの(あとがきで本人は言葉を省略していることを反省しているけれど)、吉本ばななの鋭い一言に何度も考えさせられた。きっかけをもらって、その対談とは全然違うことを考えることも多かった。

    吉本ばななが「世界中のひきこもりのような感じの人に『あなたの本を読んで救われた』と言ってもらえるんです」と述べているとおり、生きづらさを抱えながらもがんばって生きている人たち(私を含む)にとって、吉本ばななの職人のようにコツコツと救いを届けるための本を書いてくれる人がいることは、非常にありがたいと思う。

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    2026年09月06日
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV

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    面白かった。ルーヴル美術館の裏側が知れて面白かった。
    色々な美術作品や作家のことを知れて面白い。
    どんな絵なのかな?と検索しながら読んでしまう。

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    2026年09月06日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    宙が実母と暮らし始めてざっくり高校卒業するまでのお話
    ごはんを通じて、家族の身勝手な事情に振り回されて傷ついた人たちが立ち直っていくエピソードが5本ほどある。
    どうしてこんなにもと思わされるような自己中心的な人間が毎回出てきてそのたびに心がざわつかされた。
    家庭トラブルは人それぞれで傍から見たら実にくだらなく感じるけど当事者にとってはまさに人生を左右する問題であって逃げ場がなかなか作れない。宙の人生の要所要所で自分だったりそんな境遇の人たちに出会っていくが、そういう場面を見るたびに家族というもっとも小さな社会単位の大きさに圧倒された。
    そんな事情を持った人たちに料理とともに寄り添うことで立ち直るきっかけを与える過程に希望があり、毎話毎話良い読後感を感じながら読み進めてた。
    各話の間の出来事がどれも少し重くて救いがないなと思うけどその分、宙や母の花野の成長が際立ってたと思う。
    各エピソードで感情の上がり下がりを感じたジェットコースターのような作品だった。

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    2026年09月06日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 上

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    ラングドンシリーズはこれまで全作読んできたので、新作が出たと知った瞬間に迷わず購入。上下巻で5000円超えには「高っ!」と思いましたが(笑)、やっぱり買ってしまいました。

    今回のテーマは「意識」と「脳」の秘密。こういう題材は一歩間違えるとスピリチュアルな話になりそうですが、それを科学的な視点から解き明かしていくところがとても面白く、なるほど!と納得しながら読み進めました。

    そしてダン・ブラウンらしく、冒頭からいきなり衝撃的。実在するプラハの場所や施設が物語に組み込まれているのも魅力で、読んでいるうちに「ここ、本当に行って自分の目で見てみたい!」という気持ちに。

    歴史や科学、謎解き、実在する場所が次々につながっていくワクワク感は、やっぱりラングドンシリーズならでは。

    上下巻の長さを感じさせず、最後までワクワクの連続でした。

    映像になったら、あの場所やあの場面がどう描かれるのだろう。映画化される日が今から楽しみです。

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    2026年09月06日
  • などらきの首

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    オーディブル視聴。
    シリーズ1、2巻の登場人物たちが主役の短編集。不気味な話がたくさんで大満足! キャラクター像も深まって嬉しい。

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    2026年09月06日