襷がけの二人

襷がけの二人

1,900円 (税込)

9pt

オール讀物新人賞で注目を浴びた新鋭、初の長編小説

裕福な家に嫁いだ千代と、その家の女中頭の初衣。
「家」から、そして「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く。

「千代。お前、山田の茂一郎君のとこへ行くんでいいね」
親が定めた縁談で、製缶工場を営む山田家に嫁ぐことになった十九歳の千代。
実家よりも裕福な山田家には女中が二人おり、若奥様という立場に。
夫とはいまひとつ上手く関係を築けない千代だったが、
元芸者の女中頭、初衣との間には、仲間のような師弟のような絆が芽生える。

やがて戦火によって離れ離れになった二人だったが、
不思議な縁で、ふたたび巡りあうことに……

幸田文、有吉佐和子の流れを汲む、女の生き方を描いた感動作!

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襷がけの二人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「カフェの帰り道」で最近直木賞を受賞された嶋津輝さんの作品。女同士の友情が爽やかで読後感がいい。

    千代は目の見えない三味線のお師匠さん初衣のところに住み込み女中としてお世話になることになった。初衣は空襲で目が焼けて見えなくなった。千代も空襲で喉が焼けてしまって今はダミ声である。それで初衣は千代がわ

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    この世に生きる人たちが綴る日常ひとつひとつが、大切な人生でありドラマなのだと思わせる物語。どのエピソードも人物も愛おしく、読み終わると心が温かくなる本でした。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

     とにかく面白かったです。
     大正15年(1926年)から昭和25年(1950年)までの千代さんと初衣さんの関係と人生が描かれています。
     少しぼおっとしたところがある千代さん、背が高くキビキビと行動する初衣さん。
    わたしは、お初さんのカッコよさのファンになりました♡

     千代さんとお初さんがお風呂

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    主人公に感情移入してしまった
    それぐらい応援したくなる女性
    初枝さんとお芳ちゃんとまた3人で笑顔で会えたかな
    この作家さんの本 次も読みたい

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    『カフェーの帰り道』『スナック墓場』に続く3作目。
    非常に良い!
    柔らかな、血の通った文章を書く作家さんだと思う。次回作も今から待ち遠しい。

    0
    2025年12月29日

    Posted by ブクログ

    audible→本購入♡
    とっても大好きな物語だったので、すぐに本購入した。
    千代の嫁入りしてから茂一郎とのやり取りにモヤモヤした…千代の心情は事細かく書かれていて同じ女性として共感できることも多かった。
    一方で茂一郎がなにを考えて想っているのか⁇同じくらい細かく知りたかった。
    お初さんと千代の物語

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    大正から昭和にかけての時代を生きた女性2人の物語。

    父の友人が経営する製缶会社の跡取り息子に嫁いだ千代は、無口な夫とは心も体も通じず、女中頭の初衣や歳若い女中のお芳ちゃんと家事をする毎日だった。

    千代と夫の関係がどうにもならなくなったり、初衣が元芸者で義父と関係があったことなどやさまざまなことが

    0
    2026年03月09日

    Posted by ブクログ

    忘れ得ないもの、ってあると思いますか?そんな問いかけが聞こえてくるようだった。懐かしい気持ちにさせられる、不思議な文体であった。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    戦前から戦後にかけての家父長制の時代。そんな中で、女性が「自分の生きたいように」生きることは、どれほど困難だっただろう。 さまざまな出来事に翻弄されながらも、「家」や「普通」という枠からはみ出すことを恐れずそれぞれの道を選び取っていく千代と初枝さんの姿はとても力強く凛としていて、心から素敵だと思った

    0
    2026年03月04日

    Posted by ブクログ

    千代は容姿が平板で後味を残さない。
    それがいいのか、悪いのか。

    昭和24年、千代が訪れたのは
    盲人で三味線の師匠をしている女性・初衣の家。
    師匠の身の周りの世話をする仕事を得た千代。
    そこから2人がどのように生きてきたのか
    世の中の動きと共に明かされていく。

    大正15年、千代が嫁いだ先に女中頭の

    0
    2026年03月05日

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