小説・文芸の高評価レビュー
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だいすきな千早さん!
面白かったー!
餅、好きじゃないのにすごく食べたくなった。
思わず検索しながら、「ちょっと遠い…、ここなら…、白玉粉買ってみようかな…」と思ってしまった!
チョコレートもひと粒で十分派なのに色々挑戦してみたくなった。
ざくざくチョコレート、オランジェ、トリュフ…
そして調べてみて「う~ん…高い……、でも食べてみたい…」と検索画面とにらめっこ。
千早さんの食エッセイは本当に美味しそうで、
かなり具体的に想像できて、
食に関心がなくても気になってしまう!!!
今年のバレンタインは自分のために
買ったことのないようなチョコレートを買おうかな~! -
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現代ショートショートの第一人者・田丸雅智さんが描く、未来をテーマにした作品集。1話あたり数分で読める短い物語の中に、奇想天外なアイデアとどこか温かくクスッと笑える独自の世界観がギュッと詰め込まれている。
「あり得るかもしれない」未来図鑑って感じで、ワクワクするアイデアが満載なんだけど、テクノロジーの進化、AIやロボットとの共生、環境の変化などを描きつつも、その中心にあるのは常に「人間の心」。
どんな時代になっても変わらない人間の愛おしさや温もり、情けなさ、寂しさみたいなものも感じられた一冊だった。
生活がどれほど便利になっても、そこには悩み、喜び、誰かを想う人間(とAIやロボットたち)のドラマが広がっている。
想像力を刺激され、未来が少し楽しみになるショートショート集!
特に好きだったもの↓↓
『ロイとの景色』
アンドロイドのバスケ対戦相手「ロイ」にNBAプレイヤーのデータをインストールし、どんどん難易度を上げていく主人公。自分のレベルもどんどん上がり、ついにNBAプレイヤーに。
客席にロイの姿を見つけるけれど……。
『ノイズの日々』
ノイズキャンセリングではなく、あえて周囲の雑音を取り込んで音楽を生成する世界。昔プレステで『モンスターファーム』ってソフトがあったの思い出した。CDを読み込ませてモンスターを生成するゲームで、CDによって強さやレア度が違うやつ。
主人公は色々な「うるささ」を求めて街に繰り出す。やがて家の中で、隣の家からの騒音が聞こえて……。
『変わらない味』
引退した定食屋の味をシェフドロイドが再現するが、やがて客足が遠のく。実は長年、店を切り盛りしていた店主は「時代に合わせて少しずつ味を変えていた」という真実に行き着く。変わらないために変化し続けることの本質は、未来でも商売やモノづくりの極意だった。
『リサ先生の保育』
データ共有されたロボット保育士「リサ先生」。病気にならないだけでなく、たとえ親の海外転勤があっても、現地でまた同じリサ先生が出迎えてくれる。テクノロジーだからこそ実現できる「どこへ行っても変わらない優しさ」の形にグッときた。 -
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ネタバレ言わずと知れたワシントン・ポーシリーズ第七弾。
今作の敵はスナイパー。
イギリス全土で規則性なく十人以上を射殺、国民を震え上がらせる事件が発生する。スナイパーを捕まえるため、フリン、ポー、ティリーの重大犯罪分析課が再収集され、メイザーズ警視の指揮下の元、犯人に迫るが…
他作品には真似できない素晴らしい疾走感と、魅力的な登場人物たち。シリーズを重ねても面白さが減らない。
今作は事件の意外性はそこまで(相変わらず、途中にとんでもないことが起こりギアは上がるが…)。ただスナイパーとの対決シーンが素晴らしく、対犯人戦ではシリーズで一番ではないか。
そして何よりエンディング。文句なしで良かった。
過去に登場したキャラも活躍し、軽くこれまでの集大成的な雰囲気もあり、今作はシリーズの転換点のような位置付けになりそう。次作ももちろん楽しみ。
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翌日の往路前に1人だけメンバー変更したランナーは青森で育ち悪天候に強かった。徐々にランクを上げて行く連合チームに誰もが目を疑っている。テレビで映すものの、誰も取材をしていない連合チームのアナウンスを流せない。そんな中、ベテランアナウンサーだけが個々の取材をしていて、名場面に解説を入れていた。まさか?連合チームが優勝までいくのか?と思わせる展開であったが、そこは2位でうまくまとめたなぁと思った。しかし、いつも下位を走っているイメージだった連合チーム、調べたら過去に3位になったことがあったので、あながちこの物語が出来過ぎ!って事でも無いなぁとおもった。適材適所、監督のランナーを見る鋭い視点。ランナーの調子のいい時と悪い時がわかるすごい監督だ。この監督が来年の箱根駅伝を自分の大学を率いた続編出ないかなぁ。
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何十年も大学陸上部を率いた監督は、今回箱根駅伝を僅か10秒差で箱根を逃した。その監督は関東学生連合の監督を務めるらしい。しかし、監督は突然辞任してそれを元陸上部でサラリーマンをしてる者に託した。新監督はメンバーを見て、3位以上という目標を掲げたが、誰もが監督に不信感を持っていた。最初はバラバラだった仲間もだんだん打ち解けて行く。他の大学の監督の暴言、メディアからも誰もが信じていなかった。しかし、メディアの中でもベテランアナウンサーだけは、万が一を考えて取材をしていた。
往路で汗握る展開、これは?と思わせる書き方に何度もウルウルしてしまった。 -
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早見和真、初めての作家さん。
あまりにも衝撃的。
田中幸乃の僅か30年という短い人生。
心を開いた人にいつしか利用され、裏切られる。何度も何度も、、、
純粋無垢な彼女の心を少しずつ少しずつ蝕んでいき、やがてそれが彼女の人となりとなっていく。
「人に必要とされたい。」
幸乃は、生きる意味をここに求め続けた。
彼女が最期に見せた、死ぬために生きる姿は、映像を目の当たりにしているようで衝撃的だった。女性刑務官と同じ心情で彼女の姿を見届けた気がした。
田中幸乃が実在したかのような感覚が今も残っている。
慎一君の手紙
「僕だけは信じてるから。僕には君が必要なんだ。必ず君をそこから出します。だから、そのときはどうか僕を許してください。」
この言葉を胸に、幸乃は逝ったんだと思う。 -
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平野啓一郎さんの作品は、「マチネの終わりに」「ある男」に続いて3作目。
こちらも素晴らしかったです。こんな作品や文章が書ける作家さん、とても尊いです。
これはこの国の少し未来のお話。事故で突然亡くなった母のVRを作ることから物語が始まる。寂しさからだけではなく、明かされなかった母の「本心」を知りたくて。
これだけでも続きが気になって仕方ないんですが。母の過去を知るために一人の女性と出会う。彼女の内面を知り、慮り、自分との関係性を考え、悩み、自分の現実の世界を生きていく。そこでまた、新たな人と出会い自分自身を発見していく。
…とにかく最初から最後まで心臓ギューッと掴まれて、その世界観で頭がいっぱいになりました。
このままAIが進み、政治が続き、貧富の差が広がり社会の分断が続くと…こんな思想や事件も起こりうる…なるほどと頷きながら様々な事を想像しました。
ラストにかけての衝撃ともよべる驚きが凄まじかったです。朔也と周りの人たちの幸せを願っています。
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Posted by ブクログ
ネタバレ再読(約3年ぶり)
「ノワールレヴナント」も好きだけど、比べると「教室が」は全体的にシュリンクしてる感はあるけど、「教室は」の方が暗くて好き
あと、「ノワ」は若干読みづらいと感じるところがあったりしたので、その点「教室」は文章も読みやすくなった感がある
死神のスキルを推理するために3人の自殺シーンを繰り返し検証するところはややくどいけど、丁寧に推理を重ねることで説得力がある
自分もカキウッチー派ってことは社会的には異端になるのかなあ
ラストのカキウッチーの絶望に、ほんの少しでも救いがあってよかった
バイト頑張って手に入れたマーティンを置くところがない、、、あ、お隣さんに預かってもらえばいいか
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