ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ドロップぽろぽろ

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    ネタバレ

    毎回楽しにみしているエッセイ。

    個人的に印象に残ったのは「スーパーマンじゃない」と「おひさま」の2つ。

    「スーパーマンじゃない」はZINEにも収録されていたものだけど、改めて読んでみて、子供の頃はスーパーマンやらシゴデキな人はドラマのようなピンチの時に華麗に活躍する人だと思っていたけれど、大人になるとここで書かれている日常のちょっとしたことに対しても誠実にきちんと向き合える人なんだなと思い、ここに書かれている人のようになりたいなと思った。
    そんな一編。

    「おひさま」は読んでいて、中前さんはエッセイストなんだけど、いつかそれほど遠くない将来で、歌詞の作詞もしているんじゃないかなと思った。

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    2026年05月09日
  • 北京沸騰 天安門秘聞

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    凄まじい。
    1989年天安門事件の実態を描く。実名で登場する有名かつ中枢の政治家たちと、北京大学学生とその関連の若い労働者、さらにその元同級の若い役人たち。3つのドラマが同時進行し、どれも読ませる。ただなんといっても実在政治家たちの存在感と行動がすごい。趙紫陽にはあの国を統べるのは無理だったのか。李鵬の悪役ぶりも面白いが、史実は恐ろしい。そしてなんといっても鄧小平。訛りを入れた発言が効果を倍増。凄みが増している。
    それにしてみ中国は40年前から日本をバカにしていた。さもありなん。原爆の例は全くその通りなので悲しい。
    後半はもう一気読み。ただ最後の最後の真相話は作者のオリジナルで無理やり入れたの

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    2026年05月09日
  • 恋と掃除と謎解きと ハウスワーク代行・亜美の日記

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    著者の本は「邪馬台国はどこですか?」を、めちゃくちゃ若いころ(わたしが)(すくなくとも30年前)に、読んで、震えるほど面白かったので(笑。すごいいうな)、ときどきあのときの感動を思い出して読みたくなる。

    ちゅうことで、先日読んだシリーズの続き。
    前回読んでからちょっと間があいてしまったので、忘れてるかなあと思ったけど、まあまあ大丈夫やったでしょう。

    亜美ちゃんがなんというかめちゃくちゃええ子やな。なんかこう、昭和な感じの「ええ子」なんやけど、もしかして令和の「ええ子」もこんな感じかも…?

    貯金がゼロ円から5000円に増えたときの
    「目標にはまだまだ遠いけど、最初の一歩だ、がんばろう」

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    2026年05月09日
  • かがみの孤城 下

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    泣いた。バチクソ泣いた。もう人目をはばからず泣いた。

    下巻は、上巻で積み上げた謎と感情の行き場をいっきに回収していく勢いがあって、読後の満足感がかなり高かった。鏡の城のルールや7人の関係性が少しずつ意味を帯びていき、こころを中心に「学校へ行けないこと」の痛みが個人の問題ではなく、環境や周囲との関係の中で立ち上がってくる物語になっている。ファンタジーの装置が派手さだけで終わらず、現実を照らすために機能しているのがよかった。

    特に印象に残ったのは、こころと仲間たちが互いの事情を知っていくにつれて、単純な励ましでは解決できない部分がある、ということまで丁寧に描かれているところ。誰かが急に強くなる

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    2026年05月09日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    読みやすくてあっという間に読み終われた。
    初めて東野圭吾さんの本読んだけど凄い気持ちよくどんどん伏線回収されて気持ちいいし読んでて心がなんか温まる作品だった気がします

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    2026年05月09日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    映像化もアニメ化も待ったなしだろ!?!?
    というくらいストーリーもキャラクターも好き
    奥さんめちゃくちゃいい人

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    2026年05月09日
  • 私の最後の羊が死んだ

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    作家誕生前夜にこういう生活をされていたことに驚きと共にこれまでの作品をもう一度読み返したくなりました。「自称」に鋭く反応される箇所は特に印象的です。命を生み出し経済活動として生活していることに真剣だったからでしょう。新鮮な国内産ラムってどこに売ってるのかな。

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    2026年05月09日
  • 鷹の砦 警視庁殺人分析班

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    東京西部の山中で発生した立てこもり事件。殺人事件の被疑者でもある犯人との交渉の末、如月塔子は人質交換に応じることになる。だが事件はそこで終わらず、事態はさらに予想外の方向へ動き出していく。

    今回は「警視庁殺人分析班」シリーズでありながら、いつもの“分析”だけでは突破できない状況が続くのが印象的だった。犯人の心理を読み、痕跡を積み上げ、論理で追い詰める――そんなシリーズの軸は残っているのに、本作ではそれだけでは届かない。むしろ、極限状態の中で人が何を守ろうとするのか、どこで覚悟を決めるのか、そこに焦点が当たっていたように感じた。

    特に良かったのは、塔子の扱い方。単なる“危機に陥る主人公”では

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    2026年05月09日
  • わからない

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    初めてこの著者の本を読んだ。
    どこかのコンテンツでオススメされてたので読んでみた。
    物事の捉え方が独特で、書評もその本のことではないことに色々発散してしまったりするが、最後にまとめの一言でオチがつくみたいな感じで、全体的に面白い。
    短い文章が多いので、スキマ時間でパラパラ読めるのも良かった。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年05月09日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半読んでて、恋愛の話かと思ってたら、友情のグロさを見せつけられた。個人的に瑠璃絵みたいな人を知ってたから、その描写がとても細かく、正確すぎるくらいでびっくりした。
    前半の「恋」を読み終わった時は、瑠璃絵が茂美を殺したのかと思ってた。だから、いきなり茂美をなくしてしまった蘭花がかわいそうと思ってた。けど後半の「友情」を読み終えた時は2人が共犯だったことが判明し、ぞくぞくした。とにかく、心理描写がとても細かく、怖さや憎しみなどの感情が読者にまですごく伝わってくる。
    もっと辻村さんの本を読みたいと思った。

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    2026年05月09日
  • ノーサイド・ゲーム

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    TikTokでテレビドラマの「ノーサイドゲーム」が流れてきて、これは面白そう!と原作を手に取った。
    弱小社会人ラグビーチームのサクセスストーリーでよくある話なんだけど、そこは池井戸潤。ただのスポーツ小説ではなく、会社経営目線や、社内政治、ラグビー協会の時代遅れの精神論など、読者を飽きさせない。また登場人物も皆魅力的であり素直に感情移入できる。僕は主人公の君嶋はもちろん、レナが好き。また脇坂も意外と共感できた。サラリーマンとして生きていくには、コストカットは当たり前(でも嫌な奴)。結論、面白い小説でした

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    2026年05月09日
  • 東芝解体 電機メーカーが消える日

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    何でこの本を買ったのか忘れてしまったけど、しばらく小説が続いていたので、バランスを取るために積んでおいたビジネス書を読みました。10年前の本ですが、今も状況は変わっておらず大変勉強になりました。

    大きな主張の主旨は、日本の電機業界は第二次世界大戦の敗戦、アメリカによる日本経済への関与、電電公社と電力ファミリーの下請け構造、といった経緯や構造により、競争力を失い今に至るというもの。個人的に視野が広がり、大変勉強になりました。

    ・東芝の家電を買収した美的集団は東芝より何倍も規模の大きい会社だった。2014年度東芝本体の売上は6.6兆円(白物家電は2.2千億円)に対し、美的集団は白物家電だけで2

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    2026年05月09日
  • 猫を処方いたします。

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    本当に猫を処方してました笑。喋ったり、人間みたいに歩いたりしない、本当に普通の猫。猫好きにはたまらない本でした!猫は処方された期間、きちんと飲み切ってくださいって、笑っちゃいました。
    最後の方に不思議な事が。謎が少し明かされましたね。

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    2026年05月09日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    大田くんは保育士向いてると思う。
    読み進めていくとそんな感想が浮かびました。保育士に限らず鈴香と関わることで彼にも人生の選択肢が色々増えたんじゃないかなぁと。
    鈴香が言葉や遊び方が増えたこと、小説なのに近くにいる子どもたちを見届けているような感覚になりました。
    とても面白い小説でした!

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    2026年05月09日
  • ミス・サンシャイン

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    吉田修一のベスト作品のひとつです!
    原爆がもたらした悲しいストーリーに泣かされた。
    しかし、それでもたくましく健気に生きたふたりの女性。
    華やかなスターの光と影。強烈なコントラスト・・・
    こんないい作品を描いてくれて感謝しかありません

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    2026年05月09日
  • 最後の答えは、きっと暮らしの中にある。

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    人生を生き抜き、色々な人な話を聞いできた一田さんの気づきを、すっきりと練られた言葉で読める幸せよ。

    本当の学び、失敗すること、誰かと一緒に幸せになること、大人の適度なミーハー心、心と身体が元気という環境を先に作る、積極的な休み方、やった方がいいことの扱い。

    それに加えて、些細な生活の知恵や美味しいものの紹介も。私はとても好きな一冊でした。

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    2026年05月09日
  • アルプス席の母

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    ネタバレ

    神奈川で看護師をしていた秋山菜々子は、息子の航太郎が大阪の新興校へ進学することをきっかけに大阪へ移り住み、生活する。自分も学生時代は強豪校で部活をしていたため、当時のことを思い出しながら読んだ。序盤は過去の経験があったからこそすんなり読めたが、長い状況説明が続き、展開に不安を感じた。しかし、途中から徐々に盛り上がり、読後も良かった。航太郎からは当時の思い出を、菜々子からは親のたくさんの思いを感じられた。そのどちらも過酷で辛く、でも振り返ると楽しくも感じられる瞬間があり、甘酸っぱい気持ちに浸れた。

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    2026年05月09日
  • 百年の時効

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    重厚。それぞれの刑事の執念がすごい。途中、実際に起きた事件(オウム事件等)が挟まるので「あ〜、なるほど、この時代か…」とその時代の世間の空気感も分かりやすい。面白かった!

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    2026年05月09日
  • アルプス席の母

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    後半は泣きっぱなしでした…自分がちょうど高校生男子の母だからかもしれません。若い子が一生懸命な姿を見ているだけで、涙腺が緩みます。最初から最後まで、ティーン男子母とそれを取り巻くあれこれがよく描かれていて、早見さんの守備範囲の広さに舌を巻きました。

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    2026年05月09日
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ★★
    256P

    古文って音として聴いた方が理解出来るよね。

    古事記めちゃくちゃ面白い

    角川のビギナーズクラシックス日本の古典シリーズ、登録者数が1000以上でめちゃくちゃ人気なんだね。原文、現代語訳、寸評、コラムとかかなり詳しくて面白いからかな? #読書

    古事記 が成立したのは、一般的には 712年(和銅5年) とされています。

    「【訳文】  わたくし安万侶が陛下(元明天皇)に申し上げます。  宇宙の中心の浮遊がおさまり、凝固してきたものの、まだ生命の兆しや物体の形がはっきりとは見えません。何と名づけたらよいのか、どんな活動をしているのか、だれにもわかりませんでした。  けれども、そ

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    2026年05月09日