ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • どこの家にも怖いものはいる

    Posted by ブクログ

    これを読んだ後、家の中で格子になってるところはないか探してみちゃったりつい耳を澄ましてしまったりしていた。じっとりと自分の周りにあれが来るかもしれないという恐怖がこの本を読んでまとわりついてくる感じがする。全ての体験談が気持ち悪く(特に光子の家)印象深かった。
    この本を読む前に刀城言耶シリーズやのぞきめを読んでたので、それらを読んでる人にとっては「おっ」と思う箇所があって良かった。三津田信三はモキュメンタリーホラーが上手いですね…。

    0
    2026年09月06日
  • クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【読みやすさ】☆☆☆☆☆
    【世界観・ストーリー】☆☆☆☆☆
    【夢中度】☆☆☆☆☆
    【ラスト・余韻】☆☆☆☆☆

    【感想】
    個人的には1巻も2巻好きでした。
    グラフィティのところ挿絵あると
    いいなと思いつつ文字だけでは難しい。
    でも主人公だけじゃなく、その周りの行動や
    気持ちが伝わり、アカサビのオマワリさんの
    話、うるっとしちゃった。
    全2巻ですが正直あと1冊出して欲しい本。
    その後が気になるみんなの成長過程が気になる。
    久々に楽しく読ませて頂きました。

    0
    2026年09月06日
  • しろとくろの偏愛

    Posted by ブクログ

    だいすきな千早さん!
    面白かったー!

    餅、好きじゃないのにすごく食べたくなった。
    思わず検索しながら、「ちょっと遠い…、ここなら…、白玉粉買ってみようかな…」と思ってしまった!

    チョコレートもひと粒で十分派なのに色々挑戦してみたくなった。
    ざくざくチョコレート、オランジェ、トリュフ…
    そして調べてみて「う~ん…高い……、でも食べてみたい…」と検索画面とにらめっこ。

    千早さんの食エッセイは本当に美味しそうで、
    かなり具体的に想像できて、
    食に関心がなくても気になってしまう!!!

    今年のバレンタインは自分のために
    買ったことのないようなチョコレートを買おうかな~!

    0
    2026年09月06日
  • 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    誰もが秘密を抱えていて「被害者であり加害者」という点で、最近見たちいかわの映画「人魚の島のひみつ」を思い出した。そしてこれは見ていないけれど、陽子に降りかかる災難に、おしんを思い出す。
    それぞれの登場人物の行動が、それぞれの思考に基づいていて、理に適っている。だから章ごとに登場人物に思い入れしたり怒ったりしてしまう。
    氷点の回収も見事。

    0
    2026年09月06日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    誰もが秘密を抱えていて「被害者であり加害者」という点で、最近見たちいかわの映画「人魚の島のひみつ」を思い出した。そしてこれは見ていないけれど、陽子に降りかかる災難に、おしんを思い出す。
    それぞれの登場人物の行動が、それぞれの思考に基づいていて、理に適っている。だから章ごとに登場人物に思い入れしたり怒ったりしてしまう。
    氷点の回収も見事。

    0
    2026年09月06日
  • パンどろぼうとりんごかめん

    Posted by ブクログ

    面白いのは面白いんだが、イノシシ兄弟が被り物のりんごを食べられなかったことでしょぼくれてしまうのが理解できない。スカスカでも食べちゃえばいいじゃん。

    りんごかめんを凄そうに読むと楽しい。落差があると笑える。

    0
    2026年09月06日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

    Posted by ブクログ

    運という言葉を使うときのフレーズとして、運が良い、運が悪いが代表的である。ただ、この本では運を貯める、貯めた運を使うという表現が紹介されている。とても画期的だった。貯めた運を使うことと幸運という言葉の意味は、違うニュアンスである。運を使うタイミングやきっかけを得るには、上機嫌であること(興味を持つ)が大切。
    運は人間が生きてきた歴史の中で引き継がれたものであり、後世に引き継がれるものであるため、自分1人の人生で完結させてしまってはならない。
    常に好奇心や機嫌を整え運を掴み、運を貯めるために、何かを与える人間になりたいとおもう。

    0
    2026年09月06日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    いやーおもしろいな!二日で完読してしまった。
    戦後すぐの北海道という馴染みのない設定だが引き込まれる。
    旭川のよく知った場所(営林局など)が描かれており、頭の中で地図を書きながら読み進めた。というか三浦さんの旦那さんが営林局勤めだったのか。
    朝日新聞の1000万の懸賞小説で大賞をとったというが、文体も完成されていてすごい新人だよなぁと思う。笑点の由来になったというのもびっくり。
    三浦さん自身が肺結核やオホーツク海で入水自殺や戦争などの受難を生き抜いており、だからこそこんなに凄みある文章になるのだと思う。

    0
    2026年09月06日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    いやーおもしろいな!二日で完読してしまった。
    戦後すぐの北海道という馴染みのない設定だが引き込まれる。
    旭川のよく知った場所(営林局など)が描かれており、頭の中で地図を書きながら読み進めた。というか三浦さんの旦那さんが営林局勤めだったのか。
    朝日新聞の1000万の懸賞小説で大賞をとったというが、文体も完成されていてすごい新人だよなぁと思う。笑点の由来になったというのもびっくり。
    三浦さん自身が肺結核やオホーツク海で入水自殺や戦争などの受難を生き抜いており、だからこそこんなに凄みある文章になるのだと思う。

    0
    2026年09月06日
  • Sassyのちいくえほん いろいろ ぱっ

    Posted by ブクログ

    色に英語の説明があるから下の子は理解できないのではないか、とは上の子の談。

    まあそりゃそうかもしれんが、理解した後その前の気持ちには戻れないのは万民共通だなとも思った。

    別に分かる必要はないと親は思っているが、やはり本人は理解できたほうが面白いのだろうか。では、俺にはアラビア語やらタイ語やらの絵本を読んで楽しむ資格はないのだろうか。ううむ。

    0
    2026年09月06日
  • ショートショート未来図

    Posted by ブクログ

    現代ショートショートの第一人者・田丸雅智さんが描く、未来をテーマにした作品集。1話あたり数分で読める短い物語の中に、奇想天外なアイデアとどこか温かくクスッと笑える独自の世界観がギュッと詰め込まれている。

    「あり得るかもしれない」未来図鑑って感じで、ワクワクするアイデアが満載なんだけど、テクノロジーの進化、AIやロボットとの共生、環境の変化などを描きつつも、その中心にあるのは常に「人間の心」。

    どんな時代になっても変わらない人間の愛おしさや温もり、情けなさ、寂しさみたいなものも感じられた一冊だった。

    生活がどれほど便利になっても、そこには悩み、喜び、誰かを想う人間(とAIやロボットたち)のドラマが広がっている。

    想像力を刺激され、未来が少し楽しみになるショートショート集!

    特に好きだったもの↓↓

    『ロイとの景色』
    アンドロイドのバスケ対戦相手「ロイ」にNBAプレイヤーのデータをインストールし、どんどん難易度を上げていく主人公。自分のレベルもどんどん上がり、ついにNBAプレイヤーに。
    客席にロイの姿を見つけるけれど……。

    『ノイズの日々』
    ノイズキャンセリングではなく、あえて周囲の雑音を取り込んで音楽を生成する世界。昔プレステで『モンスターファーム』ってソフトがあったの思い出した。CDを読み込ませてモンスターを生成するゲームで、CDによって強さやレア度が違うやつ。
    主人公は色々な「うるささ」を求めて街に繰り出す。やがて家の中で、隣の家からの騒音が聞こえて……。

    『変わらない味』
    引退した定食屋の味をシェフドロイドが再現するが、やがて客足が遠のく。実は長年、店を切り盛りしていた店主は「時代に合わせて少しずつ味を変えていた」という真実に行き着く。変わらないために変化し続けることの本質は、未来でも商売やモノづくりの極意だった。

    『リサ先生の保育』
    データ共有されたロボット保育士「リサ先生」。病気にならないだけでなく、たとえ親の海外転勤があっても、現地でまた同じリサ先生が出迎えてくれる。テクノロジーだからこそ実現できる「どこへ行っても変わらない優しさ」の形にグッときた。

    0
    2026年09月06日
  • ブラッディダイスの殺人 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言わずと知れたワシントン・ポーシリーズ第七弾。
    今作の敵はスナイパー。

    イギリス全土で規則性なく十人以上を射殺、国民を震え上がらせる事件が発生する。スナイパーを捕まえるため、フリン、ポー、ティリーの重大犯罪分析課が再収集され、メイザーズ警視の指揮下の元、犯人に迫るが…

    他作品には真似できない素晴らしい疾走感と、魅力的な登場人物たち。シリーズを重ねても面白さが減らない。
    今作は事件の意外性はそこまで(相変わらず、途中にとんでもないことが起こりギアは上がるが…)。ただスナイパーとの対決シーンが素晴らしく、対犯人戦ではシリーズで一番ではないか。

    そして何よりエンディング。文句なしで良かった。

    過去に登場したキャラも活躍し、軽くこれまでの集大成的な雰囲気もあり、今作はシリーズの転換点のような位置付けになりそう。次作ももちろん楽しみ。

    0
    2026年09月06日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

    Posted by ブクログ

    翌日の往路前に1人だけメンバー変更したランナーは青森で育ち悪天候に強かった。徐々にランクを上げて行く連合チームに誰もが目を疑っている。テレビで映すものの、誰も取材をしていない連合チームのアナウンスを流せない。そんな中、ベテランアナウンサーだけが個々の取材をしていて、名場面に解説を入れていた。まさか?連合チームが優勝までいくのか?と思わせる展開であったが、そこは2位でうまくまとめたなぁと思った。しかし、いつも下位を走っているイメージだった連合チーム、調べたら過去に3位になったことがあったので、あながちこの物語が出来過ぎ!って事でも無いなぁとおもった。適材適所、監督のランナーを見る鋭い視点。ランナーの調子のいい時と悪い時がわかるすごい監督だ。この監督が来年の箱根駅伝を自分の大学を率いた続編出ないかなぁ。

    0
    2026年09月06日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

    Posted by ブクログ

    何十年も大学陸上部を率いた監督は、今回箱根駅伝を僅か10秒差で箱根を逃した。その監督は関東学生連合の監督を務めるらしい。しかし、監督は突然辞任してそれを元陸上部でサラリーマンをしてる者に託した。新監督はメンバーを見て、3位以上という目標を掲げたが、誰もが監督に不信感を持っていた。最初はバラバラだった仲間もだんだん打ち解けて行く。他の大学の監督の暴言、メディアからも誰もが信じていなかった。しかし、メディアの中でもベテランアナウンサーだけは、万が一を考えて取材をしていた。
    往路で汗握る展開、これは?と思わせる書き方に何度もウルウルしてしまった。

    0
    2026年09月06日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    早見和真、初めての作家さん。
    あまりにも衝撃的。

    田中幸乃の僅か30年という短い人生。
    心を開いた人にいつしか利用され、裏切られる。何度も何度も、、、
    純粋無垢な彼女の心を少しずつ少しずつ蝕んでいき、やがてそれが彼女の人となりとなっていく。
    「人に必要とされたい。」
    幸乃は、生きる意味をここに求め続けた。

    彼女が最期に見せた、死ぬために生きる姿は、映像を目の当たりにしているようで衝撃的だった。女性刑務官と同じ心情で彼女の姿を見届けた気がした。
    田中幸乃が実在したかのような感覚が今も残っている。

    慎一君の手紙
    「僕だけは信じてるから。僕には君が必要なんだ。必ず君をそこから出します。だから、そのときはどうか僕を許してください。」
    この言葉を胸に、幸乃は逝ったんだと思う。

    0
    2026年09月06日
  • 高校事変 XI

    Posted by ブクログ

    2021年。
    どんどんスケールがでかくなるんですけど。
    だけど市井の人々の生活は変わらない。結衣ちゃん、すっかりセーラー服。「探偵の探偵」だの「千里眼」の登場人物が次々登場。覚えていたら、時間があったら読むかな、それら。今はおなかいっぱい。
    カイトは建斗が作ったオカリナを智沙子に渡した。智沙子はオカリナを吹く。ドナドナ、オカリナは涙腺どばどば止まらないアイテム。

    0
    2026年09月06日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読むのが遅いで有名な私が3-4時間ほどで読んでしまいました。

    実はこいつ悪いやつだった!の流れを予想して読み進めると、
    優子…!お前か…!!
    いや叔父!!お前もか!!
    いやいや宮脇くーーーん!!!!
    えっ?未帆子さん?あんたもなん??
    高尾お前グルか!?
    ええええ????水谷お前いっちばんきっしょいやんけ!!!!!!!!!!!!!!!
    ↑こんなかんじです(˶◜ᵕ◝˶)

    0
    2026年09月06日
  • 本心

    Posted by ブクログ

    平野啓一郎さんの作品は、「マチネの終わりに」「ある男」に続いて3作目。
    こちらも素晴らしかったです。こんな作品や文章が書ける作家さん、とても尊いです。

    これはこの国の少し未来のお話。事故で突然亡くなった母のVRを作ることから物語が始まる。寂しさからだけではなく、明かされなかった母の「本心」を知りたくて。
    これだけでも続きが気になって仕方ないんですが。母の過去を知るために一人の女性と出会う。彼女の内面を知り、慮り、自分との関係性を考え、悩み、自分の現実の世界を生きていく。そこでまた、新たな人と出会い自分自身を発見していく。
    …とにかく最初から最後まで心臓ギューッと掴まれて、その世界観で頭がいっぱいになりました。
    このままAIが進み、政治が続き、貧富の差が広がり社会の分断が続くと…こんな思想や事件も起こりうる…なるほどと頷きながら様々な事を想像しました。
    ラストにかけての衝撃ともよべる驚きが凄まじかったです。朔也と周りの人たちの幸せを願っています。

    0
    2026年09月06日
  • 教室が、ひとりになるまで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読(約3年ぶり)

    「ノワールレヴナント」も好きだけど、比べると「教室が」は全体的にシュリンクしてる感はあるけど、「教室は」の方が暗くて好き
    あと、「ノワ」は若干読みづらいと感じるところがあったりしたので、その点「教室」は文章も読みやすくなった感がある

    死神のスキルを推理するために3人の自殺シーンを繰り返し検証するところはややくどいけど、丁寧に推理を重ねることで説得力がある

    自分もカキウッチー派ってことは社会的には異端になるのかなあ
    ラストのカキウッチーの絶望に、ほんの少しでも救いがあってよかった

    バイト頑張って手に入れたマーティンを置くところがない、、、あ、お隣さんに預かってもらえばいいか

    0
    2026年09月06日
  • 逆ソクラテス

    Posted by ブクログ

    雨に濡れながら走って野球選手を追いかけたあのとき。映画の一幕のように頭に映像化された。懸命に純粋で力強い友との思い出。安斎を思うと切なくやるせなくて。それでもなお君の確かさを信じてる、たんなる読み手である私が。

    0
    2026年09月06日