小説・文芸の高評価レビュー
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中学生の安音と榊の物語。
自分がイジメを受けていた頃を思い出し、私も一歩間違えれば安音と同じように中学生で自殺していたかもしれなかった。
イジメは受けた者でなければ、その辛さは絶対にわからない。
安音の気持ちもわかるし、母親となった今では安音のお母さんの気持ちもわかって読みながら涙が止まらなかった。
イジメで精神的に追い込められた状態では絶対に誰かに助けを求める勇気すらも忘れてしまって、不思議と死が光り輝いた天国に見える感覚があったのを今でも私は覚えてる。
早くこの辛い状態から抜け出したい気持ちでいっぱいだった。
確かにイジメの首謀者+イジメに加担したクラスメイトを恨んだ時もあった。
中学生の -
Posted by ブクログ
ネタバレ読む前は、優しい博士と親子が数学を通じて繋がる温かいストーリーなのかな、と予想していた。
読み始めると、あれ?博士そんな無愛想なん?と驚き。身の回りのことも自分でできない小汚い数学好きのお爺さんかい!って思った。
読み進めると、優しい博士だとわかった。
記憶を80分しか保てない日々の中での、初対面の人との数字の話は、緊張や気まずさを緩和させる目的だったし、博士の愛した数式たちと同等に親子のことを大切にした。こんなに愛情深い人だったなんて。
ルートの11歳の誕生日パーティー以降、
読みながらずっと泣いていた。
また、何回も読み返したい。自分にとって大切な本になった。 -
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まことさん、ひま師匠のレビューで、絶対これは読むぞぉと思っていたところに、かなさん、ミユキさんのレビューで、高いけど買っちゃいました(^◇^;)
良質のレビューが重なるとやっぱり買いたくなります。゚(゚´ω`゚)゚。
この作品も、素晴らしい作品でした!
買って良かった(*ˊᗜˋ*)♡
来年の夏の読書感想文の課題図書にしても良いのではないでしょうか!?
主人公の 侑平 29歳は、過去に大きな迷いを抱え、勤めていたバイオ企業を退職していた。
両親は離婚していたのだが、疎遠になっていた父親から、父方の祖父母が亡くなった家を相続する話を持ちかけられ、 愛媛県松山市にある祖父母の家を訪ねる。
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自閉スペクトラム障害の高校生が、「自分自身」について書いた本です。
私自身、ADHD、ASDの診断を受けている側の人間です。彼と重なる部分もあれば、重ならない部分もあります。彼自身も書いていますが、「何に困っているか」「どうなってしまうか」は本当に人それぞれです。
でも、ここまで文章にした彼は本当に大変だっただろうし、本当に凄いことを成し遂げたと思います。
ページの所々に書かれているイラストも可愛らしく、彼の苦悩や考えていることが滲み出ています。
「知らない」は怖いことだと思います。「発達障害」は目に見えない障害ですので、より怖いかと思います。でも、この本を切り口に知っていく、のもアリなの -
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ネタバレこの巻ではイヌカシの揺れ動く心情が細かく描かれており、とても読み応えがあった。
人狩りが終わって破壊された市場で目ぼしいものがないか探しているイヌカシ、人狩りから逃れ生き残ったことに歓喜していたが、それも初めだけ。
紫苑やネズミはどうしているか、今までならもう終わりだろうと思うのだけど、戻ってくるのではないか、そんなことを思うほど、イヌカシの中で紫苑やネズミの存在が大きくなっている。
何かが変わるかもしれないと思わせてくれる、そんなことを思う自分自身にも驚くイヌカシ。
紫苑に託された赤ちゃんにシオンと名付け、紫苑が戻ってくるのを待っている、今までの人生の中で初めて希望を持ったそんなイヌカシの心 -
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新潮の新訳版で再読。これまで旧版を愛読してきたけれど、新版で読んでもドラマティックな展開、強い感動が胸に残るラストのインパクトは変わらない。人が人のために為しうることは少なく、けれど愛が為しうることは偉大で尊い。フランス革命前後の英仏を舞台にした圧巻の物語。
シドニー・カートンというキャラクターは、これまで読んだ小説の中でも一二を争う強烈な印象を私に残した人物。彼がなぜあんなに虚無的な生き方をしているのか作中では詳しく説明されないけれど、あのラストは彼が自分自身を救う(あるいは許す)ためにも必要な選択だったのだろうと思うととても切ない。また折りに触れ読み返したい。
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