【感想・ネタバレ】天国までの49日間【スターツ出版文庫版】のレビュー

あらすじ

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。死んだ直後に目覚めると、そこには天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡される。幽霊となった安音は、霊感の強い同級生・榊洋人の家に転がり込み、共に過ごすうちに、死んで初めて、自分の本当の想いに気づく。一方で、安音をいじめていたメンバーも次々謎の事故に巻き込まれ――。これはひとりの少女の死から始まる、心震える命の物語。

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自殺した子が49日間、この世を彷徨い天国か地獄の選択をする。

いじめで憎んだ気持ちを伝えようとしていたが、実は過去にいじめられていた事を知り、その子も苦しかった事。いじめはいじめで虚勢を張るしかなかった事。
反省はして、この事はおさまったけど、このいじめ連鎖は、ずっと続くしなくならないんだろうな。

人は弱い奴を踏みにじって、ストレスの捌け口にする。それがいじめの火種になるんだろうな。


途中、悪霊との闘いでちょっとわからなくなるストーリーだったけど、榊との切ない淡い恋だったり、榊が大人になって、学校のカウンセラーになり、安音と似た子(生まれ変わり)に?会って、安音が天国に行っていた事がわかった事に読んでいて少し良かったなと思った。
49日間て、自分が生きてきた事を振り返る期間なのかな?なんて思わせる小説。

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2025年07月01日

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あらすじからすると、今までに読んだ小説と同じような展開の恋愛ものだと思っていたけど、この本はホラー要素などが組み込まれていて個人的には好きなストーリーだった。自ら命を絶つことの重大さや、いくら後悔してももう元には戻れないという事実を改めて理解した。ラスト、感動して涙が止まらなかった。

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2025年04月30日

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読みやすくていい本だなと思った。
私も中学の時いじめられて、
死にたいくらいいやだったけど、
あのとき死ななくてよかった。
生きてるからこそわかることがある。
たくさんの学生さんに読んでほしい作品(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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2024年03月24日

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ネタバレ

★読んだ日:2023年7月10日(月)

★あらすじ★
14歳の折原安音はクラスメイトからのいじめを苦に自殺した。
死んだあと、天使により四十九日は現世で幽霊として過ごして、天国に行くか、地獄に行くか選択をしろと言われ、現世に帰る。
そこで、霊感があり幽霊の見えるクラスメイト、榊洋人と関わっていく上で、安音はいろいろと気づいていき、、更にはいじめていたメンバーにも不可解な出来事が、、

★感想★
自殺した女の子の目線で進んでいくお話で、死んでからいろいろ気づいていくのだが、霊感のある榊くんと出会ったことが大きいのだと感じた。
どうなっていくのか結末が見えない中で読んでいって、いじめっ子達が悪霊によって酷い目にあわされて、彼女達の本音を知ったり、興味もないと思ってた家族がすごく安音のことを考えてて、大切だと思ってくれてるということに気づいたり、、生きてる時にアクションがあれば違ってたのかもしれないと思った。
普段から不安があったりしたら、なにかアクション起こしてみるのも大切かもしれない。

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2023年07月10日

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ページ数は多かったが、スラスラとテンポよく読める小説でした。スラスラと読めるにも関わらず、しっかり泣ける作品でした。

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2022年09月19日

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号泣、とまではいかなかったけれど、面白くてあっという間に読み終わってしまった。霊感少年の榊が自殺してしまった安音のそばにいてくれていて良かったなと思える最期だった。彼はとても素敵だと思う。「誰かのそばにいる強さ」を教えてもらった。 安音の49日間は、安音だけでなく様々な人の変化をもたらしていく。その中の一人である榊のこれからが気になるので、続編も読んでみたい。

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2022年09月03日

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中二の時にこの本に出会って唯一何回も読んだ本。本当に号泣してずっと忘れないであろう本。大好きな本です。

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2022年05月22日

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『49日間、下界で過ごし、その後、天国か地獄か自分の行きたい方を決めよ』
ひとりの少女の死から始まる不思議な物語。

14才の女子中学生・折原安音は、いじめが原因で飛び降り自殺を行う。
気が付くと、辺りが真っ白な世界で、天使(?)が告げる。

幽霊となってから、家族の悲しむ姿を見るにつけ、自殺を後悔する。

そんな中、クラスメートで無愛想な少年・榊洋人には、霊感があり、安音が見えて、会話が出来るという。

一見、人間と幽霊のラブコメのようですが、いじめの問題など、中身は重いですね。

最後、49日が経ち、安音が消えるシーンは、まさに映画『ゴースト』のようで、ウルウルです。

エピローグにて、あの日から16年経ち、大人になった榊は、学校のカウンセラーになっていた。
そこで出会った少しお転婆な中学生・荻原安音。
記憶は無くとも、生まれ変わりってあるんでしょうか?
希望を感じさせるエンディングで、とても良いと思います。

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2022年02月26日

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この作品を読んで思ったこと。
いじめ問題やいじめを隠す学校、そしていじめっ子や虐められ自ら命を絶つ方々達……。
この世からいじめが減り、この社会が生きやすくて平和になればいいなと思いました!

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2021年10月25日

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とても読みやすい作品でした。
最近、いじめによる凍死のニュースが取り上げられていましたが、いじめられている人が読むと心が苦しくなるシーンもあります。
もちろんそればかりではないのですが、苦しくなっても早とちりせず最後まで読んでみてください。

個人的に、学園モノではありますが登場人物が多すぎなくていい作品だと思います。

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2021年05月09日

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意外と評価は高くないですが、私はこの天国までの49日間シリーズが本当に大好きです!!
学校の読書感想文でもビブリオバトル(知的書評合戦)でもこちらの本を紹介させていただきました。
私はこの本に出会えて良かったなと思うし、自分自身読書は大好きだけどここまでハマりまくった本はなかなか見つからなかったので作者さんに大きな拍手をしたいです。

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2021年03月12日

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携帯小説ということもあって会話文多めで、ページ数はあるけど結構スラスラ読める。小学生の頃読んでいたので、懐かしいなとなんだか物語とは関係ないところで感動してしまった。榊くんと安音ちゃんが互いに少しずつ信頼関係を築いていくのにヒュー!となりつつ、いじめの描写はしっかりエグめ。大人になってから読むとムム…となることも多いけど個人的にはすごく楽しく読めました。

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2025年03月10日

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ネタバレ

携帯小説大賞を受賞した櫻井千姫先生の小説。
“いじめ”をテーマに自殺してしまった少女・安音が49日間の現世での猶予を与えられて、死んだ後の世界を体感していく物語。いじめの描写がきつく読むのを止めてしまう時もありました。いじめをしていた人間達がいじめを返されるという残酷さ、そこから立ち直り、前を懸命に向こうとする人間の強さを鮮烈に、かつ力強く描いていて、そして幽霊が見える青年・榊との甘い恋模様もありとても充実した小説だと思いました。死んでしまっては何も出来ない、しかし残された人々はその思いを継ぎ悲劇を無くそうとすることはできる。そんな事を教えてくれる作品だと思いました。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
折原安音:宮本侑芽
天使:村瀬歩
榊洋人:内山昂輝
高村舞:潘めぐみ
熊沢有希:瀬戸麻沙美
古池里央:黒澤ともよ
小宮千尋:豊田萌絵
諏訪美琴:石見舞菜香
石川先生:杉田智和
小泉:石川界人
新藤世津子:小山茉美
新藤沙織:早見沙織 

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2024年11月03日

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中2で読んだときには号泣しました。ただ、久しぶりに読み返したら悪霊退散するところの呪文でちょっと笑っちゃいました。
読みやすくて、生死について考えさせてくれる本です。中学生に主に読んで欲しいですね。

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2024年02月22日

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惚れました。最後ほんとに良かった!!いじめがこの世から無くなる日が来るのか。分からないけど、今生きてる中でできることをやって行きたいと思いました!

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2024年01月07日

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再読本ですが、うん、すごく気付かされることが多かった

いじめっていじめられてる子の方が辛いと思うし、憎いって思って復讐したいって思う子もいると思う
だけど、いじめてる子も苦しかったり辛かったりすることがあるんだってことに気づかされたし、いじめられてる子が憎い、復讐したいって思うのが当たり前かと思ってたけど、それをしたところで何も生まない、この本を読んで、あっ確かにそうかもしれない…って気づかされました
もっと広い視野でこの世の中を見ていきたいと思った1冊です

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2023年02月16日

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いじめられ、死にたくて死んだがその後自分が死んだ後の世界を見るとだんだん悲しくなっていく話だった。死んだ方がいいと思っても必ず誰かは自分のことを愛してくれる人がいるってことを思い知らされました。

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2022年05月29日

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なかなか珍しいストーリーにいじめが絡む展開でおもしろい作品でした、テンポも描写も程よく読みやすい350ページですね!
この作品を20代女性が描いたということをすっかり忘れてました。
重い出来事なのに明るく表現しているところは読んでて楽しいというか軽快な部分もあるくらいかなぁ。

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2021年08月31日

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まさに今中学生、の娘が勧めてくれて、読みました!
娘が読んでいる最中から、時おり、❜榊カッコよすぎる❜ 等、その都度、小説の感想をはなしてくれてたのですが、私も、最後まで読んでみて良かった。
色々考えさせられます!そして、大人が思っているより(考えるより)、まだ大人ではない、子供「中学生」、は、しっかりしているし、大人をしっかり見ている!でもまた、まだまだ脆くもあり…
いっぱい感想ありますが…
涙なみだのお話の中に、最後は少し光が見えた、ストーリー。

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2021年07月25日

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子供にすすめられて読んだが、とても良かった。
榊くんが素敵。

終わりも、希望があってすごく良かった。

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2021年07月23日

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中高生向きなのかもしれないですが、最初から最後まで大人も考えさせられる作品でした。

死んだ人間の周りの人たちの気持ち
いじめをする側、される側の気持ち

いろいろな立場で考えることができた。

やっぱり人は弱い生き物で、自分を守るために手段を選ばないこともある。
そんな弱い気持ちに打ち勝つためには、共感してくれる、自分の気持ちをわかってくれる存在が必要
かつそういった存在は身近にいることに気付くことが必要なんだと改めて感じた。

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2021年07月06日

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イジメを苦にして自殺を選ぶ主人公。
いじめた子たちに対しての復讐になる、と思いきや後悔してない様子に愕然と。。
死んだ当初は「死んでよかった」という気持ちが49日後は...。
この小説では昔虐められていた子の悪霊が出てきた為、虐めてた子達は後悔できましたが、実際はどうなんだろう、、、。
本当に死ぬのは勿体無いと思う。
この先起きるであろう幸せの放棄。何年も手をかけお金をかけ心をかけて育てた子が命を投げ出すとは...,身内の悲しさを思うと、地獄に落ちても文句は言えないと思う。本当に自殺はやめて欲しいと思う。

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2025年04月10日

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ネタバレ

キャッチコピーを書くとしたら、少女の死んだ後の想いはどうなるのか?
あまりキザなことは言えないから少しかっこ悪いね。心に残った言葉は、『あたしはもう死んじゃったけど、みんなにはこれから、長い長い人生が待ってるんだもの。あたしが言えることじゃないとは思うけど、立ち止まっているだけの時間は、もう終わりにして。それが、生きてるってことなんだから』そうだよね。立ち止まっても進むのが人生だもんね。私も時々死にたくなるときがあるけど、この話を読んで、ほんの少しだけど考えた。復讐っていうのは何も生まない。生まれるのはまたさらなる復讐なのかって考えた。まぁでもそんな深いこと考えさせるためにこの話つくったわけじゃないと思うけれど。

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2024年06月30日

Posted by ブクログ

期待してたのと少し違ったがいじめについては向き合ういいきっかけになった。世の小中高生にはぜひ読んでほしい。

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2024年04月09日

Posted by ブクログ

ケータイ小説だと知って、いい意味でも悪い意味でも納得。会話メインで読みやすい。
内容に関しては、ひどい思いをしてなおとってもいい子の安音はすごいなあと、自分はきっとそんな風にはなれないだろうなあと思った。いじめとは無縁の世界で生きてきた自分は幸せ者だ。最後の描写はよかったけれど、あまりの年の差にちょっとだけモヤモヤ、、、

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2024年01月31日

Posted by ブクログ

学生の時に読みたかったと思った。
今ある命を大切に生きていこう、相手の立場に立って気持ちや背景を考えようと思える本であった。

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2024年01月17日

Posted by ブクログ

途中ホラー小説みたいだったけど終わりのほうはいじめに対する考えを改めさせる内容だったと思う。
いじめがない世の中にしていきたいと思った。

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2022年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いじめとはいじめられる方もいじめる方も辛いことがあるのだなと思いました。
いじめはよくない、しては駄目だと言うだけでなく、実際にいじめをなくす行動を起こすことが大切だと感じました。

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2021年09月14日

Posted by ブクログ

いじめで自殺する学生がいて、学校側が認めないとか加害者は反省せずに生き続けているという事件は実際ある。この物語みたいに一人一人がいじめにしっかりと向き合うこととか、自分はいじめないっていうその勇気を持つのは大人でも子供でも大変と読んでてしみじみ感じた。安音のお母さんがとても器のでかい人だなあと思った。あとは、少し読んでてむず痒いなあと思ったりもした。人を許すって安音は根っからの優しい子だからできたんだと思う。簡単なことじゃないけど生きていく上でとても大事だなと、見習わないといけないなと感じた。

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2021年07月05日

Posted by ブクログ

とても読みやすい小説。
中高生向けにオススメだなってすごい感じた。もちろん、子を持つ大人とかも読んで欲しいけど。
ただ、考えて欲しいのがいじめは子供の世界だけでは無いと思う。大人だって間違えた選択する。
そういう時どうすればいいか。今の環境から逃げればいい。リセットだ。
ただ、負けたくないと思ってるなら戦えばいい。この選択を間違えては行けないと思う。
戦うことが全てではない、戦って負けそうなら逃げればいい。
いじめられていたとしても、絶対に間違えた選択をしてはならない。死んだからなんになる。死んでも変わらないんだ。死んだからといって加害者は変わらない。だけど、この状況を変えたい、変えたい、変えたい。
強く願う勇気の使い方を間違えないで欲しい。
逃げるという選択は間違えではない、辛い道が全て正解ではない。日本人の美徳意識と謙虚さが自分をどんどん追い込んでいく負のスパイラルになっていく。。逃げるのも勇気だ。

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2021年05月03日

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