【感想・ネタバレ】天国までの49日間~卒業~のレビュー

あらすじ

霊感があり生きづらさを感じていた稜歩も高三になり、同じ力を持つ榊と受験勉強に励んでいた。そんなある日、元同級生の琉衣が病気で亡くなり、幽霊となって稜歩の前に現れる。天国か地獄へいくまでの四十九日間で、琉衣は片思いをしていた榊と思い出作りをしたいと言い出す。榊への想いを隠していた稜歩だったが、堂々と自分の気持ちを伝える琉衣の姿を見て、自分も後悔のないように生きたいと思うようになり……。卒業の日が近づく中で、ついに稜歩は榊へ想いを告げようとする──。心震える命の物語、ついに完結!

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Posted by ブクログ

シリーズ大円団
榊と稜歩の卒業によりとの師弟関係も見納め
今回の幽霊は病気で亡くなった同級生の内浦琉衣
榊と仮初めでも恋人になって最後の49日間を過ごしたいと願う

稜歩の榊への片思いへの卒業
榊の折原への忘れられない思い
どちらも正解な恋
人は思い出と共に生きていく
この先の人生に幸あれと思う
して、まだ若い二人には大きな未来が待ち受けていて羨ましいと思う。

榊の稜歩を桜、折原を梅に例えて、「桜の美しさも知っているけれど、今はまだ梅を忘れられない」は複雑な男心を見た気分。

きっと続編もあるのでしょうね
それを期待して

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2023年06月23日

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