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子どもと一緒に参加したかるた教室で、希海は初めてかるたの札を払う。空を切り裂くように飛んだ札。指先に満ちた新鮮なエネルギー……。その記憶が強く刻まれた希海だが、「もうすぐ40歳になる」「暗記力に自信がない」「子どもがいるから」など、気づけば自分に言い訳ばかりして、競技かるたを始めることにためらっていた。かたや夫は、仕事と趣味の優先順位をつけようとするのだった。果たして希海が選びとった道とは? 今、自分の〈好き〉を手放そうとしている人すべてに捧げる物語。『ちはやふる』漫画家、末次由紀さん推薦!
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Posted by ブクログ
めっちゃ良かった!競技かるた漫画『ちはやふる』がかろうじて下地にあったおかげか楽しめたし、感情移入できたし、感動した。子どもの付き添いをきっかけに競技かるたにハマった希海。どんどん面白さにのめり込んでいくが、子どもはまだまだ手がかかり趣味にかける時間はない。子どもが小さいからといって好きなことができ...続きを読むないの?その両立できないジレンマに悩む希海に共感した。いくら家族が大事でも、趣味くらい欲しいわい。試合のシーンも手に汗にぎる熱さ。そんなに分厚い本でもないのに読み応え十分。エピローグにはホロっときちまったぜ。
主婦や母親の趣味は家族の負担にならない範囲で、と思われてしまうのはなぜ?そのもやもやをカルタのように払ってしまいたい。 子育ては望んだ幸せだけど、その時期は『自分自身』がどこへ行ってしまったのかわからなくなる。心の拘束をとこうとする姿が苦しいほどあの頃の自分だった。
難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花 この序歌にスポットがあたった作品 梅の花が今を春べと咲く力強さに勇気をもらえる 続きのストーリーも読んでみたい
難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花 もう何年も前に成海璃子主演のNHKドラマで覚えた百人一首のうちのひとつ。 うちの子どもが中学生の時少しだけ歌留多部に入っていたので決まり字についてはうっすらとは知っていたけれども、本作はドラマとかでは知ることのできない百人一首の内側や知...続きを読むりたくないような駆け引きなども丁寧に描かれていて結構夢中になって読みました。 最後の読後感の良さに救われるけれども希海の夫婦間や母子間のやりとり、義妹とのやりとりは心をえぐられながら読んでいました。
子供が競技かるたに興味を持ったので、かるた教室に通い始めたものの、小学生の息子はすぐにサッカーにのりかえてしまう。しばらく思い悩んだものの、希海は新たにかるた会に通うことにした。 母親が趣味に生きていいのかどうか、あまり協力的ではない家族と折り合いながら、ときには揉めながら、長くかるたを続けていくこ...続きを読むとを目指す家族の再生の物語。私もかるたは好きで、決まり字とかを見ながら下の句を考えたりして、かなり頭の体操になりました。 私も子供が早く帰ってくる日には趣味で時間を使っていると罪悪感が今でもあり(仕事の時には感じません)これは母親業をやるうえでは永遠のテーマなのかなぁと思ったりもします。 帯の「妻だから、母親だから。自分の〈好き〉を手放しますか?」が刺さります。
大人の部活(趣味)は楽しい! でも楽しいだけではない。それぞれの事情や時には出来ない自分と向き合う事もある。それでも好きだから皆自分の時間を遣り繰りしてやっている。年齢、職業関係なく趣味の話しが出来る仲間はやっぱり得難い。 仕事や子育て等日々の生活は慌ただしい。気分転換や、自分の心をリセットする時...続きを読む間は心の潤いには大切な時間だ。趣味があるから頑張れるし、行かせてくれる家族にも感謝する。 子供の「やってみたい!」はどんどん出て来て移り変わるけど、郁登みたいにいつか再び始めるきっかけになる種だと思えばそれもまたよし。 子供が小さい頃は、子育てとは私を滅する事を知る事か…と思う時もあったけど、だんだん子供は大きくなって趣味を頑張ってる親を応援してくれるようになった。 私が〈いま〉を〈はる〉にする。 序歌を改めて味わうととても力をもらえる良い歌ですね。
かるたのことがまったく分からないのだけど、主人公を通して著者のかるたに対する情熱が伝わってきた。 いつも誰かが散らかしたものを片付けたりと、とにかく毎日整えているので、かるたをすっとばすのが気持ちいい、みたいな箇所にうなずいた。 自分も何かをすっとばしたいものだ。
良かった!年長の息子がカルタ教室に通い出したのをきっかけに競技カルタを始めた 母親の話。 育児と趣味の間で揺れ動く心情が、まさにそれ!で共感ばかり。 作中でたくさんの句が出てきたのも興味深かった。 北海道の百人一首とはまた少し違うんだよね。木の札だしね。
どんなタイミングであれ今を春だと思いたい。 この歳になって新しいことを始める それも自分のためだけにって 贅沢だと思ってしまいがちだけど… 目の前が明るくなるような一冊でした。
希海はパートをしている主婦。息子の郁登のかるた教室に付き添ううちに、自分もかるた(百人一首)を楽しむようになる。かるたと向き合う時間は、自分の「好き」と向き合える大事な時間となっていく。しかし、主婦の趣味は子育てや家事を優先しつつ楽しむことが前提だと、夫もさらには自分も思い込んでいることに、鬱々とす...続きを読むる希海。家族との間にも溝ができていく。 自分の好きにも向き合ってもいいんだと思うようになる希海と少しずつそれに寄り添おうとする夫や息子にホッとした。 かるたの場面では自分も一緒に楽しむことができた。
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今を春べと
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奥田亜希子
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