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Posted by ブクログ 2020年04月03日
わたしは好きでした。奥田さんの書く話が好きなのであらすじなど何も知らずに、こう言う話だと思わず手に取ったんだけど、好きだった。まさに、愛の色いろ。複数愛。黎子の気持ちが一番わかりづらかった、そう言う思考ではないわたしからしてみれば。良成は離婚と親権争いでどこかのネジが外れたのかなって感じ、千瀬は切な...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月08日
【ポリアモリー】という言葉を私はこの本を読んで初めて知りました。意味は複数の人を同時に誠実に愛するライフスタイル。
この小説はそんなポリアモリスト(複数愛者)であることが入居条件のシェアハウスで暮らす男女4人の物語。それも相手は異性だけとは限らない所も多様性の現代を象徴しているようなお話でした。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月29日
シェアハウスに住む4人の複数愛者(ポリアモリー)の暮らしを、それぞれの視点で描いた物語。
複数愛って初めて知ったけど、何人もの人を愛せる人々のことらしい。作品の登場人物には男女問わず愛せる人もいる。世間的には理解され辛いけれど、このシェアハウス内では自然に振る舞える。けれどもやはりそれぞれの心の中に...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月26日
ポリアモリーという愛し方の概念に今まで全く関わる事がなかったので、この本で新たな世界を知った気がした。
それぞれの葛藤や苦悩が丁寧に書かれている作品だと感じた。
でも個人的には結局どの登場人物も、恋愛感情として互いのことが好きなのか疑問だった。
見方を変えればアセクシャルにも見えるくらいお互いへの恋...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月30日
複数愛主義である事が条件のシェアハウスに住む四人の男女。四人ともなかなかのワケありで、『そんな関係が可能かのか?』の疑問を他所に、実にバランスよく生活している。が、ある事をキッカケに歪みが生じていき…それぞれが自分の置かれた現状から選択した『複数愛』という恋愛の在り方がサラリと表現されており、普段接...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月20日
ポリアモリーを自称する人のシェアハウスが舞台。
同居人3人のうちオーナーを除く3人の視点から物語は語られます。
オーナーは比較的序盤で亡くなり、その他の3人のその後の描かれ方はオーナーの亡くなった後だからこその心のありようが出てきます。
ポリアモリー、私自身は細かいところまで存じ上げないのだけれ...続きを読む
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