小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
プロローグ
あの結城大佐が帰ってくる
左手をなくした過去が明らかに
死なな、殺すな
こんなスパイ小説は、他にはない
唯一無二なのか!?
あの結城中佐が帰ってきた!
本章
『ダブル・ジョーカー』★5
馴致不能な兵卒こそ、あの“D機関”が求める
人材だ
今回も、結城中佐率いるD機関の精鋭たちが暗躍する、5つからなる連作短編及び特別収録1話の
計6つからなる物語
結城中佐の脱獄エピソードや風戸率いる風機関と
D機関との対決エピソードも素晴らしかったが
何と言っても、特別収録の“眠る男”が、
20頁足りずだったが、何とも言えぬ喜悦を憶えた!
個人的には、『ジョーカー・ゲーム』より萌えた -
Posted by ブクログ
野球好きはもちろん、今を頑張りたいビジネスマンにも強くお薦めします。新庄監督の裏話も少しあります。
日ハムが新スタジアム開設のネット記事を見ましたが「北海道の北広島市?札幌じゃなく?てか、どこそれ?」。 偶々、知り合いに「オフシーズンでも見に行くと中で酒も飲めるし面白いよ」と紹介され、北海道旅行ついでに行ってみようと、いざ北広島駅へ。バスを降り立つと、目に飛び込んだのは全面ガラス張りのゲート。その周りには子供達が大声で遊ぶ光景に「なんか良い所だな」と思いながらゲートを潜り進んでいくと、目の前に一気に広がるスタジアム。「凄い、何だ、ここは」。鮮やかな緑の芝生に品のある茶色い三角屋根。その背景に -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったし、又吉先生こんな終わり方もするんですね〜って感じの終わり方でした。
この物語で一貫している価値観が二つあるなと、自分では思っています。
一つは「借金をちゃんと返せる人は借金をしない人だけ」という、超簡単に言えば、借金するやつは借金返せへんという考え。
二つめは「金の貸し借りはしたらあかん、関係性を壊す」という超ありきたりやけど大切にしたい考え。
この価値観(物語的には設定?)を元に読み進めると、この主人公らはこの物語中には少なからずいいことにはならんやろうなと勘付きます。最初に少し触れましたが、又吉先生にしては珍しく、ほぼバッドエンド。この価値観は覆せないのです。
この本で痛 -
-
Posted by ブクログ
上巻の前半部、所謂日常パートのようなものに退屈を感じ、ここまでくるのにかなりの時間を要してしまった。上巻の後半部に差し掛かってからあっという間だった。およそ2週間で下巻まで読みきってしまった。そのくらい物語は急展開を迎え、のめり込んでしまう魅力が詰まっていた。
あとがきの末尾に、バベルは何かを抽象化、あるいは比喩していると述べられている。個人的な想いではあるが、自分にとってそれは「社会」だと考えた。学生時代、自分が働いている姿を全く想像できなかったが、社会に出て働くことは当然だと考えていた。自分が与えられるもの、何らかの支払える対価も持ち合わせていないというのに、どうして社会から必要とされる -
Posted by ブクログ
昔読んで感動した小説を読み直すと当時の感動がいまいちなく、あれ、こんな話に感動したのか、となりがちだが、本作に関しては杞憂であった。
推理小説と言うとどうしてもトリックやどんでん返しが主で、その他のドラマ、人物描写に関しておざなりになりがちだ。その印象を一発でひっくり返したのが本作だった。再読して尚、その衝撃は忘れられなかった。推理小説はトリックだけではない。人間を描ける。これである。
本作を読んで、チック・コリアを、リターン・トゥ・フォーエヴァーを、ウェス・モンゴメリーを聴いた。未だに聴いている。
それにしても本作に宿る熱量、文章の鋭さは素晴らしい。熱病に感染したような興奮がある。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。