ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • そして、バトンは渡された

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    読み終わるととても暖かい、幸せで、穏やかな気持ちになれました。人生で本当に大切なものは何か、どう生きるのが幸せか、自分に問い直せる作品だと思いました。大好きな一冊です。

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    2026年07月27日
  • 羊と鋼の森

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    スラスラと自然にページがめくれていく感覚だった。
    北海道の田舎で育った主人公が調律師になっていく話だが、芸術を扱った作品というのは読んでいて気持ちが和やかになり、読み終わった後は癒された感じがする。特に作品で何度か出てきた「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」は、すごくこの作品を表していた。

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    2026年07月27日
  • 存在の耐えられない愛おしさ

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    やっと読めたあわさんの一作目。とても一生懸命本にしようという気持ちが伝わってきた。バケモノとか一切は過ぎていきますとか、自分の周りを一生懸命観察して冷静に言葉にしようとする、でも溢れ出る悲しさとか若いからくる将来への不安が書かれたエッセーが好きかも。

    逆に変な人に引っかかる話、T氏とか落語家の話は苦手だなあ。なぜ苦手か考えたところ、正直やっぱり若い女性が食い物にされる話は不安(あわちゃん大丈夫だったの〜と親気分)なのと、自分にも多かれ少なかれ向こう見ずなところがあり、自分も危険な目に遭っていた可能性もあるのだろうかと想像してしまうからかもしれない(いやあり得ないが、例えば若い頃の海外旅行とか

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    2026年07月27日
  • ぼくは勉強ができない

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    平坦で、ちょっとだけ距離があるように見えるけど
    哲学的で、中二病くさい、そんな感想を抱いた1冊。

    時代を越えて共感できるって、素敵だなあ。

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    2026年07月27日
  • NHK「100分de名著」ブックス 宮沢賢治 銀河鉄道の夜

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    ”一番美しい日本語を書いている作家を尋ねたとき、

         『宮沢賢治だ』

    そう教えられたのが出会いだった“

    ◇◇◇◇◇◇

    冒頭は著者と宮沢賢治との出会いのきっかけです。

    その時読んだ話は『ざしき童子のはなし』で、何が書いてあるかはさっぱり理解ができなかったそうです。

    けれど、不思議な世界の魅力にどんどん惹き込まれ、花巻の生家を訪ねたり、『銀河鉄道の夜』を翻訳したりするようになった。

    ◇◇◇◇◇◇

    宮沢賢治は明治二十九年、岩手県花巻に五人兄弟の長男として生まれ、実家は質屋だった。

    裕福な家庭で、いわば特権階級的な職業に『自分を犠牲にしてでも、誰かを救わなくてはならない』という

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    2026年07月27日
  • NHK「100分de名著」ブックス アンネの日記 言葉はどのようにして人を救うのか

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    \\『 アンネの日記』のイメージが変わった //

    ホロコースト文学。
    けれどそこにいたのは一人の等身大の13歳になった少女。

    『アンネの日記』は思春期の少女のリアルな声が描かれている文学作品でもあったんだ!

    ◇◇◇◇◇◇

    【タイトル】NHK 100分 de 名著ブックス言葉はどのようにして人を救うのかアンネの日記
    【 著者 】小川洋子
    【 出版社 】NHK出版

    ◇◇◇◇◇◇

    私はまだ『アンネの日記』を読んだことがありません。有名であらすじも聞いたことがある。

    アンネがナチス・ドイツから逃れるために屋根裏で隠れ住んだ、とても悲惨で陰鬱な日々を描いた日記、そういうイメージをしてい

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    2026年07月27日
  • 博士の愛した数式

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    ネタバレ

    愛にあふれる作品が大好きだからこれは涙なくして読めなかった

    いろんな方向でいろんな愛があってかなり良かった

    80分しか記憶はもたないけれど、約束事はちゃんと守る博士素敵だし、弱気者は守らねば!精神が強くてルートにめちゃくちゃ優しいの本当に思い出すだけで泣ける

    ルートと博士の最初の出会いのアツい抱擁は私も嬉しかったよ


    ずっと博士との関係性は続いて、ルートが先生になることを報告するシーンも良かった

    よい影響を与えてくれる恩師?もはや家族に出会えるっていいなあ

    私も博士に出会いたかった

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    2026年07月27日
  • 夜のピクニック

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    わくわくして、さわやかで、青春時代を再度体験しているような気持ちになれました。夜の空気感まで伝わってくるようで気持ちが良かったです。

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    2026年07月27日
  • 天使と悪魔(上)

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    この本がきっかけで、いつかバチカンに行ってみたいと思い、コロナ前に実現することができ、本当に本当に感動しました!作品自体ももちろん面白いのですが、歴史や美術、宗教の知識も深めることができ人生の幅が広がった気がします。

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    2026年07月27日
  • ダ・ヴィンチ・コード(上)

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    ダンブラウンさんにハマったきっかけの本です!パリのルーブル美術館に行った記憶も相まって、空気感がひしひしと伝わってきて、少しずつ謎が解けていくスリルと歴史を感じられる重厚感がとても面白かったです!何度でも読みたいと思う作品です。

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    2026年07月27日
  • 刺青・秘密

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    谷崎潤一郎ってすごいなあ!と思う一冊
    『耽美の祖』と言われてるのかぁ!
    確かに確かに。
    短編のひとつひとつがまったく違う世界を
    醸し出している
    表現が美しく、穏やかで、引き込まれていく
    夢物語、幻想物語、怪しげな色気たっぷりの
    作品たちに酔ってしまう。

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    2026年07月27日
  • 深淵のテレパス

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    ネタバレ

    面白すぎて一気に読んだ。
    ホラーでミステリーでアドベンチャー。
    私の好みでした。

    日頃の行いって大事だなぁと感じた。
    倉元が最後言ったようにカレンの人となりや日頃の行いからカレンがやったと否定しきれなかったもんなぁ。

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    2026年07月27日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    文句なしの名作
    映画も素晴らしかったが、若干のしりすぼみ感と消化不良があった。原作を読むことで全て納得できた。
    鈴木田吾作はとんでもない最悪な人間だけど誰しもちょっとこういう思想って持っているよなあって妙にリアリティのある悪役

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    2026年07月27日
  • マリアビートル

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    『マリアビートル』を読んでまず感じたのは、これは新幹線を舞台にした殺し屋たちのアクション小説ではなく、「偶然」と「必然」の境界を描いた物語だということだった。

    東京から盛岡へ向かう東北新幹線。その車内には、殺し屋、復讐を誓う男、冷酷な少年、裏社会の人間たちが、それぞれ異なる目的を抱えて乗り合わせている。一見すると無関係に動いているように見える彼らの運命は、車内という限られた空間で少しずつ交錯し、やがて思いもよらない形で一つの物語へと収束していく。次々と立場が入れ替わり、予想を覆す展開が続くが、読み終えたときに強く残るのは、事件の派手さではなく、その裏で巧みに積み重ねられていた因果の連鎖だった

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    2026年07月27日
  • あなたの愛人の名前は

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    島本理生さんの描き出す男性が本当に好きなので今作も堪らなかった。全編通して大人の恋愛が描かれてゆくが、学生だからこそ綺麗に見えるだけなのかなあと。歳を重ねてから読むとまた違った感想になるのかもしれない。
    あなたは知らない、俺だけが知らないの対になった話が圧倒的に好きだったかもしれない。終盤に引用された短歌がまた終わりに余韻をもたらしてくれる。島本理生さんの他作品で詩を引用したものがあり、それも印象に残っていたので引用が上手い方だとつくづく思いました。本当に好きです

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    2026年07月27日
  • 走れ、無印の馬

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    読後、競馬場に脚を運びたくなる
    ウイニングポストやダビスタが好きな人にはオススメ
    リアル競馬サークルはもっと複雑でドロドロしてるんだろなと
    作者さんは競馬ライターでもあるのね よく調べてるなと思いながら読みました

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    2026年07月27日
  • 僕のなかの殺人者を止めて 多重人格者と精神科医の治療物語

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    感動の治療物語である。
    フィクションとなっているが、おそらくかなりの程度実例に基づく迫真のルポルタージュである。
    手練れの精神科医によって書かれているが、驚くほど読みやすく、あまりの興味深さに一気読みさせられてしまう。
    読みどころがたくさんあるが、この書物の素晴らしさを3点だけ記しておきたい。
    第一、解離性同一性障害の現実の複雑さと処遇困難さをこれだけ分かりやすく、読みやすく、しかも迫力をもって記述することは容易なことではない。
    第二、精神療法というものの真髄について、この本は多くを私たちに教えてくれる。著者は「どうしたら治せるか分からない」「でもやるしかない」「ここが最後の砦と言われているの

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    2026年07月27日
  • ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン

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    紺ちゃんと我南人が裕円さん助けようとしたところがなんか良かったな。
    玉三郎とノラのところは泣いてしまった。我南人のが分かってるところも。
    十郎さんの話出てきて嬉しい。結構すき。
    サチさんのお父さんの本、手に入れられるのかなぁ。


    蔵の話ほんとに苦手。
    我南人の友達、みんないい人だな。

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    2026年07月27日
  • 最恐ホラー 呪われた図書館

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    背筋と平山夢明の短編2本が収録されている。
    背筋のほうは分かりやすいけど、平山夢明のほうはとても難解。
    ただ分からなくても、不気味な要素が満載。
    考察サイトで中身をみると、おおなるほど不条理だ。やっぱ平山夢明はすごい人だ。

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    2026年07月27日
  • 空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)

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    15年前の本とは思えない、塀の中での素晴らしい取り組みとそれがもたらす大きな変化についてが綴られていた。文庫化に寄せてのあとがきの読者からの詩には泣いた。社会がこうであったら、彼らが出所した後出会う人々がこういう方々であったら、と願ってやまない。
    今でもこの取り組みは続いているのだろうか。福祉にかかわる者として勉強させてもらいたい。

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    2026年07月27日