ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 海が見える家 旅立ち

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    自分がこれからどう生きていきたいのかを考えることの大切さを感じた。

    主人公の文哉は、農業の師であった幸吉を亡くし、自分のこれからについて悩みながら、幸吉の親友である市蔵の暮らす山へ向かう。自然の中で生活する中で、文哉が少しずつ自分の気持ちと向き合い、自分らしい生き方を見つけていく姿が印象に残った。

    特に、都会で働くことや田舎で暮らすことのどちらが正しいということではなく、自分にとって何を大切にして生きるのかが重要なのだと感じた。周りから見れば遠回りに思えることでも、自分自身で経験して納得することが大切なのだと思う。

    自然の中での暮らしや、人とのつながりが丁寧に描かれていて、読んでいて気持

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    2026年08月16日
  • アルプス席の母

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    『アルプス席の母』を読んで、高校野球は選手だけではなく、周りで支える人たちの存在があって成り立っているのだと感じた。

    主人公の菜々子は、甲子園を目指す息子のために神奈川から大阪へ引っ越し、慣れない環境の中で息子を支えていく。父母会の人間関係や厳しいルールなど、野球の華やかな部分だけではなく、その裏側にある大変さが描かれていて、とても印象に残った。

    特に心に残ったのは、息子のために悩みながらも、最後まで応援し続ける菜々子の姿だった。子どもの夢を応援することは、ただ見守るだけではなく、親自身も一緒に悩み、苦しみ、成長していくことなのだと思った。

    野球に詳しくなくても読みやすく、登場人物たちを

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    2026年08月16日
  • 聞きたい言葉 おいしいコーヒーのいれ方 IX

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    話が大きく動いた回。みんながみんな、お互いを大切に思っているからこそ隠している事実。なんだか素敵でした。今回も丈がいい役割で、タイトルの聞きたい言葉というのがしっくりきました。

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    2026年08月16日
  • 青のナースシューズ

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    『青のナースシューズ』を読んで、看護師という仕事の大変さだけでなく、人を支えることの意味について考えさせられた。

    主人公の成道は、家族を支えながら看護師を目指し、さまざまな悩みや葛藤を抱えながら成長していく。その姿がとても印象に残った。患者を支える看護師も、決して一人で頑張っているわけではなく、周りの人に支えられながら成長していくのだと感じた。

    また、頑張ることだけが大切なのではなく、誰かに頼ったり、支えてもらったりすることも大切なのだと思った。医療や看護の話ではあるが、それだけではなく、人との関わり方や仕事についても考えさせられる作品だった。

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    2026年08月16日
  • プラチナデータ

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    国民の遺伝子情報から犯人を特定する「DNA捜査システム」。そのシステムに引っかかってこない犯人とは?設定から出てくる問題点を上手に指摘しつつ、わかりやすいストーリーで楽しませてくれるところが素晴らしい。

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    2026年08月16日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    夏に読んでよかったSF青春小説、エンドは切なくて少し苦しくなった。昨今の平成ブームとかリバイバルとかゲームのリメイクだとか、当時を知る自分にとっては好きなコンテンツが続いてくれるのは嬉しい。だけどハッピーエンドの先を示されることで、あれこれ妄想を巡らせて楽しむことはできなくなる。私はどちらかと言えばハッピー(じゃなくても)エンドの先とその先の守り方を知りたいタイプではあるけど、今日子が半端に残ったまま変わっていく世界を見て悲しくなる気持ちもなんとなくわかるなあと思った。個人的にはRADWIMPS主題歌で実写化してほしい。

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    2026年08月16日
  • 悪の分身船(ドッペルゲンガー)を撃て!(下)【電子版限定特典付】

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    個人的にはオレゴン号シリーズの第1部・完だった

    シリーズ最強の敵を相手にオレゴン号は・・

    次作も楽しみ!

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    2026年08月16日
  • 風と共にゆとりぬ

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    めちゃめちゃ面白い。これに尽きる。読んでいて何度も笑ってしまう。特に深い感想はないけれど、とにかく楽しかった。3作目も必ず読みたい。

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    2026年08月16日
  • パンのずかん

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    このパンってこの国発祥なんだ!
    こんな由来で作られたんだ!
    大人でも知らないことがたくさん載っていて、
    見ているだけで楽しくお腹がすきました!!

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    2026年08月16日
  • 倫敦スコーンの謎

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    ネタバレ

    4.5くらい。
    どれも面白かった。
    お菓子と謎解き。
    謎がお菓子の構造とかかった構成で面白かった。


    「桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎」
    1年の2月の話。

    p.25
    「よし、焼こう」
    「ばかやろう」
    返しのテンポがいいなあ。

    p.32
    「小佐内さんのタイプってどんなひと?」
    「ええと」
    ひとしきり考えた、ようやく出てきた答えは、
    「エカテリーナ二世……?」
    だった。どうして。

    この二つの場面が特に好き。

    丹念に調べ上げるのが高校生離れしているけれど、これくらいの胆力が無いといけないものだよなとも納得できる調査と推理で面白かった。
    美術=絵画という固定観念を造形という立体物として

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    2026年08月16日
  • 女王国の城 上

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    ネタバレ

    上巻では解決できないのに楽しめるかな、と思っていたが、どんどんどんどん引き込まれていった。早く下巻を読んですっきりしたい。

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    2026年08月16日
  • 羊と鋼の森

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    単行本刊行後すぐ、ということは約10年前にも読んだ一冊。『神さまたちの遊ぶ庭』を読み、トムラウシの山の中で本作が書かれたと知って再読。

    あらすじはほとんど忘れていた。ただ、胸の中をそっと撫でられたような優しい手触りの読後感を覚えていた。今回再読して、その理由がわかったような気がする。劇的な出来事は起こらない。主人公に特殊能力があるわけでもない。わかりやすいハッピーエンドもない。それでも物語の素晴らしさは、しとしと降る雨のように私たちの胸を濡らしていく。

    いい物語ってこういうものだよな、と改めて思う。10年経っても読み終わったあとの感覚が残っているもの。記憶よりも心に残る作品。

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    2026年08月16日
  • ななみの海

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    主人公は児童養護施設で暮らす高校生の女の子

    暮らす施設(寮と呼ぶ)や学校での揺れ動く心や
    寮のスタッフや仲間
    学校の友達との関係に
    読んでいる私が一喜一憂してしまった

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    2026年08月16日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    おそらく好き嫌いが別れる本だろう。自分は、語り手の「僕」、つまり可能世界の小川哲に共感できる部分が多く、面白くて一気に読み切ってしまった。小川節にもっと浸かりたい。

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    2026年08月16日
  • ギリシャ語の時間

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    ネタバレ

    ひとひらの雪片が地に降りる前に雨となり、泥濘みを生じる。
    雪の美しさは、-イデアは、雨や泥濘みとなって失われたのか?

    この問いへの答えとして、僕らは自ずと円環の摂理を見いだすだろう。
    絶対的な美や善、光と理想だけで作られた世界と、理想の影にすぎない現実の世界、というプラトンが説くような二元論とは違う、東洋的な感覚。それは韓国でも日本でも同じく、なじみ深い感覚なのだろう。
    消滅と薄暮の中にある世界。それは絶望でも欠落でもなく、儚くともあるがままの生だ。
    人生は理想に向かって前に進む訳ではない。ひとときの煌めきと、繰り返す苦しみの連続だ。
    だがそれは何度でも新しく生まれる世界とも言えるだろう。

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    2026年08月16日
  • ケルト帝国の秘薬を追え(下)

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    カッスラーさん最後のダーク・ピットシリーズ

    20年前に初めて拝読して、読書の楽しさを教えていただいて本当に感謝しています

    日本の片田舎からですが、御冥福をお祈りいたします

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    2026年08月16日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 下

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    ネタバレ

    ラングドンがアメリカ大使館のネーゲル大使を信用できなくなるとは・・・これから無事に大使館を脱出出来るのか?界域に入るのはどうすれば良いのか?界域の入り口にはエレベーターで地下に降りていくと、そこはテクノロジーで埋め尽くされていた・・・比局在意識モデル、体外離脱体験、人口神経細胞、獲得生サヴァン症候群、解離生同一性障害、そしてゴーレムの正体とは・・・メチャクチャ面白い。

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    2026年08月16日
  • 君の膵臓をたべたい

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    数年振りの再読だったけど、すごく良かった。
    ずっと僕視点で話が進むが、その僕が咲良と関わるうちに徐々に変わっていくのが好みの本だった。最後に彼が見せた慟哭は何度も読んでも熱いものを感じてしまう。

    特に好きなシーンは、お互いがお互いに向けた最後の言葉が同じだったところ。胸が自然と熱くなってしまう。

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    2026年08月16日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    能面検事に御子柴さんが出てくると聞いて、どんな人か気になって読み始めました。

    思った以上に話は展開していってあっという間に読み切った。

    渡瀬さんも気になる。また出てきてほしい!!

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    2026年08月16日
  • こころ

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    高校の時に全部読みはしたが、教科書に載っていた部分、Kが登場する場面しかまともに覚えていなかった。当時は、先生の人間らしさが印象的だった。再読した今も、考えすぎる性格によって苦しんだり、人間不信のまま人と関わったりする様子が特に共感できた。

    ただ、上と中の「私」が語り手である部分では、私自身も先生が(人間らしさとは別の点で)魅力的な人物に見え、「私」のように惹かれていった。先生の人生に影を落とした過去や、そうした過去から厭世的であったり人間を信じられずにいたりする点、懊悩に苦しみつつも「私」や妻に過去や内面を見せない点が、彼のわからなさや矛盾がそう感じた理由だと思う。

    Kが自殺した理由につ

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    2026年08月16日