小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレリカバリーカバヒコ
『小さきモノの尊厳』
小学生のクラスの駅伝の話
駅伝のメンバーは足の早いいつもリレーに選ばれるようなメンバー。
主人公は走りに自信がないから足をねんざした事にして、駅伝から選ばれないようにする。
友達の子は足も遅いのに、誰もやりたがらないから立候補する。
駅伝メンバーからも「あいつは足が遅いからお荷物だ」って言われても、一緒に走りの練習したり、自主練を楽しそうにしている。主人公も一緒に練習に付き合うようになる。友達は駅伝の日をとても楽しみにしてた。
当日、友達の走る番。走りが遅くて、全然かっこいいとは言えず、しかも途中でこけて、笑う者もいて、一緒に練習し、応援してた主人公は -
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ネタバレ表紙を見て「人間も1番美しい時に標本にできればいいのにな」という言葉に驚き、読み始めた。きっと恐ろしい猟奇殺人なんだろうと。
結果そうであったが、その一言では表せない、真実が何重にも隠されている悲しい物語だった。
史朗も至も人思いな優しい人だった。親子なら分かるが自分を犠牲にしてでも、相手を思いやってしまうのは理解し難いところもある。
子どもは、親とは違う1人の人間であることを理解した上で尊重してあげたい。考え方や才能が違って当たり前。「子ども」という枠ではなく、「個」として見てあげることが必要であると思った。杏奈ちゃんはこれからどうやって生きていくのか。この世でこの事件の真相を全て知 -
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小説の主眼は「先生」という屈折した人物の「心」の軌跡をたどることにあり、まさにぴったりのタイトルです。原題は『先生の遺書』
発行部数700万部、日本で一番売れたとされる小説を、気鋭のBL漫画家が描いた美しいイラストとともに読める。
かつてはその人の前に跪いたという記憶が、今度はその人の頭の上に足を載せさせようとする」
「別問題とは思われません。先生の過去が生み出した思想だから、私は重きを置くのです。二つのものを切り離したら、私にはほとんど価値のないものになります。私は魂の吹き込まれていない人形を与えられただけで、満足は出来ないのです」
「本当をいうと、私は精神的に癇症なんです。それで始 -
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お薦め以外にことばがないくらい面白すぎる。
面白すぎたって過去形にしたくない。
このままきっと進行形ではなしは続いているはず。
主人公の友人、茅ヶ崎恵は不動産屋に勤めていて主人公をあちこちの物件や場所になんやかや理由をつけて連れて行く。
そこで説明の出来ない出来事やものについて主人公が考察するけど、その違和感みたいなものが怪異かもしれないモノに変質するとき、めちゃくちゃ面白くて怖いはなしになる。
茅ヶ崎恵がいったいナニモノなのか?
そこも注目点だし、場所とか家とかの安心できない感は本当に嫌なものだと改めて思ったりした。
でもこの作品、本当にめちゃくちゃ面白いのでホラー作品好きなひとには -
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癒されました!
心がぽかぽかする、雪解けの春みたいな小説でした。
手芸喫茶『自由時間』、素敵なコンセプトのお店ですね。
こんな喫茶店が近くにあったら、私も通いたくなっちゃうなぁ。
店主のサチさんも、お客のみなさんも、とても仲のいいご様子が伝わってきます。
でも、自由に過ごしたいときは思い思いに、自分の作業に没頭する。
そんなちょうどいい距離感が魅力的です。
そしてなんといっても、
二葉ちゃんとユウさんのおふたりが微笑ましすぎる〜!!
内気な二葉ちゃんにはとっても共感しました。
でも彼女には、いざという時はしっかり行動できる芯の強さも感じられます。
見習いたいなあ…。
ユウさんも、魅力 -
Posted by ブクログ
ふたりの対照的なヒロインが小学生からハタチを超えるまでの十数年を描くガールミーツガール小説。
性格も環境も考え方も、なにもかもが違うふたりの少女が本を傍らに悩みながら歳を重ねていくしていく様が丹念に描かれておりぐっと引き込まれた。
女の子として成長していく中で揺れる繊細な苛立ちややるせなさが澱を残していく様がリアルで、深く感情移入した。
私は綾子が自分のトラウマと自分自身に向き合う場面が特に好きで、[誰かを救うということは過去の自分を救うことです]とは正に、カラオケボックスで過去の自分自身に手を差し伸べるような構図の場面にはわず唸った。
人と人が出会うことの美しさと苦しみを、暖かく感じさせて
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