あらすじ
『犬が星見た』をめぐる旅は続く。東西文化の刻みこまれた古都を訪れ、バザールで杏や風通しのいい衣服を買う。記憶も飛ぶほど暑い砂漠で眠り、ひなびた村で伝統料理を教わる。「この切なさは恋心とちっとも変わりない。私が少女だったら、せいせいと、まっすぐに、恋をしただろう」――出会いに満ちた極上の旅の記録。
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Posted by ブクログ
すごく遠くて美しいところへ連れて行ってくれる本
料理がどれも美味しそうで、、村の人たちがあったかくて。。旅ができない長期休暇に読むと砂漠で水を得た魚見たいな気分になれてとってもよかった、他のも読みたいな
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旅の日記なのに、読むとふだんの自分に戻れるような本。
忙しない日々が、充実してて楽しいかも、でもちょっと詰めこみすぎかな?と思ったら、この本を読んで、一休みしよう。
Posted by ブクログ
『犬が星見た』(武田百合子)に沿う形で行われた旅行の記録。
異なる国の環境や習慣や人々の「違い」を、違和感もひっくるめて真正面からぶつかっている感じ。
だから合わないこともある。それも旅の醍醐味で、思い出となるのだろう。
Posted by ブクログ
高山さんと一緒に旅をして、美しいものを沢山観た気分にさせてくれた。料理家目線なので食べ物の描写が細かく、とても美味しそう!
ウズベキスタン、なんて魅力的な国。
「この中庭も、この夕焼けも、ぜんぶが私たちのためにあるみたいだね!」
そんな景色を私も眺めてみたい。
Posted by ブクログ
ひさびさに 旅行記らしいな
と思う 素朴でシンプルな話たち
バックパッカーのように
人や自然との出会いを楽しむ
スローなエッセイが心地よかったです
スパイスの香り
野菜の美味しさ
容赦ない日差しが
が伝わります
Posted by ブクログ
2013年、ウズベキスタンのタシケント、ヒヴァ、プラハ、サマルカンド、ダルバンをまわった旅行記。
武田百合子の『犬が星見た』をたどる旅のようだが、武田百合子はヒヴァ、ダルバンは行っていない。『犬が星見た』でウズベキスタンが出てくるのは本全体のうち、1/5 程度。
著者は料理研究家だけあって、料理の記述はこまかい。有名な観光地にはあまり興味がないよう。ダルバン村で民宿に泊まり、料理の作り方などを教わっているのが一番楽しそうだ。